2020/08/20

体重別ビレイ法

■ 体重別ビレイ法

Slack=出す、です。出さなくていいって書いてあります。
小さい人=ミニマムスラック 引かれるままに動く
6.8 kg以上重たい人=ミニマムスラック+小さいジャンプ
9.1Kg以上重たい人=少々出してもいい+絶対ジャンプ

私が人工壁で落ちるの怖いのは当然で、重たいビレイヤーにぱっつんビレイされると、壁にぶつかることになるから。
大体クライミングの大会でビレイヤーとして抜擢されることが多いのは体の小さい男性です…。 クライマーより軽いほうがビレイは確実に安全です。

やっぱりパートナーは、大体プラマイ5キロ以内の体重差の人が安心です…
ーーーーーーーー
A common misconception is that more slack equals a softer catch. Yet in that scenario the climber usually free falls until the rope comes tight, then abruptly stops at the end of the rope.
Here are some guidelines to giving a softer catch: If you are lighter than your climber, focus on having minimal slack, and be prepared to be pulled up into the wall. Don’t resist! Even being 50 pounds lighter is not enough to pull against the catch. If you are a comparable weight to your climber (+/- 15 pounds) be prepared with minimal slack and “go with” or give a slight jump when the rope comes taut. This will help decelerate your climber slowly, instead of abruptly stopping the person. If you are heavier than your climber (>20 pounds) you should introduce slightly more slack and you MUST jump when the rope comes taut. Slightly more slack gives you the time necessary to react and jump at the appropriate moment when you feel the tug on your belay loop from your rope tightening. If the timing of your jump is off, the catch will not be as soft as it could be.
ーーーーーーーー

How to cook Hiyajiru (Cold miso soup over rice)

Hiyajiru (Cold soup) is easy and good for you!

Hiyajiru is Miyazaki prefecture's local food. It is so easy to make and good for you, since it is basically Rice and Miso soup. Just combine the both and chill.

Here is how to cook!

1) Chill miso soup
2) Chill cooked rice
3) Combine the 1)and 2) and some cucumber slices and some diced tofu, Shiso leaves(Japanese basil)

How to cook Miso soup
1) Bring some water to boil. Add miso paste, to the thickness that you like. You can use any broth, traditionally fish broth, alternatively chiken broth, doesn't matter anykind... I use no broth at all and still good.

2) Put in a fridge. You can add ice cube when you want to have it right after you made miso soup.

How to prepare cucumber slices
1) slice cucumber with a slicer... put some sea salt, then squeeze the liquid.
2)Keep it in a fridge.

 Optional
1)sesame seeds grounded
2) Shirasu fish (small fishes as below)
3) Toasted Usuage (deepfried tofu)
4) other veges... spicy or something with lot of flavor, like Myouga, or Kaiware daikon, as much as you like

Homemade
I use homemade Miso so it is chemical free and it is very healthy. Japanese super market products are using a lot of food additives to keep it long-life, so I do not buy my miso from the supermarket. I don't trust vegetables neither so I grow on my own...  Still, Hiyajiru is relatively free from those food additives, and if you can find a good miso maker, it gives you a good macrobiotics to your stomach.
All you need is a good miso for this recipe!





2020/08/19

終了点で振り返ると充実感

あるとき、師匠の青ちゃんが叫んだ。

「言っとくけど、彼女のほうがムーブいいんやで!」

それで、私を長年ごまめ扱いしていた、先輩は、きょとん!としていた(笑)。

私がいいのは、ムーブのきれいさ。アイスでは、私のほうがきれいな登りです。

でも、彼はでも、私が登れないところがパワーで登れます。

結果の白黒だけで、クライミングを判断すると、まぁ、どの条件でも、彼が上になってしまいますが、私が自分に価値を見出しているのは、リードしたスクリューの並びが無理なくきれいとか、途中で変な箇所で固まらなかったとか、そんなことです。

振り返ってロープの流れがいいと、充実感♪


2020/08/18

2名のリードクライマーを一人がビレイ





この写真の異様さに今気が付いた鈍いワタクシ…

2019年の写真ですが、ホント、落ちなくて良かった。2名のリードクライマーを一人がビレイしています…しかも写真撮ってるって…手放し???

と思うので、ホントに落ちなくて良かった…。これは福岡山の会の人と初めて行った宇土内谷でアイスが凍っていなかったために、転進になった比叡です。

一般に初対面=ゲレンデのショートでロープ合わせ…いきなり初対面でマルチに行くなどありえないので、そのつもりで装備して行ったら…マルチを登らさせられる羽目になったんですよね。

このような事態を避けるには私はどうしたらいいのでしょうか? 

その知恵がない限り、九州のクライミング業界では、私はしたくないリードを無理やりリードさせられる羽目になっており、非常に危険です。ここは初見で取りついていますが、ホント落ちなくて良かったです。



2020/08/17

治郎さんと日向神

昨日は、日向神がある黒木町笠原地区にある、天空の茶屋敷の治郎さんを、開拓者の方にお引き合わせするという目的で岩場へ。

岩場と岩場がある地域との、良好な関係を築く=長期のリスクコントロール、である。

こちらが天空の茶屋敷さん… 岩場から一番近いゲストハウスだが、近いと言っても40分ある。海外放浪経験があるオーナーの治郎さんは黒木の生まれで、元自衛隊。現在は、ゲストハウスオーナーとして、地域の未来を背負う若者ホープの第一号、ってところで、色々なところに招かれて、講演活動などもされている。


日向神は、九州クライマーの外岩中心地となっている。フェイス主体であり、初心者からエキスパートまで楽しめる課題が揃った、珍しい岩場だ。

岩場がクライミングにおいて、そのような位置づけにあることを知っている地域の人はいない。今から、その”知っている人の一人”に治郎さんがなってくれるといいなというのが、この活動の狙いだ。

当初の目的は果たせたので、満足して帰った。

■ 8月16日のリスクコントロール

1)水大量持参
前回、水バテで、よれて登れなくなったことを反省し、今回、塩入りの水、2リットル以上持参…ところがやっぱり足りなくなった(笑)。

2)ヘルメット
落の痕跡が濃厚な岩場(写真添付)なので、落対策で。逃げれないビレイヤーのほうが危ないことが多い。
落石が当たって避けている立木

3)目的の明確化

岩場の開拓者と岩場のある地域の協力者の接点作りが目的だったので、双方に本来の目的を告げてから、引き合せたのが良かった点。

ところが、そのローカルの若者次郎さんが、初心者だったので、いつのまにか初心者対応に目的がすり替わってしまったのが残念ではあった…(笑)が、とりあえず、接点を作るという目的は達成できた。

治郎さんはやる気になり、「クライミングシューズとハーネスを買います!」と…。

どうも、

”クライマーが都会からわざわざやってくるような、そんなに素敵な岩場の近くに住んでいるのならば、せっかくだから、クライミングしないともったいない”

と発想するらしい…。 むむ、これは、なるほどね~!な、目の付け所ではありませんか?まさに日向神でしかできない活動なのだから!

これで、この岩場のアクセス問題に、ベイビーステップが踏み出せたことに感謝。

これを実践する財力があることに感謝。

■ 岩場とローカルの距離感

事例として、別の岩場では、岩場を紹介したローカルの人2名には、誰も岩に登らせていない…。今回は、治郎さんを登らせている。

岩場がある地域に住んでいても、”岩場を見たことすらない地域の人”が多いので、私は地域の人が登りたい、と言い出した時に登ってもらい、登るという体験自体を急ぐべきではないと思うが、どちらが良い活動なのか…。

この夏で、登った地域、登っていない地域の2件の事例ができたので、今後おのずと答えが出ると思う。

■ クライマーにとって親切とは登らせてあげること

クライマーは親切なので、岩に登ったことがない人を岩場に連れていくと、登らせたくなる…、というのは、クライマーはクライミングすることがハッピーな人種なのだから、それをおすそ分けしようと思う訳で、クライマーの性分として、仕方がないのだろう…。

が、登ることが喜びではない人、という人も世の中にはいるんだということを忘れてはいけないと思う。

エルキャップで泣いていたセカンドの女性クライマーを先輩は見たそうです。

クライマー同士であっても、登りたいところを登りたいだけで、登りたくないところは登りたくない、わけなんですからね…。

■ シングルロープ 一本でマルチに行く文化

敗退できないロープ配分でマルチに行く文化は、かっこいいのではなく、ただの

 事故の温床

です。

どうも、シングル一本で敗退を考えずにいくこと=かっこいい!という文化だそうです…。ああ、勘違いですね…

ビックリ仰天したので、世界のトップ、スティーブ・ロングさん(UIAA)に夜、相談したら、”それはメンタル病んでる” みたいな答えでした。

クライミングでは、無理に危険を作り出さなくても、十分危険ですので、危険を避ける想定をしないで行くと、ただの無謀に成り下がってしまいます。

ギリギリボーイズの方に、直接聞きましたが、

  敗退が可能であれば、どんだけツッコんでもいい、

という話でした。敗退想定がないと自己責任とれません。落ちるたび、ヘリ呼ぶことになります。ヘリを呼んだら自己責任じゃないですよね?ヘリレスキューを前提にしているクライミング=自己責任じゃない。ぜんぜんかっこ悪いっつー話です。

良いクライミング文化環境になくて、こんなことが普通なのか?と行動様式を疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、すごい方にメンターになっていただいていています。すごく感謝しています。

代理で聞くこともできますので、リスク管理で、疑問に思われることがあれば、遠慮なくお知らせください。

昨日は、11cも途中まで登れて満足…(下は5.10代)

■ 備忘録 

青葉若葉 5.9 マスターで再登 

2020/08/14

八面山で最も感動したこと…アクセス問題の本質

■八面山で最も感動したこと

神護寺に行ったのは、護摩焚きを見たくなったからでした。私も外国人のニッキーの付き添いがなければ、護摩焚きを見ようとは思わなかったかもしれません。

というのは、日本人にとって、宗教的行事とは、
ーーーーーーーーーーーー
宗教が形骸化して、ただの集金組織に貶められている姿を再確認する機会
ーーーーーーーーーーーー
に過ぎないからです。つまり、朝の校長先生のお話と同じです。ツマラナイだけでなく、時間の無駄、です。

そういうものであろうと想像がついたとしても、外国人の人にとっては、新鮮な体験であるので、一回は連れて行ってあげようかなと思ったのがニッキーちゃんとの護摩焚きでした。八面であるのは、私の都合です。

ところが私が見たのは、

ーーーーーーー
本当に生活根付いた日本の宗教
ーーーーーーー

でした。一般に法事と言えば、着飾った人が来ますが、来ている人はみんな普段着。隣に座ったおじさんが、念仏?の書かれた本をそっと、ここを今読んでるよ、と指さしてくれました…そう、なんと聞くだけではなく、ちゃんとお坊様と一緒に、参拝者は、お経を唱えていたのです…。

真言宗のお経は、普通の人にも分かるように優しく書いてありますが、それでもお経の経典は漢字だけで、読むの大変… そのおじさんの習熟具合が、もう何年もそうした生活をされていることを表していました。

そして、女性のお坊様。昨今の人手不足?そういうものを表しているのかもしれません。一人で何役もされていて大変そうでした。

なにしろ、隣にいた信仰深いそのおじさんに私は感動したのです…。その姿は、宗教というものが、

いかにそのおじさんにとって心の支えになっているか?

を如実に物語るものでした。

ヨガで私は、ほぼ毎晩オンラインで、バクティヨガの集まりに出ていますが、いつも思うのは、このような方を見たグル(ヨガの場合の僧)は、”こういう人こそ、すでに救われている人だと思うだろう”、ということです。

私もヨガの先生をしていたので、生徒さんの中で、ヨガをすること自体で救われている方がいる、ということが分かります。

人はパンによってのみに生きるにあらず、です。

というので、八面山における宗教が、形骸化したものではなく、今の生活に根差した、ローカルの人々と人々の心にとって大切なものである、ということが分かったのです。

■ 岩場だけ訪れても分からない

それは、なんとなしに石舞台を訪れても分からないようです… 連れて行った同行者が発した言葉が、「草ぼうぼうで荒れているな」だったからです。

石舞台には、”登らないでくれ”という意思表示のために、銀色の金属製のしめ縄が張り巡らされていますが、日本100岩場に記載があるため、登る人が後を絶たないようで、新しいチョーク跡がありました…。

石舞台だけを訪れていては、そこが人々が大事にしている宗教的場所とは気が付かないのです。

神護寺の護摩焚きに参加したのは、私もほんの奇遇です… 

地域の行事に参加しよう、という意思があったとしても、

ーーーーーーーーーー
この地域の人たちを深く知りたい(課題解決したい)
ーーーーーーーーーー

という気持ちがなければ、通り一遍の行事参加になって、”ああ、楽しかった”で終わってしまう可能性が濃厚です。

先日、井上さんが八面に来てくださいましたが、たぶん、同じ護摩焚きに参加されても、私が気が付いたことには気が付くことができないだろうと思います…というのは、もともとが、宗教心、帰依とはどういうことか?そういうものとはつながっていない人だからです。私がヨガの先生だからこそ分かったことというか…心の問題を扱う人だから分かることです。

クライマーの世界は、登れたか登れなかったかの合理主義の世界、自分さえよければそれでいい、登れたらそれでいい、の世界ですが、実社会はそうではありません。

今のクライマー界の傲慢な在り方をこのまま続けていけば、じきに登れる岩場はなくなって行ってしまうでしょう…
 
石舞台が草ぼうぼうだというのは、地元の方たちはすでに高齢化して、手入れができなくなっているにすぎません…。

そうした弱みに付け込んで、誰も使っていないから登っちゃっていいか? 

ダメです…。

自分の家の庭、自分たちが草ぼうぼうにしているからって、誰かほかの人が、植えに来たら嫌ですよね?

タバコのポイ捨てを今する人がいなくなったように、ほんの20年前までは、ポイ捨てをする人のほうが普通でした…でも、今はそういう時代ではないんですよ…。

自分の家にポイ捨てされたらいやでしょう?

そういえば、庵に泊まった時、トイレのドアに ”座って用を足せ”、と書いてありました…。男性が男性トイレを掃除するようになれば、”座れ!”と書くようになるわけです…。

今まで家で、そう書いていなかったのは、なぜだろう?と想像する能力がクライマー諸君には必要です。

(答:お母さん(妻)が、我慢して掃除してくれていたんですよ)

相手の身に立って、モノを考えるということに、遅すぎることはありません。

今から正しましょう… クライミングにおけるアクセス問題の本質的活動はそこです。

共依存=co dependent

■共依存=co dependent

共依存は、アルコール中毒患者と世話役の人の間の関係で良く知られていますが、
自分の価値を ”何か他のもの”に依存

することも共依存です。
登れない俺に価値はない!などと感じるようになったら、要注意ですぞ~。

人間の価値は登れる登れないでは決まりませんよ~。

同じように、勉強できない俺には価値はない、もあるし、稼げない俺には価値はない、もあるし、女性だったら美人じゃない私、とか、役に立たない私は価値はない、とか、あると思います。

自分のあるがままで、自分を生かせる道を見つける、

というのが、まぁ一番楽です。

自分の価値を証明するために… 例えば、

良き母であることを証明しようとして子供にプレッシャーをかける

とか
良き指導者であることを証明しようとして、選手にプレッシャーをかける
とか、

みんな悲劇の元なので辞めましょう~
クライマーは、クライミングできる俺にナルナルするのではなく、

クライミングそのもの

を楽しみましょう~。指導者はクライミングに対する努力を褒めず、クライミングを楽しむことを教えましょう。

2020/08/13

Climbing in Kyusyu, and why I was called on to here

Why I was called on to Kyusyu Climbing... 

Kyusyu climbing is;

1) dangerous in bolt layout, ie poorly protected. 
2) way too behind anchor quality compared to Ogawayama 
3) Grading is not proper. 
4) Death-wishing culture not just in climbing, bu also normal life. Male dominated in many ways, i.e. death wishing is compliment to them not a Waring...

Nevertheless I describe these or not, it was just there, and it is. It is as it is. It is as they are. 

So no matter what I do, describe this situation or not, it's just the way they are, and they will be, unless they think they want to change. 

I was wondering why my god led me here... since I knew the climbing is not the best activity to do in Kyushu and I am still somehow doing it...  even though I was ready to switch my activity to Ashtanga yoga or ballet, or swimming... God seems to want me keep climbing... with this injured leg... my sacrifice... 

What good does he want me to bring in to the Kyushu Climbing???
 


■自然界に適切なペースがあるように

物事には、おのずと為る…という適切なペースがあると思う。

九州のクライミングについては、私はこの状況を解析し、具体的な言葉にするために来ただけで、

・ボルトの質が低い、
・勉強不足がある、
・もともとが死を美化する文化的土壌がある、
・の割にスキル自体は低い、

という土壌自体は、私が言葉にするにせよ、せざるにせよ、不変の事実として、すでにそこにあった。

わざわざ、それをメガホンで拡張音声にするために、私がいるようなものだ…。が、そのことも、含めて、時が満ちているがために、私が呼ばれたのだろう…。

同じように、本州で登っていた人たち…同じ視点を共有している仲間もいる…は、私のように九州の危険状態について指摘したり、ブログで表現したりすることはできない…。なぜなら、永住するという立場上、自分の立場を危うくするような発言はできないからだ…。ポジショントークがいらないというのが、ノマド族の強みだ。

しかし、私が思うには、こういうことは、指摘があって、その改善は、3年後、5年後、ローカルの間に、そうなのか…という気運が高まってからでよい。

広告マーケティングの世界ですら、AIDOMAっていうくらいだし、PASONAの法則ともいうが、何事も、土壌に肥料をやってからすぐに種が蒔けるわけではないのだ。

早く種撒きすぎた大豆には、実が入らないのですよ?

2020/08/11

八面山には17mmレンチをもっていきましょう

■ なんか魂胆がありそうな感じがしていたこと

中津、八面山の件ですが、元JFAの方には、何か月も、不作為の作為ではなく、本当の作為で当然知らされているべき情報を知らされず、何か月も裏切られていたことが分かりました…。

終了点の状況について、開拓者の竹下さんに問い合わせようとしたところ、別のローカルクライマーが終了点情報をまとめているのだそうです。その情報は、どこにも共有されておらず、ローカルクライマーのまとめ役をしている方すら、知らず。

もし、私に地権者を探す等の協力を依頼するとしたら、私はうんと前にそのことを知らされていないと当然、いけなかったわけですが、全く知らされていませんでした。失礼にもほどがあります。

要するに、何か月も私に対して腹黒いところがあると自覚がある人…だったから、なんか魂胆がありそうな雰囲気がしていたのでしょう…に、「地権者を調べてください」と言われて、気の毒だし、クライミング界に貢献している方だから…と、ホイホイ、善意で協力してあげていたことになります。うわ~私って愚か者…利用されまくっている…(汗)。

■ なんか一人でやってるみたいに書いて裏方無視?

彼がJFAを辞められた経緯はまったく分かりません。しかし、一緒に行動してみて、の感想では、私の案内や、私の紹介で行ったような場所や人との出会いも、そう書いておられず、なんか疑問でした…。

私は心が広い人材なので、まぁいいけど…、はぁ?って思う人も世間にはいるよなぁ…と。様々な人の様々な援助を得ての活動なのに、FBではまるで自分だけで活動しているように見える…。そのようなことも、退陣の要因の一つなのかもしれませんね…。

■ オールドスクールな権力、大勢はすでに崩壊を始めている…

まぁ、いいですが、私は、特定の上部の人が、情報を握って、下々の者は、それらの情報に右に倣え!するしかない…というトップダウン式の日本のこれまでの在り方には、非常に疑問が多く… というのは、いわゆるリーダーレベルのクライマーって、男性社会の基準では、登れる奴がやることになっているのですが、大体登れる奴っていうのは、脳みそまで筋肉というケースが多く…いや、どうなのかな?っていう事例が多いからです。

地元でも、心あるクライマーは困っているようです…。たとえば岩場を作るのにチッピングで作っちゃった人とか…。功名心がなせる業というのが周囲の意見ですが、名誉じゃなくて不名誉で有名になってそれでいいのでしょうか…?女性には永遠に分からない心理です…。

50代60代は自分が無料で教わったことをPayforwardせず、有償で教える世代ですし…。

しかも、現代の指導者レベルのクライマーたちの技術情報や知識は、勉強不足が20年積み重なっており、正確さに欠け、さも、えらそうだけど、海外の様子と比べたら、”え?!なんで、そんな程度のことを、さぞかしすごい情報みたいに言うの?”ってことが多いのです…。

例えば、以前、これは〇〇さんが開発した〇〇ノットって言うんだよ~と言われ、そうかと思っていたら、海外の教科書には、ふつーにSWOTアンカーとして書いてありました… あれ~?

そんな事例が、日本ではやたら多いです… 名誉ある会で教えている技術が…四半世紀前だったら、まだ新しいほうで、下手したら40年前です…腐っても鯛ではなくて、ただの腐った鯛になってる…。

ボルトの知識に関しては、いかんせん、世界の書籍に書かれたことが少なく、致し方ない気はしますが…、だとしても、FIXE社って日本にありますよね?

海外に行かない95%の日本人は知りませんが、日本は相当に世界的に見て、どの分野でも遅れ、非常に偏ったガラパゴス的な発展をしており、それは、大体の場合、原因が

リーダー男性の内弁慶

によるのですよ… 箔をつけるだけのための海外遠征で、ほんとに実力があるわけじゃなくなっちゃってる…のみならず、行っても、何も学んで帰ってきていない…。ヨセミテって地元では、高尾山と同じで、普通のハイキングの人どころか、バスツアーで豪華ホテルにお泊りの人も来ます…。

…というわけで、将来ある若いクライマーは、できるだけ早いうちに海外で、”外人”と登るべきです。

さて、今回の件は、私は、彼のやり方(古いやり方)では、決してうまく行かない、その結果が現在であるのかも?と思っていたので、上手く行かないと予見できる活動に参加する約束をして、悪いなと思う前に、予防出来て、よかったのかもしれません。

ただリボルト作業だけを純粋に黙々と進めたいのだそうで、それだと自己満足です。いくら内容が良くても、今までの開拓クライマーと同じで、開拓=マスターベーションですし、その開拓技術の内容が、リボルト職人として高レベルか、あるいは、日曜開拓クライマーレベルで、低レベルか?という違いだけです。やっていることは同じです。自己満足。

日本の全岩場がケミカルになったとして安全性は高まるでしょうか?疑問です。なぜなら、事故のほとんどが、支点崩壊ではなく、支点間隔が遠い(ランナウト)とか、グレーディングが適切でない、という別の問題に原因がある事故だからです。

これはクライミング文化の問題です。岩場の開拓発想が、自己顕示欲、であり、健全な市民クライミング、つまり多くの人の登ってもらいたいという思い、ではないためです。

したがってリボルトが進むのは結構なことですが、問題の核心ではありません。どんなに優れた施工であっても、20年持つのと、10年しか持たないのがお互いを批判し合っているのと同じで、目くそ鼻くそを笑うレベルのことのように思いました。

そうではなくて、もっと大きな視野で、クライマー界全体の問題として、とらえてもらえる普遍的な活動内容に昇華していくことが、今後の彼の課題なのでしょう…。

私も20年会社務めをし、上司も部下もそれなりに持ってきましたが、このような情報隠蔽がある相手とは、うまく行った試しがありません。仕事の捉え方が、陣地争いと同じだからです。

■ 八面山 リボルトについて

八面については、石舞台など、山岳信仰の対象となっている岩や岩場については、登攀自粛か、上部エリアは国定公園内なので、非公開岩場とし、中部エリアをリボルトのメイン候補とし、下部はボルトも古く、登攀危険なので、非公開でいいのではないかと思います。

すでに、中部エリアは、地元のクライマーが開拓とリボルトを進めてくれているそうなので、すでに出ている結論っぽい内容の繰り返しですが。

八面のリボルトですが、すでにローカルクライマーが、重要で人気があるルートはケミカルに打ち替えをしているルートもあります。

上部エリアや中部エリアは、玉石混交で、落ちれない古いオールアンカー交じりです。

17mmのレンチをもっていき、自分でボルトを見極める練習をするのに、最適な岩場(笑)となっているカモ???

The occurrence of climbing accidents in Kyusyu

The occurrence of climbing accidents in Kyusyu

I think the pace is much faster in Kyusyu, than in Yamanashi prefecture where it is almost the mecca of rock climbing in Japan.

A few days ago, a climber fell in Hieai Mountain range in Miyazaki prefecture, who had a way too good enough climbing skills... like 5.12, the Miyazaki crag are developped by some old climbers who had much less climbing skills.. they are now already 80ish... their philosophy was based on WWI kamikaze soldier's. She says she is now hospitalized.

My first day in Kyusyu climbing, the exactly the first day, I saw the ground fall accident in Azumaya... Don't climb "Indian Face 5.10b" if your utmost grade is 5.10b, the 2rd and 3rd bolts are runout. (Link is here: https://allnevery.blogspot.com/2018/04/blog-post_23.html)

Recently someone fell on ground in Hyugami too...Aino area. It's ironic that Aino Area's literal translation is the area of Love, and actually the are has a top rate of accidents because their 5.9 requires 5.10b skill, running protection(bolts) are too far and not functioning as a protection actually.  Love? Who feels the love from such area?  Maybe hate is the word to be replaced.

I think the high accident rate is largely depending on Kysyu Climbing culture, which worships death wishing like Kamikaze Tokkou death air fighter, when a climber is described he is death wishing, he takes it is a compliment than warnings... so I think I do not agree at all to this climbing culture.


The climbing has been giving me the less and less joy into my life and I am loosing my interest also passion to it... it will not change the way they are... they are a way too narcissistic... they actually want to be that way... in my eyes it seem so childish but if they wish to be so, they are entitled to... people has a right to die in a whatever way they want.




事故ペース

私は山梨で登っていたクライマーですが、山梨時代に耳にしたより、九州に来てからのほうが事故のペースが速い。初日からグランドフォールを見ているし、宮崎は事故になってくれと言わんばかりだし… 日向神でも事故があったばかりだそうだし…

いやはや… これは…

2020/08/08

中津 八面山

■中津

今日は中津に行っていました。八面山のある地域の方にご協力いただき、八面山が元々は、箭山(ややま)と呼ばれていたことや、山岳信仰の大事な場だったことが分かりました。

クライマーはどうしても、岩場と自宅との直行直帰で、クライミングが置かれている環境…その岩場の地理的位置づけや、文化や歴史…経済的位置づけ…そういう社会環境に無頓着で、どうしても、自分たちが行っていることが、

社会的にどう位置づけられるのか?
ということについて無頓着ですが、そういう子供っぽい在り方を段々と改めて行く必要があるんだろうなぁと思いました。

中津では、ダイハツアリーナに市のお金でクライミングウォールを作ったほどで、市でも、クライミング愛好家が増えている現状の受け皿にはなりたいようなのですが、クライマーが事故を起こした場合の対処などの問題があり… というので、安全性が高まるのは歓迎ですが、事故は…です。当然ですよね。

今日は、本来は4,5回も通わないと突破できないようなことがたったの1回で可能になり、とても進展があったのでした…

それもこれも、地元の方にご案内いただいたおかげです!ありがとうございました!

九州クライマーの皆さんで大分中津在住の方がいらしたら、ローカルクライマーの連絡会の発足、よろしくお願いします!


八面山 上部エリアアプローチで あわや滑落

■あわや滑落

昨日は、偵察で、あわや滑落、という、一シーンがあり、山慣れしていない同行者に対するリスク管理を配慮してあげる難しさを痛感させられました。

その方は、おそらく、パーティの2番目に、私の後ろで歩けば、そこをまったく問題なく通過することができたと思うのですが、私は強いリーダーではないので、”俺の前を歩くなんて無礼だ!オーラ”は、出していません。結果、民主的なリーダーの弱点が露呈した格好に。

また、その方はそこを通るのは2回目だったので、ご自身が疑問を持たずにトップを歩かれた際に、私も、それが危険行為とは思いつかなかったのです。

滑落しそうになったのは、フィックスロープが2本同時に出ている箇所で、下るときに、左に行かないように、とクライムダウンで注意した左を登りで使ってしまい(たぶんうっかりミス)、靴が滑ったようでした。明らかにフットスタンスないので、クライマーは、登りでそこを使わないですが…。フィックスロープが無かったら、滑落するところでした…。
 
事故防止のための活動で事故を起こしていたら、振出しに戻るどころか…となる(汗)。

フィックスロープが多発するようなアプローチ道は、アプローチでの事故が多いです。

下りが最も危険ですが、登りでも、リスク意識が希薄だと、重大事故になりうるというこ
とが分かりました。

クライマーは空荷ではなく、重たいギアを背負ってそこを歩くわけですが、今回は、空荷で偵察だけの人でも、滑落ヒヤリハットです。

現代のクライマーは、ジムあがりの人が多く、ハイキング慣れ、歩き慣れが不足している人もままいます。八面上部エリアのアプローチは、登山グレードでは難路に値しますので、十分気を付けて通行されてください。

■ レスキュー難度を書いておく

傾斜がある場所では、落ちればどこでもレスキュー出動の可能性があります。

そこはアプローチ10分程度ですが、だとしても、救急車を呼ぶとなると、

背負い搬送

になります。

ただ背負い搬送の場合、
自分の体重=背負えるマックス、

です。私は47kgなのでどんなに頑張ったとしても47kg以上の人は背負えません。男性で47kgの人はいないので、私はどのような人と一緒でも、誰も背負えないという意味です。

昨日の八面上部エリアの場合、背負い搬送ではフィックスが出ていたとしても無理なので、事故が遭った場合は、岩場から直接クライミングルートで、引き上げがいいのか、アプローチ道を何とかして、引き上げるか、となりますが、どちらにしても、相当のレスキューワークが必要な難レスキューになるかもしれないと思いました。

新時代のトポには、そのような記載も重要情報として必要かもしれません。小川山では、地蜂の巣を踏む程度で、アプローチがそこまで困難というのは、あまりないかもしれません…

ただクライマーになると、一般登山者時代の感覚はマヒして、悪路もこれくらいは、歩けて当然、という風になっているかもしれません。

その上、新時代のクライマーはジムあがりで、歩きのほうは全くダメ、つまり、アプロー
チでも事故を想定しないといけません。
今回の滑落の場合、最大の原因は、4級のアプローチ程度であっても、そこを自己判断で歩く用意ができていない人に自己判断で歩かせてしまった、ということです。そこをその人は自分の力では歩けないので、連れていくべきではなかったのです。

前回は私のリーダーシップがあったからこそ安全に歩けたところだったので、彼が自己判断で自分の安全を守れると思うのは時期尚早だったのです。

何事も起こらなくて良かったですが、ラオスで、同レベルの個所がどう扱われているか?

と思うと、やはり確実に安全性を高まる方法はなく、クライミングや山歩きには適性がある、ということにならざるを得ないグレードかもです。

私は大堂海岸では、自分の安全管理に、この箇所よりもやや危険なくらいの場所では、ザックをおろし、確保を取って、とまどこっこしいことをしていますが、この箇所はそこまですることはなく、靴が滑るということ(=ギア不足)は、行く前に指摘していたことなので、防ぎようがなかった、という感じです。

やはり、経験値順に歩く、という山の掟を知らないことがリスクだったかもしれません…。

■ 100岩場 記述は、貧弱で誠実さと信頼性に欠ける

これが100岩場の上部エリアアプローチの記述です 4級のアプローチです
足元に注意しながら5分で着く… 4級でフィックスロープが設置していある場所の記述としては、いささか

貧弱

で、

誠実さと信頼性に欠ける

と言わざるを得ません。