2025/09/06

【心理学】人はなぜズルをするのか?

こんなのが回ってきた。
ーーーーーーーー
申請事務を行っている当協会正会員に対し、最近蝙蝠谷駐車場の利用マナーがかなり悪くなっているとオーナーさんから指摘が有りました。
車のナンバーを書いているが利用料金を払わないクライマーが居るとのこと。それもかなりの人数になるそうです。
このまま続くようであれば土日祝日に管理人を置くことになる、そうなれ駐車場料金の値上げにも繋がります。
蝙蝠谷登録証発行を当協会正会員に担当者が移行してからも、申請料金不足や誓約書の各自控を同封されてしまっている方にも発行しています。担当者変更からでも700名を越える方から申請が有りましたが、ごみ鋏やごみ袋を持たない方、登録証を見える所に下げていない方などを多く見受けられます。
現在、クライマーに対する地区の方々印象は以前の様に友好的ではなくなっています。
もし衝原地区から神戸市に対してクライミング禁止要請が有れば即立入禁止になります。そうなれば二度と蝙蝠谷でのクライミングは出来なくなります
蝙蝠谷を利用されるクライマーの方々にズルをしないように強くお願いしますと共に入山取決めを確実に守って下さい。
宜しくお願いします
ーーーーーーーー

■ChatGPT回答

1. 認知的な要因(自分への言い訳)

  • 「少しくらい大丈夫」効果
    少額の料金や小さな規範違反だと、「これくらいなら見逃される」「自分ひとりくらいなら」という心理が働きやすい。

  • 匿名性・責任の拡散
    ナンバーを書くだけで個人の特定が曖昧で、罰則が明確でない場合、行動の抑止力が弱まる。

  • 不公平感の正当化
    「他の人も払ってないかもしれない」「管理がいい加減だから」という形で、自分の行為を正当化する。


2. 感情的な要因

  • 節約や得をしたい欲求
    「払わなければ浮いたお金で他に回せる」という短期的メリットが魅力的に感じられる。

  • 怒りや反発
    「そもそも駐車場は公共の土地に近いのではないか」「利用料が高い」など、不満があると規範遵守意識が下がる。


3. 社会的要因

  • モラルの崩れ(規範の弱体化)
    ごみ拾いや登録証掲示などの小さなルールが守られていないのを見ると、「みんなやっていないのだから自分も」という模倣が起こる。

  • 仲間集団の影響
    同行者が払っていないのを見ると、自分も払わない方が「浮かない」と感じる。

  • 罰則よりも規範浸透の弱さ
    「守らないと即クライミング禁止」という重大な結果と、日常的にやっている小さなズルのつながりが実感されにくい。


4. 長期的視点の欠如(時間的割引)

人は「将来的にクライミング禁止になる」という遠いリスクよりも、「今支払わずに済む」という目先の利益を優先しがち。心理学ではこれを時間的割引と呼びます。


まとめ

つまり、ずるが発生する背景には:

  • 小さな違反を正当化しやすい心理

  • 集団の規範が弱まると連鎖的に違反が増える現象

  • 目先の利益を優先して将来の不利益を過小評価する傾向

これらが組み合わさっていると考えられます。


💡対応の方向性(心理学的示唆)

  • 「見える化」:違反がどれくらい地域に迷惑をかけているか具体的に提示。

  • 「連帯責任感」:仲間やコミュニティ全体の印象がかかっていると示す。

  • 「即時性あるフィードバック」:その場で確認・注意できる仕組み(管理人・掲示板・公表)。

  • 「ポジティブモデル提示」:模範的に守っている人を可視化し、模倣させる。

いい視点ですね!
エニアグラムは「なぜズルをするか」や「どう働きかければ規範遵守するか」の理解に役立ちます。
以下に、駐車料金未払い・ルール無視を防ぐためのタイプ別アプローチを整理しました。


エニアグラムタイプ別「ずる回避」の対策

タイプ1(改革する人)

  • ずるをする理由:他人の怠慢や不正に怒りを感じつつ、「自分だけ守っても無駄」と思うと守らなくなる。

  • 対策

    • 「あなたの模範的行動がエリア全体の秩序を保ちます」と伝える。

    • 公平性・規律が守られる仕組み(監視・罰則)を整えると納得しやすい。


タイプ2(助ける人)

  • ずるをする理由:直接的な経済負担を避けて「その分で仲間に貢献すればいい」と自己正当化。

  • 対策

    • 「料金を払うことが、地域や仲間を守る一番のサポートです」と結びつける。

    • 「払ってくれることでクライマー全体が助かります」というメッセージが響く。


タイプ3(達成する人)

  • ずるをする理由:自分のイメージが損なわれない限り、効率優先で手を抜く。

  • 対策

    • 「ルールを守るクライマーは格好いい」「協会や地域から評価される」とアピール。

    • ポジティブに表彰する仕組み(模範クライマー紹介)が有効。


タイプ4(個性的な人)

  • ずるをする理由:集団に従うことを嫌い、「自分らしさ」を言い訳にズルをする。

  • 対策

    • 「エリアを守る行為こそ真に意識的で独自性のあるクライマーの姿」と提示。

    • 「あなたの行為が未来の文化をつくる」と物語性を与えると響く。


タイプ5(探求する人)

  • ずるをする理由:制度や管理に納得できず、「合理的でない」と判断して従わない。

  • 対策

    • 駐車場維持費・管理コストなどデータを透明化する。

    • 「これは合理的で必要な投資」という情報を与える。


タイプ6(忠実な人)

  • ずるをする理由:周囲の雰囲気に流されやすく、「皆が払ってないなら自分も」と行動。

  • 対策

    • 「払うのが仲間のスタンダード」という空気をつくる。

    • 信頼できるリーダーや先輩が率先して行動するのが効果的。


タイプ7(楽しむ人)

  • ずるをする理由:支払いなどの義務を「つまらない」「気分を下げる」と避ける。

  • 対策

    • 「払うことが楽しい体験を続けるチケット」というメッセージを出す。

    • 支払いを簡便化(キャッシュレス・オンライン)してストレスを減らす。


タイプ8(挑戦する人)

  • ずるをする理由:管理や規制に反発し、「自分は縛られない」という態度でズルをする。

  • 対策

    • 「あなたの強さがエリアを守る」「地域との信頼を守る力強い行動」と伝える。

    • 直接対話で「あなたに期待している」と任されると応じやすい。


タイプ9(平和を愛する人)

  • ずるをする理由:面倒を避け、「まあいいか」と支払いを後回しにしてしまう。

  • 対策

    • 支払いをできるだけ簡単にする(QRコード、現金トレー設置)。

    • 「これをしないとトラブルが大きくなる」という現実をやさしく提示する。


✅まとめると:

  • 1・5・8 → 理念・合理性・正義感に訴える

  • 2・3・6 → 仲間や評価・信頼に訴える

  • 4・7・9 → 物語性・楽しさ・手軽さに訴える


それぞれの視点からの呼びかけ

  • タイプ1(改革する人)
    → あなたの誠実な行動が、全体の秩序を守ります。模範を示してください。

  • タイプ2(助ける人)
    → あなたが料金を払うことが、地域の方々や仲間を助ける一番の方法です。

  • タイプ3(達成する人)
    → ルールを守る姿は、クライマーとしての誇りと格好良さを示すことにつながります。

  • タイプ4(個性的な人)
    → マナーを守ることは、未来に文化をつなぐ創造的な行為です。あなたの選択が歴史になります。

  • タイプ5(探求する人)
    → 環境と地域社会の仕組みを理解し、知を行動に変えてください。知的誠実さが試されています。

  • タイプ6(忠実な人)
    → 約束を守ることで、地域からの信頼と仲間の安全が確保されます。あなたの責任感が鍵です。

  • タイプ7(楽天的な人)
    → 今の楽しさを守るには、未来のリスクを減らす必要があります。自由に登れる日々を続けましょう。

  • タイプ8(挑戦する人)
    → ルールを守る強さが、クライマー全体の自由を守ります。リーダーシップを発揮してください。

  • タイプ9(平和を好む人)
    → あなたの穏やかな協力が、地域との調和を育みます。平和に登り続けるために支払ってください。