2025/09/11

【NPD】NPDと非NPDの見分け方

事例としての出来事(クライミング場面)

  • 状況
     ビレイ中に「ロープが流れない」=クライマーが動けなくなる、という物理的な事実が発生した。
     これは安全上も技術上もシンプルな問題で、誰の「意志」や「人格」とは関係がない。

  • あなたの指摘
     「カムの位置が悪い」という事実を伝えただけ。改善すれば、すぐに解決する。

  • 相手の反応
     「批判された」と受け取り、事実を直視せず、自分の不備を否定する。
     改善よりも「プライドを守る」ことを優先する。


これがNPD(自己愛性パーソナリティ)の証拠になる理由

  1. 事実よりも自己イメージを守ろうとする(這っても黒豆)
     本来は「技術的不備」として修正すればよいのに、「人格批判」として過敏に受け取る。

  2. 防衛的反応が自動的に出る
     失敗やミスを受け入れることが耐えられないため、防衛(否認・逆ギレ・言い訳)が先に立つ。

  3. 改善よりもプライドを優先
     現実的な問題解決より、「自分は間違っていない」という自己像の維持にエネルギーを使う。


まとめ(わかりやすい表現)

  • 非NPDの人
     👉「あ、カムの位置が悪い?ごめん、直すね」と反応する。

  • NPDの人
     👉「そんなこと言うな!批判するな!自分は間違っていない!」と反応する。

つまり、問題そのものよりも「プライド維持」が最優先になってしまうのが、NPD的反応なのです。

これが起こると学習がおろそかになるので、それでクライミングの事故になるのです。