以前、2度目の小川山レイバックに行った時のこと。
私は当時、まだ初めてトップロープで登っただけの状態だったので、当然だが、リードできない。ただ、時間が余ったので、相方に感動の岩場をみせてあげよう!と思って、そこへ行ったのだった。
すると、そこには、ベテランクライマーがいて(ギアの一部に棒フレンズが混じっていてベテランと分かった)、親切にもTR張ってくれるという…しかも、それだけでなく、あからさまな初心者の我々二人に向けて、なんと、登り方指南までしてくれ、カムセットの注意点やら、なんやらも、いろいろと教えてくれた…ので、こちらもいろいろと聞いて、「どちらの会の方ですか…」と聞いたら、”蒼氷”。
会の名前で
それはIT企業にお勤めの時や、クライミングと同じで、
いつも幸運に恵まれて幸せだなぁ、ありがたいなぁと思っています。
が、同じチャンスを見ても、
すると、そこには、ベテランクライマーがいて(ギアの一部に棒フレンズが混じっていてベテランと分かった)、親切にもTR張ってくれるという…しかも、それだけでなく、あからさまな初心者の我々二人に向けて、なんと、登り方指南までしてくれ、カムセットの注意点やら、なんやらも、いろいろと教えてくれた…ので、こちらもいろいろと聞いて、「どちらの会の方ですか…」と聞いたら、”蒼氷”。
会の名前で
”うわー、名門だー!”
と分かり、
「もう、こんなチャンスはない!今のうちに聞けることは全部聞かないと!!」
と、思っていろいろ聞いていたら、相方のほうは
「ねぇねぇ、一人で来ているんじゃないんだから、早く帰ろうよ~」
と。”ええ~???”
「なんで、こんなすごいチャンスが分かんないのー?!」
と思ったのだった…。
「ねぇねぇ、一人で来ているんじゃないんだから、早く帰ろうよ~」
と。”ええ~???”
「なんで、こんなすごいチャンスが分かんないのー?!」
と思ったのだった…。
これらの違いが、今の私を生んだと思う。
余談だが、私に来たチャンスはほかの人を巻き込もうと、みなに声をかけていますが…誰も来ないんですよねぇ…。
■ 前職でも…
そういえば、前のソフトウェアの販売会社でも、同じようなことがあった。
そういえば、前のソフトウェアの販売会社でも、同じようなことがあった。
10年に一本あるかないか、の大ヒットソフトウェア
の販売提携の話が、棚ぼたで来たのに、社長も営業も誰も価値を分かってくれなかった…まだ入社して半年の私ですら、分かったのに…。
わたしですら…、というのは、私は、制御系出身で、基幹系のソフトウェアは、よく知らない…が、それでも、その製品が圧倒的に優位で、業界を席巻してしまう可能性があるということは、OSの仕組みを知っていたら、分かった…ので、勉強不要で、ソフトウェアエンジニアだったら誰にでも分かるようなことだ。なのに、社内では、だれも、私の、大コーフン具合を分かってくれなかった…。
後に、その製品は、
会社ごとIBMに買収
されてしまった。一本でいいから販売実績があれば、左団扇だったのに。少し販売実績をつけておけば、営業ごとIBMが買い取ってくれたのに。大手が会社ごと買いとるくらいの良き製品だったのだ。
それと同じことがいつも山で起きていると思う… クライミングやっていてUIAAって何ですか?とかありえないと思う。
■ 日ごろから勉強
それと同じことがいつも山で起きていると思う… クライミングやっていてUIAAって何ですか?とかありえないと思う。
■ 日ごろから勉強
それはIT企業にお勤めの時や、クライミングと同じで、
日ごろ勉強していた
から、求める解が、偶然やってきたときに、それをつかめた。
いつも幸運に恵まれて幸せだなぁ、ありがたいなぁと思っています。
が、同じチャンスを見ても、
掴む人と掴まない人
がいます。