2024/12/06

連れていくvs連れて行かれる問題

■ いったい何が、連れていかれる山で、連れていく山なんだろうか?

山や登攀ルート… 一体、どういう状態が、

 連れていかれている状態で、

 連れて行っている状態

なんだろうか???

私の印象では、一般に、山岳会における、連れて行く・行かれる関係では、一般的には、

1)一回目は、”連れて行き”、

2)復習は自分でやってね、

というのが、自立と依存のバランスの取れた姿であるように、私の少ない経験では、思いました。

というのは、師匠の青ちゃんが、トップクライマーの伊藤さんに連れられて、荒船昇天に行き、その復習で、私やほかの人をセカンドにしていたので、なるほどねぇ、と思ったからです。

この仕組みで行くと、最初にルートに行った人以外は、全員が暗記の山…誰かに連れて行ってもらう、そこを次は自分が連れて行く、という順送りの”恩送り形式”で、このやり方だと冒険もない代わりにリスクもないでステップアップできる、からです。先輩から後輩へ、順繰りに下賜される…(笑)アルパイン界のレッドポイント登りっていうか。

それで、自分でルートファインディングする経験はゼロなのに、ルート経験は豊富という結果というのは、なるほど、こうしてできるのか、と思った経験があるからです。

■ 私を誤解する人々…

いつも一緒にいて気の置けないクライミングパートナーを、今度、あの岩場に…というのは、”連れて行く”に入るのだろうか?それとも、”一緒に行く” になるのだろうか?

私が案内した昇仙峡は、一緒に行った人たちにとっては、”一緒に行った”に入るのだろうか?それとも、連れて行ってもらった、に入るのだろうか?

…というのは、以前、私は師匠の青ちゃんを昇仙峡やその他山梨の岩場に”連れて行き”、そのお礼が、このブログの初期の佐久の岩場&宴会なのですが…。

「(〇〇さんばっかり)連れて行ってもらっている!」という非難を私は非常によく浴びているように感じるからです。特に九州で。

これは、もしかすると、私の側の心理学的な投影かもしれませんが…。

■ 後輩を連れて行っていても…

以前、小川山に、熊本から進学し東京農大に入った若い男子を、私は完全におんぶにだっこで”連れて行き”ました…。というのは、なぜか九州で会った山岳会の会長さんに、この子を託されてしまったから、でした。

しかし、当の本人は、”連れて行ってもらった”と全くカウントしてないようだったのです…。運転も、どこを登るか?どこに泊まるか?も私が決めているにもかかわらず、です。

その様子から察すると、彼からすると、

 ”私が連れて行っている”事実

については、なんとなく私の印象では、スルーされており、一方で、私が荒船昇天などの

 ”私が連れていかれている”事実

のほうが、このブログにせよ、他のクライマーにせよ、強く意識に登っているのではないか?という風に思われて、何かアンフェアな感じ、を感じています。

■ 感謝が誤解を受ける元なのか?

これは、私が、”感謝”を前面に出すタイプだからなのかもしれません???

話の流れで、感謝する。すると、そういう言葉遣いになるから?

だって、「連れて行ってくれてありがとう」と人は言い、

「一緒に行ってくれてありがとう」とか、「ついてきてくれてありがとう」と言いませんよね?

■ 一回目から、連れて行く側だけど…

これはルートでも同じで、私は初めての山岳会である御坂山岳会の1回目から、他の会員の人たちを”連れて行っている”側でした。例えば、3月に行った川俣尾根というバリエーションルートは、120%私の企画でした…。これは別の山岳会のリーダーがパクッて、それが入会希望者だった私にバレてしまったことがありました…。どこの会でも、オリジナリティのあるルートで、そう難しくなく、しかし、人のあまり入らない場所で、いろいろな要素が詰まった山というのは、物色中なのです。

入会後1回目の山から連れて行っている新人なんて、聞いたことがありませんが…、やっぱり、いつも”連れていく側”でした。これは、ありがとうというなら、

 ついてきてくれてありがとう

な山でした。というか、ついてきてくれたせいで、山のサイズ感として小さくなり、予定より短縮コースを行く羽目になりました。というのは、60代の歩けない女性までついていくと言い出したからで、断り切れなかったからです。

私のポリシーで、足が弱い人にも会は合わせるべき、というのがあり、それで山を小さくする羽目になった。ので、一緒にいることで、山が成長するのではなく、縮小することになりました…(笑)。

ただ、このときのお礼で、私が、100%連れて行ってもらった、と考えているのは、

 前穂北尾根

です。これは、明らかに連れてってもらったなぁと思っています。

■意見の相違はなぜ生まれるのか?

あとは、連れて行ってもらった、というような山はないよなぁ…と個人的には考えていますが、

連れていく、連れて行かない、問題

では、最初に師匠である浮雲の鈴木さんと意見の相違があったことがありました…甲斐駒です。

私には、鈴木さんに連れて行ってもらった、とは考えられない、一回目の厳冬期甲斐駒で、鈴木さんは連れて行った、と感じたようでした。

朝、登山口で合流して登ったのですが、私は無雪期に甲斐駒はすでに黒戸尾根で登っていたので、特に難所を感じず山小屋までご一緒し、登頂も、翌朝、流れでご一緒して、あまり問題点を感じなかったのです。ロープも出しませんでしたし…。

しかし、鈴木さんの言い分は同じタイミングで山小屋を出たことで、その登頂判断に私が便乗した、と感じたようでした。私の側は、いつも山で会った人と同行する場合、相手に合わせたり、自分の都合がとくにある場合は自分の都合で動きます、と声をかけたりで、その時は自分の都合が特にはなかっただけだ、と感じました。

師匠はこれには不服だったようだったので、それで、甲斐駒は一人で登りなおしました。

■ プライドがあると連れて行けないことを白状するのも一苦労…

そのあとですが…ある先輩が正月に甲府の我が家に泊まり、黄連谷を計画したのですが、たぶん、わざとだと思いますが甲斐駒へ続かない遊歩道をどんどん速足で進み、敗退になり、転進で石尊稜と言われたんですよね(笑)。

あれ、思い出すと今でも笑ってしまいますが…きっと本音は最初から石尊稜に行きたかったんでは… 先輩は、登山計画書を書くときに、まさか、石尊稜と書けないから、黄連谷としたのではないか?と思えました…。というのは、あんな明瞭な登山道を間違う人なんていないからです…。ただ、あの時、私は一度もその先輩とアイスをゲレンデでも行ったことがなかったので、なんか、予習なしで本番って変だなぁと思ったりしていたので、間違いを指摘しないで、事が流れるままにした…のでした。

女性にとって一番安全な山は自分がリーダーシップを取る山です。

■ 連れていく、連れていかれる、一緒に行く

この3つは、登山でも、クライミングでも本当に分かりづらいです。

ラオスでは、私は、N保さんに誘われて、”一緒に行った”、のか?それとも、”連れていかれた”、のか?? 

現地集合は連れて行った、に入るのか?

それとも、一緒に行った、に入るのか? 

実は、ラオスでは、私はほかの外国人と登れ、そのほうが日本人と登るより成長できました。

一方、同行者のN保さんは、私がいないと、一緒に登ってくれる人を見繕えないようでした…。

白亜スラブは、トップが、セカンドの私を連れて行った、のか?

それとも、私とトップが一緒に行った、のか? 

彼の中では、確実に、俺は連れて行ってやったぜ!に入っていると思うのですが、私の中では、私は対等のパートナーとして行った山になっています(笑)。

なぜなら、私なしでは、あれはヘリレスキューになったからです。

■ 連れて行ってもらってる!?(笑)

インスボンも同じで、一回目は、連れて行ってくれた、という認識が私はあるのですが、2度目は、”一緒に行った”認識です。

なぜなら、パートナーがいなくて困っていたので、”付き合ってあげた”からです。これは相方もそう言っていました。

しかし、そのお礼で行った、3度目のインスボンでは、”連れて行ってやった”3人目、つまり、白亜スラブでまともなトップが勤められなかった人の視点では、”連れて行ってもらった”くせに、たぶん、”一緒に行ってやった”と思っていると思います…(笑)。

この人、誰にどこに連れて行ってもらっても、いや違う、”一緒に行ったんだ”と言いそうです。

なんせ、私のほうが岩場から遠く、私が負担が重いのに、途中から合流して車を1台にするのに、ガソリン代取ろうとした人でした…、つまり、相手の優位に立つ、ということを視点に行動しているタイプで、協力ということは視野になさそうでした。 

私はO君という大学生の後輩がいたのですが、ほぼ、毎回、”連れて行って”、いましたが、彼から宿泊費どころか、交通費すら、請求したことはないです。なんせ彼がいないと私もルートに行けないわけなので。

彼を連れて行ったと感じるのは、彼には、そこへ行く発案能力、ナビゲーション能力がゼロだったからです。

同じことで、夫は全部連れて行っている、と思いますが、お君も夫も、私に

 ついて行ってやっている、

と思っているのではないでしょうか(笑)?

お礼を言われたことがないので、そう思います(笑)。

■ 主体性、と リーダーシップ

最近、カウンセリングにかかっており、

 私は、生まれながらにリーダー

であるようで、何か行動を起こすときに、


 自分も含めた全体の人たちにとって最も良き解


を自分の考えや希望、要望、として出すのに対し、一般の人は、


 ”自分だけの都合” 

を自分の希望や要望として出すようです。

そのやり方で行くと、どんどんと、私の個人的なニーズは、ないがしろにされていく結果になります。

なぜなら、私が出す要望には、自分を含めた全体の最適解、であるのに、相手の出す要望には、私の側の都合への配慮はゼロだからです。

それが、クライミングで起きていることだし、私の結婚生活で起きていることなんですよ。

カウンセラーさんによると、これは、


 リーダーシップをとっている


という状態で、 


 自分の要望を通している


という状態ではないそうです。

だって、3回目のインスボンって、膝が脱臼している状態で行きました…

全体最適解がそれだったからです。残りの二人は、どちらも、私が参加しなければ、飛行機代を無駄にして、いーかない、って話になりそうでした…。

そうすると、師匠の青ちゃんの、素晴らしいロープワークの妙技を見る機会が永遠に失われます。

■ 山のリーダーシップが取れる人かどうか?

ルート経験数に戻りますが、自分がトップを取るか?どうか?は関係がなく、

 山の計画を自分が立てるかどうか?

が大事なのではないかと思いました。判断を自分が行う、ということです。

そういう意味で行くと、みんなが〇〇というルートを登るから、俺も、と考える人は、大体が便乗派つまり、主体性がなく、リーダーシップがない人であり、どんだけトップを登っていたとしても、”連れていかれる”側ですね。

それは、もしかすると、これまで私を育ててくれた師匠や先輩も同じかもしれません。

それだけでなく、ほとんどすべての男性クライマーは同じかもしれません。

山ヤ独特の言い回しで

 自分の山

という言い方をしますが、行きたいところがある、ということが、計画を立てるに該当しますが、自分の山があることは、他の人に来てもらうということになり、弱い立場です。

 弱みを握られている、相手に対して、優越的な立場に立てない、

という意味になるので、ナルシスト男性たちからはその立場に立つこと自体を避ける意味から、主体性がない山、皆と同じ山に、みんなで同時に行こうぜ、ということになるのではないでしょうかね?

本当に自分の山、には、ほとんど、みんな登っていない、ような気がします。 

2024/12/05

【NVC】次のピッチを登る前に、ロープ長を計算してほしい、なぜなら、私は命を大事にしたいからだ

■ 自分の気持ちを”すべき”ではなく、”してほしい”で表現する方法

「なんで次のピッチを登る前に、ロープが足りるか?計算していないの?」

=詰問するつもりでなくても、詰問になり、相手は反発するか引きこもるかしてしまう。

そこで、

 ”なんで~の?” 

を 

 ”〇〇してほしい” 

に変換し、

さらに

  ”なぜなら、私は〇〇という価値観を大事にしているからだ”

をつけ足す。

■ 結果

「(私は)(リードクライマーのあなたに)

次のピッチを登る前に、ロープ長を計算してほしい。

なぜなら、私は自分たちの命を大事にしたいからだ」

■ その他事例

「きちんとした危急時用連絡先を伝えてほしい。

なぜなら、私は、事故に際して、あなたの家族に連絡する義務を負っており、自分の責任を全うすることに価値があると考えているからだ。」

「読図をきちんと会として習得項目にしてほしい。

なぜなら、私は、未知の道をみずからのルートファインディングで歩く、というアルパインの伝統的な価値観を大事にしているからだ。」

「自ら危急時の講習を受け、ロープワークをマスターしてから、マルチピッチのセカンドに立候補してほしい。

なぜなら、クライマーの自己責任という価値観を私は大事にしているからだ。」

「リードを無理強いしないでほしい。このルートを登れと押し付けないでほしい。

なぜなら、クライマーは、自分で自分の登る課題を選ぶ、という自己責任という価値観を私は大事にしているからだ。」

「外岩では、オリンピックで行われるビレイではなく、外岩用の慎重なビレイをしてほしい。

なぜなら、私は、自分の命を大事にしたいからだ」

「パートナーが怪我をしたら、その対応はきちんとしてほしい。

なぜなら、私は、互いに相互扶助するというクライマーの伝統を大事にしたいからだ」

【リード技術】マルチピッチのリード技術(ロープの流れを作ること)

■アルパインの先輩から、次のようなリード助言をもらいました。

ーーーーーーーーー

マルチのルートを登るには?

1)ロープを半分近く登ったら、次のビレーポイントがどこにあるか、前方だけではなく、左右も見て登る

2)フルに登るとロープの流れが悪くなるピッチは、20メートル程度でもそこで切る

50メートルロープで1ピッチで登れても、ロープの流れは悪い=NG

3)ピッチを切るのは早めが確実

4)屈曲するところでは60センチ以上のスリング

ーーーーーーーーーー

うーん、こんなの、私くらいしか、山行記録を読んでいない人でも、分かっているっていうか、どこかで読んで出てきた話だけどなぁ…

私も自分がリードするときは、ロープ長と流れを常に気にしています。

他の人の記録を読めば、傾斜が変わったり、屈曲が大きいところで普通にピッチを切っていますよねぇ?

沢とかでもそうだし… (沢は初級の沢なら私でもリードが取れます)

一体私の相方だったアラーキーは、何を根拠に、どんな箇所もピッチをつないで、やっぱりロープは60mだね、とか言っていたんでしょうかね? なんか反省力も全然ないみたいで、謎でしたが…。

■ 教わっていないことを知らないのは恥ずかしいことではない

彼は、ロープへのリスペクトが不足しているクライマーとして有名だったので、誘われても、ついていくのは、別の先輩から、「お気をつけて」と言われるくらいでした…

なぜ、クライマーに必要な、アルパインの教育を受ける機会がなかったのか?

不定休の休みで、土日が休めないのではないか?と

 察して

気の毒に思っていたのでした…。

私は山梨アルパインクラブの最初のお試し例会に出たときから、もうツルベの仕組みは分かっている人でした…というのは、山岳総合センターで、一年間のリーダー教育を受けた後に行ったからです。

とりあえず、何をやるのかは分かった、あとは実践したい、と思って仲間を求めて行きました。

御坂山岳会ではそのような人への理解があったと思うのですが、山梨アルパインクラブは、名前に反してアルパインではなく、人工壁の練習で、確かに人工壁でのフリークライミング能力は基礎力なのでそれでいいとは思いますが…参加している人たちの基本的な知識があまりにも不足している…と言わざるをえませんでした…。つまり、教えないで放任、自己責任を旗印に放任、という仕組みだったように思いました。

25mのピッチと35mのピッチを50mシングルで来ているときにつないで登り、その後の反省が、やっぱりロープは60mだね!って… 60mで登っても足りませんから…(汗)。

一体どんな教育を受けたのか?

ちなみに私は山梨アには、ほとんど在籍していません。というのは、こんな人たちと登っていたら、殺される!と思って早々に退会してしまったからです。

当時、ジムで会った男性クライマーと意気投合し、その人が入っていたので、義理で入ったという感じでしたし…。

山梨時代は、私は、周囲の男性クライマーは、ベテランたちの誰からも師匠に立候補してもらえないので、気の毒な人たちだと思っていました。

自分で学ぶ意欲が見えたり、自分の足で地味な偵察を繰り返して、登る場所を探していたり、など、地道な努力をしていない人に、師匠が現れることはないのではないか?というのが私の推測でした。

山梨に、飛竜と言う幻の滝がありますが、相方のアラーキーはそれを偵察していたので、どれほど、自分のクライミングに自信を大きく持っていたか?ということを今となって考えますが…

偵察していたということは登ろうと思っていたということで…

自信持ちすぎなのではないか?と思うのですが… 

以前、「それで、5.12は登れるの?」「ううん」「5.13は?」「ううん」

みたいな会話をしたことがあるのですが… 

今はジムが普及したので若い男性であれば、5.14など普通に頑張っただけでも登れるのではないでしょうかね? 私の知り合いの良いほうの先輩、ハッシーも、会ったころ有段者でしたが、まだ30代なのに、20代のあの頃の俺はすごかった、という感じで、男性の身体能力のピークは、20代前半にありそうでした。

だから、すごい記録、っていうのは、生もの、なのではないか?と思います。

もちろん、グレード以外の能力がその後伸びるわけですが… 50代を超えたあたりから、大幅に老化現象で登れなくなるとは聞いています。

そういう生物の摂理通りに発展していけるというのは、ある種の贅沢だと思いますし、30代になってからクライミングをスタートした男性が、5.12止まりであっても、別に恥じることでもないとは思いますが…

自分のレベルを登山史の記録に載せようとして、過大、誇大に評価するというのは、ちょっと自画像が大きすぎるのではないか?と思いました。

その時代の水準で、優秀だ、優れている、と判定される基準に達せずに、記録に載って、それで何の意味があるでしょうか?

内容が分からない人からの賞賛がうれしい?そんなもの、誤解に基づくのですから、なんの意味もなくないでしょうか… むしろ、

慢心や傲慢を助長する意味しかないのではないだろうか?

と思ったりしたのでした。

最近のツクチェ前衛峰の報告できちんとしたスーパーアルパインとは、このようなことをいうのだ、と思って改めて、あの白亜スラブの愚かな様子を感じたのでした… 

朱に染まれば赤くなる、で九州クライミングの悪影響を受けただけだと思いたいです。

■ ネパールの沢

このブログは、私個人の、スポーツクライミングとフリークライミングの基礎力づくりの記録をまとめるために作ったサイトなのですが、結局、アルパイン教育の不足を語ることになってしまいました…

私は、当初、ワイドで体幹を作り、ハンドクラックでクラックを快適に登り、徐々にシン・ハンドやフィストに進み、という予定で、アイスクライミングでは、のんびりドライを学びつつ、6級へ進みたいと思っていました。4級ならリードまで、5級が8割がた終わり、条件によっては…つまり、ビレイの優劣や氷の状態によっては、リードにも進んでよい、というようなレベルで終わったと思っていました。

しかし、九州に来たことで、ほとんどの山が恐怖体験、みたいな感じになりました。

いや~驚いた。

私に、貴重な示唆をくれたアルパインの友人が、ネパールの沢に行くと言っていたのですが、昨日偶然にもその記録を見つけて、楽しそうで、いいなぁと思いました。

しっかりした技術にのっとっていれば、どんどん成長していける、という証拠ではないかと思います。

よって立つ土台があやふやだから、そこが問題なのでは???と思ったのが、山梨アルパインクラブで会った人たちでした。九州の山岳会は輪をかけてそうでした。雪訓なしで、冬山って…ないですよね?

まぁ、私なら、九州から雪や冬壁を志向しようとは思わないですが…山はその土地に適した活動を提供してくれると思うので、真冬も温かい九州では年がら年じゅう沢をしていればいいのではないかと思ったりしました…

そのうち海外の沢に食指を伸ばしていけばいい、ってことなんでは?

https://www.akatsuki-climbing.com/%E3%83%8D%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%ABrauli-khola%E6%B2%A2%E7%99%BB%E3%82%8A/


2024/12/04

【クライミング心理学】 もう、本音を言います!

 映画を見ました☆ とても良い映画でした☆

  https://youtu.be/Wq-GQ3Ym8NM?si=rcBNvGytGkSmoUR-

一言でまとめると


 ”『言ってはいけない』と思っていることを言ってから始まる…”


家族って、こんな感じですよね…って感じです。

言いにくいことが言えない… 家族であるからこそ、相手を大事にするからこそ、言いたいことが言えないわけですね。

どうでもいい相手であれば、言いたい放題をしたら、良いわけで…。

安楽死をテーマにした映画ですので、最終的には、安楽死の是否を、考えていく映画になるのだと思いますが、私がこの映画を見たうえでの感想は、

 安楽死 賛成

でした。安楽死が無かったら? これを言ったらお終いだ!って内心、思っていることを言う=本音を言う、ありのままの自分でいる、という機会も生まれないでしょう…

それに、娘たちに看取られて死ぬという人生の贅沢も味わうことができない、でしょう…

人生の最高の贅沢は、子供に看取られること、ではないかと思います。

■ ネタばれアリなので、見たい人は、ここから先は読まないように…

1)姉と妹の確執

 母親の方針により、お姉ちゃんは強く育ち、妹ちゃんはめそめそ派(双極性障害)。

で、妹が自殺未遂をしたことを、「親の注目を集めるため」と姉に批判されるので、妹は、自殺未遂を秘密にして言わないのです。

なんか分かる―と思いました。妹はめそめそ…、実は私の妹です。めそめそしても、何も解決しないのに…。

家族全員がめそめそ派だったので、姉である私は、相対的にバランスを取って、どんどん、強くなるように追い詰められるのです… 

というのは、現実的な問題には、向き合うこと=強くなることだけが解決の道だから… 

私の場合ですが、これに単細胞の弟も加担して、姉だけが強さを発揮しないといけなくなり、私はかなり大変な子供時代を過ごしました…。

家事もやって、姉役だけでなく親役もやらされそうになり、学校でも優等生…疲れた。それで、その役は15歳で降りました。九州のクライミングで、またやらされそうになり、嫌だったなぁ。降りた役をやらされそうになり、嫌でした…。

姉の強さも、周囲が一方的にダメダメである状況から、作られざるを得なかった強さなのだ、と理解してもらいたいです。

一人に負担を押し付けないで、自分たち自身が強くなってください。

2)オークワードネス漂う画面

この映画、なんとなく、腫物に触るような、遠慮した感じが漂う、そんなシーンが多い映画です。

日本的だなぁ…と思うと同時に、アメリカ的でもあり、現代版いい人、の概念ってコレではないか?と思いました。

親の安楽死に立ち会うって、どう向き合ったらいいのか?分からないって意味で、こういう振る舞いになるのは自然なことだと思いました。

3)安楽死反対派の人の動き

家族ではない登場人物の一人が、安楽死反対の妹の代弁をして、それを内部告発するんですが…それで、妹が母親の死を受け入れていないことが分かって、それが愛ある行為で良かったです。

心理学のコンサルタントの行う、いわゆる、”介入”ってやつ。 

私はこの立場に立つことが子供時代、多かった気がしました…。介入、は、自己表現が下手な人たちには、必要な措置です。

分かり合えないでいる人たちの間を取り持つということですね。

4)成熟者としての夫

死を選んだ主人公の夫である、おじいちゃんに、孫がなぜおばあちゃんは安楽死を選んだのか?聞きに行きます…

解説する様子が、いいなぁと思いました。率直なシーンはここだけかなぁ…

素直に、なんで?という疑問に、誰もが心の中で答えを自問自答で出しますが、それを自問自答ではなくて、他者からもらいたいのが、若い人、子供、です。

こういう人が私の人生には足りていなかったので… なんで?と聞いて、素直な理由を、本人は内心分かっていたとしても、教えてくれる人の存在は大事です。

5)姉の夫の脱皮

姉の夫君は、言いたいこともきちんと言えない、妻の尻に敷かれているわけでもないのに自らわざわざ敷かれに行くような、自己主張のない男性ですが、”あなたの”意見はなんなの?と妻に問い詰められて、答えに窮し、暴力的に妻とセックスするという…

脱皮体験をします。

これ、心理学のトランスコーチングで使う手法でもあります。抑圧が強い人に対する、挑発みたいな感じですね。

ということで、この男性の本音=男性性…暴力??? 本当は暴力的な部分が男性だから、だれでもあるわけですが、それを抑圧しすぎていて、暴力を振るわないだけでいいのに、自分の意見自体もなくなってしまっていたみたいなんですよね。

あとで、誰もいない空に向かって吠えていました… 俺は男だぞーって。

クライマーが吠えるのも、これなのかもしれません。

6)妻と夫 Faithfull husband

夫の役割が素晴らしい。常に妻の意思をサポートする味方。私の意思をサポートしてくれる夫が欲しいです。意思と言うのは、感情でぐらつくからです。

”子の親”である以前に、”妻の夫である”、というのが大事なことですね。

7)不倫

子と夫を託す女性に、親友を選んだ主人公…ということで、納得ずくで、夫と親友の女性にくっついてもらったらしい…

それを知らない娘たちは、ママは騙されている!と反発するわけなんだが…

夫と親友をくっつけたい気持ちは分かるなぁと思いました…。自分がいなくなった後、夫が一人寂しく取り残されるのを見るのは、忍びない…。

だれか信頼できる人に夫の力になってやってほしいと思ったら…親友しかいないですよねぇ・・・

7)姉の性格

姉の性格が常に批判にさらされている、というのが、印象的だった。

OK、I’m Bossyと自分でも言っています…けれど、言っている内容は、いつも正論だと思いました。

要するに正論がBossyとイコール換算されるわけなんだろうなぁ…

私も正論と正義を信奉するタイプなので、こういう人の心の安らぎはどこにあるのか?

気になりました。このタイプの人は、こどもっぽい人にイライラするので、先ほどの自己主張のない夫と一緒にいる、のです。

8) 主人公の性格

最後に主人公が死ぬ時、娘二人に看取られて死ぬのですが…

 I am scared

と言います。このセリフは正直な気持ちで、常に理性で感情的にならずに打ち勝ってきたと思われる主人公の精神的成熟を意味すると思いました。

感情を受け入れる、というのは、勇気がいるのです。

9) 一人で泣く夫

私が印象に残ったのは、この全体的な安楽死という苦悩の引き受け手、としての夫の解消の仕方です。

妻の安楽死の支え手になる、ってすごいメンタル負担です。それをどうやって乗り越えたのか? 

ミニトマトをちぎりながら泣く夫が印象的でした…

だよねぇ… 苦しみを吐露できる人間の相手は、ここにはいない。

だから、トマトで涙を流すわけでしょう。

妻が、愛人をあてがってくれたと言っても、妻があてがったもの、でしょう…

■ 私が怖いのは?

私が怖いのは、この立場に立たされそうなことです。

というか、今立たされていると思う。 

自分だけが結末が見えていて、やっぱり、自分はその結末を一人で引き受けざるを得ないのだ、という感覚です。

なぜなら、それが、母との関係で私に起きたことだったからです… どうなるのか?私は知ってるよ、結局、一人で戦わないといけないんだよね…みたいな感じ。

私の問題じゃないのに…。

山梨の山で癒されたのは、その”未消化の感情”でした。大変だったねぇ、でも今じゃないよねぇ、みたいな…?それで、だいぶ子供時代の傷に決別はついたかも。

しかし、ラスボス残っていましたねぇ…

まさか、父親に2歳で殺されかけたとは… 山にいては、水と戯れる機会がいないので、一生気が付かずに済ませられたことでしょう…。まさか、私の水恐怖症が、父親由来とは気が付きませんでした…。

クライミングによる地域おこしは私の課題ではない。ローカルクライマーたち、これまでクライミング界で有名無形の資産を受け取ってきたクライマーたちの課題です。

クライミング界に、確立したクライミング教育マニュアルがなく、きちんとしたクライミング教育の手順が確立していないこともそうです。

私のせいではないし、ましてや私が何とかできる問題でもありません。

そのように感じさせられるのは、たぶん責任転嫁のエネルギー…

また、他のクライマーから、私のクライミングに対する成長に関して、足を引っ張られることも嫌だった。

”私だって英語が話せたら同じことができた”、というお姉ちゃんが羨ましい路線のアキさん

 &

”なんでねえちゃんだけ注目浴びるんだよ~俺だって”のダメダメ系弟路線の前のパートナー

が印象に残った時代でした。

結論、

私は、別の人間関係を選びたいです。

■ 俺だって私だって=羨ましい 

俺だって、私だって、というのは、私が羨ましいって意味でしょう…

ならば、自分が努力してそうなりなよ!って感じだよなぁ…。

ああ~ うっとおしかった!

クライミングに関しては、もう、十分、

  優しく、何度も、丁寧に、解説してやったぞ!

っていう気分です!

誰ですか、そういう知性的に欠如している人たちでも、何度も優しく解説すれば分かってくれると言っているのは…?

分かりませんよ、彼らは。だって目的が目立つこと、なんだから…。

そして、その、”優しく、何度も、丁寧に、解説を試みる私” を利用し、便乗しようとしてきた”大人たち” 役の、九州の指導者たち…

指導する能力自体がそもそも、ないのではないか?と思いました。

いくら、自分の会の人たちにも、本格的な山…アイスクライミングなど…を味わってもらいたいからって…

指導したりするのは、偉い人の座に座っているあなた、であって、なんで私に若い奴を回してくるのか?

この子、登れる子だから、引き取ってーみたいな感じでした。

その人材自体が、ダメダメだったし…

私の責任じゃない人を回されて嫌だったなぁ、もう!

そもそも、私だって3年のクライミング経験しかなく、私の責任能力の範疇を超えます。

育ててもらってもいない親に、恩返しの親孝行を求められているみたいだったー!

しかも、クライミング界最弱者の私に

 指導力

を求めるのか?意味不明ですよね!!

      あー、本音がやっと言えてスッキリしましたー!!



2024/12/03

【アルパインクライミング】ヒリシャンカ


パタゴニアの動画です。しかし…

ペルーの山のルートグレードなど、あんまり日本で知られていないというか、登山の学校でも教わらないような気がします。

結果、なんか日本の山のルートグレードと比較する基準がなくなって、なんとなくすごい、みたいな感じでしか、とらえられなくなるのかもしれない???

登っている動画をみましたが、岩ごとがっぽんと剥がれて落ちる系のやつのような…

フリークライミングで、岩が欠けても、ほんのちょっと欠けるだけでも、ホールド欠損で大騒ぎですが、アルパインで岩が欠けるっていうのは、自分が乗っているアイスそのものが崩落するとか、岩の裂け目に染みた水が凍結で膨らんで、岩ごと崩れ落ちるとか、そういうもので、レベル感がまるで違うと思う…

あと、こちらの動画のスナップショットだが、アイクスクリューを打ちこむのにアックステンションはしていない…たぶん、そんなことしたら、遅くなるからだと思うんだが…



そんな風な登り方が普通で、アックステンションは、保険として、ほんとに疲れてダメになった時に使う技って理解だったけどなぁ…

■ 概要情報

ペルーのヒリシャンカ(**Churup**、**Hirishanca**とも表記されることがあります)は、アンデス山脈のコルディエラ・ブランカに位置する美しい山です。この山は標高5,464メートルで、多くのアルパインクライマーが挑戦する対象になっています。

### ヒリシャンカのルートとグレード
ヒリシャンカのルートは、技術的な難しさや環境条件によって評価されます。一般的なルートとそのグレードの概要は以下の通りです:

1. **北壁ルート(North Face)**  
   - 難易度: **D+**(Difficile+)から**TD-**(Très Difficile-)  
   - 特徴: 氷壁やミックスクライミングを含む技術的なルート。ルート状況によって難易度が変動します。

2. **南壁ルート(South Face)**  
   - 難易度: **TD**から**TD+**(Très Difficile+)  
   - 特徴: より垂直な氷壁があり、高度と天候の影響を強く受けます。熟練者向け。

3. **西稜ルート(West Ridge)**  
   - 難易度: **AD+**(Assez Difficile+)  
   - 特徴: 比較的穏やかな傾斜で、経験のあるアルパインクライマーに適しています。

グレードはヨーロッパアルパイングレードシステムに基づいていますが、氷と雪の状態、落石リスク、天候などの影響で変動する可能性があります。挑戦する際は、現地の最新情報を確認し、十分な準備をすることが重要です。

これが、ChatGPTの返事。

で、ピッチグレードはどうかというと?

北壁ルートで、約500〜700メートル
最大ピッチグレード: WI4〜WI5(氷雪)、M4〜M5(ミックス)
傾斜: 60°〜85°の氷壁が多く、時折垂直またはオーバーハングのセクションが含まれる。
ルートの全体的なグレード: D+ 〜 TD-(総合評価)

これが標高5000m級で起ることになるので… 

ヒマラヤ6000級での M7 AI5 1700m は、やっぱりすごいなぁと思った。

■ グレード表

グレード 略語 難易度の概要
初心者向け
F Facile 簡単。歩きやすいトレイルや、基本的なロープ技術で登れるルート。岩場がほとんどない。
PD Peu Difficile やや難しい。基本的なクライミングスキルが必要で、岩場や簡単な氷雪のセクションが含まれる場合がある。
中級者向け
AD Assez Difficile かなり難しい。氷雪や岩場があり、より高度なクライミング技術や安全管理が求められる。
AD+ ADに難しいセクションが加わったもの。
上級者向け
D Difficile 難しい。技術的な岩登りや氷壁のセクションを含む。持久力と高度な技術が必要。
D+ Dより難易度が高いセクションがある。
TD Très Difficile 非常に難しい。垂直に近い氷壁、ミックスクライミング、長い技術的なピッチを含む。高度なスキルが必須。
TD+ TDにさらなる難関が加わったルート。
エリート向け
ED Extrêmement Difficile 極めて難しい。非常に高度なクライミング技術、綿密な計画、安全管理が必要。リスクが高い場合も多い。
ED+ EDの中でも特に難しいルート。
ABO Abominable 想像を超える難しさ。エリートクライマー向けで、命の危険が伴う可能性がある。


【AIシリーズ】無謀と冒険の違い

 ■ ChatGPT

前に試したときは、答えが明らかに間違っていることがありましたが、だいぶ進化しているようです。

冒険と無謀の違いについて解説してもらいました。

■ ChatGPTによる、冒険と無謀の違い

冒険と無謀の違いを小学生にも分かるように説明しますね。


冒険とは?

冒険は、ちょっと難しいけれどワクワクすることに挑戦することです。たとえば、高い山に登るときにちゃんと準備をして、「ここは危ないから気をつけよう」と考えながら進むのが冒険です。冒険は、自分が何をするのか、どんな危険があるのかをよく分かっていて、それに備えることが大事です。

  • : 川で遊ぶときにライフジャケットを着る。これが冒険です。

無謀とは?

無謀は、何も考えずに「なんとかなるだろう」と思って危ないことをすることです。たとえば、高い山に登るときに準備もせず、天気のことも考えずに「大丈夫だろう」と登るのが無謀です。無謀だと、自分だけじゃなくて周りの人にも迷惑をかけてしまうことがあります。

  • : 川で遊ぶときにライフジャケットを着ないで「泳げるから平気」と思う。これが無謀です。

簡単な覚え方

冒険は「考えてから行動すること」
無謀は「考えずに行動すること」

冒険は楽しさと安全があるけど、無謀は危険で後悔することが多いんだよ。だから、何かに挑戦するときは冒険を選ぼうね!

【AIシリーズ】プロンプト:日本のロッククライミング界に起きている問題をリストアップしてください

 ■ 日本のロッククライミング界に起きている問題をリストアップしてくださいというプロンプトを入れたら、こうなった…(驚)

言えてる~と思って驚愕。

■ 問題リスト

日本のロッククライミング界で現在問題となっている点は以下のようなものがあります:

### 1. **アクセス権の問題**

クライミングエリアにおける土地所有者や地域住民とのトラブルが発生しており、アクセス制限がかかることがあります。一部の岩場は無断使用や環境への影響が原因で立ち入り禁止となっています【41】【44】。

### 2. **団体間の調整不足**

国内のクライミング関連団体は複数存在しますが、上位組織のサポート不足や、団体間の連携の欠如により、統一したガイドラインや教育プログラムが確立されていない状況があります【41】。

### 3. **安全管理と事故**

岩場での不適切なギア使用やマナー違反が安全性に影響を及ぼしており、事故が発生することがあります。また、法的責任を巡る問題も取り沙汰されることがあり、安全教育の徹底が求められています【43】【44】。

### 4. **環境保護への配慮**

人気の岩場では、多くのクライマーが訪れることによる自然破壊やゴミの問題が指摘されています。これに対する対策が不十分なエリアも多いです【44】。

### 5. **国際市場への不参加**

日本のクライミングエリアは、国際的なアドベンチャーツーリズム市場への参入が遅れており、観光資源として十分活用されていない状況です【41】。

これらの問題を解決するには、クライマーや関連団体、地域住民、行政が協力して持続可能な利用方法を模索し、安全で環境に優しいクライミング文化を育てることが重要です。また、国際的な成功事例を参考にすることで、日本独自の課題に対する解決策を見つけやすくなるでしょう。

■ スローガン

ついでにスローガンを考えてもらった。

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日本のロッククライミング界に必要なスローガンを、現在の課題や将来への展望を踏まえて提案します。これらのスローガンは、安全性、環境保護、地域社会との共存を重視したメッセージを含めています。

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### **1. 安全性を重視するスローガン**

- **「すべての一手に安全を」**

  - クライマー一人ひとりが安全を意識し、事故ゼロを目指すことを呼びかけるメッセージ。

- **「命綱を、未来へつなぐ」**

  - クライミングの安全を次世代に伝えることの重要性を表現。

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### **2. 環境保護を意識したスローガン**

- **「岩と共に生きる未来を守る」**

  - 自然との調和を意識し、環境保護を訴えるメッセージ。

- **「登るたび、自然に恩返し」**

  - 岩場や自然環境への感謝を忘れない姿勢を伝える。

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### **3. 地域との共存を促すスローガン**

- **「地域とクライミング、共に未来へ」**

  - 地域住民との協力関係を重視し、持続可能なクライミング文化を目指す。

- **「地元を愛し、岩を大切に」**

  - 地元の理解と支援を得るため、感謝の気持ちを表現。

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### **4. 全体を包括したスローガン**

- **「安全、自然、地域と共に、未来へ登ろう」**

  - 安全性、環境保護、地域連携の3つの柱をすべて盛り込んだ包括的なメッセージ。

- **「一手一歩、未来を築く」**

  - クライマー一人ひとりの行動が、クライミング文化の発展に寄与することを象徴。

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これらのスローガンは、日本のロッククライミング界が直面している課題を解決し、持続可能な発展を目指す姿勢を象徴するものです。各団体やイベントでの普及や啓発活動の中で活用することで、より多くの人々に意識改革を促すことが期待できます。

■ ついでに、施策リスト!

どうも、日本では、安全に対する施策は完全に欠如しているか、かなり後進的なようですね。

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日本のロッククライミング界で意識改革を進めるために必要な施策を以下にリストアップします。これらは現在の課題に対応し、より安全で持続可能な環境を作るためのアイデアです。

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### **1. 安全性の向上**

- **教育プログラムの強化**  

  - 安全なクライミング技術やギアの正しい使用方法を教えるワークショップや講習会を開催する。  

- **安全基準の統一化**  

  - 国内外のベストプラクティスを参考に、安全基準を統一し、ガイドラインを普及させる【41】【44】。  

- **事故データベースの共有**  

  - 過去の事故事例を公開し、再発防止策を共有する。

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### **2. 環境保護の推進**

- **利用者の環境意識向上**  

  - クライマーに対して環境保護の重要性を訴えるキャンペーンやイベントを実施する。  

- **岩場の利用制限と回復計画**  

  - オーバーユースが懸念されるエリアでは、利用制限や植生回復計画を導入する。  

- **ゴミ問題対策**  

  - クライミングエリアでのゴミの持ち帰りを徹底し、清掃イベントを定期的に開催する【44】。

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### **3. 地域住民との共存**

- **地域との対話の場を設ける**  

  - 地元住民や自治体と連携し、岩場の管理や利用ルールを共同で作成する。  

- **地元経済への貢献策**  

  - 地域特産品の購入や宿泊施設の利用を促進する仕組みを作る。

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### **4. 法的および倫理的なガイドラインの整備**

- **アクセス権の明確化**  

  - 土地所有者との契約や許可を正式化し、トラブルを未然に防ぐ。  

- **マナーや倫理意識の普及**  

  - 他人のギアを使う際のルールや、岩場での行動に関する倫理規範を教育する【44】。

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### **5. クライミング文化の発展**

- **若手育成と多様化の推進**  

  - 学生や初心者向けのプログラムを提供し、クライマー人口を増やす。  

- **国際化の促進**  

  - 日本の岩場や文化を海外に発信し、国際的なロッククライミングイベントを誘致する。  

- **多言語対応の情報提供**  

  - 外国人クライマー向けに英語やその他の言語でアクセス情報やルールを発信する。

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### **6. 技術革新の活用**

- **デジタルプラットフォームの開発**  

  - クライミングエリアの情報、予約システム、マナー教育を統合したアプリの開発。  

- **安全設備のアップグレード**  

  - 老朽化したボルトやアンカーを交換する「リボルト活動」の促進。

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### **7. コミュニティの育成**

- **クライミングイベントの開催**  

  - 大会や交流イベントを開催し、クライマー間の連帯感を高める。  

- **オンラインコミュニティの強化**  

  - 安全やマナーについて情報交換ができる場を提供する。

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これらの施策を実施することで、安全で環境に優しく、地域と共存できるクライミング文化を育むことが期待されます。また、クライミングコミュニティ全体が協力し、長期的な目線で取り組むことが成功の鍵となります。

2024/12/02

【AIシリーズ】クライミング講…浪花講からの発想

こんなお散歩から…


これをもとにChatGPTにビジネスプランを作ってもらいました。人間が考えるより、上等のプランかも?

■ ビジネスプラン

浪花講の仕組みを現代的に応用し、**クライミングガイドと提携宿泊施設**を組み合わせたビジネスプランを作成します。このプランでは、信頼性と利便性を提供し、アウトドア愛好者と宿泊施設の双方にメリットをもたらします。

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## **ビジネスプラン概要**

### **1. コンセプト**

「クライミング講」という名前のプラットフォームを作り、次のことを提供:

- **信頼できるクライミングガイド**を利用者に紹介。

- ガイドと連携した**提携宿泊施設**を案内。

- 安全で快適なアウトドア体験と宿泊を保証。


### **2. サービス内容**

1. **ガイド紹介サービス**

   - 登山・クライミングの技術や地元知識に精通した認定ガイドを登録。

   - 利用者は地域、難易度、希望するガイドの特性に応じて選択可能。

   

2. **提携宿泊施設の予約**

   - 登山口に近い宿泊施設を提携施設として登録。

   - 安全性、清潔さ、設備を基準に厳選し、利用者にリストを提供。

   - 宿泊施設には、クライマー向けサービス(例:早朝の食事、ギア保管スペース)を整備。


3. **パッケージプラン**

   - クライミング体験と宿泊をセットにしたパッケージを提供。

   - 初心者向けコースから上級者向けまで多彩なプランを用意。


4. **評価システム**

   - 利用者がガイドや宿泊施設をレビューできる仕組みを導入。

   - 高評価を得たガイドや施設を優先的に推薦。

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### **3. 仕組み**

- **会員制**:

  登録料を徴収して、ガイドや宿泊施設情報、限定サービスを提供。

- **提携条件**:

  提携宿泊施設やガイドは、利用者からの苦情が多い場合、除外される厳格な基準を設定。

- **定宿帳のデジタル化**:

  アプリやウェブサイトを活用し、提携施設やガイドを検索・予約可能に。

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### **4. 収益モデル**

1. **会員登録料**

   - 個人会員:年額プラン。

   - 法人会員:アウトドア関連企業や団体向け。

   

2. **手数料収入**

   - ガイド料や宿泊費から一定の手数料を徴収。

3. **広告収入**

   - アウトドア用品メーカーや地域観光局からの広告掲載収入。

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### **5. メリット**

- **クライマー向け**:

  安全で信頼できるガイドと宿泊施設を簡単に見つけられる。

- **宿泊施設側**:

  登山客を安定的に集客可能。

- **地域経済**:

  地域の観光振興とアウトドア産業の活性化。

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### **6. 実現可能性の例**

- **類似モデル**:

  - 日本の「山小屋予約システム」や海外のAirbnb体験セクション。

  - 浪花講に着想を得た地域密着型の「ツアー&宿泊提携サービス」。

- **成功事例**:

  - アルプス地方で行われているガイドと山小屋のセット提供サービス。

  - オーストラリアの「Great Walks」プラットフォーム。

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### **未来の展開**

- AR(拡張現実)を活用して、登山道の可視化やガイドによるリモート案内を追加。

- 宿泊施設に「クライミング施設」や「トレーニング設備」を導入して、滞在価値を向上。

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このビジネスプランは、浪花講のように「信頼性」を基軸にし、クライマーのニーズと宿泊施設の提供価値を結びつけるものです。地域の観光産業にとっても新たな可能性を開くモデルと言えます。

■ このビジネスモデルに安全性、倫理性、快適性を付加するための具体的なルール設定について考えました。以下は、それぞれの価値観を達成するためのプランです。

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### **1. 安全性の確保**

- **ガイドの資格要件**:

  - ガイドは、国家資格(例:登山ガイド資格、山岳救助資格)を保持していることを義務付け。

  - 定期的に安全研修を受講することを求める。

- **宿泊施設の安全基準**:

  - 火災報知器、避難経路、緊急時の連絡体制を整備。

  - 宿泊施設は、一定の災害対策や山岳救助の協力体制を確保することを条件とする。

- **トラブル時の保険制度**:

  - 全参加者(ガイド、宿泊施設、利用者)に補償がある保険を提供。

  - 万一の事故や紛争に備えて、迅速な対応ができる窓口を設置。

- **チェックイン/チェックアウト時の確認**:

  - 宿泊施設は、すべての宿泊者の本人確認を行い、不審者を排除する仕組みを持つ。

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### **2. 倫理性の確保**

- **犯罪行為防止の仕組み**:

  - **売春の排除**:

    - 宿泊施設やガイドが倫理規範を明記した契約に同意することを必須化。

    - 施設やガイドが反社会的な行為を容認した場合、即座に提携解除。

  - **ハラスメント防止**:

    - ハラスメント防止ポリシーを作成し、全利用者に共有。

    - 被害が報告された場合、調査後にガイドや施設をブラックリスト化。

- **レビューと評価システム**:

  - ユーザーがガイドや宿泊施設の行動倫理について評価する仕組みを整備。

  - 評価が低い場合は再審査を実施し、改善が見られなければ提携を解除。

- **倫理基準の定期チェック**:

  - 年に一度、提携ガイドや宿泊施設に対して倫理基準の遵守状況を監査。

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### **3. 快適性の向上**

- **清潔さの基準**:

  - 宿泊施設は最低限の清掃・衛生基準(例:国際的な観光衛生基準)を満たすことを義務付け。

  - 定期的な衛生チェックを行い、基準を満たさない場合は改善命令。

- **特別なクライマー向けサービス**:

  - 登山後の泥や汗を洗い流せるシャワー設備。

  - クライミング用具の乾燥や洗浄サービス。

  - 栄養価の高い食事や登山者向けの軽食提供。

- **宿泊者の快適性向上の工夫**:

  - シングルルームやファミリー向けプランを提供。

  - 無料Wi-Fiや登山情報(天気予報、難易度情報)の提供。

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### **4. トラブル防止のための追加ルール**

- **緊急対応マニュアル**:

  - ガイドや宿泊施設は、緊急時対応マニュアルを常備。

  - 緊急事態が発生した際に速やかに対応できるよう、スタッフへの研修を義務化。


- **契約書の透明性**:

  - ガイドとの契約や宿泊条件を明確に記載し、利用者に事前に提示。

  - キャンセルポリシーや料金体系をわかりやすく公開。


- **仲介プラットフォームの管理責任**:

  - 「クライミング講」プラットフォームは、提携先にトラブルが発生した場合、速やかに対応し、必要であれば仲裁する責任を負う。


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### **まとめ**

このルールセットは、安全性、倫理性、快適性を重視し、すべての関係者が安心してサービスを利用できる環境を構築します。特にトラブル防止策や信頼性の確保が重要であり、これを実現するためには厳格な審査基準と継続的な監視が必要です。このような仕組みを取り入れることで、信頼されるブランドを築くことができます。

■ 地域貢献

地域住民への経済貢献を取り入れるためには、以下のようなプランを追加することで、地域全体に利益をもたらし、地元との関係を強化できます。


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### **1. 地元特産品やサービスの優先利用**

- **地元の食材を使用した宿泊施設の食事**:

  - 宿泊施設が地元農家や漁業者から食材を調達する契約を推進。

  - クライマー向けに地域特産品を使った栄養食を提供。


- **地元ガイドの優先雇用**:

  - 地元在住の認定クライミングガイドを優先して採用。

  - ガイドが地元の文化や歴史を体験型で紹介するツアーを追加。


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### **2. 地域イベントとの連携**

- **アウトドアフェスティバルの開催**:

  - 地域住民とクライマーが交流できるイベントを企画。

  - クライミング大会や体験型イベントを行い、地元企業や住民に出店の機会を提供。


- **地域観光資源の活用**:

  - クライミングだけでなく、地域の伝統工芸、文化、温泉などもアピールするパッケージツアーを企画。


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### **3. 地元産業の支援**

- **地元製品の販売サポート**:

  - 宿泊施設やガイドを通じて、地元の工芸品や特産品の販売をサポート。

  - クライマー向けに、地元で作られたアウトドア用品の販路を拡大。


- **特産品マーケットプレイスの併設**:

  - プラットフォーム内に地元産品を販売できるオンラインストアを設置。


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### **4. 地域住民向け教育・訓練**

- **ガイド育成プログラム**:

  - 地元住民向けにガイド資格取得のための支援プログラムを提供。

  - ガイドになることで、新たな雇用機会を創出。


- **クライミング施設の無料開放**:

  - 地元住民がクライミングを学べる体験会や子ども向けのワークショップを開催。


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### **5. 地域経済への直接的な還元**

- **収益の一部を地域活性化基金に寄付**:

  - 「クライミング講」の収益の一部を地域のインフラ整備や教育活動に活用。

  

- **地元コミュニティへの利益還元プログラム**:

  - 提携宿泊施設やガイドが参加する「地域ポイント制度」を導入。

  - 地元住民が利用すると特典を得られる仕組みを提供。


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### **6. エコツーリズムとの融合**

- **環境保全活動への参画**:

  - クライミングツアーの一部として、地域の自然環境保護活動(例:トレイル整備やゴミ拾い)を組み込む。

  - 地元環境団体と連携して観光と保全を両立。


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このような地域住民との協力体制を強化することで、地域全体に経済的、文化的な恩恵をもたらすとともに、持続可能なビジネスモデルを構築できます。また、地元の支持を得ることで、より信頼されるプラットフォームとして成長できるでしょう。

■環境保全

ロッククライミング向けに環境保全を考慮したプランをリライトします。クライミング特有の課題(岩壁の損傷や自然エリアの過剰利用など)を解決しつつ、持続可能な利用を推進することを目指します。


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### **1. 持続可能なクライミングエリア管理**

- **エリアの分散化**:

  - 人気の高いエリアへの過剰集中を防ぐため、新たなルートやエリアを開拓し、利用を分散。

  - 環境に配慮した岩壁選定を実施。


- **岩壁の保護施策**:

  - クリーニング用具や保護パッドを使用し、岩や植物の損傷を最小限に抑える。

  - ボルトの設置や再整備は地元クライマー団体と協力して行う。


- **季節ごとの利用制限**:

  - 野生動物の繁殖期や生態系に影響が大きい時期にはエリアを一時的に閉鎖。


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### **2. 環境に優しいクライミング施設の推進**

- **環境配慮型ルート整備**:

  - ルートの設計やボルト設置の際に、自然環境への影響を評価する仕組みを導入。


- **エコクライミングギアの普及**:

  - クライマーが環境に優しい素材や製品を選べるよう、提携企業と協力してエコギアを推奨。


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### **3. 環境教育とクライマーの意識向上**

- **エコクライミングツアー**:

  - クライマーが自然との共生を学べるツアーをガイドと共に提供。

  - 例えば、環境保全の歴史を学ぶ時間や自然観察を盛り込む。


- **自然保護マナーの普及**:

  - 利用者全員に、チョークの適正使用や不要な植物の踏み荒らしを防ぐルールを教育。


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### **4. クライミングエリアのインフラ整備**

- **ゴミ回収ステーションの設置**:

  - クライミングエリア付近にゴミ収集場所を設ける。

  - 分別収集やリサイクル対応の仕組みを整備。


- **トイレ施設の設置**:

  - 持続可能な簡易トイレを設置し、環境への排泄物の影響を減少。


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### **5. 環境保全活動の支援**

- **クライマーによるボランティア活動**:

  - エリアの清掃活動やトレイル補修活動をクライマーコミュニティで実施。

  - 参加者には特典を提供(無料チョークやギア割引など)。


- **地元自然保護団体との連携**:

  - 収益の一部を保護活動資金として寄付し、地域の生態系保全に役立てる。


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### **6. 環境影響の調査と改善**

- **利用者データの収集**:

  - クライミングエリアの利用状況をモニタリングし、環境負荷が高いエリアを特定。

  - 改善策を定期的に実施(例:利用制限や植生回復プロジェクト)。


- **生物多様性モニタリング**:

  - クライミングエリア周辺の植物や動物の変化を観察し、保全対策を立案。


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### **7. 持続可能な移動手段の促進**

- **カーボンオフセット**:

  - クライマーの移動に伴うCO2排出を相殺するためのオフセットプログラムを提供。

  - エリアへの公共交通アクセスを拡充し、車利用を減らす施策を導入。


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### **まとめ**

ロッククライミングにおける環境保全を実現するには、エリア管理、教育、インフラ整備、そして持続可能な利用の仕組み作りが重要です。これにより、自然環境への影響を最小限に抑えながら、クライマーと地域の双方が利益を享受できるモデルが構築できます。


2024/12/01

【AI】ChatGPTにボルト位置を判定してもらいました☆

 ■ AIによるボルト位置の判定法

1)プロテクションが打たれたルートの写真を用意します。

2)そこに赤い印を画像ソフトでつけます。



■ AIプロンプト

”今から画像を与えます。その画像について、ロッククライミングの”ランナウト”という状態にあたるかどうかを画像を見て診断してください”

これが命令文です。

■ 生成結果

画像を確認しました。赤いドットの位置に基づいてプロテクションの配置状況を判断します。


1. **赤いドットの配置について**:

   - 赤いドットはそれぞれ異なる高さに配置されており、下から順にプロテクションの取り付け位置を示していると解釈します。

   - 最上部のドットはトップロープ(終了点またはアンカー)の位置を示している可能性があります。


2. **プロテクション間の距離**:

   - **1本目から2本目(下部2つのドット間)**: 比較的近い距離でプロテクションが設置されているように見えます。安全確保として十分な間隔に思えます。

   - **2本目から3本目(中央2つのドット間)**: この区間はプロテクション間の距離がやや長いように見えますが、危険度の高い「ランナウト」と呼べるほどではありません。

   - **3本目から終了点(上部2つのドット間)**: この区間が最も長いように見えます。ランナウトの可能性がありますが、ルートの難易度や岩の形状に依存する部分が多いため、一概に危険とは断定できません。


3. **ランナウトの判断**:

   - 一般的に、プロテクション間の距離がクライマーの安全に影響するほど長い場合、「ランナウト」と呼びます。この写真では、特に上部のドット間が該当する可能性があります。

   - ただし、ランナウトと認定するかどうかは、クライマーの技術レベル、岩の形状(ホールドの有無)、ロープのダイナミクス(伸びの特性)なども考慮する必要があります。


**結論**: 

赤いドットの配置に基づくと、特に上部のプロテクション間がランナウトのリスクがある部分として注目されます。もしこの区間で転倒が発生した場合、落下距離が大きくなる可能性があります。状況によって追加のプロテクションを設置するなど、安全対策を考慮するのが望ましいです。

【トップクライマー】メンターシップについて 

Beyond The Climb

いつも思うんだが、日本のトップクライマーのメンタルは、まだまだ幼稚で、アメリカのメンターは羨ましいなぁと思っています。

【トップクライマー情報】ジャンボさんと鳴海さんのポッドキャスト

 https://creators.spotify.com/pod/show/patagoniajp/episodes/22-2-e2ricja

たぶん、ジャンボさんはゾーンについて、夢中という理解しかしていないので、理解が間違っていると思いました。周囲に細心の注意も払えて、自分の様子が上からも、見えて、それでいて、集中もしているというのがゾーン体験です。

あと、最初のポッドキャストで、あまりユースケさんを落としたことについて反省していないような感じで、それにも疑問を覚えました…。

2人はもう組んでいないのでしょうか?一度、裏切られた相手を再度信用するのは、かなり、本人のメンタル面での努力を要します。

私はそれで、本職の心理カウンセラーにかかっているほど、です。なので、あれは事故だった的な扱いは、甘えではないかと思います。ヒューマンエラーの初歩的なものだったと、ジャンボさん本人も記録に書いていたと思うので、もう少し苦悩が見えたほうが人間的です。

楽しいだけならその辺の山おじさんと同じです。

厳しさや責任感も伝えるのがトップクライマーの役割ではないでしょうか?

その辺に疑問を感じざるを得ないポッドキャスト配信でした。残念感を持っています。

【クラックの登り方】正しくカムのプレースメントを習得しましょう

■ 日本的悪習慣

いきなりリードで取りつくのは、日本的クライミングの悪習慣ですので、改めましょう。

以下は、カム落ち練習の様子。 

■注意点

嫌がっている相手に無理やり落ちるように薦めるのも辞めましょう。

人にはその人の固有の成長スピードがあります。

事例として、私は2歳の時に、父にプールに落とされ、溺れかけ、それ以来水が怖くなったようでした。赤ちゃんですので、まだ言語獲得しておらず、フラッシュバックで、その記憶を取り戻すまで、なんで水がそんなに恐怖なのか?謎でした。

その後、48歳の時にスイミングクラブに入って、先生に手を引いてもらって、頭を水につけるところから水泳をならい、恐怖を克服しました。

なんとバタフライが得意で、泳ぎはむしろ平均より上手な方でした…。今ではプールで羨ましがられる側です。

トータルで見ると、私は、46年、水の恐怖(トラウマ)を克服するのにかけた、という意味になります。

死の恐怖というのは、それくらい強固なものです。

当然ですよね、死んだら一巻の終わりです。


■ クラックの教授法が確立していない日本

ベテラン師匠の青ちゃんもトラッドの教え方を知らず、また、適切なカムの位置が個別であることを知らなかった…(汗)。

この記事は、トラッドの師匠の青ちゃんが、たった3回の湯川でのクライミングののち、私に、彼が設置したカムでの、ピンクポイントのリードを、強要しようとしてきたので、それは危険であると指摘するために書いた記事です。


この時の様子から、一般的な身長がある男性クライマーは、ボルトルートであっても既存のボルト位置を疑うだけの機会がないのではないか?と思います。

          これって落ちれる配置? リスクを感じるなぁ。

同じところに立って、手が届かない、というのは、クライミング能力のあり・なし、の問題ではなく、身長のあり・なし、の問題です。

そこは、分からないみたいでしたし、セットしたカムの位置も、なんか微妙でした(上記)。

■ 相手の立場に立ってモノを見るという能力の有無

一般に経験は強烈で、自分のクライミング経験から学ぶとなると、相手の立場を想像することが難しいです。

特にナルシストという性格傾向が強いと、共感力が低いので、人にとっては、やったことがないことは、存在しないことです。

したがって、自分が経験しない限り、真実であっても理解できないタイプの人も存在します。

そういう人は、このボルトの配置(カム位置)は危険だ!と別の人が主張しても、そうだな、とは思いません。

俺にとって危険でなければ、相手にとって危険である、と受け入れること自体ができません。

これは、研究者も指摘しています。長らく人種差別が続いた理由の一つになっています。

一般の人には、相手の立場に立つという”能力”は、普通のことですが、その能力を欠いた人もいるのだ、ということです。

成功者にはナルシストが多いと言われていますが、その無感覚さ、のおかげで、無慈悲なことができるからだ、と言われています。

つまり、過去のクライミング界で活躍してきた人が、無謀なことができたのは、共感力が低かったため、とも言えます。

本当に危険やリスクを感じないために、記録を出すということもできたということです。

さて、話が脱線しましたが、トップクライマーだから、ベテランだから、と言ってトラッドを正しく教えることができるか?というと別話ということです。

お客さんを保護する必要がある、ガイド業のクライマーは、お客さんへ対する保護責任があるので、そのような無謀なクライミングをする人である可能性は低いのではないか?と思っていますが、その辺は使ったことがないので想像です。

以上のように見て見ると、結局、日本クライミング界にはトラッドでカムのプレースメントを習得する際の確立した方法論が存在しない訳です。

したがって、今からトラッドに進もうという人は、カムのプレースメントを習得するのに、自分で練習方法を編み出さないといけません。

以下は当方の試案です。

■ カムのプレースメントの練習法 

1)観察力を磨くため、充分にセカンドで登った経験を貯め、正しいプレースメントを観察する

期間は、観察力の有無による。一般的に、3年~5年はセカンドでついて回れ、と言われています。

私は30山行程度のセカンド経験がありますが、易しいルートであれば、2度目からリードしてします。これで偏差値74くらいの人です。なので、もっと理解力が低い人相手であれば、もっとセカンドでの経験数がいるかもしれません。

■ カムのプレースメントの練習方法 その2)実際に自分が設置する

1)トップロープで確保した状態で、カムエイドをし、カムに静的に荷重する

2)これをノーマルサイズカム、スモールカム、ビッグカムで行う

3)すべてのカムで信頼が作れたら、同じ状態で、動的に荷重する (落ちる)

4)リード状態で同じことを行う

カムの選択能力も同時に磨いている必要があります。

■ カム選択

1)トップロープの状態で、カムを設置しつつ登る

2)すべてのサイズが素早く見極められると、そのクライマーが自信が着くまで行う

3)疑似リードを行う

4)疑似リードが行えたら、本番リードに進む

■ 間違った練習方法

1)トップロープで登れたら、いきなりリードで取りつく

2)トップロープで登れたら、いきなり、ピンクポイントで取りつく

まぁ、雑な指導法というか、雑な習得方法で、みなさん登っている日本のクライミング界…。

なんか、雑であることがかっこいいことになっているので、サボりを助長している。

そりゃ、魅力ですよね、雑なことをかっこいいことにしてしまえれば…。楽ができる。

5.14とか登る人でも、ほとんど同じです。高い登攀能力は、そのクライマーが、カムのプレースメント能力に優れるということは、全く意味していないようでした。

ちなみに、トップクライマーはみな、ギリギリクライミングですから、カムプレースメントはバッチリだったのです。故・吉田さんが、スモールカムに墜落している動画を持っています。

■ 普通がおかしい…赤信号をみんなで渡ってはいけない

問題は、トップロープで登れたら、カムのプレースメントの練習を行わず、いきなりリードで取りつくという方法論を、みんなが普通だ、と思っていることです。

それで、グレードを上げていけば、信頼がおけない、ぐらぐらのカムに論理的にいつかは、落ちることになります。

現に、私の最後のパートナーは、そうなって、3つカムが飛んだそうです。

いや~。3つ飛ぶってどれだけカムの設置がいい加減だったのでしょう…?

問題はさらにありました。これが、自慢話、になるということでした。

そこは、深く反省すべきところです。

■ クライマーのあるべき姿

私の蒼氷の先輩は、私がセカンドでカムを回収したときに、

「このカム効いていませんでしたよ」

と言えば、

「すいません」

というのが通常の会話でした。

私にすいませんって言っても…と、セカンドの私は感じていましたが…というのは、危険になっているのはトップだからです。

でも、トップが登攀に失敗していたら?もちろん、セカンドがレスキューを担当するわけですから…嫌ですよね?そんなトップ。

■ アドレナリンジャンキーのクライミング

カムが三つ飛んで俺すげえ、となるクライマーのクライミング動機は、バンジージャンプと同じで、興奮すること、そしてアドレナリンの快楽でしょう… 

たぶん、平時の人生が退屈だとそうなる…。 

平時の人生に冒険が足りない人はほかで満たしたくなりますよね?

クライミングに確実性があることが、ウザくなります。そういう人はアルパインクライミング向きではないです。いちかばちか大好きだったら、どっちかというとスポーツクライミング寄りです。

実際、フリークライミングの世界では、いちかばちかを行えるから、楽しいのです。ボルトにぶら下がって、死なない、という前提だから、です。ドーンウォールで、トミー・コールドウェルが100回も200回もトライしていましたが、そのうち一回カムがハズレました、ってないでしょう。

アルパインクライミングの場合は、落ちたらゲームオーバーですから、ゲームオーバーを起こさないように登るわけですが、あまり安全すぎても遅くなるだけですので、そのバランスを考える知性が必要になります。

その安全とスピードのバランスを見出す知性が、適性の有無です。これは、一般的な登山しかしていなくても、かなり表現されています。

別に失敗したとしてもどうにも修正が効くようなことにこだわっていると適性がない、です。

あくまで見極めは、保険があることには果敢に挑戦、ない場合は、きちんと勝算をあげてから行く、という行動です。

旗から見たら無鉄砲と紙一重ですので、よく本人に話を聞いてみないと理解ができないでしょう…

しかし、このカムのいい加減さで落ち続けると、まぁ最終的にはかならず死を迎えることになります。

さて、私はカムのプレースメントのところで、躓いたまま、カムに対する信頼は今から作るところで、九州に、転勤で来ることになったので、この7年間、カムに対して信頼感は作る機会がないままです。

一体どういう方法論があるかなぁ…と思っていました。日本では、

 クライミングの教授法について

情報が乏しく、海外に求めましたが、海外でも、あまり教えられているようではありませんでした。

きちんとした教授法が確立されるのを待っている、のが日本のクライミング界です。

だれか、心あるベテランの方、教授法の本を書いてくださいね☆