2020/07/15

私がクライマー界にいる意味

■私がクライマー界にいる意味

ヨガのクラスを担当していて良かったことは、すべての起こっていること…生徒さんのヨガの成長…が、私の指導によるものではなく、神の手によるものだと、非常に深い納得が得られたことによります。

自分が単なる 神の道具だ、という感覚です。

その感覚が、クライミングでもあるのですが、クライミング自体が上手になることに対してあるのではなく、なぜ、このような全くクライミングと無関係そうな人がクライミングを続けている現状があるのか?と言うことについて、驚きを禁じ得ないからです。だって、読書とバレエの人ですよ?私は…。

読書とバレエの人ができる初級アルパインなら、体力的敷居でいくと、もう限りなく、誰でもできるということです。私はソロで行っていますから、誰の手も借りていない。アイスの初級のは後輩を連れてオールリードで行っているから、これも同じく誰の手も借りていないどころか、持ち出しです。インスボンのセカンドだって、誰でもできる、そういう意味です。ラオスや龍洞に至っては、パートナーレスで行っています。

つまり、そこまでアルパインの世界は下がっていたし、フリーは日本のフリーの現状がおかしいだけで、

   本来は誰にでも開かれている

ってことを私の存在自体が証明しているってことです。

2020/07/14

自転車メンテ

■ブレーキパッドグリース

ブレーキが鳴くようになったので、メンテしてもらってきました。

ブレーキパッドを外して、グリースを塗り、元に戻すだけ。800円。次回は自分でやるかね…



共感をベースにしたコミュニケーション2 

■共感をベースにしたコミュニケーション
 
ラオスで、6Aでテンションしたときに「スイマセン」と言ったら、

「おれらも、やってること同じよ」

と言われました。(発言したのは13が登れる人です)

最も良いコミュニケーションはこれです。しかも、真実なのです。

グレードは違っても、クライマーがやっていることは、まぁ、ずっとこの先、おんなじです。

ゲームの本質は、
1)登れないのを登れるようになる活動
そのために、
2)セキュアベースと適度なチャレンジがある課題が必要、
というものです。

共感をベースに相手の行動を変える

共感をベースに相手の行動を変える

今日のお釈迦様のお話です。
話下手な男の子がいたそうです。お話しをできない理由を「君は心が優しいね」というと「?」。「だって、みんながああ思うかな?こう思うかな?と想像しちゃって、お話ができなくなるんでしょう?」とその子に共感をベースにして、寄り添うと、その子は驚いたものの、喜んだそうです。その後、丁寧に、お話をしても、誰も傷ついたりしないことを解説したら、納得し、その後は、普通に人前でお話ができるようになったそうです。

クライミングでは、

  共感をベースにしたコミュニケーション
をしたいものです。誰だって核心に来たら必死です。

「なんだそんなところも登れないのか」というのは、共感の真逆で、発言者は、事実の指摘のつもりですが、客観的には、自分のモノサシで相手を計って、自分と同じことができない人を下とする見方です。(私は心で思っても言わないで済ませます。新人男子とか、”え?!”と驚くところが登れないです…)

クライミングの難易度は、本当に課題ごとに、人それぞれに難度が変わって感じられます。

難易度は、取りつく課題を見出すためのもの、本当に目安に過ぎないというのが率直なところです。(が、今はそのような使い方はされていません)
ので、こうした発言は、クライミングに対する無知、のほうを露呈している、というのが真実なのかもしれません。
もし、この発言者に発言を辞めてもらいたくて、共感する、とすれば、どうしたらいいのでしょうか?
「そうだね、色々な人のことを想像するのは難しいよね」
と言うことなのかもしれないですね。共感力というのは、ほとんど知性と同義語のようなので。
ので、共感をベースにしたコミュニケーションというゴールに対して、対策は知性と言うことになります。
もし根本両方をしないならば、このような発言はダメですよ、と短絡的に、”原因と結果”を教えるしかなくなります。

根本療法なら、言われた方の気持ちになる、というのが、本来必要なことです。

2020/07/08

台湾クライミングエリアマップ

2017年9月26日の私へ

■2017年9月26日の私へ

この日、私は2度目の韓国クライミングへ行き、それはちょっと本来の望みではない、と言う気がしていたのでした…。

ところが、その旅でみたUIAAのテキストが気になり、発行元に書いた一通のメールが、起点となって、小さな水滴が同心円を描いて、影響を広めるように…私の願いが叶ったのでした…。

前提)クライミングの技術書がないことを痛感し、脳がクライミング技術を求めてGoogle状態になる


引き寄せ)
1)二番目の師匠と出会う 2016年4月
2)韓国に行く 2017年 9月

行動)
1)スティーブにメールを書く 2017年9月26日

結果)

★★★2020年6月 翻訳書が出版される★★★
(シンクロニシティ)
・沢で川嶋事務局長と面識があったこと

祝福のサイン)
・JWAFが翻訳してくれたこと
私はクライミング界から嫌われているのではないか?と言う思いがありましたが、

2番目の師匠との出会いと言い、
JWAFが翻訳をしてくれたことと言い、
またUIAAのスティーブが反応してくれたことと言い、

”クライマーに技術伝達しないと危険だ!”という私の善意が伝わっているし、その思いの実現のために、協力もしてくれるよ!というのが事実です。

当時のメールを読み返すと、私は、とても良いテキストなので、クラウドファンディングで、翻訳に取り組もうとすら思っていたくらいだったのでした…。そんなに頑張って、一人っきりで取り組まなくてもいいよ、ってことですね。

クライミング人生は奇跡の連続だと思っていましたが、本当にその通りですね!

2020/07/07

クライミングの新しい古くて新しい価値 安全とリスクのちょうどいい関係

■共感=価値、感謝の量=価値

EnjoyWorksさんの仕組みでは、共感=価値、と言うことになっています。

今、感謝のワークを実践中ですが、そこでは、感謝の量=価値。

私は、

安全とリスクの心地いい関係=価値

という世界をクライミング界に作り出したいと思っています。

これって、昔は当然だった価値観です。いつのまに違うようになったんだか、知らないけど!

2020/07/06

若いクライマーへの技術移転 ポイントまとめ

■ 若いクライマーへの技術移転 ポイントまとめ

ロシェル・カップ先生の技術移転の話は、日本人がアメリカ人を相手にする場合の注意点を述べたものだが、日本人は若ければ若いほど西洋化している訳なので、同じことが年配の日本人から、若い日本人への技術移転について使える。

ポイントまとめ
1)体系化して全体像をまず見せる
2)セミナー&ワークショップ
3)マニュアルを渡す(コソ錬用)
4)具体的に、プランニングしてマイルストーンを設置する
5)本人にとってのメリットを明確にする
6)報いる(バッジ、証書)
7)生徒がすでに持っている知識やスキルの追加のオファー歓迎する

私はこれをアルパインでしたかったのですが、私自身がアルパインのクライマーとしては経験値が不足しているので、取り組んだものの完成には至りませんでした…。
なので、今回の登山技術総合テキストの件は本当にうれしい。足掛け5年で、着想が現実にに具現化したら、それなりにいいんじゃないでしょうか?

2020/07/05

クライマーのオンラインサロン

■オンラインサロン 

私は、オンラインサロンという仕組みで、クライマーで同じ志向を持つ人たちを束ねられないか?と考えています。

というのは、

 クライマーのクライマーによる自治

というのが、アクセスファンドを作るにあたっては、

 基礎的感情=土台

になり、今現在、クライマー界には、それはないからです。

自治はなくて、何があるか?というと、共依存です。共依存は日本で特に一般的な関係性です。海外にもありますが、病的と捉えられており、日本では普通と捉えられています。

JFAなんてあって当然の人が多いですが…特に後発クライマーに対しては、”ボルトはきのこみたいに山に生えていると思っているに違いない”なんて、言っている人もいて、私自身も耳が痛かったです…。

クライマーのために、ボルト基金を作るのは良いことだと思います。

というので、何かクライマーに役立つ日々の日課はないか?と考えています。感謝がやっぱり一番いいのかなぁ…

クライマーの日課というと、すぐ筋トレ何回、という回数自慢とかに陥ります。もちろん、クライマーならやって当然なのがトレーニングなのですが…。

FXのほうの集まりでも、組織運営を観察していますが、素晴らしい運営です。いくら儲かったかと言う(自慢)話ではなく、どうやってエントリーするかの手法、ロスカットタイミング、そんなのが多いので、クライマーバージョンに置き換えると、

今日のリスク管理 

みたいな感じかなぁと思います。

先日は八面山に行ったときにやったリスク管理は

1)すでにハイキング慣れしている人を連れていく
2)最初にボルダーに連れていき、岩場は登るより降りる方が難しいことを解説しておく
3)見晴らしの良いところに連れていき、簡単な岩を登ってみてもらい、適性把握
4)私が先頭を行って、クライムダウンは簡単にムーブを解説
5)歩きながらリスク管理を教える(ロープにつかまるのは、ひとりづつとか)

でした。クライミングに行くごとに、上手にできたリスク管理を自分であげてもらうと、リスクをマネジメントするというマインドが醸造されるのかもしれない。

思案中です。

2020/07/03

Online yoga class

I recommend attending this online pranayama class!! Very authentic yoga pranayama they share in the morning and it is free of charge.

If you do know yoga already, you will appreciate so much, if not, you will perhaps do not understand much but if you are free soul you'd just follow what is is said and that's enough. The yoga knowledge helps to just listen to what the teacher says...

https://www.patanjali.jp/online-morning-yoga?lang=ja

2020/07/01

山との対話の成功を実感中

山との対話の成功を実感中…

自然農を勉強すればするほど、自然農の師匠らが語っていることは、私がそうだろうと思っていたことばかりです。

とくに、地表を腐植質や天然のカバープランツである草で覆うということが大事だと、普通に沢登りやアルパインの山をしていて気が付いたこと…それが、ちゃんと山と対話していたということの証であるので、振り返って、ちゃんと山と対話する山をやってきて、良かったな~としみじみと思いました。

私への山の成功報酬は…これだったんですね!
 
一般的には、すごいグレードを登れるようになるとか、有名になるとか、そういったものが、努力の成功報酬とされています。

しかし、こういう成功報酬があること…、これがオリジナルの幸福って意味かなぁと思います。