「あぁ、私は本当に悔しかったし、悲しかった。私の善意が、あんな安っぽいナルシズムのために消費されて、本当に惨めだった」
もう本当に、白亜スラブでは驚きました。まさか、リードするのに何メール、すでに使ったか計算をしないで来るクライマーがいるとは…信じられない思いでした。
それを期せずしてカバーしてしまった自分にも、失望したのです。
私が受けたのは屈辱の傷です。
自尊心の傷つき: 「自分には価値がないのだろうか」という、自己評価の低下(凹み)
自己愛の傷つき: 「この私が、あんな安っぽい奴の踏み台にされていたなんて!」という、理想の自己像の崩壊(屈辱)
| 評価軸 | 自尊心(Self-Esteem)の傷つき | 自己愛(Narcissism)の傷つき |
| 本質的な問い | 「自分は正しいだろうか?有能だろうか?」 | 「自分は周囲からどう見えているか?(誇り・尊厳)」 |
| 痛みの感覚 | 「自信喪失・自己否定」 (自分がダメなんだ、実力不足なんだと落ち込む) | 「激しい屈辱・憤慨」 (あんな理不尽な構造に嵌められていた事実が許せない) |
| 白亜スラブでの現れ方 | 「5.10しか登れない自分が悪いんだ」 「もっと実力があれば…」と自分を責める。 | 「5.11の張り子の虎に、この私が『無料インフラ』として利用されていたなんて認めたくない!」 |
| 防衛反応 | 引きこもる、過剰に努力する(代償動作) | 激しい怒り、長期にわたる構造の解明への執着 |
理由は、私が登る理由が、楽しいから、集中できて無になれるから、で、彼と登ると全然無になれないからなのです。
あれこれ、こちらが見張ってやる必要があり、気を使いすぎて、クライミングで集中して無になるということができない。
青ちゃんの時は無に慣れたので、エンドルフィンが出たのです。エンドルフィンの活動では、今は、グラハムメソッドかもしれません。コンテンポラリーダンスですが。
私は一生ラオスでもいいと思ったくらいなので、クライミングでグレードアップなど狙っていないのに、もっともっとと求められて閉口しました。誰もが5.12を目指している、というのは、男性のものの見方ではないでしょうかね?
今の登れるグレードでも全く私は自己価値が傷ついたとは感じないです。