2016/09/12

初めてのボルダ―

■ ボルダ―講習会

昨日はボルダ―の講習会へ。カラファテの講習会は、価格設定が良心的なので、年に1度お世話になっている。

昨日は、前日頭を縫ったのにいいのかなぁ・・・と思って夫に相談したら、別にいいんじゃない?という、何気ないセリフだったので、元君がいいって言うならいっか~と出かけてきた。

巨大なボルダ―を登る。マットは講師が用意してくれて、大小5枚ほど。アシスタント2名。

歩きもほとんどなく、徒渉が少しあるだけで、近くて良いボルダ―だった。

9級でアップ。

4級は立込みができず、脱落者多数。

私はこのボルダ―は、立込で乗れる気がせず、敗退。

隣のボルダ―に移動し、ハングのぶら下がりからヒールフックで、乗りあがる課題。

これはできそうだがイマイチ上のカチが悪く、あとちょっと。

もう一つバランス系の6級は何度もやってできた。

ハイタッチでお祝い♪

ボルダリングする人はみなハイタッチするんだけど、いつ始めたのだろう???

8名で登って、わいわいと楽しかった。

やっぱり、自然の岩に、ここが使えるな~ここが使えないな~とやりながら登るのが、一番楽しいかもしれない。


ボルダ―は、ほぼ初めてだったのだが、静かで他に誰もいないっていうのが一番いいな~と思った。

混んでいる小川山は、あんまり好きになれないんだよなぁ・・・

空いている岩場ってホント価値が高い。

講師が色々なクライミングの歴史の話をしてくれて、とても興味深かった。

『我々はいかにして・・・』は、読んだが、それ以後の話なども誰かまとめて書いてくれないだろうか?

山の雑誌が貧困化して、ホントに悲しいな~と思う。



2016/09/11

ゆっくり成長する

■ ムーブの安定

私はまだムーブが安定していない。分かったような、分かっていないような感じになっていて、たしかに5.9で、取り立ててムーブが必要ないような課題では、身についたムーブを使って、楽に登る、ということはできるようになっている。

それには自分でもびっくりで、クライミングってホントは楽しい活動だったんだな~って感じだ。

ただ分かって意識的にやっている訳ではないので、高い位置に良いスタンスがあったりすると、足が高かったりして、重心がお尻側に逃げ、バランスが悪くなっていたりする。

その辺のスタンスの選び方は、まだ習熟したとは言えない。

まだ、”習熟”と言えるには経験の量が足りない。量的な問題なので、経験値を積み重ねるしかないのだ。

■ 気持ち

私はいつも、メンタルを指摘される。しかし、現在12を触っているような、パワー系の強い男性の先輩も、初期のころは、岩って何が面白いのかな~おっかないなーと思っていたそうであるし、誰でも岩はおっかない。

おっかなくなかったら、逆に言えば、面白くない。

私は単独で山を始めたので、10の力で8の山に登る。つまり、安全マージン多い。本当は楽しい山と言うのは、10の力で、10.1が登れたような、実力ピッタリか、実力より上の、命がけスレスレが登れたようなときなのだが、それをやっていいという段階には、まだいない。

岩でも、5.11が限界と言うグレードの人が、5.9は安全ということになっているので、まだ私は経験値を蓄積するのに、10代を触り、5.9アンダーのオンサイトをたくさん溜めなくてはならない。

それが私には必要な安全マージンだ。

上手な人はそれじゃあ上手にならない、と思っているような気がしますが、それは才能があって、トントン拍子で登れるようになった人の感じ方で、そういう人でもやっぱり、壁にぶつかった時は、才能がない人と同じように、やはり一歩手前のグレードに戻して、体験の量を蓄積するのではないだろうか?

昨日は落ちたことは、ショックと言うより、まぁ恥ずかしいというレベルだなぁ。 ただ、落ちたことで、私の危険認知に対する感性は、逆に裏付けをもらったというか、あっているなー、まだまだ私はクライマーとしては誰か経験者と一緒に行かなくちゃ、な段階である。

要するに、私の危険認知の感性・・・”怖い””おちるかも・・・”は、合っているような気がします。

チキンハートに登って行こうと思っています(^^)。

■ 成長速度

友人のアルパインのクライマーが今回誘ってくれた。状況が分からなかったので、念のためビレイヤーを一人連れて行った。

私が呼んだ手前、朝一リードは私がしないと、ということだが、一緒に言った人のほうが登攀力的には上なので、リードしてもらうのは向こうが良かった、ホントは。

彼女は、まだ30代前半。30代前半と言えば、私が一日16時間働いて、海外出張に1ヶ月の長期などで、行ってた頃だ。

高校山岳部出身で、人生を山中心に組み立てているそうだ。そのような人でも、2年前に会った時は、10bが限界グレードで、今の私より少し登る程度だった。今は限界グレードは11bだそうだ。

若くて才能がある人でも、11へ行くには2年かかっている。もちろん、アルパインばかりやって、フリーはついでなのだそうだが。

私の場合は、いついつまでにどこの山を登らないといけないという時間制限があるわけではないので、”今できるベストの山(グレード)”をしながら、長期熟成路線で行く方が、私自身の安全が増えると考えています。

■ 体力

彼女とマラ岩行ったら、汗たらだら。登りで息が上がる。

私たちの前にスタートした60代男性は気が付かない間に追い越していた。その男性は私たちの岩場の到着が彼より早いので、びっくりしていた。

私はアルパインに必要な基礎的な体力が、今のままの経済ペースならぬ経済体力では、少し足りていないかもしれません。

ちょっと心肺機能のトレーニングが必要かな~とも、思っている。呼吸器に関しては、喘息が起きてしまい、あまり心肺機能をいじめると良くないかな、というのが、しばらくあった。

9月はまた喘息(ダニ)シーズンだし、あまり頑張るのは良くなく、実はこの時期は毎年体調がよくないので、のんびりしている方が良い。

体力に関しては、まだ予備があるというか、そこまで遠くないと言うか、頑張らない方針でやって今の体力なので、少し頑張ると、今よりも大きくはなるなという感触が確実にある。

身に着けられるような気がする。ただ、クライミングも体力も、積み重ね。あんまり急いで成長しようとすると良くない、ということなのだ。

怪我というのは、天からのメッセージ、メッセージをきちんと受け取る、というのが大事なこと。

2016/09/10

墜落経験

■ 考えながら登る

今回は、頭を5針縫う怪我をした。生まれて初めて救急車に乗った。

申し訳なく、ふがいなかった。みなさん、ご迷惑おかけして、どうもすみません。

うーん・・・ 私がリードに躊躇するのは、基本的には、なぜ登れているのか?あるいは、なぜ登れないのか?

いまひとつ、クライミングに対する理解が育っていないからで、登れたケースも、なぜ登れているのか、いまひとつ良く分からないからですが・・・

今日は落ちてしまった(汗)。足が高すぎて後ろに重心が行ってしまったのだった。

しかも、朝一リードで以前落ちなかった課題。5.10A。アップ済み。

まったく落ちるとは思わなかった1ピン目すぐの簡単な個所で、だ。 

これは、やっぱり、クライミングは、よーく考えて登らないといけない、という話だと思う。

■ 怪我

幸い、頭を4cm切っただけで、出血が多かったのと念のためもあり、背負ってもらって降り、救急車は一応乗ったが、傷を縫い合わせただけで終わりだった。1万3千円の出費。

・リードの時は、ヘルメットをかぶること

・ゆとりのあるグレードをリードすること

・初めてのビレイヤーの時は、慎重なグレードを登ること

・限界に近いグレードでは、ビレイ器具のお試しなどはしないでもらうこと

まぁ、一ピン目で落ちるようなクライミングはしてはいけない。なので、クライマー側のミスである。

が今回は初めてバディを組む人とだったので、もっと緊張して臨むべきだった。2階にもっと優しいアップ課題の5.8があったのに、それをはしょってしまった。

一つには隣でガイドさんが講習をしており、それを聞きたい見たいというのがあった。

それにその課題は、5.10Aでも、前にリードしたことがあるからと取り付いてしまったのだ。

足を上げるのが高すぎるなと思ったが落ちたときは一瞬で、しりもちをついて後頭部を打ってしまった。

相方のビレイ器はオートロックタイプだが、ロックは効かなかったみたいだ。まぁ出だしなので、落ちる方も悪いので、両成敗なところだ。

しかも、相方には担いでもらい、救急車に同乗してもらってしまった。はぁ・・・

■ 焦らず急がず

昨日は調子が良かった。今日は天候も良く、晴れており、気分も爽快だったので、普段の慎重さやビビりの体質から、ちょっと自信をつけすぎてしまっていたのもしれない。

初めて組む人となのに、いまひとつ以前のような慎重さが欠けていたかもしれない。

互いに初めて組むという緊張感も、知り合いのため、喪失していたような???

気楽に組んでしまったのだ。

とはいえ、怪我も軽くすみ、落ちても、あまり大事には至らなかったのが、不幸中の幸い。

バネの強さ、体幹の強さ、指の強さ、そういうものが必要で、体軸の強さは一朝一夕には着かない。

まぁ地道な努力あるのみ、ということだ。

10歳若く、才能があり、山に命を掛けている人でも、10bから11bへ行くのに2年かかっているのだもの、条件により劣る私には、もう少し時間が必要であろう。

焦らず、急がず、頑張ること。それしかない。


I fell from the rock and have cut the skin on my head. My first time on ambulance....  the cut was simple and not anything serious...although I had 5 stitches.

2016/09/09

小川山レイバック ピンクポイント

■ ザーザー雨の翌日の岩

ザーザー雨の翌日にどこへ行こうか?とさんざん悩んで小川山に行ったら、小川山だけが曇りだった(汗)

烏帽子岩左岩稜・・・山頂は霧の中。取り付きまで行ったが、やっぱり濡れていたので没。

転進で、小川山レイバックと卒業試験へ行った。

■ 小川山レイバック

ということで、小川山レイバックに行った。

ここは、去年、小川山に連れて行ってください♪という人にビレイしてもらって、肝っ玉を冷やすリードでのトライをしたところ・・・(笑)。あとで経験者と行かないと危ないと指摘された。

登りながら下をみたら、壁から離れて、だらりんビレイになっていた・・・(汗) でも、一緒に行ってから、その人が初心者だって分かったのだから、仕方ない。誰だって初心の頃はあるんだし。カム全セット持っていたので、まさかまだビレイを習得していないとは思わなかったのだった・・・。

で、途中で怖くなり、テラス下までしかリードせずに、カムの架け替えで降りてきたんだが・・・ 今年は、ピンクポイントにしてもらって、という条件付きだが、リードできた♪ いや、めでたし。

途中で一つカムを余分に入れた・・・私の場合は、まだ落ちることがありうるので、他の人より余分にカムが必要なのだ。

■ 美しい岩

小川山レイバックは、初めて、登りたい!という気持ちをかきたてられた岩

何と言っても、岩の造形が”美しい”。 美しさというのは、私の喜びに絶対的に必要な要素だと思う。

雪やアイスが好きなのは美しいからだし、美しさを感じていると、苦痛や困難のことは忘れてしまう。

バレエが好きなのも、バレエの作り出すラインが美しいから。美しさを目指している。

暗く、寒く、いかつい場所は、恐怖のほうをむしろ感じる・・・。冷酷な岩。そもそも、人を撥ねつけている・・・寄ってくるな!という人を圧倒するオーラ全開な岩には、そもそも登りたいと思えない。

私は美しい山が好きで、美しさ、神々しさ、そう言ったものに魅かれて山をしている。と思う。

しかし、私に小川山レイバックを登る日が来ようとは・・・ 変な言い方だが、6年前はタダの人・・・そこから努力を重ねて、登れるようになった。

■ 別人になったなー

いや~ホントに、6年前と今では全く違う人である。3年前とさえ比べても全く違う人。

人は変わることができる。変化を受け入れる気持ちさえあれば。山梨に来てすぐのころは、職を失い、一体、これから私はどう生きたらいいのだろう?と鬱々としていた・・・。

職安に出かけても、私のできる仕事は山梨にはないと断言され、東京へ行くことを薦められる始末。

実際、東京と甲府の2点居住をしてみたが、大変すぎて意味がなかった。コストで働いた分はぜんぶチャラになってしまう。

ヨガのインストラクターとして細々と働き始めたが、、天職と言えるだろう。

レッスンの度に、生徒さんにむしろ教えられている、機会を与えられているのは私のほうだ、と感じるからだ。

その合間に山に行き、結果年間100日越え(笑) 最初のの頃は、心を癒すために通っていたが、今では、今年はクライミングさえ行けたらいいと、スキルアップのために通っている。

実際、山梨では、ジムに行くより外の岩場に行った方が、安上がりである。だから、行きたいのだ。

まぁ、ジムの月会員費は11まで行くには必要で、仕方ない経費として今はカウントしているが。

コストについては、とんとんを目指しているが、必要なものは必要なものとあきらめて受け入れている。

望みが何か?ということが、分かったら、それを叶えるのに必要なものへの出費は痛手ではなく、むしろ後押しするもの。

■ 山梨ワイン学講座

今日は、”岩のあと、お酒とおいしいものを食べて締める” という幸福で理想的な一日♪

山梨ワイン学講座だ。これは毎年開催されるもので、形6回のシリーズ。

今日は今年の初回だった。いつも、山梨の内輪の集まりだな~、でも、いいことやっているので、外の人が知らないのはもったいないな~と思う。

今日も4種のワインを味わい分け、山梨の独自文化である発酵調味料を使った料理に舌鼓を打った。マリア―ジュの研究だ。

マリア―ジュというのは、ワインとお食事の組み合わせ。例えば、白と刺身を組み合わせるととってもおいしくない。するめなどと組み合わせても、臭みが増す。

でも、甲州種のワインで、発酵臭の強い、おりが出ていて、とてもおいしいとは思えないようなワインを、刺身に合わせると、これがおいしい!のである。

山梨はワインを始め、味噌など、発酵食を各家庭で手作りする文化が栄えている。私もいつも味噌を2月に仕込んで、一年を通じて手作りの味噌を食べている。

調味料も、みりん風味の調味料は買わないし、発酵止めをしていない醤油や味噌をわざわざ探して来て選んで使っている。

今日のお料理は、そうした生命力のある調味料を使った料理を出す店の、かえるの寄り道さん。

ぜひ行きたい。 常連化決定だな(笑)。 http://www.kaeru-shouten.com/food/

■ ホンモノ志向

・・・実は、山梨に来て、すぐのころ出かけた朝市で、生まれて初めて、この世のものとは思えない?マズイワインを飲んだ。それで開眼して(笑)、ワインの味わい分けが分かるようになった。

ので、まずいモノを知るという経験もあながち、悪いことではない。

今では、好きなブドウの種類はメルロー・・・ 知らなかったが、メルローを味わい分けられるようになったら、一人前といわれているそうなんである。

舌の感覚は、嗅覚とともにあるが、嗅覚も鋭いし、私は大体他のことでも、ホンモノ志向に勝手になってしまうのだ。ホンモノが分かってしまう。

たぶん、ほんの小さなころから、美術館へ通い、母にホンモノに触れさせられて育てられたせいだ。

その点は母にはとても感謝している。

性格上の分析では最上志向という強みとして表れている。

というわけで、ワインも山ヤも、クライマーもホンモノは本物と分かってしまう。

今日は、マホさんというホンモノのクライマーと登れ、嘘偽りのない、地元のワインや地元食材のタパスも味わえた♪

上出来な日だった♪




2016/09/08

ピラ25

■ 結局今月も月会員に

今日は誕生日で、夫はそのことに気が付かずに、ゴミだし日のほうが気になって出勤。

誕生日メッセージをくれたのは、アメリゴのほうだった・・・(^^;) まぁいいけど。

本当は別のジムに通おうかと思っていたのだが、結局今月も、ピラニア会員になることにした。

昨日は暑い日だった。

昨日は慣らし運転の日だったので、ボルダリングを一通りしたあと、リード壁でやったことのない5.9をオンサイト。

11Aをぶるぶるで登っている男性二人組がいて、先輩後輩の間柄のようだったが、後輩の人の方は何度も途中敗退。そうだよな~と共感。怖がっている様子が見て取れた。

■ バレエ

クライミングを集中的に始め、どうしてもバレエのことが気になってしまう・・・ 私にとって、”体を作る”ということは、”バレエを頑張る”、ということだったりしたからだ(笑)

ランは私には向いていない。急ぐのが、そもそもあまり好きでなく、山で急いで歩いたことは、あんまりない。

柔軟性は高い。が、それでもバレエで必要な柔軟性には到達していない。

バレエでもパワーが課題。ピルエットは2回転はできない。1回。なぜかというと、軸がぶれてしまうからだ。これはコツの世界でもあるのだが。体格的な不利もある。

昨日は、スローパーからのランジをまた確認のためにしたのだが、なんということもなくできた。

考えてみると、ジャンプはバレエの時も得意で、特にビッグジャンプが得意だった。スモールジャンプは苦手系。

これらの特異不得意は、全体のバランスを見ると、手足が太く、胴体が華奢だ、という体格的な問題による。

しかもお尻が重い。お尻に関しては、バレエをして、だいぶバレエ向きに改善したのに、ここ数年は、ヨガしかしていないので、また余分なお肉がついてしまったのかもしれない。

少女の頃、足が太いというのにだいぶ悩んだ。いつも長いスカート。いつもズボン。

でも、バレエをして、バレエで、私を指さす時、「あの脚のきれいな子」と、人に言ってもらえるようになり、それは私にとっては、ものすごく自信をつけたことになった。

新しいクラスに出ても、先生には、「よく訓練された脚だね」と褒めてもらった。

というので、私の得意は足回り。足が強化されていたから、登山では、あまりキックステップに問題がなく、地下足袋で山を歩くのにも問題がなかったのだろう。

長時間の山歩きはどちらかというと得意である。

■ 足首

足首はバレエをしている人はとても強い。

多くの人が知らないことで、バレエをしている人には常識である知識で、鎌足はいけない、という知識がある。

鎌足というのは、ターンインした足首のこと。

人間の足首は外側の可動域が大きく、内側は可動域が小さい。したがって、足指の小指側に力が抜けると、足首は容易にカクン、となってしまう。

これがねん挫。ねん挫は癖になるそうだが、癖というより、そもそも、体重が体軸になく、小指側に逃げているのだろう。

つま先立ちするときは、常に親指側に立たないといけない。

親指側に立つとすれば、足首の内側がよくストレッチされていて、体軸と揃って伸びるというのは大事なことだ。

が、ここが固くて、ターンインした足になってしまう人もいる。

バレエの場合だが、このようなつま先立ちしかできない人には、トウシューズは、履かせられない。

すぐ足首を痛めてしまうからだ。アキレス腱断裂とか、ふくらはぎの肉離れとか、ハムストリングスの断裂とかになってしまうし、ならなくても、大腿四頭筋が異様に膨れ上がった足になってしまう。

というので、バレエでは、足首の内側のストレッチが欠かせない。

ので、私のヨガの生徒さんにもそれを教えているが、なかなかヨガをしていても、足首の内側を伸ばす重要性は理解してもらえない。

足首の内側が縮こまっていると何が悪いのか?つまり、膝と足首、つま先の方向が揃わないのである。

揃わなけば、太ももの内側の筋肉は伸ばされない。結局インナーマッスルがつかず、アウターマッスルで動くことになるのだ。

脚の内側の筋肉は、疲れにくい筋肉と言うことになっているので、疲れを感じたくない人にはインナーマッスルを鍛えるのがおススメということに、一応フィットネス界ではなっている。

私は最近は、筋肉と言うよりも、骨で立つ、骨の並びで固定する、ということを考えているが。

どちらにしても、ねん挫という負傷は避けたいところだと思うので、足首は内側をストレッチしましょう。


2016/09/06

小川山 カサブランカ&ブラックシープ

■ロールモデル

しばらく前から、ロールモデルを探していた・・・憧れのクライマー。

何か目標となるもの、こうなりたい!と思えるもの、が必要だった。

クライミングは、イメージの力に大きく左右される。憧れの登り、というのが誰にでもある。

スポーツクライミングは、あるとき一瞬で上手になった瞬間があったのだが、それは、小田桃花さんのリードを見た直後だった。ピン!と来たというか、ああ、そうなのね~と分かった。

それでしばらくをその動画をことあるごとに眺めていた。

今日は、その外岩バージョン。マホさんのクライミングは外では初めて見た。そう!私がイメージしていたクライミングはこれ!って感じだった。

私とマホさんは、身長も私のほうが1cm小さいだけ。体重はあちらがだいぶ軽そうではあるが、私より重そうなザックを背負って歩いていた。

あまりほっそりとはしていない私の体重も、おおよその人より軽く、いつもレスキュー訓練では、あんこ役をやらされてしまうのだが、その私よりも数キロは軽そう。

クライミングを見ていると、リーチが問題になることはなかった。柔軟性でカバーしているようだ。

わたしもハイステップの癖があると指摘されていたのだが、彼女も相当ハイステップ。みんなと同じホールドを使って登ると、どうしてもハイステップになるんだよなぁ~と思う。

そうなると、体重移動でお尻が重くて大変なんだが・・ でもやっぱり届くところを使うしかないよなぁと思った。

■ 成長幅

彼女とは2年前に会った。当時彼女は山岳会3年目で、10bを触っているような状態。

私はと言えば、山岳会1年目で、クライミング始めました状態。11Aの課題の傾斜をなくして、10Aにしてそればっかり登っていた。つまりダイアゴナルを習得中だった。

そんな私の状態だったので、初心者同士で、冬のバリエーションに行くには、私のほうの実力がまだ不足していた。ので、師匠から許可が出なかった。

のだが、2年ぶりに再会してみると、11bを触っているそうだ。

私の方も、2年前の彼女と同じくらいを登るようになっている。 なんだか、やっぱり、若くて才能がある人でも、このペースなのだもの・・・中年と言われる年齢でクライミングを始めて、しかも、人工壁通いには、ブランクがあり、本番に関しては行くべきところに行けていない私にしては、3年目で5.9のオンサイトを貯めている、というのは、上々の出来ではないか?と思えた。

しかも、素晴らしいクライミングで、とってもマネしたくなった。

最近、リーチがないというのがシビアに感じていたので、同じようにリーチがない人のクライミングを見たかったのだった。

リーチがなくても、10代まではなんとかなるそうだ♪

■ クラック

・・・というわけで、今日は

愛情物語

龍の子太郎

カサブランカ

ブラックシープ

で遊んだ。私はまだリードできない課題ばかりなので、マホさんのリード。

愛情物語は、トップロープのあと、ピンクポイントでリードできそうに感じた。

龍の子太郎の2P目は、ワイドで、中に入ってしまいクタクタ。これはステミングで登るべきなんだろう・・・ レイバックに入ってしまい、セカンドでも、カムを回収するのが大変だった。

バックロープを引いて登り、1Pにして、1Pで懸垂しておりた。

カサブランカは、3回目なのに、前回のほうがよかった。今日は全体に岩がぬめっとしており、ハンドホールドが効きづらかった。

新しい靴を持って行ったが、ワンサイズ大きめにすればよかったと後悔。小さい靴はスメアしづらく感じる。

でも大きすぎる靴でも、靴が足に追従しない感じがして、スメアしづらい。今日は足ジャム効きすぎで、足が抜けなくて困った。

カサブランカのあと、ブラックシープに行ったが、これは私にとってはちょっと難しい9だった。もう少しトップロープしないと、リードできそうにない上部の右上している部分。

ムーブが確実、という言い回しより、どういう風に登れば確実か?ということがイメージできるかできないか、ということなのだと理解。

”ムーブ”という言葉を使うと違う意味になる。要するにスポーツクライミングでのムーブと言う意味になる。

アルパインの人のクライミングの動きと、フリーしかしない人のそれはだいぶ違う。なぜ違うのか?どう違うのか?は上手い言い方が見当たらないが、

スラブ

に秘密がありそうな気がする。スラブは登山の延長線上にあり、ステミングとスメアをよく使う。

クラックもスラブのその先にあるような気がする。

ホントは、スラブはフェイスの先にあるのかもしれないけれど、高難度のフェイスは違うのかも、などと思わないでもない。

・・・という結果の今日。

とっても楽しいクライミングデーだった♪

2016/09/05

レギュラー

■ レギュラー

みんながレギュラーはどうだったかと聞くので、これは重要な課題を登ったらしいので、記録にしておかなくては。

レギュラーはトップロープを張ってもらって登ったが、

 離陸困難

まずリーチが遠く、バックステップで後ろの石を押しても、全然左手、上のカチに届かない。

離陸で最低3回は落ちたと思う。無理くり上がったが、どうやって上がったのかも不明。

いや大変でした・・・

カチ持ちって、腕を伸ばしている時は効いているが、引きつけて持っている時はどんどん、パンプして腕力貯金を奪われていく・・・

ので、もう急いで上がるしかない!って感じでムリくり上がったような?

フェイスはデコボコとしていて、どこでもホールドに使えそうでいて、使えるホールドはある程度決まっているようでした。

上に行けばいくほど快適化。Aゼロも一部まじえて何とかトップアウト・・・

最低2回は、落ちまーすって落ちたので、テンションを数える価値もないくらいです。落ちながら登りました。

上はまだ回数をこなせば、可能性はあるかなと言う感じでしたが、最初の離陸のところですね。

リードは離陸が一番厳しそうでした。

■ カサブランカ

2回目のカサブランカは、前より良くなっていた。中間部の楽しいクラックの部分、前回3回落ちたのに、ここはノーテンで抜けれた。

が、上の、枯れ木の根っこのところは、前回はそう深く考えもせず抜けたはずなのですが、左側にレイバックしてしまい、おかしなことに・・・ どうやって登ったんだっけな?となり、一度落ちました。

普通に正対で、2本走っているクラックに縦ピンチホールドで持てば良かった。

■ ガマスラブ

ガマスラブは、5.7のスラブである春のもどり雪を登っている時に、そこで習熟して、ガマスラのほうは、オンサイトするように、というのが師匠の入れ知恵でした(笑)

それでオンサイト用に取ってあったんです。 一緒に言った人がベテランで、5.8のスラブをフラッシュしてから、隣の5.10b をTRで一緒に触り、5.10bがTRで登れた後だったので、右のスラブに移動してからは、大ランナウトでしたが、特に問題なく登りました。

難しい課題を登ってから、オンサイトにトライすると、いいらしいですね。

私も、そらまめ5.9をTRで登ってから、春のもどり雪5.7へ戻っていました。

1ピン目、10mくらい上(汗) しかも、2ピン目と並んでおらず、2ピン目掛けたらクライムダウンして、1ピン目を外さないといけないのです。

2ピン目は遠く、さらにその上は終了点まで大ランナウト。ホント、ピンがないです。

でもこのスラブは、右に行くほど、傾斜が寝て、歩けるようになるのだそうです。

このスラブは、ゆるゆるのスパイアで登ったので、靴が緩いのがなんだか気持ち悪かった・・・

■ 結論

フェイスは、苦手なのですが(あまり触っていないこともあり)、

 小川山物語5.9 → 卒業試験5.10A → レギュラー

という順番だろうと。フェイスはフェイスばっかりをした方が良いそうなのです。

レギュラーになると、ホールドを覚えているかいないかも成否にかかわるので、通って覚えてしまわないといけないというのがネックなのだと。

フェイスは難しい~ 前に 頑張れクマさん、って課題でも、まったく歯が立たなかった記憶が。

まぁレギュラーは惨敗の記憶ですが、もう少し後でいいってことはよく分かりました(笑)

明日は小川山です☆




戦略

■ 山ヤの成長

私の強みと弱みを考える。

山は、フリーを身につける段階に来た。一般に、一般登山者が山ヤになるには、

1)一般縦走 ・・・ 日帰りハイキングで初めて、1週間程度のテント泊縦走が卒業課題となる。
2)読図山行 ・・・ 脱・一般ルート 2万5千の地形図をきちんと読めるようになったら卒業
3)雪      ・・・ 雪山の危険認知(主に風、濡れ、雪崩)ができるようになったら、卒業
4)沢      ・・・ 丹沢は一通り終わるべし
5)岩  ・・・ 5.9だったら、どのようなタイプの5.9でもオンサイトする能力がある
6)フリー ・・・ フリーはアルパインの基礎能力。クラック、スラブ、ワイドを岩にプラス
7)冬壁  ・・・ ザ・キングオブ山 鹿島槍北壁 など

 8)アイス ・・・ アイスは基本的には冗長、遊び
 9)山スキー ・・・ 春の余興 年を取っても楽しめる
 10)海外登山 ・・・ お金がかかる 憧れや売名と密接なかかわりがある 
 11)トレラン ・・・ トライアスロン系 競技なので、冒険より名誉を求める人に

普通は1)から入って、7)の冬壁まで行けば、普通に、山屋が出来上がり、8)~11)は本人の志向次第でオプション追加・・・と言うのが、一通りの山屋育成教育かなと思う・・・が、大体の登山者は、テント泊縦走は出来ても、2)でつまづいてしまう。

一生、山小屋泊の山しか知らない、というのが、おおよその人の限界かと思う・・・実際、夫はそうだ・・・

世間的状況を見ると、山の玄人である山岳会であっても、一般登山のハイキングしかしないのが、すでに常態化している。

たとえ、山岳会に所属する機会や山をステップアップする指導があっても、2)読図へ進む意欲と意思を持つ人は少数派だ。

しかるに、私のように趣味で山を始めた一般登山者が、登山歴6年で、6)のフリーへ進んでいることは、非常に珍しい事象と言える。しかも40代で。大学山岳部なら、良くあることだが。

ちなみに端的な現象として、以前は山ガールと揶揄されていたが、今では誰も私を山ガール呼ばわりする人はいない。

・・・という世間の事情なので、まったくのゼロから、登山歴3年で一般登山は終了し、雪・岩・沢へ進んだことには、少々の自負がある。

決して与えられた道を選んだわけではなく、意識的に選んだ道だ。

■ 自発的で、意識的なゴールの設定

自負を持つ理由は、独学でそうしたから。 

もちろん、山の神様の導きがあったと思うし、多くの人の小さな親切がここまで私を導いてくれた。

たった一人の力だけでここまで来た、ということは真実ではない。

だが、協力を引き出す力や人とつながる力という、私独自の強みがなければ、ここまで来れなかった、ということも、真実だ。

自発的かつ意識的に自らを教育して歩んできたと思う。決して、運だけのシンデレラストーリーではない。

自発的で意識的なゴールの設定。”誰かが作った道”を歩んだわけではないってことが、自信の源だ。もとより、レールの上を歩むのは好きではない。

意識的に、

 ・どうあるべきか?というゴールの調査

 ・そのためには、今の自分には何が必要か?という分析、

 ・今、手にある資産(環境、人、コト)をどう生かせるか?なにをどう学ぶべきか?

 ・それらが適しているかどうかの思考錯誤

を行う。これが私の自信の拠り所となっていて、それは、私自身の強みに由来する。

私の強みは、戦略性、収集性、最上志向、親密志向、責任感の5つだ。最も強い資質、戦略性、つまり、”こうしたら、うまく行くのではないか?”という戦略に基づいて、行動している時が、強みを生かしている時だ。

■ フリークライミング習得への戦略

ハイキング、雪山のステップアップ、テント泊縦走、読図、といった登山の基礎を身につける、ことと違い、フリークライミングは、肉体的な不利をかかえるため、私にとって特に難しい

それでも、「私は岩はやらない」と捨てずに執着して登っている。

フリーは登山の基礎力であることは、間違いない、と納得しているからだ。将来、高難度のフリーを含んだアルパインをやらないにしても、5級が滞りなく登れるというのは、最低限の山ヤ基礎能力だ。

そこで、フリークライミング習得に当たって、これまでの戦略を振り返る・・・

その①・・・ボルダリングジム 9~8級

岩稜帯の縦走をしようかなと言うころ、つまり登山2年目の頃、ボルダリングジムに行くといい、と言われて、10回程度通った。

なるほどね、ということで、この時は、インドアジムで、9級や8級程度に慣れておくと、一般縦走路で出てくる程度の鎖場(たとえば不帰の険など)では、鎖は全く不要で登れるのだ、ということが理解できた。

その②・・・アイスクライミング

冬の稜線歩きを楽勝化するためもあり、冬に悪天候の時の代替えアクティビティとして、アイスクライミングを始めた。

結果的には、アイスの方がリーチが必要になることがないし、全部ガバだし、雪が好き=白い環境が好き、という強みも生かせ、愉しく登れた。

つまり、難しく感じているフリークライミングへ進む前に、アイスへ進んだことは、戦略的に正しかったと言うことだ。楽しさが証明している。

その③・・・クラック

それは、クラックも同様かもしれない。クラックもリーチが、あまりイラナイと言えば要らず、小川山レイバックは、初めての時にも、意外に登れた感があった。

クラックなんて、世間的には、フェイスが相当登れてからやる、危険なクライミングに分類されているものらしいのに、まだフェイスの5.9もリードしていない初心者の段階で、クラック開眼してしまった(笑)。

それだけフェイスは苦手ってことなんだろうな。

≪まとめ≫
・ボルダリングジム 9級 → 岩稜帯楽勝化
・アイス → 入門
・クラック → 入門

■ 現在地

さて、今はどのような段階にいるか? そこを正しく認識するのが大事だ。

成長の指標となるものの一つとしてインドアジムがあるが、インドアでは10級からスタートし、6級程度までは、取り立てて指導や才能がなくても、登れる場合が多く、自主練課題だ。

クライマーというか、クライミング技術が必要になるのは、ボルダリンググレードの5級から下。

登山ではデシマルグレードで5.9が登れれば、つまりローマ数字のⅤ級が全部登れればOKで、それはデシマル換算すると、”5、10a~dにトライ中で、5.9なら、考えなくても登れる”ということを意味する。

が、フリークライミングの世界では、”5.12”から先がクライマーの領域。 

じゃ、間の5.11代はどうなるの?ということになるが、このレベルにいるのが、山岳会にいる大抵の先輩たち。

5.11~12の間というのは、フリーのクライマーとしてみると、すごくはない。が、クライミングを知らないと、登れないグレードだ。ボルダリングのグレードだと、1級で5.12くらいだ。

5.13や14、15へと、現代では世界は先鋭化&競技化している・・・ので、競技人生が終わりだなぁと感じるような年齢の人たちが、この先鋭化したトップレベルを目指すことには合理性がなく、したがって、11代は、手堅い中堅層と言える。

5.9(-も+も)が安定して登れることを目指す人が、5.10代を触るように、5.10代を安定して登れることを目指す人は、5.11代を触らなくてはならない。同じように5.11代を安定して登るには、12台を登っている必要がある。

というわけで、私の壁は今ボルダリングの5級ということは、ムーブを身につけ、11へステップアップする、クライマー化するかしないかのボーダーラインにいるとも言える。

大きな壁である。

■ 作戦

私自身の岩での強み弱みをまとめると・・・

 1)岩を怖がっている (落ちれないビレイヤーという事情により、恐怖が強化されてしまった)

 2)岩を楽しんでいない 1)の延長

 3)腕力が弱い 正対引付系(つまり垂直のフェイス)は、苦手だろうことが予想できる

 4)リーチが短い リーチの遠い課題は不利

裏返すと、強みになる。

 1)プロテクションの安心がクライミング力のアップにすぐにつながる

 2)楽しめる易しい課題を数こなす 安心できるビレイで一緒にいて楽しい人とだけ岩に行く

 3)被っていても、一瞬なら越えられるハズ

 4)スラブは弱みとなる要素がないはず (足で登るので基本ハンドホールドはあまり関係ない)

 5)クラックも弱みとなる要素が少ないはず 指が良く入るシンクラックなど小柄な方が有利

クラックやスラブはフェイスよりも強みに当たる可能性が強いので、強化した方が良い。一方、フェイスも、基本的には最低限のところはマスターしておかないといけない。が弱みの克服となるので、あまり傾注しても得るものは少ないだろう。

前傾壁はむしろ強みと弱みのコンビネーションなので、やればやるだけ、強みが強化され、弱みが克服できる、ということになる。

前傾壁=ツイストでの登り、腕力がアップということだからだ。

インドアでは、ムーブ解決力を上げないといけない。外岩では、ムーブ解決が必要になるレベルの岩はまだ出てきていないように思う。一度、理論通りに登れば登れるハズと言われたが、謎だった。

■ Today's word

Surround yourself with dreamers and doers
and believers and thinkers
but most of all,
surround yourself with those who
sees greatness within you,
even when you don't see it yourself.

強み以外にフォーカスしても仕方ないわな。










2016/09/04

フリークライミングをどうやって上達していくか試案

■作戦

フリークライミングは難しい・・・しかるに、作戦を立てなくてはならない。

その作戦だが・・・クライミングの歴史を知らないと、ステップアッププランも立てられない。

まずもって、登るべき課題が分からないのである。

しかし、漫然と与えられた課題を登るだけでは、主体的な取り組みとして、楽しむこともままならないのであるから、なんらかの計画、プランニングは必要である。

原則1) 易から難へ。
原則2) オンサイト能力を磨くことが大事
原則3) スラブならスラブだけ、クラックならクラックだけ、フェイスならフェイスだけをやるほうが上達する。

■ 足で登る = スメア

基本的に、初心者はスラブを登ることになっている。というのは、スラブは登山の延長にあり、足で登るものだから。

クライミングは足で登るもの、と言われるが、人工壁に行くと足はついでであり、手で登るようになってしまう。

つまり上半身や腕力、指力ばかりがクローズアップされてしまう。もちろん、人工壁でも、足が切れると登りにくいから、その程度の足の重要性は分かるのだが、人工壁には、スラブもクラックもない。だから、スメアリングも分からないし、足ジャムはさらにワカラナイ。

なので、結局、足で登る感覚はつかめない。私が足で登ると言うことを理解したのは、クライミング2年目にして最近で、今年の春に、集中的にクライミングに付き合ってもらったおかげだ。

それ以降、人工壁でも足で登る意味を理解するようになった。ムーブを起こす時、それまでは、手→胴体→足、という感じだったが、今では、足で押してから、手を考える。

■ このようなローテーションで? 

私が、過去2年、実践して分かったところによると・・・

1) 日和田のような易しい岩場 日参して完全マスターすべし (山梨なら十二ヶ岳の岩場)

2) 易しいフェイス 小川山物語 ムーブを知らなくても登れるため(正対)

3) 易しいスラブ 春のもどり雪 ガマスラブ 足使いをマスター 

4) 易しいハング越え 易しい岩場 
 
   ハングは越えられなければエイドになる。が、エイドするよりフリーで越えれるなら、越えたほうが早いことが多い。越えるには、腕力(パワー)が必要になることが多い。パワーがない人には、ムーブが必要になるため、ここで人工壁に差し戻し審判になる人(私です)もいる。

5) 易しいクラック クラックはリーチに左右されない。易しい課題でカムセットを覚える 

1) 2回目のフェイスへ戻る 

  クラックもフェイスがある程度登れないと、登れない局面に来る。・・・そうなったら、フェイスへ戻る。
  卒業試験をやってから→レギュラーへ 

という具合に、ぐるぐると課題の質を回すと、回している間に、一つずつグレードを上げていけるのではないだろうか?

 1)5.8でスタートしたら、スラブ、クラック、フェイスの全課題で5.8が登れるようになる

 2)次に5.9で全課題

 3)次に5.10Aで全課題

・・・・という具合に、延々と次へ続けて行くのはどうなのだろうか?

岩のハイシーズンは、基本的には真夏・真冬以外であり、雨の降らない時期ということで、3~5月、9~11月、12~3月とすると、1年あたり3シーズン。

スラブ、フェイス、クラックにあるので、3シーズンであれば、1グレード上がることになり、大体、今までの流れと一致する。

一年ワングレードって感じなのだ。

■ ちょっとビビりすぎでしょうという指摘について

ところで、私のクライミングライフにとって、最大のボトルネックは、ビレイヤーのスキルである。

なにしろ、引っ張り落とすようなビレイヤーや、私自身が初心者なのに、連れて行ってください☆という人しか、今まで行っていない。

落ちれないビレイヤー・・・実際、外岩に行く前に人工壁につれて行き、リードしたら、引っ張り落とされそうになり、隣のパーティが変わってくれた。一度の失敗は誰にでもあることだから・・・と外岩に行っても、アイスに行っても、私の方がトップロープを張ってあげる側だった・・・。

・・・というので、落ちれない、と思って、登っているので(特にリード時)、落ちることに対しては、かなり恐怖心を持っているが、ちょっとビビりすぎでしょう、という指摘ももらっている。

その指摘は、上達には必要だが、私に必要なのは、批判ではなく、励ましだ。

それくらいの励ましは誰にだってあげて良いのでは?

今現在は、落ちれるビレイヤーと登っているので、頑張れば良いのだが、そう簡単にモード切替できない。

■ 危険認知 

先日は、ガマルートの右のスラブで、ちょっとした小テラスの上の中間支点が遠く、リーチが遠かったので、ムーブをして落ちるかもしれないと思い、リード中にクライムダウンしてテンションしてもらった。

落ちたら小テラスにぶつかるし、大根おろしになってしまうと予想できた。

下から、「やってみて。止めてあげるから」と言われ、3トライ目ぐらいで登り、なんとかリード貫徹。

降りる際にトップロープで、同じ個所をやってみたが、もうスタンスも分かっていたし、トップロープ状態で怖さもないので、何にも問題なし。

つまりフィジカル的には問題がないが、初見でスタンスが分からないと、恐怖心がもたげ、登れないと言う訳だ。

しかし、このようなケースで、下のビレイヤーが良いビレイヤーだとしても、止めれるかどうか、止めても、テラスに激突だと思うのは、ごく常識的な危険認知ではないかと思う。

そこは、大きい人ならリーチがあって、しっかりしたハンドホールドが取れてしまうところで、私の場合は小さいので、しっかりしたハンドホールドを取る前に、デッド的になってしまうのだ。ほんの一歩だけど。

その恐怖心は、誰にでもあるのではないだろうか?

体格が小さいと、体格が大きい人にとってはデッドにならないような、低いグレードで、心理的負担がかかる、ということなだけなのではないのだろうか?

そこら辺は、もし、同じような状況で、サイズが違ったとしても、誰もがムーブを起こすのに躊躇するのであれば、私が取り立ててメンタルが弱い、という意味ではないのではないか?と思うのだが・・・

そうであれば、不当にメンタルが弱いと言われているような気がしないでもない。

外の岩場では、被った人工壁と違って、バンバン落ちるのは良くない、という指導を受けた。

ランナウトしていることが多いのは、外の岩場。落ちれない。落ちるくらいなら登らない、というのも、一つの見識ではないかと思うのだが。

ビレイヤーとしてクライマーを観察していると、ベテランでも、ちょっと分かりづらいところに行けば、リードでもテンションして、安全に登れると確信してから、登っている。

そういう場合、ビレイヤーとして、私は、”怖さを克服して登れ”と声を掛けたことはなく、”不安なら無理せず降りて来て”といつも、言っている。

不安は、”克服する対象”というより、”危険を教えるもの”であるように思うのだが。

無理強いされたリードで落ちて、二度とリードしないと決めた先輩のことを思い出す・・・

私が最初に教わった人からは

 ・クライマーはビレイヤーが信用できないと登れない
 ・リードを無理強いしてはいけない
 ・ビレイヤーはクライマー側が選ぶもの

という風に教わった。最近は、その逆を期待されているような気がする。

もちろん、ビレイヤーはベテランだから信頼しているし、リードはまだ、自分でどこが登れてどこが登れないのかよく分からないので、ベテランの方が判断が的確だと兜を脱いでいる。

でもビレイヤーはクライマー側が選ぶもの、という原則はうやむや化している。まぁ今一緒にいる人たちはどの人もちゃんとしたビレイヤーと思うので、あまり気にしていない。

特にトップロープだったら、誰でもいいやって感じではある。

が、やはりメンタルについて、指摘を受けると、反発心を感じる。

伸び伸びとしたクライミングに必要な、安心や信頼というものが、いまだに手に入ったようには感じられていない。

否定や批判を感じると、信頼や安心は揺らぐものであろう・・・

とりあえず、落ちれないビレイヤーからは逃れられている。それだけでもありがたいことだ。

そちらのことを念じないといけないのかもしれない。

■ ボルダ―

この問題を克服するにあたって・・・ ボルダ―はどうかなと思っている。

なにしろ、ボルダ―なら、ビレイヤーは要らない。ボルダリングは岩と自分だけの話になる。

易しい課題を数多く触ることもきっとできるだろう。

というので、ボルダ―を検討中。

■ Today's word

Does not ask why people keep hurting you.

Ask why you let them do it.


無線機とクライミングシューズ 

■ 無線機購入

土日は、アキバへ無線機を買いに出かけた。アキバ大好きの夫と。

山で必要と言われ、四級のアマチュア無線の資格を取得したためだ。

夫にとってアキバは得意な町。私はアキバの歩き方は分からないので、夫に連れて行ってもらった。

アキバには無線機屋は3件しかない。登山をする人にとって、候補になる無線機は、VX3、VX6のどちらかなので、全部の店で見積もりを取ってもらって、一番安いものを買う予定にしていた。

この日、岩の予定を取りやめてまで、アキバへ出かけたのは、グロービス時代の友人が東京出張で上京してくるとのことだったからだ。めったにこちらに来ない人なので、夜に会いましょう、という訳だった。これは残念ながら、友人が怪我をしてしまいキャンセルに。大丈夫だろうか?

ただ無線機購入や宴会は、言うなれば、ちょっとした口実で、単に夫とどこかへ外出したかったのだ。

夫は、用事がないと家から一歩も出ない出不精なので、たまには外界の空気を吸った方が良い。

山梨は、静かで刺激が少ない土地柄だ。逆に言えば、情報が届きにくい。気がつけば浦島太郎になるリスクが高いので、世捨て人にならないためには、たまにで良いので都会の空気に触れる機会が必要だ・・・

夫はアキバでは、さすがと唸る、こなれた様子だった(笑)。完全に景色にマッチしていて、店員さんタジタジ。

オタクというと語弊があるが、彼はアニメ好きではない、伝統的な電気もの好きのオタクの中でも、上級オタクなのである。オタクのレベル争いがあるとしたら、かなりの率でナンバーワン(笑)。

■ FT1D

VX6をどれだけ値切れるかの戦いかな~と思っていたら、ふと私がとなりにある特価のデジタル式のトランシーバーに気が付いた。FT1D。完全ではないが、防水仕様だし、GPSが取れる。

GPSは、スマホでも取れるのだが、スマホ、かなり電池の消耗が激しく、初期のころと違って、電池をいくつも持ち歩かないといけないのだ。

正直、GPSログは帰宅後に山行を振り返る楽しみ向けで、現地で座標が必要なことはまずないし、必要だったら、その場で電源ONしても取れる。

ので、ログはログだけのために省電力なロガーが欲しいところで、前に使っていた小型のロガーは5000円くらいだったが、壊れやすくて、すぐ壊れてしまった。

そういう事情もあり、GPSが決め手で、結局このデジタルトランシーバーにした。

■ ダイヤモンドホテル

宿泊は、半蔵門のダイヤモンドホテルにしていた。行って見たら、皇居が見え、イギリス大使館の隣だった。

古くからあるビジネスホテルらしく、手堅く堅実な感じに好感が持てたので、普段は外に出てしまうのに、ホテルのレストランを利用。中華ディナーは一人2900円と手ごろだった。

コチコチの新人さんが給仕してくれた(笑)。初々しい~。私にはなかった新人教育、羨ましいなとふと思う。

実力があるマネージャは、ときどき目配りしてくれ、(食事が)「間に合いましたでしょうか」という言葉に品の良さを感じた。

以前、海外出張でタイに出かけたら、宿泊先のホテルの人に、リクルートされたことを思い出した。日本人の宿泊客は多いので、日本語が話せるスタッフは重宝なのだろう。笑顔を買われた。

当時は調査の仕事をしていて、ビジネススーツに、ラップトップPCで、空港の待ち時間も仕事をしているような仕事で、ホテルのビジネスルーム常連だった。・・・ので、そこから、タイのホテルスタッフになる、というのは、考えにくく、声を掛けられたこと、そのものに驚いた。そもそもタイに住みたいという気持ちも、あまりなかったしな。

が、ホテル業(接客業)が、あっていないか?といえば、一度声を掛けられたくらいなのだから、あっているのかも?・・・などと、考えないでもない。

母方の実家は、旅館業を一時経営していたそうだ。私は知らない時代の話だが。

■ カラファテ

初日で、無線機を買う用事は済んでしまった。が、どうも付属品をひとつ入れ忘れているらしいというので、夫は秋葉原へ舞い戻ることになった。

私は、夫と二人なら、キルタン(歌うヨガ)を歌いに、船堀のイスコンセンターのキルタンフェスに行きたかったのだが・・・

少々久しぶりの都会の人ごみに疲れもあったので、半日で山梨に帰ることとし、とりあえずカラファテへ。

カラファテではセールをしていた・・・セールでなくても、足に合った良い靴が買えたら、なんでも良かったんだけど・・・。

が、セールで余計なものも買ってしまった(--;) 

・カムを購入したら必要になる、色別のカラビナ。安くてお買い得だった♪
・R2
・キャミ
・クライミングシューズ

洋服は似合っていたので買ってしまった・・・。まぁキャミソールは普段のヨガのレッスンでも着るからなぁ。

R2も山では定番で良く着る。でも、ないと生きていけないか?と言われると、なくても生きていける。

■ クライミングシューズ

クライミングシューズは、4足目を購入した。

1足目 ファイブテンスパイア 39 これはぶかぶかで、かかとに指一本入る(笑)。

2足目 一足目は失敗ということで、2足目はエッジアンドソファで買った。スカルパフォース。
     一番気に入っているが、リソール3回目。今、手元にない

3足目 スカルパ ブースターS 
     ターンイン&ダウントゥしており、シャンクはカーボンで強化されている。
     ・・・ので、足裏が反らず、これでスラブを登ると、なんかとってもスメアしづらい
     フェイスや前傾壁向きの靴。

癖のないフラットなスカルパフォースばかり履きたくなってしまう。オールラウンドな靴ナノダ。

リソールはホントに遅い。もう一ヶ月くらい経つけど、まだ来ない・・・。

結局、

スラブ → ぶかぶかのスパイアで。スタンスが小さく厳しくなったら、ブースターS
フェイス → ブースターS
クラック → スパイア。 

人工壁 → スパイア

ということになっている。

人工壁は、ぶかぶかのスパイアで何の問題もないことが判明。そんな小さなジプスに乗ることがないから(笑)。むしろ、押す感覚がつかめる靴の方が良い。

今回は、スカルパフォースのピンチヒッター的な靴ということで、癖のないレッドチリのナチョ。8900円と安くなっていた。

サイズはワンサイズ下げて(どうせゆるんでくるので)、5にしておいた。いつものフィット感だと5.5なんだが。

・・・というお買いものデー。

■ カム

カラファテで買うといいよ、と言われているカム一式・・・。でも、今は在庫が一切ないそうだった。

キャメロットC4は、買い物のタイミングではない・・・。ウルトラライトなキャメも出たことだし・・・非常に高いし、高いだけの価値があるのか、まだ市場に問うている段階。

フリーは、ホント、ちょっとしか上手にならない・・・んだけど・・・、色々と物入りだなぁ。

ま、今回は誕生日も近いので、自分で自分にR2をプレゼントしたような格好だ。


ホテルの近くに、ヤマヤという輸入食材店があり、こうしたものは山梨では手に入りづらいので、バニラ風味の紅茶(本当はリプトンのバニラティが好きなんだが、日本では売っていない)と、ミルで挽くシナモンシュガーをゲット。毎朝のトーストに、シナモントーストで使える。スパイス類は、ミル式で挽けるものなら、挽きたてが一番おいしいものだ。











2016/09/02

ガマスラブオンサイト&レギュラーテン山

■ 久しぶりの小川山

今年はしばらくはフリーに集中しようと決めているわけなんだが・・・なかなか思うように登りに行けない(汗)。

  岩が雨でぬれている OR パートナー不在 = インドアな日々

初日は、ガマスラブ。ガマスラブは、オンサイトできました。パチパチ~

翌日は、カサブランカとレギュラー。 レギュラーは必至。カチ持ちのフェイス課題は超苦手。パンプして大変でした。

カサブランカは前回よりスムーズになっていた。成長したなぁ。

■ 成長幅

私が快適だと感じる成長幅では、皆は不服そうなんだけど・・・(汗)

しかし、現在12登っているような先輩たちも、10年前は、5.9や5.10Aを触っていたようで、やっぱりそんなに急いで上手にならなくてもいいのではないかと言う気がするんだが・・・。

ちょっと思い立って、過去のクライミング歴をまとめることに。

2014年5月 西湖の岩場 山羊座の下に 5.8 RP
        小川山 セレクション セカンド
        小川山 春のもどり雪 1P RP

     6月 小川山 小川山物語 5.9 TR
         西湖の岩場 自主トレ
         小川山 春のもどり雪 つるべ
         小川山 小川山レイバック 5.9 TR
     
     7月 三つ峠 中央カンテ つるべ
         小川山 春のもどり雪 つるべ
         太刀岡 小山ロック TR

     8月 カサメリ沢 モツランド TR
         三つ峠 つるべ
        太刀岡左岩稜 セカンド

     9月 西湖の岩場 自主トレ
         小川山 春の雨上がり 5.9    TR 
               ジョイフル・ジャム 5.8 TR
               母岩 「命の母」  TR
               エイトマン5.8 TR
               ジャックフロス 5.9 TR

     10月 前穂北尾根

 2015年
     4月 三つ峠 つるべ
        兜岩 TR

     5月 兜岩 5.8 リード
        小川山 龍ノ子太郎、愛情物語 その他 TR

     7月 小川山 センター試験 5.8 OS

     8月 三つ峠 リード

        瑞牆 講習会

        明神主稜 つるべ

     9月 西湖の岩場 リーダー

        ワイド入門 カサメリ沢 入口岩 TR
        越沢バットレス セカンド

        小川山クラック 森林浴 5.8 フラッシュ
        小川山レイバック 敗退

     10月  小川山クラック
           
     11月 越沢バットレス アイゼントレ
         天王岩
         河又
         湯河原幕岩
         昇仙峡

2016年へ・・・

という具合。 

    


2016/08/31

ピラ24

■ 日々インドア

今日ピラニアへ。今日は朝から大快晴で、山恋しくなった。360度大快晴。久しぶりに南アルプスの稜線が見えた。

それにしても・・・晴れたせいか、ジムはガラガラだった。

今日は今月最後のジムのつもりで出かけたが・・・友人が来月の月会員になろうかというので、それなら、来月も月会員でいようかとも思う・・・

ピラでは、黄色青課題まで進んだ。青で登れる課題もある。だいぶ進んだなぁ。黄色を登り込むべきだが、飽きもあるので、他のジムに行くべしな感じ。

少なくとも、1,2回は他のジムを試すべきだ。

もう大体何が登れて何がダメなのか課題も出尽くした感じ。

今のパワーとムーブ力で取れるノリシロは全部取ってしまった。ムーブ解決力があれば、パワーがなくても登れる、という部分は登ってしまった。

パワーがあればムーブがなくても登れる、という部分も登ってしまった。

ダイアゴナルと正対の違いと使い分けだけで、登れる部分はもう登ってしまったって意味だ。

■ 柔らかい靴

しばらく、ダウントウした靴を履いていたんだが、このところ、そこがヘナへナのファイブテンスパイアを履いているが、なんだか、スタンスの形状が感じられる。

柔らかい靴の方がいいのかも?!な感じ。

実は私は登山靴も、登山靴より、地下足袋があっていたなぁ~な感じだった。

バレエをやっていたから、足首が強いのだろう・・・足裏の感覚も発達している。地下足袋だとそういう足裏感覚を生かせる。

クライミングシューズは柔らかいのが好みだということが分かった。

■ 小川山

明日は小川山。