■貰った反応は反発 …恐れ
これが反応としてもらったことだなぁ…。
九州に限らず、地方では、他所から来た人に対して、対抗意識で措置しているそうです。
これは、三倉の開拓者に聞きました…。三倉は分かっていて辛くしているんだそうです。舐められたくないから。
九州では、そこまで悪質ではなく、単純に、米澤さんの場合ですが、米澤さん以上に登れる人がおらず、自分が過去に登った5.11bより、若干難しいからじゃ5.11cなどという付け方をしており、単純にサンプル母数が圧倒的に足りないため、グレードが主観的に偏ってくるのだそうです…
母数が足りない問題
は、ホントにありそうです。
なにせ、Marsを登った時、5.13dと控えめにしていたせいで、故・吉田さんは世界に名前を轟かせ損ねたわけなので…。名誉心だけなら、5.14aにしておいたら今頃クライミング史に名前が載っていたわけなんですよね…。
グレードが確定しない、という問題は、トップクラスのクライマーでは、再登者がなかなか出ない、という技術上の問題があるようですが…
■ 5.12以下のグレーディングには標準化を
これは、5.12以下のグレードではもはや当てはまらないでしょうねぇ…。現代では、5.12以下のグレードは、
一般市民レベルのクライマーが楽しく遊んで帰って来れるべきグレード
で、
ブイブイ言わす
というのは、13よりは上の話なので…。
特に5.9は正確に。11アンダーは初心者グレードです。当然ですが、低グレードほど登る人口数は多いです。
■ 案
思うのですが、90度の垂壁に、〇〇cm間隔で一定のサイズのホールドをつけ、そのホールドを
1)徐々に90度からオーバーハングにして行って、困難度の変化を調べる
2)徐々に〇〇cmの距離を離して行って、困難度の変化を調べる
3)徐々にホールドサイズを小さくしていって、困難度の変化を調べる
などしたらどうでしょうかね?
登るクライマーの身長も、130cm、140cm、150cm、160cm、170cm、180cmと変えて行って。
統計的知見は貯められるでしょう。
何しろ、5.9でも届かなければ、一発アウトですし。エイドルートで届かないのと意味合い的には同じです。
グレード設定に関して、科学的見地があまりにも足りなさ過ぎて、
勘と経験
に任せすぎているから、単純に様々な知見が生かされない、地域間競争に陥る、というだけのような気がします。