クロステオテ沢は、このところ2年ほど一緒に登っていた前の会の先輩が、九州に来てすぐのころ、『登山大系』を手掛かりに、”九州での課題にしたら、どうか?”と考えたところだった。つまり、フリー化が完了していないところ。
その頃は、九州で一旗揚げる、というのが彼のテーマだったよう…それも致し方ない。一緒に登る相手や仲間を見つけるのに、男性社会の中では必要なプロトコル…通過儀礼なんだなーと思った。
私は女性だから、そんなプロトコルは必要ない。男性社会は、私は当然ながら詳しくは知らないが、弟がいたから、なんとなくは分かる。それも強い弟が…。
というので、隣の祝子川に行くついでに偵察くらいなら手伝うよ、と言っていた。私は読図は得意だし、偵察類は…どこからロープを出すか…という判断が主だが…大体、大丈夫だ。相手も女性がいると早々、無理なことはできないものだし…。
■ 入れない会
というので、隣の祝子川に行くついでに偵察くらいなら手伝うよ、と言っていた。私は読図は得意だし、偵察類は…どこからロープを出すか…という判断が主だが…大体、大丈夫だ。相手も女性がいると早々、無理なことはできないものだし…。
■ 入れない会
偶然だが、私がこちらではどこに所属しようかと会を調べていたときに、ある会の人と会う約束を取り付けたら、その日にちょうど相方も…ということがあった。同じ人だった。それで、その会にすんなり入会…?となればよかったのだが…
電話越しで『うん、女性の方?うーん…そこそこ登る』と苦しそうに答えている相方…どうも相方の女性はちゃんと登れるのか?と聞いているようだ…。ははーん…お荷物しょい込みたくない系だなぁと思った。血の気の多い男子の会だ。
となると、女性の私は引率のお母さんのようになってしまうな…。会に属してそれは避けたい。十分、自分の練習にならないからだ…。
クライミングではショートに行く限り、グレードはほとんど関係なく誰でも楽しめるものだし…。
とは言え、クライミングにいのちを掛けている人とだけ登っていたい…という会があったとしても、まぁ悪くないんじゃないだろうか??
とは言え、クライミングにいのちを掛けている人とだけ登っていたい…という会があったとしても、まぁ悪くないんじゃないだろうか??
前の会にいた2段の先輩など、なんで私と登ってくれるんだろう~?と思ったりしていた…。2段と5級ですからね(笑)。
余談だが、この先輩と一昨年小川山で一緒にボルダーをしたとき、4級の難しいスラブが登れ、先輩が目を丸くして喜んでくれたのが嬉しかった…。成長したねぇ…ってこと。