■ 今週
4月に入った。桜の時期。新しいパートナー(熟達者)と外岩。忙しい週。
■ 3/30 近所の岩場
水曜は、近所の岩場へ行き、
・広めワイドのクラック1本(5.8?)
・フェイス(10b?)
・隣のスラブ (5.9?)
・隣のシンハンド (11b?)
の4本。
■ 3/31 三つ峠
木曜は、三つ峠マルチピッチ 中央カンテ。4P
・中央カンテ
・右フェイスショート
ミレーのロープが固くなっておりちょっとショックだった・・・軽量シングルなのに。ノットが固い。
最後のピッチで露出感のあるところに出てしまい、怖かった。ランニングのぬんちゃく、支点側が外せず、核心部でぬんちゃく残置。
右フェイス、一般ルートは、あっけなく登れた。一帯、何を難しいと思っていたのだろう???
夜は焼き鳥屋へ繰り出す。純米大吟醸 山花、キザンの赤に大満足。
■ 4/1 兜岩
金曜は、近所の岩場へ。トポは公開されていない。開拓者の方と会った。
・5.9のクラック
・5.10Aクラック
アップだが、クラックではなく、アンダーの箇所でパンプ。腕力が尽きて、次の10Aのクラックでパワーが出ない・・・
と言う結果になった。
■ 課題
パワー = 筋トレ
クライミングは、生活のリズムを作る段階。
2016/03/31
2016/02/29
2月の山行まとめ
■ 車入院
今日は本当は鉱泉ボランティアの予定だったが、
・風邪、完全に治っていない
・車、入院
のため、登山口までの到達が困難となり、キャンセル・・・タダ飯食べ損ね、残念賞。
ちょっと気が早いが、2月の山行をまとめておくこととする。
■アイス充実?
- 2016年 2月26日 昇仙峡ボルダ―
- 2016年 2月24日 南沢小滝
- 2016年 2月20・21日 鉱泉・小滝・ジョウゴ沢
- 2016年 2月16日 岩根
- 2016年 2月15日 岩根
- 2016年 2月11日 岩根
- 2016年 2月6・7日 リスクマネジメント&ナビゲーション講座
- 2016年 2月4日 昇仙峡クラック
8山行。まぁ良しとしましょう。
・・・というか、厳冬期の稜線がない・・・(涙)。 毎回ピーカンを、人口氷壁のために見送っているのは、健康というか精神衛生によろしくない。
実は今日は本来は、夫と権現が予定に入っていたのだが・・・夫は休日出勤となり、車は1台入院中。
一台は夫の出勤に必要で、今日は私は買い物もお預け。
でもまぁ、八ヶ岳は今日は夜吹雪くだろう・・・し、風邪(か、どうか分からない、喉のイガイガ)も、休養が必要そうなので良しとしましょう。
■ アイスはハズレか当たりか?
昨日は、ボルダ―へ行ったが楽しかった。
が・・・登れなーい!
アイスにうつつを抜かしている場合ではなかったのか?!
岩根三連チャン時に出会った山下ガイドには実は甲斐駒でも会っていたが、「岩根なんて初心者以外は、来ちゃいけないよ~」なんて、冗談めかして言ってくれたが、岩根ではベテランにさえも会った。
今年はアイスのゲレンデは、どこも氷結が悪いので、皆、転進で仕方なく岩根に来ていたようである。
アイスは今年はイマイチという風評だが、一方で雪も少ないので、南沢小滝は距離が長く、50mロープだとギリ。例年より雪で底上げされていない分距離が出たようだ。
しかも、氷も刺さりやすく、いい感触。全般で平準化すると気温が高い冬だが、低温状態は一応標高が高い山では維持されているので、標高をあげればアイスは何とかなる。
そうした事情を考えると、黄連谷が実現ぜず、滝を見るだけも叶わなかったことは残念ではあるが、アイスのゲレンデを一度も一緒に行っていないので、仕方がないかもしれない。
■ ローテ―ション
誰しもが、誰かの先輩で、誰かの後輩である。別に年功序列はないが、より知っている者が知っていない方に教え、教えられた者が次に教える側になる・・・ローテーションが回転していると、とりあえず現状は維持できるであろう。
とはいえ、自立していることは大事なことで、自立しているとは、誘われなくても山に行くという意味である。
パートナーがいなければ、いなくて良い山に行けばよい。
というわけで、ボルダ―の価値、急上昇中(笑)。
ボルダリングジムについては、インドアだから、相手がいないときしか行く気に慣れないのだが、今度ジムで会いましょうな仲間が出来て、感謝している。
ホント、ジムは、セッションでもしないと、退屈してしまいます・・・
■ まとめ
・ローテーションが回る人材のタイプをまとめてみると、最初から山岳会に属する人ではなく、最初は、個人山行で自分で山に行き、嵩じて山岳会に入会したタイプの人のようである
■ まとめ
・ローテーションが回る人材のタイプをまとめてみると、最初から山岳会に属する人ではなく、最初は、個人山行で自分で山に行き、嵩じて山岳会に入会したタイプの人のようである
・クライミング基礎練習(人工氷壁)は、新人の間はとても面白くて病み付き路線である。私自身もそうだったので、何度も行きたいのだが、先輩はすでに飽きていて、同じような課題に登るのは退屈なのかもしれない・・・
・つまり、退屈=リード練習へ進めというサイン・・・のように思われる。
・スクリュー4本目購入
・ボルダリングマット購入検討
■1月の山行まとめ
1月の山行まとめ
2016/02/26
昇仙峡 ボルダ―
■ 近所の岩場
昨日は近所の岩場の日だった。クラックのつもりで出かけたら、ボルダ―が用意されていた。
あら、ボルダ―? だったら、本気シューズ持ってくるべきだったな・・・とふと思う。
ここは、あまり知られていない岩場だ。というのも、日本100岩場に載っていない。
場所そのものは、奇岩の景勝地として知られている。ただ景勝地としては、閑古鳥が鳴き始めて、だいぶ経っているのではないかという様相だ。
山梨の冬は明るい。ダケカンバの葉は落ちてしまうからだ。カサカサ音のする落ち葉の中、日の光に照らされて、厳冬期と言うのに岩場では、セーター類は不要。
しかも、そのボルダ―、車から降りて徒歩10秒!
いや~なんとも、こういう世界に来てしまうと、歩かないよなー(笑) ザックさえも持たず、車からランチを直接出してきてしまった(笑)
■ ボルダ―
ボルダ―は、徒歩10秒だった。行くと、吉田さんの他、ご夫婦がいらした。聞くと、小屋番をしているという。
ちょっと羨ましいなぁ。でも、小屋番をしていると、山には行けない。家にいるより、運動不足になって、毎日山を見てため息をつくことになる。
ボルダ―に取り組み始めると、だんなさんのほうは一発で完登。あらら・・・あっさり。
奥様は、トップアウトするときのマントリングで苦労されていたが、こちらも、なんとか登られた。
問題はワタクシ・・・ まず離陸ができない。両手マッチから、小さいスタンスを左足で拾って、右脚をヒールフックするムーブは、まずぶら下がりが無理。
というわけで、あっさりそのホールドは捨てる。 左手、遠くにあったカンテにひっかけ、右手はマッチのところより、やや上の係りが良いところ。左足に立ちこみ、正対ムーブだが、それで左手をあげる。左手の係りが良いところにうまいことはいれば、あとは右手が上がり、その後は、スメアで、足をあげていくだけで、トップアウトできた。
が、トップアウトのマントリングも、登ったら、すごい、いいガバがあるのかと思いきや・・・なかった(汗)。
ふつーに、平らな台地だったので、みっともなく、お腹と膝をついて無理くりアップ。
岩に生えていた灌木の枝は、根性で使わなかった。自然物だから、使ってもAゼロにはならないんだけど。
■ マントリング
マントリングはボルジムでは出てこないので、練習不足もあり、課題だ。
外岩に行くまで出てこないのに、マントリングは鬼門で、落ちることが多い箇所だ。
アイスでも、傾斜の立った垂直の滝から、落ち口で傾斜が変わるところが、ムーブが難しい。丸く膨らんだところでは、正対ムーブで、両足を開いてしまうと、岩(アイス)を抱きかかえるようになってしまい、にっちもさっちもいかなくなる。
実際、水曜に行った小滝で、苦労していた。コツは、”寄せる”こと。なんだが、岩でも同じで、岩から、体を離したほうが良いのだが、これが高いと、ちょっとドッキリするんだな~。
というわけで、マントリングは課題だ。
■ ムーブの安定
1登は登れたが、2登目が・・・ ”さっきはどうたんでしたっけ”状態になる(汗)。
ムーブの安定は課題だ・・・ 臨機応変と言えば聞こえは良いが、行き当たりばったり、とも言えるわけで、同じムーブが安定して繰り出せないと行けない。
というのだが、一回登ると安心してしまって、次は、違うホールドを取ってしまうのが、不思議。
出だしも、レイバックでスタートして、ちょっと難しくして見たが、手数が増えると、これでまた完登ならず。
でもまぁ、良い日だった。
日陰に入り、寒くなってきた頃合いで終了。
■ 低糖質ダイエット
一緒に登ってもらったご夫婦が低糖質ダイエットを実践中と言う。
私も福岡に居るころ、一時やってみたのだが・・・私はとてもタンパク質に反応が良い体みたいで
、一気に筋肉が増え、体重が重くなって、バレリーナとしてはいかがなものかと思われた…。
しかし、脂肪を落としたい・・・。体脂肪率は24%あり、女性としては普通だし、特に減量が必要な、肥満体系でもないが、下っ腹は、柔らかくぷるるん、としているし、腰回りはふっくら柔らかそうである。二の腕は、細くて長いのが取り柄だったのに、クライミングを始めて、腕がたくましくなってしまい、うーん・・・な状況の上、振袖つきだ。
体脂肪は冬山では有利なようで、あまり持っていて困ったことはないのだが・・・体重と腕力の比率が、男性クライマーに比べて不利なことは否めない。
腕力が弱いんだから、その腕力で引き上げなければならない体重は軽いほうがいいに決まっている。
体重を減らすのと、腕力をあげるのでは、体重を減らす方が楽だろうし、体重を減らすなら、筋肉ではなく、脂肪を減らしたい。
のだが、脂肪は、普通にヘルシーな食生活をしていても減らないらしい・・・。糖質を食べるとインシュリンが出てしまうからだ。
インシュリンを出さないで済むのがタンパク質と言う訳なんだが・・・
若いころ、カッテージチーズを夜食べて、効果的にダイエットしたが、最近IgGを調べると、私は、カッテージチーズのみならず、牛乳と卵に遅発性アレルギーがあった…(汗)
乳製品と卵を除外すると、プロテインは、大豆か肉になってしまう。ヨギーは肉を食べないから、大豆しかなくなる。
となると、毎日、豆腐かなぁ・・・
・体脂肪別 体系の見え方
・インシュリンについて
■ 先輩・後輩
しかし、アイスでは先輩風を吹かせつつある私だが、ボルダ―では、まったくのよちよち歩きである。
一緒に登ってくれる人にとっては、自分が手本を見せてやらなくてはならない。
今日は、手の皮がむけて痛い・・・はぁ~掌の皮の厚さを育てなくては。
昇仙峡は、開かれていない岩場なので、粒子が荒く、手が荒れる。
いかに小川山が、手あかにまみれた岩場だったかってことだ。小川山って登りやすかったんだな~と学び中。
アイスから、岩に戻ってくると、そう時間があいたわけでもないのに、岩のムーブをすっかり忘れていたな~と感じる。
アイスはムーブが単調だからだ。岩が面白い人には、アイスは面白くないだろうな~と思う。
■ ボルダ―ジム?
最近、一緒にアイスに行くようになった初心者大学生のO君が、「ボルダ―ジムに行ってきました」なんて言う・・・
ボルダ―ジムかぁ・・・ 巨大な倉庫のような空間に、高さ10mの巨大ボルダ―がデーンと鎮座して、それに皆が登っている様子を連想してしまった(笑)
というか、そんなジムがあってもいいのではないだろうか(笑)。どうやって、そんな巨大ボルダ―を街中に運ぶのかは想像の範疇外だが・・・。
彼はまだクライミングの要素が出る山は、始める前夜というところ。
それで先輩よろしく、先日、リードフォローや懸垂、流動分散、宙吊り脱出など教えてきた。
こうした技術は、防御技術だから、連れて行かれる側も知っておいてくれないと、連れて行く側も、心配で連れて行けない。
結局、先輩である自分自身が、行きたいところに行くために教えているんじゃないの~とも言えるんだが、一緒に行きたいからそうやって教えるんである。
ある意味、エゴイズムの発露と言えなくもないが、教える側からすると、とっくに身についていることなので、めんどくさくもある。
これは、ルートに行くための投資なのだ!といつも自分に言い聞かせているが、ここ2年ほど、先行投資ばかりで、実際の成果が上がっていない。
けれど、黄連谷のように先行投資なしでの本番もやはり唐突度が大きい。結局、先行投資のように思える、教えの時間は、安全性を高めるため。また自分自身の復習と考えるのが良い。実際、しばらく行かないと忘れているものだし。
とは言え、そうしたことばかりをしていると、自分のクライミングへの集中度が落ちる。
やはり集中するには、一人で登るに限るので、そういう意味では、ボルダ―は岩と自分だけで向き合える、良い活動だ。
マット買うかな・・・。
昨日は近所の岩場の日だった。クラックのつもりで出かけたら、ボルダ―が用意されていた。
あら、ボルダ―? だったら、本気シューズ持ってくるべきだったな・・・とふと思う。
ここは、あまり知られていない岩場だ。というのも、日本100岩場に載っていない。
場所そのものは、奇岩の景勝地として知られている。ただ景勝地としては、閑古鳥が鳴き始めて、だいぶ経っているのではないかという様相だ。
山梨の冬は明るい。ダケカンバの葉は落ちてしまうからだ。カサカサ音のする落ち葉の中、日の光に照らされて、厳冬期と言うのに岩場では、セーター類は不要。
しかも、そのボルダ―、車から降りて徒歩10秒!
いや~なんとも、こういう世界に来てしまうと、歩かないよなー(笑) ザックさえも持たず、車からランチを直接出してきてしまった(笑)
■ ボルダ―
ボルダ―は、徒歩10秒だった。行くと、吉田さんの他、ご夫婦がいらした。聞くと、小屋番をしているという。
ちょっと羨ましいなぁ。でも、小屋番をしていると、山には行けない。家にいるより、運動不足になって、毎日山を見てため息をつくことになる。
ボルダ―に取り組み始めると、だんなさんのほうは一発で完登。あらら・・・あっさり。
奥様は、トップアウトするときのマントリングで苦労されていたが、こちらも、なんとか登られた。
問題はワタクシ・・・ まず離陸ができない。両手マッチから、小さいスタンスを左足で拾って、右脚をヒールフックするムーブは、まずぶら下がりが無理。
というわけで、あっさりそのホールドは捨てる。 左手、遠くにあったカンテにひっかけ、右手はマッチのところより、やや上の係りが良いところ。左足に立ちこみ、正対ムーブだが、それで左手をあげる。左手の係りが良いところにうまいことはいれば、あとは右手が上がり、その後は、スメアで、足をあげていくだけで、トップアウトできた。
が、トップアウトのマントリングも、登ったら、すごい、いいガバがあるのかと思いきや・・・なかった(汗)。
ふつーに、平らな台地だったので、みっともなく、お腹と膝をついて無理くりアップ。
岩に生えていた灌木の枝は、根性で使わなかった。自然物だから、使ってもAゼロにはならないんだけど。
■ マントリング
マントリングはボルジムでは出てこないので、練習不足もあり、課題だ。
外岩に行くまで出てこないのに、マントリングは鬼門で、落ちることが多い箇所だ。
アイスでも、傾斜の立った垂直の滝から、落ち口で傾斜が変わるところが、ムーブが難しい。丸く膨らんだところでは、正対ムーブで、両足を開いてしまうと、岩(アイス)を抱きかかえるようになってしまい、にっちもさっちもいかなくなる。
実際、水曜に行った小滝で、苦労していた。コツは、”寄せる”こと。なんだが、岩でも同じで、岩から、体を離したほうが良いのだが、これが高いと、ちょっとドッキリするんだな~。
というわけで、マントリングは課題だ。
■ ムーブの安定
1登は登れたが、2登目が・・・ ”さっきはどうたんでしたっけ”状態になる(汗)。
ムーブの安定は課題だ・・・ 臨機応変と言えば聞こえは良いが、行き当たりばったり、とも言えるわけで、同じムーブが安定して繰り出せないと行けない。
というのだが、一回登ると安心してしまって、次は、違うホールドを取ってしまうのが、不思議。
出だしも、レイバックでスタートして、ちょっと難しくして見たが、手数が増えると、これでまた完登ならず。
でもまぁ、良い日だった。
日陰に入り、寒くなってきた頃合いで終了。
■ 低糖質ダイエット
一緒に登ってもらったご夫婦が低糖質ダイエットを実践中と言う。
私も福岡に居るころ、一時やってみたのだが・・・私はとてもタンパク質に反応が良い体みたいで
、一気に筋肉が増え、体重が重くなって、バレリーナとしてはいかがなものかと思われた…。
しかし、脂肪を落としたい・・・。体脂肪率は24%あり、女性としては普通だし、特に減量が必要な、肥満体系でもないが、下っ腹は、柔らかくぷるるん、としているし、腰回りはふっくら柔らかそうである。二の腕は、細くて長いのが取り柄だったのに、クライミングを始めて、腕がたくましくなってしまい、うーん・・・な状況の上、振袖つきだ。
体脂肪は冬山では有利なようで、あまり持っていて困ったことはないのだが・・・体重と腕力の比率が、男性クライマーに比べて不利なことは否めない。
腕力が弱いんだから、その腕力で引き上げなければならない体重は軽いほうがいいに決まっている。
体重を減らすのと、腕力をあげるのでは、体重を減らす方が楽だろうし、体重を減らすなら、筋肉ではなく、脂肪を減らしたい。
のだが、脂肪は、普通にヘルシーな食生活をしていても減らないらしい・・・。糖質を食べるとインシュリンが出てしまうからだ。
インシュリンを出さないで済むのがタンパク質と言う訳なんだが・・・
若いころ、カッテージチーズを夜食べて、効果的にダイエットしたが、最近IgGを調べると、私は、カッテージチーズのみならず、牛乳と卵に遅発性アレルギーがあった…(汗)
乳製品と卵を除外すると、プロテインは、大豆か肉になってしまう。ヨギーは肉を食べないから、大豆しかなくなる。
となると、毎日、豆腐かなぁ・・・
・体脂肪別 体系の見え方
・インシュリンについて
■ 先輩・後輩
しかし、アイスでは先輩風を吹かせつつある私だが、ボルダ―では、まったくのよちよち歩きである。
一緒に登ってくれる人にとっては、自分が手本を見せてやらなくてはならない。
今日は、手の皮がむけて痛い・・・はぁ~掌の皮の厚さを育てなくては。
昇仙峡は、開かれていない岩場なので、粒子が荒く、手が荒れる。
いかに小川山が、手あかにまみれた岩場だったかってことだ。小川山って登りやすかったんだな~と学び中。
アイスから、岩に戻ってくると、そう時間があいたわけでもないのに、岩のムーブをすっかり忘れていたな~と感じる。
アイスはムーブが単調だからだ。岩が面白い人には、アイスは面白くないだろうな~と思う。
■ ボルダ―ジム?
最近、一緒にアイスに行くようになった初心者大学生のO君が、「ボルダ―ジムに行ってきました」なんて言う・・・
ボルダ―ジムかぁ・・・ 巨大な倉庫のような空間に、高さ10mの巨大ボルダ―がデーンと鎮座して、それに皆が登っている様子を連想してしまった(笑)
というか、そんなジムがあってもいいのではないだろうか(笑)。どうやって、そんな巨大ボルダ―を街中に運ぶのかは想像の範疇外だが・・・。
彼はまだクライミングの要素が出る山は、始める前夜というところ。
それで先輩よろしく、先日、リードフォローや懸垂、流動分散、宙吊り脱出など教えてきた。
こうした技術は、防御技術だから、連れて行かれる側も知っておいてくれないと、連れて行く側も、心配で連れて行けない。
結局、先輩である自分自身が、行きたいところに行くために教えているんじゃないの~とも言えるんだが、一緒に行きたいからそうやって教えるんである。
ある意味、エゴイズムの発露と言えなくもないが、教える側からすると、とっくに身についていることなので、めんどくさくもある。
これは、ルートに行くための投資なのだ!といつも自分に言い聞かせているが、ここ2年ほど、先行投資ばかりで、実際の成果が上がっていない。
けれど、黄連谷のように先行投資なしでの本番もやはり唐突度が大きい。結局、先行投資のように思える、教えの時間は、安全性を高めるため。また自分自身の復習と考えるのが良い。実際、しばらく行かないと忘れているものだし。
とは言え、そうしたことばかりをしていると、自分のクライミングへの集中度が落ちる。
やはり集中するには、一人で登るに限るので、そういう意味では、ボルダ―は岩と自分だけで向き合える、良い活動だ。
マット買うかな・・・。
2016/02/04
2016/01/31
1月の山行まとめ
■1月の山行のまとめ
- 12月31~1月1日 甲斐駒黄連谷(敗退) 2名 前夜泊
- 1月2日 昇仙峡クラック 3名
- 1月3~4日 甲武信岳 2名(夫) 小屋泊一泊二日
- 1月9~10日 甲斐駒黒戸尾根 単独一泊二日
- 1月25日 昇仙峡クラック 2名
- 1月23日 阿弥陀岳御小屋尾根 3名 日帰り
- 1月30・31日 鉱泉 テント泊・アイスクライミング 単独 一泊二日
7山行という結果になった。
1月29日は久しぶりにジムに行ってリード。クライミングはしばらくやらないとすぐに勘が分からなくなってしまう。一方で普通の山もしばらくやらないと登りですぐツラくなる。
登りで悪い時を色々振り返ると、やっぱり生理の時がいつも登れない(とはいえ、テント泊装備でも標準コースタイムでは登っている)。それはやっぱりヘモグロビンの話なのかもしれないし、そうだったら、単純にチャレンジ山行には不向きの日と言うだけだと思ったりする。
1月29日は久しぶりにジムに行ってリード。クライミングはしばらくやらないとすぐに勘が分からなくなってしまう。一方で普通の山もしばらくやらないと登りですぐツラくなる。
登りで悪い時を色々振り返ると、やっぱり生理の時がいつも登れない(とはいえ、テント泊装備でも標準コースタイムでは登っている)。それはやっぱりヘモグロビンの話なのかもしれないし、そうだったら、単純にチャレンジ山行には不向きの日と言うだけだと思ったりする。
■自分の心を満たすには、どういう山が必要か
甲斐駒など、大きい山があると、心が充足するな~と思うのは、やっぱり ”山との駆け引き”が、あるからだろうか・・・。
鉱泉はあまり乗り気でなかった。フェスについてなんとなく敬遠があったのは、山岳会の人たちの影響かもしれない。山岳会は、基本的に山岳イベントはあまり好きでないようだった。
・・・が、それは私には不必要な先入観だったかもしれない。行ってみたら、あんまり違和感なかった。ギリギリで1月内にアイス今年の1本目が出来て良かった。ノルマ消化って感じ。
とにかく、クライミングは、登らないと登れるようにならないのだから、機会の中身に難癖をつけるより、さっさと機会を取るに限る。とくにゲレンデならなおさら。登れる機会は全部登る、というのが大事なことだ。その先にしかルートはないのだし。
ルートは、天候タイミングが揃わないと実現が難しいし、不勉強で行くわけにも行かないので、行っても敗退、ということもある。
ただ敗退も含めて、山の勉強と思うし、敗退で明らかになった弱点をつぶせば、少しずつ目標に近づいて行っている、ということなので、敗退は失敗とは感じない。学習機会と感じる。
自分の中の経験の蓄積、それが大事なことなのだろう。
■ 判断の割れ
今月でちょっと課題となったのは、御小屋尾根の11時タイムリミット。12時から崩れる予報の時に、12時登頂はない。それではまだ稜線にいる下りの核心部で、崩れた天気につかまってしまう。
この日はお天気と競争の山だな~と私自身は思いながら急いでラッセルしていたが、パーティのメンバーはそうは思っていなかったらしく、また、もう少し登りたかったそうで、意見が割れた。
その時”強気”を取るか”弱き”を取るか?そこは、個人の登山者で違い、私は弱気派だ。
とはいえ、帰りに南沢へのコースを使ったが、下調べしていないルートはヤダと言われても嫌だな~と思う。何しろ、その場で地図を見たら分かるようなルートだし。
厳冬期の八つで手袋を取って素手でピッケルを握っている人を見ると、やっぱりちょっと心配になる。
また自分の装備ではなく人の装備を当てにして、”行ける”という判断をする人でも、ちょっと心配になる。自分の管理下にないものは、結局は、当てにはできないからだ。
ちなみに23日に近所でソロ登攀していた登山者は運悪く滑落してしまったらしく、いまだ見つかっていない。24日は格別寒い日だったので、それを知っていたら、わざわざリスクが高い条件の日に、ソロ登攀しないかもしれない。(その人にはソロは楽勝なのかもしれないが)
■ ビレイが確実な人にまずなりましょう
最近思うのは、フリーをちゃんとやったことが一度もないアルパインの人は、相手に無理な要求を知らずにしている、ということ。
それは自分のビレイが確実でないからだ。ビレイが確実でない人は、パートナーの資格がそもそもない。
のに「連れて行ってください」と言うのは、「私の危ないビレイに、あなたの命を預けてください」と言うのと同じことだ。
相手の命どれだけ軽いのか?と言うことになってしまうが、本人はいたって、気軽に言っている。
しかも、初心者を連れて行っているじゃないかと不公平感まで持ち出してしまう。
まずはビレイが確実な人になってください。
■ 今月の学び
・夜間の気温に注意
・レストは大事
・トレーニングのバランス
≪12月の山行のまとめ≫
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2016/01/blog-post_58.html
甲斐駒など、大きい山があると、心が充足するな~と思うのは、やっぱり ”山との駆け引き”が、あるからだろうか・・・。
鉱泉はあまり乗り気でなかった。フェスについてなんとなく敬遠があったのは、山岳会の人たちの影響かもしれない。山岳会は、基本的に山岳イベントはあまり好きでないようだった。
・・・が、それは私には不必要な先入観だったかもしれない。行ってみたら、あんまり違和感なかった。ギリギリで1月内にアイス今年の1本目が出来て良かった。ノルマ消化って感じ。
とにかく、クライミングは、登らないと登れるようにならないのだから、機会の中身に難癖をつけるより、さっさと機会を取るに限る。とくにゲレンデならなおさら。登れる機会は全部登る、というのが大事なことだ。その先にしかルートはないのだし。
ルートは、天候タイミングが揃わないと実現が難しいし、不勉強で行くわけにも行かないので、行っても敗退、ということもある。
ただ敗退も含めて、山の勉強と思うし、敗退で明らかになった弱点をつぶせば、少しずつ目標に近づいて行っている、ということなので、敗退は失敗とは感じない。学習機会と感じる。
自分の中の経験の蓄積、それが大事なことなのだろう。
■ 判断の割れ
今月でちょっと課題となったのは、御小屋尾根の11時タイムリミット。12時から崩れる予報の時に、12時登頂はない。それではまだ稜線にいる下りの核心部で、崩れた天気につかまってしまう。
この日はお天気と競争の山だな~と私自身は思いながら急いでラッセルしていたが、パーティのメンバーはそうは思っていなかったらしく、また、もう少し登りたかったそうで、意見が割れた。
その時”強気”を取るか”弱き”を取るか?そこは、個人の登山者で違い、私は弱気派だ。
とはいえ、帰りに南沢へのコースを使ったが、下調べしていないルートはヤダと言われても嫌だな~と思う。何しろ、その場で地図を見たら分かるようなルートだし。
厳冬期の八つで手袋を取って素手でピッケルを握っている人を見ると、やっぱりちょっと心配になる。
また自分の装備ではなく人の装備を当てにして、”行ける”という判断をする人でも、ちょっと心配になる。自分の管理下にないものは、結局は、当てにはできないからだ。
ちなみに23日に近所でソロ登攀していた登山者は運悪く滑落してしまったらしく、いまだ見つかっていない。24日は格別寒い日だったので、それを知っていたら、わざわざリスクが高い条件の日に、ソロ登攀しないかもしれない。(その人にはソロは楽勝なのかもしれないが)
■ ビレイが確実な人にまずなりましょう
最近思うのは、フリーをちゃんとやったことが一度もないアルパインの人は、相手に無理な要求を知らずにしている、ということ。
それは自分のビレイが確実でないからだ。ビレイが確実でない人は、パートナーの資格がそもそもない。
のに「連れて行ってください」と言うのは、「私の危ないビレイに、あなたの命を預けてください」と言うのと同じことだ。
相手の命どれだけ軽いのか?と言うことになってしまうが、本人はいたって、気軽に言っている。
しかも、初心者を連れて行っているじゃないかと不公平感まで持ち出してしまう。
まずはビレイが確実な人になってください。
■ 今月の学び
・夜間の気温に注意
・レストは大事
・トレーニングのバランス
≪12月の山行のまとめ≫
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2016/01/blog-post_58.html
2015/09/25
登山問診票試案
初心者、ベテランなどと切り分けるのは、相手に失礼だと言う思いがあるが、実際、登山では、持っている装備や行動で、相手の理解や現在のスキルレベルが分かることが多い。
一般に、登山歴と山行内容を聞くと、相手がどのような段階にいるのかが分かるが、イマドキは、登山歴を聞いても、すべての登山歴が、ガイドツアーだったり、仲間と連れ立って出かけ、ついて歩くだけだったりすると、登山歴は参考にならない。
そこで、問診票と言うものを考えてみた。
■一般縦走
何泊までの登山経験がありますか?
(1.日帰り 2.1泊二日小屋泊、3.テント泊1泊二日、4.それ以上、5.長期縦走)
一日の行動時間は、どのくらい経験がありますか?
(1.5時間程度、2.8時間程度、3.10時間程度、4.12時間程度、5.それ以上)
どのくらいの荷を担いで歩いたことがありますか?
(1.5kg程度、2.10Kg程度、3.12kg程度、4.15Kg程度、5.20kg程度)
普段、天気予報を見てから登山に行きますか?
(1.他の人に任せている、2.現地で判断する、3.予報を見て現地判断、4.天気図を見る、5.天気図を描ける)
ヘッドライトでの行動の経験はありますか?
(1.ない、2.ある)
登山に行く際、自分で運転しますか?
(1.いいえ、2.2時間程度、3.4時間程度、4.5時間程度、5.それ以上)
車の車種は何ですか?
(1.もっていない、2.普通車、3.四駆(軽)、4.四駆(普通)、5.ディーゼルワンボックス)
コンパスと地図は常に携帯していますか?
(1.いいえ、2.はい)
読図はどの程度可能ですか?
(1.全くできない 2.尾根とコルが分かる 3.地図からコースが作れる、4.尾根の下りができる、5.同定できる)
コンパスの使い方はご存知ですか?
(1.全く知らない、2.静置できる、3.2点から同定できる、4.コンパスナビできる)
■沢
沢装備は何をもっていますか? 複数回答可
(1.沢靴、2.ハーネス、3.ヘルメット、4.ハーケン、5.ハンマー)
■雪
雪装備は何を持っていますか?複数回答可
(1.厳冬期用冬靴、2.12本以上のアイゼン、3.ピッケル、4.冬用シュラフ、5.冬用テント)
■岩
岩装備は何を持っていますか?複数回答可
(1.クライミングシューズ、2.ハーネス、3.クイックドロー、4.シングル用ロープ、5.ダブル用ロープ)
■アイス
アイス装備は何を持っていますか?
(1.アイスアックス、2.盾爪クランポン、3.アイススクリュー、4.バイザーつきヘルメット、5.フィフィ)
■クライミング
結び目は何を日ごろ使っていますか?複数回答可
(1.エイトノット、2.インクノット、3.半マスト、4.ラビット、5.ブーリン)
自己確保は何で取っていますか?複数回答可
(1.PAS、2.デイジー、3.スリング、4.メインロープ)
現在のクライミング力は?
(1.分からない、2.3~4級、3.5級-、4、5級、5.5.11以上)
確保器は何を使っていますか?
(1.知らない、2.スポーツクライミング用、3.ATCガイドやルベルソ、4、グリグリなど自動ロックつき、5.その他)
ロープは何を使っていますか?
(1.持っていない、2.シングル10mm前後、3.シングル9mm前後、4.ダブル8mm台、5.ダブル7mm台)
墜落対策はどこまで出来ますか?
(1.全く分からない、2.自己脱出できる、3.プルージック登攀ができる、4.リードレスキューができる、5.カウンターラッペルができる)
■救急救命
救急セットには何が入っていますか?(複数回答可)
(1.頭痛薬、2.絆創膏と消毒薬、3.三角巾、4.マウスピース、5.テーピングテープ)
万が一の道具は何を持って行っていますか?(複数回答可)
(1.防寒着、2.レスキューシート、3.ツエルト、4.非常食、5.携帯電話、6.ロープ、7.プーリー、8、赤テープ、9、火を熾す道具)
救急救命法は何を知っていますか?
(1.学んだことがない、2.AEDが使える、3.心肺蘇生法を知っている、4.練習したことがある、5.実践したことがある)
一般に、登山歴と山行内容を聞くと、相手がどのような段階にいるのかが分かるが、イマドキは、登山歴を聞いても、すべての登山歴が、ガイドツアーだったり、仲間と連れ立って出かけ、ついて歩くだけだったりすると、登山歴は参考にならない。
そこで、問診票と言うものを考えてみた。
■一般縦走
何泊までの登山経験がありますか?
(1.日帰り 2.1泊二日小屋泊、3.テント泊1泊二日、4.それ以上、5.長期縦走)
一日の行動時間は、どのくらい経験がありますか?
(1.5時間程度、2.8時間程度、3.10時間程度、4.12時間程度、5.それ以上)
どのくらいの荷を担いで歩いたことがありますか?
(1.5kg程度、2.10Kg程度、3.12kg程度、4.15Kg程度、5.20kg程度)
普段、天気予報を見てから登山に行きますか?
(1.他の人に任せている、2.現地で判断する、3.予報を見て現地判断、4.天気図を見る、5.天気図を描ける)
ヘッドライトでの行動の経験はありますか?
(1.ない、2.ある)
登山に行く際、自分で運転しますか?
(1.いいえ、2.2時間程度、3.4時間程度、4.5時間程度、5.それ以上)
車の車種は何ですか?
(1.もっていない、2.普通車、3.四駆(軽)、4.四駆(普通)、5.ディーゼルワンボックス)
コンパスと地図は常に携帯していますか?
(1.いいえ、2.はい)
読図はどの程度可能ですか?
(1.全くできない 2.尾根とコルが分かる 3.地図からコースが作れる、4.尾根の下りができる、5.同定できる)
コンパスの使い方はご存知ですか?
(1.全く知らない、2.静置できる、3.2点から同定できる、4.コンパスナビできる)
■沢
沢装備は何をもっていますか? 複数回答可
(1.沢靴、2.ハーネス、3.ヘルメット、4.ハーケン、5.ハンマー)
■雪
雪装備は何を持っていますか?複数回答可
(1.厳冬期用冬靴、2.12本以上のアイゼン、3.ピッケル、4.冬用シュラフ、5.冬用テント)
■岩
岩装備は何を持っていますか?複数回答可
(1.クライミングシューズ、2.ハーネス、3.クイックドロー、4.シングル用ロープ、5.ダブル用ロープ)
■アイス
アイス装備は何を持っていますか?
(1.アイスアックス、2.盾爪クランポン、3.アイススクリュー、4.バイザーつきヘルメット、5.フィフィ)
■クライミング
結び目は何を日ごろ使っていますか?複数回答可
(1.エイトノット、2.インクノット、3.半マスト、4.ラビット、5.ブーリン)
自己確保は何で取っていますか?複数回答可
(1.PAS、2.デイジー、3.スリング、4.メインロープ)
現在のクライミング力は?
(1.分からない、2.3~4級、3.5級-、4、5級、5.5.11以上)
確保器は何を使っていますか?
(1.知らない、2.スポーツクライミング用、3.ATCガイドやルベルソ、4、グリグリなど自動ロックつき、5.その他)
ロープは何を使っていますか?
(1.持っていない、2.シングル10mm前後、3.シングル9mm前後、4.ダブル8mm台、5.ダブル7mm台)
墜落対策はどこまで出来ますか?
(1.全く分からない、2.自己脱出できる、3.プルージック登攀ができる、4.リードレスキューができる、5.カウンターラッペルができる)
■救急救命
救急セットには何が入っていますか?(複数回答可)
(1.頭痛薬、2.絆創膏と消毒薬、3.三角巾、4.マウスピース、5.テーピングテープ)
万が一の道具は何を持って行っていますか?(複数回答可)
(1.防寒着、2.レスキューシート、3.ツエルト、4.非常食、5.携帯電話、6.ロープ、7.プーリー、8、赤テープ、9、火を熾す道具)
救急救命法は何を知っていますか?
(1.学んだことがない、2.AEDが使える、3.心肺蘇生法を知っている、4.練習したことがある、5.実践したことがある)
2015/08/10
キャメロットとフレンズの対照表
現在はカムはキャメロットが主流ですが、ルートガイドはフレンズで書いてあることが多い。
したがってギアを選択するのに、対照表が必要・・・というわけで、
対照表です。こちらのサイトより、引用(http://climberclimber.blog10.fc2.com/blog-entry-108.html)
さらに、こちらにも表がありました。(http://www.kawakami.ne.jp/ogawayama/clack/hayamihyou.html より引用)
0.1~0.75=マイクロカム
・フレンズの最大よりキャメロットの最大が狭くても、入れば問題ない(普通は最大幅で使わない)
・フレンズの最小よりキャメロットの最小が小さくないと入らないと困る(入らないとそもそも使えない)
3 = 2
4 = 3.5
ということです。キャメで良く使うのは、0.75~2番までだと聞いています。
したがってギアを選択するのに、対照表が必要・・・というわけで、
対照表です。こちらのサイトより、引用(http://climberclimber.blog10.fc2.com/blog-entry-108.html)
さらに、こちらにも表がありました。(http://www.kawakami.ne.jp/ogawayama/clack/hayamihyou.html より引用)
キャメロット
サイズ | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.5 | 0.75 | 1 | 2 | 3 | 3.5 | 4 | 4.5 | 5 |
最大幅 | 2.0 | 2.6 | 3.3 | 4.0 | 5.0 | 6.4 | 8.7 | 10.4 | 12.7 | 14.5 | 17.7 | ||
最小幅 | 1.4 | 1.7 | 2.0 | 2.5 | 3.1 | 3.8 | 5.5 | 6.2 | 7.3 | 8.7 | 11.1 |
フレンズ
サイズ | 0 | 0.5 | 1 | 1.5 | 2 | 2.5 | 3 | 3.5 | 4 | 5 | 6 | ||
最大幅 | 1.9 | 2.4 | 3.0 | 3.7 | 4.4 | 5.3 | 6.7 | 8.2 | 10.0 | ||||
最小幅 | 1.3 | 1.7 | 1.9 | 2.3 | 2.9 | 4.0 | 4.3 | 5.7 | 7.1 |
単位:cm
・フレンズの最大よりキャメロットの最大が狭くても、入れば問題ない(普通は最大幅で使わない)
・フレンズの最小よりキャメロットの最小が小さくないと入らないと困る(入らないとそもそも使えない)
なので、総合すると
フレンズ1 = キャメロット0.3~0.4
2 = 0.75
2.5 = 1
フレンズ1 = キャメロット0.3~0.4
2 = 0.75
2.5 = 1
3 = 2
4 = 3.5
ということです。キャメで良く使うのは、0.75~2番までだと聞いています。
2015/08/01
確保理論基本
■ 確保理論の重要ポイントだけをまとめました。
≪ポイント!≫
・スタティック vs ダイナミック
≪ポイント!≫ ・シングル vs ダブル(ハーフ)
・ロープ径 11~10ミリ シングル、9~8ミリ ダブル 7ミリ ツイン
■ カラビナ
≪ポイント!≫
・ゲート、スパイン、ナローエンド、ブロードエンド
・持つときはナローエンドを持つこと。
・ゲートの向きはロープの流れと常に反対方向に。
・HMS型=ムンター用
・0型=3分の1引き上げ用
・変D型=スタンダードな基本形
・ベントゲート=ロープクリップ用
・ワイヤーゲート=軽量
・ツイストロック=セルフビレイ、ビレイ器との連結
・スクリューロック=支点用
・常に最大強度が出るメジャーアクシスで使う 例:ヌンチャク、支点
・命に係わるパワーポイントには、2枚(ダブル)で使う。例:トップロープ支点のパワーポイント。
■ セルフビレイ
≪ポイント!≫
・テンションしておく
・デイジーは使わない。 PASはOK。ナイロンスリングもOK。ダイニーマはNG(結び目で強度が半分に)。
■ クライマーのビレイ
≪ポイント!≫
・弛ませず、張りすぎず
・真下に立つ
・中間支点が、腰の高さより、上、足元付近に来てからは落下係数が大きいので危険が増す
■ プーリー効果
・約2倍の衝撃がかかる。 支点に強度が倍必要。
■ アンカー構築の例
≪ポイント!≫
・流動分散 vs 固定分散
・60度以内
1)強固であること
2)多重性
3)均等荷重
4)パワーポイントの固定
以上すべて、
(http://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/kougisiryou/H24kakuhoriron.pdf より抜粋転載。)
リードに進ませる要件
Rock&Snow誌に「プロがすすめるスタンダード技術」という連載があります。
その第六回、「リードに進ませるための条件」という記事です。
■ リードに進ませるための条件
それによると・・・
・登っている最中、自分が落ちるかどうか、または落ちそうかどうかの察知ができていること
だそうです。 なんだ ”絶対、落ちないこと”ではないのか・・・???
・この部分の能力が欠落すると、ところかまわず突然落ちたり、ちょっとしたことですぐ手を離してしまったりする
そうです。 クライミング事故の急増はこの点に寄るのだそうです。
≪クリップの仕方≫
・クリップそのものの練習
・クリップポイントは頭胸の高さ 腰クリップはダメ
≪リード時の危険要因の理解≫
・そもそもリードは墜落係数が大きいのでアブナイ
・手繰りおち
・ロープ跨ぎ
・Zクリップ
・ランナウト
・ラインから外れる
・登り出しでのフォール 3つ目のクリップまでは安心しない
・アンコントロールな墜落
墜ち方というは重要なようです。決して
・何かをつかもうとしてはいけない
・足で着地する
・「落ちる!」など声を出させる
その第六回、「リードに進ませるための条件」という記事です。
■ リードに進ませるための条件
それによると・・・
・登っている最中、自分が落ちるかどうか、または落ちそうかどうかの察知ができていること
だそうです。 なんだ ”絶対、落ちないこと”ではないのか・・・???
・この部分の能力が欠落すると、ところかまわず突然落ちたり、ちょっとしたことですぐ手を離してしまったりする
そうです。 クライミング事故の急増はこの点に寄るのだそうです。
≪クリップの仕方≫
・クリップそのものの練習
・クリップポイントは頭胸の高さ 腰クリップはダメ
≪リード時の危険要因の理解≫
・そもそもリードは墜落係数が大きいのでアブナイ
・手繰りおち
・ロープ跨ぎ
・Zクリップ
・ランナウト
・ラインから外れる
・登り出しでのフォール 3つ目のクリップまでは安心しない
・アンコントロールな墜落
墜ち方というは重要なようです。決して
・何かをつかもうとしてはいけない
・足で着地する
・「落ちる!」など声を出させる
用語
一般的な登山用語集については、既に紹介されているサイトが多くあるので、ここでは、ネットではあまり見ない用語を取り上げました。
ルート: バリエーションルートの略。しばしばスタカットの技術を要する。
バリエーション: バリエーションルートの略。『日本登山大系』に一杯載っている。バレエでバリエーションと言えば、主役が踊る踊り。
本チャン: 本格的なバリエーションルートの俗語。穂高などの安全圏から遠く、急峻な山でロープを使う登山。
深い: 安全圏から遠い、という意味。 「最近トレーニング不足だから、そんな深いところは行けない」
ゲレンデ: 本チャンの反対。クライミング練習用の場所。 スキーのゲレンデのように管理されているとは限らない。
アイス: アイスクライミングのこと。アイスクリームではない。「今度アイス行かない?」
プロテクション: 支点に使うギアのこと。スリング、カム、ボルト、ナッツ、ハーケンなど。
ナチュプロ: カムやナッツなどの山(岩)を痛めないプロテクション。 ⇔ 対: ハーケン
ルーファイ: ルートファインディングの略。地図読みより細かく、現地判断を要する。
パーティ: 登山の一行、グループ、団体のこと。パーティがバラバラに行動しないのが大事。
入山前遭難: 計画段階から、遭難するリスクが予想できる遭難
BKG登山: B=バカ、K=ケチ、G=頑固 行く山のことを知ろうとしないバカな登山計画を、せっかく来たのだからとケチ精神を発揮しつつ無理に敢行し、行けるはずと頑固にあきらめない登山のこと。
ABS遭難: 「あの・バカ野郎・遭難」の隠語。無謀な計画・装備で遭難すること。
地図萌え: 地図を見て萌えること
デイジー : 花のデイジーではなく、エイドクライミングで使うデイジーチェーンの略。
チータースティック: 日本ではチョンボ棒。プリクリップするための棒のこと。これが英語で、チータースティックという名前であることは、プリクリップが、チーティング(ズル)であることを決定的に意味している。
ルート: バリエーションルートの略。しばしばスタカットの技術を要する。
バリエーション: バリエーションルートの略。『日本登山大系』に一杯載っている。バレエでバリエーションと言えば、主役が踊る踊り。
本チャン: 本格的なバリエーションルートの俗語。穂高などの安全圏から遠く、急峻な山でロープを使う登山。
深い: 安全圏から遠い、という意味。 「最近トレーニング不足だから、そんな深いところは行けない」
ゲレンデ: 本チャンの反対。クライミング練習用の場所。 スキーのゲレンデのように管理されているとは限らない。
アイス: アイスクライミングのこと。アイスクリームではない。「今度アイス行かない?」
擬似テープ: 道を示すテープではなく、誰が何の目的でつけたのか分からないテープ
地形的に根拠がない。
地形的に根拠がない。
核心: その山行を実行するのに、もっとも難しい点。
核心部: もっともクライミングが難しい箇所。
アプローチ核心: ルートではなく、アプローチが核心であること。
登山口敗退: 地図を忘れた!ギアが不備!山に登る前に登らないで帰ることが決まること。
登山口敗退: 地図を忘れた!ギアが不備!山に登る前に登らないで帰ることが決まること。
赤本: 『チャレンジ!アルパイン:』のこと。廣川健太郎さんの本。
ヒロケン: 廣川健太郎さんのこと。
アルパイン: アルパインクライミング、もしくは、アルパインルートの略。
フリー: フリークライミングの略。エイドの反対。「ここはフリーのルートだからね」などと言うように使う。
ハードフリー: フリークライミングのこと。10年くらい昔はそういっていたそうです。
マルチ: マルチピッチの略。農業ではマルチといえばマルチングの略。
イボイノシシ: ワートホグという草付で使うプロテクション
フリー: フリークライミングの略。エイドの反対。「ここはフリーのルートだからね」などと言うように使う。
ハードフリー: フリークライミングのこと。10年くらい昔はそういっていたそうです。
マルチ: マルチピッチの略。農業ではマルチといえばマルチングの略。
イボイノシシ: ワートホグという草付で使うプロテクション
プロテクション: 支点に使うギアのこと。スリング、カム、ボルト、ナッツ、ハーケンなど。
ナチュプロ: カムやナッツなどの山(岩)を痛めないプロテクション。 ⇔ 対: ハーケン
ルーファイ: ルートファインディングの略。地図読みより細かく、現地判断を要する。
パーティ: 登山の一行、グループ、団体のこと。パーティがバラバラに行動しないのが大事。
入山前遭難: 計画段階から、遭難するリスクが予想できる遭難
BKG登山: B=バカ、K=ケチ、G=頑固 行く山のことを知ろうとしないバカな登山計画を、せっかく来たのだからとケチ精神を発揮しつつ無理に敢行し、行けるはずと頑固にあきらめない登山のこと。
ABS遭難: 「あの・バカ野郎・遭難」の隠語。無謀な計画・装備で遭難すること。
地図萌え: 地図を見て萌えること
デイジー : 花のデイジーではなく、エイドクライミングで使うデイジーチェーンの略。
チータースティック: 日本ではチョンボ棒。プリクリップするための棒のこと。これが英語で、チータースティックという名前であることは、プリクリップが、チーティング(ズル)であることを決定的に意味している。
大名登山: お金にモノを言わせた登山。 小屋泊&連泊、ギアは高級輸入ウエア。
良い子の山時間: ゆとりを持った行動時間のこと。夏16時下山。冬15時下山。
山時間: 9時ー5時を基本とする里の時間とは違う、日の出と日の入りを基本にした山の時間割り。
良い子の山時間: ゆとりを持った行動時間のこと。夏16時下山。冬15時下山。
山時間: 9時ー5時を基本とする里の時間とは違う、日の出と日の入りを基本にした山の時間割り。
地図読み
2万5千の地図は見出しが左端にある |
最近また地図萌えになってきている・・・
なんだかこれで3度目か4度目の地図萌えと思う・・
しばらくは、カシミールで印刷した地図を使っていたのだが、最近は、ヤマレコで印刷するのが一番早くて便利だな~と思っていた。
ところが、沢に持って行くと、自宅で印刷した地図は、インクがにじんでしまう・・・ので、沢にはあんまり向いていない。
一方、2万5千の地図は、A4サイズではなく、A3で非常に大きいので、折りたたんでも、ポケットに入らないし、携帯性がとても悪い。
用紙がしっかりしているので、水には強いのだが、どっちもどっちで困ったな~と思っている。
その2万5千の地図だが、最初の頃は、山ヤ折りしていたが、最近は、折ってしまうと山行計画を立てるときに見つけづらいので、A4サイズに普通に折っている。
見出しが左端についているので、それが見えると探しやすい。ところが書いてないのもあるんだな~もう、統一してほしいなー。
■地図を買ってきたら
1)磁北線を引く
2)防水加工する
■ ルートに行くと決まったら
1)尾根線を入れる
2)水線を入れる
■ 沢の場合
1)今から行く沢の二股(=枝沢の流入)を確認する。枝沢が流れ込むところが現在地確認ポイント。
2)トポがある場合はトポを、地図に移す。
※ 屈曲があるところ=滝があるところ
狭いところ =ゴルジュ
崖マーク =ゴルジュ?
屈曲が変わるところ 角度を出しておく 南東なのか、北なのかくらいはきちんと理解して行く
トポの記号はこちら・・・
トポの書き方
遡行図の書き方
■ 尾根の場合
下山は大抵尾根なので・・・
1)尾根の分岐をチェックする 大抵尾根は3つに分かれる
2)方角が代わる場所(尾根の頭)で、角度を出しておく
3)目の前に見えるものを予想しておく 例: 山麓の建造物、道路、遠くのピーク
■ 歩くとき
尾根の場合・・・
・つねに隣の沢を意識して歩く。尾根の下りはじめはあまり気にしないで良く、降りる尾根が明瞭になってきたら、補正して、その尾根に乗る。
・尾根は登りが易しく、下りが難しい。
・尾根の下端は急なことが多い。降りる場所が核心のことが多い。
谷の場合・・・
・つねに隣の尾根を意識して歩く 二股は尾根が差し込むところでもあるので、なだらかであれば、そこで尾根に乗ることもできる。
・谷は源頭が危険なことが多い
・沢には同じ標高のところは二つとないため、現在地を特定できる
全体・・・
・トラバースはできるだけ避ける
・利用できる道(作業道、けもの道、踏み跡)があれば、それを利用する
・テープは追わない。テープの方が自分を追いかけてくるようになる
・次に出てくるシナリオを予想する
・迷ったら分かっているところまで戻る
・一般道のほうが読図的整合性がなく、読図は難しい
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