- 12月31~1月1日 甲斐駒黄連谷(敗退) 2名 前夜泊
- 1月2日 昇仙峡クラック 3名
- 1月3~4日 甲武信岳 2名(夫) 小屋泊一泊二日
- 1月9~10日 甲斐駒黒戸尾根 単独一泊二日
- 1月25日 昇仙峡クラック 2名
- 1月23日 阿弥陀岳御小屋尾根 3名 日帰り
- 1月30・31日 鉱泉 テント泊・アイスクライミング 単独 一泊二日
7山行という結果になった。
1月29日は久しぶりにジムに行ってリード。クライミングはしばらくやらないとすぐに勘が分からなくなってしまう。一方で普通の山もしばらくやらないと登りですぐツラくなる。
登りで悪い時を色々振り返ると、やっぱり生理の時がいつも登れない(とはいえ、テント泊装備でも標準コースタイムでは登っている)。それはやっぱりヘモグロビンの話なのかもしれないし、そうだったら、単純にチャレンジ山行には不向きの日と言うだけだと思ったりする。
1月29日は久しぶりにジムに行ってリード。クライミングはしばらくやらないとすぐに勘が分からなくなってしまう。一方で普通の山もしばらくやらないと登りですぐツラくなる。
登りで悪い時を色々振り返ると、やっぱり生理の時がいつも登れない(とはいえ、テント泊装備でも標準コースタイムでは登っている)。それはやっぱりヘモグロビンの話なのかもしれないし、そうだったら、単純にチャレンジ山行には不向きの日と言うだけだと思ったりする。
■自分の心を満たすには、どういう山が必要か
甲斐駒など、大きい山があると、心が充足するな~と思うのは、やっぱり ”山との駆け引き”が、あるからだろうか・・・。
鉱泉はあまり乗り気でなかった。フェスについてなんとなく敬遠があったのは、山岳会の人たちの影響かもしれない。山岳会は、基本的に山岳イベントはあまり好きでないようだった。
・・・が、それは私には不必要な先入観だったかもしれない。行ってみたら、あんまり違和感なかった。ギリギリで1月内にアイス今年の1本目が出来て良かった。ノルマ消化って感じ。
とにかく、クライミングは、登らないと登れるようにならないのだから、機会の中身に難癖をつけるより、さっさと機会を取るに限る。とくにゲレンデならなおさら。登れる機会は全部登る、というのが大事なことだ。その先にしかルートはないのだし。
ルートは、天候タイミングが揃わないと実現が難しいし、不勉強で行くわけにも行かないので、行っても敗退、ということもある。
ただ敗退も含めて、山の勉強と思うし、敗退で明らかになった弱点をつぶせば、少しずつ目標に近づいて行っている、ということなので、敗退は失敗とは感じない。学習機会と感じる。
自分の中の経験の蓄積、それが大事なことなのだろう。
■ 判断の割れ
今月でちょっと課題となったのは、御小屋尾根の11時タイムリミット。12時から崩れる予報の時に、12時登頂はない。それではまだ稜線にいる下りの核心部で、崩れた天気につかまってしまう。
この日はお天気と競争の山だな~と私自身は思いながら急いでラッセルしていたが、パーティのメンバーはそうは思っていなかったらしく、また、もう少し登りたかったそうで、意見が割れた。
その時”強気”を取るか”弱き”を取るか?そこは、個人の登山者で違い、私は弱気派だ。
とはいえ、帰りに南沢へのコースを使ったが、下調べしていないルートはヤダと言われても嫌だな~と思う。何しろ、その場で地図を見たら分かるようなルートだし。
厳冬期の八つで手袋を取って素手でピッケルを握っている人を見ると、やっぱりちょっと心配になる。
また自分の装備ではなく人の装備を当てにして、”行ける”という判断をする人でも、ちょっと心配になる。自分の管理下にないものは、結局は、当てにはできないからだ。
ちなみに23日に近所でソロ登攀していた登山者は運悪く滑落してしまったらしく、いまだ見つかっていない。24日は格別寒い日だったので、それを知っていたら、わざわざリスクが高い条件の日に、ソロ登攀しないかもしれない。(その人にはソロは楽勝なのかもしれないが)
■ ビレイが確実な人にまずなりましょう
最近思うのは、フリーをちゃんとやったことが一度もないアルパインの人は、相手に無理な要求を知らずにしている、ということ。
それは自分のビレイが確実でないからだ。ビレイが確実でない人は、パートナーの資格がそもそもない。
のに「連れて行ってください」と言うのは、「私の危ないビレイに、あなたの命を預けてください」と言うのと同じことだ。
相手の命どれだけ軽いのか?と言うことになってしまうが、本人はいたって、気軽に言っている。
しかも、初心者を連れて行っているじゃないかと不公平感まで持ち出してしまう。
まずはビレイが確実な人になってください。
■ 今月の学び
・夜間の気温に注意
・レストは大事
・トレーニングのバランス
≪12月の山行のまとめ≫
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2016/01/blog-post_58.html
甲斐駒など、大きい山があると、心が充足するな~と思うのは、やっぱり ”山との駆け引き”が、あるからだろうか・・・。
鉱泉はあまり乗り気でなかった。フェスについてなんとなく敬遠があったのは、山岳会の人たちの影響かもしれない。山岳会は、基本的に山岳イベントはあまり好きでないようだった。
・・・が、それは私には不必要な先入観だったかもしれない。行ってみたら、あんまり違和感なかった。ギリギリで1月内にアイス今年の1本目が出来て良かった。ノルマ消化って感じ。
とにかく、クライミングは、登らないと登れるようにならないのだから、機会の中身に難癖をつけるより、さっさと機会を取るに限る。とくにゲレンデならなおさら。登れる機会は全部登る、というのが大事なことだ。その先にしかルートはないのだし。
ルートは、天候タイミングが揃わないと実現が難しいし、不勉強で行くわけにも行かないので、行っても敗退、ということもある。
ただ敗退も含めて、山の勉強と思うし、敗退で明らかになった弱点をつぶせば、少しずつ目標に近づいて行っている、ということなので、敗退は失敗とは感じない。学習機会と感じる。
自分の中の経験の蓄積、それが大事なことなのだろう。
■ 判断の割れ
今月でちょっと課題となったのは、御小屋尾根の11時タイムリミット。12時から崩れる予報の時に、12時登頂はない。それではまだ稜線にいる下りの核心部で、崩れた天気につかまってしまう。
この日はお天気と競争の山だな~と私自身は思いながら急いでラッセルしていたが、パーティのメンバーはそうは思っていなかったらしく、また、もう少し登りたかったそうで、意見が割れた。
その時”強気”を取るか”弱き”を取るか?そこは、個人の登山者で違い、私は弱気派だ。
とはいえ、帰りに南沢へのコースを使ったが、下調べしていないルートはヤダと言われても嫌だな~と思う。何しろ、その場で地図を見たら分かるようなルートだし。
厳冬期の八つで手袋を取って素手でピッケルを握っている人を見ると、やっぱりちょっと心配になる。
また自分の装備ではなく人の装備を当てにして、”行ける”という判断をする人でも、ちょっと心配になる。自分の管理下にないものは、結局は、当てにはできないからだ。
ちなみに23日に近所でソロ登攀していた登山者は運悪く滑落してしまったらしく、いまだ見つかっていない。24日は格別寒い日だったので、それを知っていたら、わざわざリスクが高い条件の日に、ソロ登攀しないかもしれない。(その人にはソロは楽勝なのかもしれないが)
■ ビレイが確実な人にまずなりましょう
最近思うのは、フリーをちゃんとやったことが一度もないアルパインの人は、相手に無理な要求を知らずにしている、ということ。
それは自分のビレイが確実でないからだ。ビレイが確実でない人は、パートナーの資格がそもそもない。
のに「連れて行ってください」と言うのは、「私の危ないビレイに、あなたの命を預けてください」と言うのと同じことだ。
相手の命どれだけ軽いのか?と言うことになってしまうが、本人はいたって、気軽に言っている。
しかも、初心者を連れて行っているじゃないかと不公平感まで持ち出してしまう。
まずはビレイが確実な人になってください。
■ 今月の学び
・夜間の気温に注意
・レストは大事
・トレーニングのバランス
≪12月の山行のまとめ≫
http://stps2snwmt.blogspot.jp/2016/01/blog-post_58.html