2016/12/17

ビジネスモデル比較

山梨は、クライミング王国である。

海外から、日本へきてクライミングする、という場合に筆頭になるのは、小川山だ。

小川山には、金峰山荘がある。またアイスでは岩根山荘がある。成功事例であるGCHと比較する。

正直、両者とも競争力があるとは思えない。

■グリーンクライマーズホーム

・ロープ等、ギアの貸し出しアリ
・クライミング講習会常時開催可能
・行けば、クライミングパートナーがいる
・岩場の使用は無料

■ 金峰山荘
・ロープ等、ギアの貸し出しがない

・クライミング講習会が常時開催可能ではない

なぜ金峰山荘はクライマーの宿になりえないか?というと、金峰山荘は、基本的にハイキング客を目的にしており、クライマーの長期宿泊を前提していない。

したがって、山荘の人たちは、クライミングをしないため、クライマーのニーズも分からないし、小川山の岩場が、日本最大の岩場であることについても、基本的に無知であると思われる。

おすすめエリアを解説したり、初めて岩場に来た人に、適切なルートを教えたりはできないだろう。

また山荘に行ったからと言って、パートナーがいるわけではない。

また英語でのホームページがないため、小川山が日本のクライミングのメッカである、ということ自体が、外国の人にとっては知りようがない。

■ 岩根山荘

岩根の問題は、クライミングをするのに料金がかかる点である。一日2000円もかかる。

これでは、クライマーは、岩根を”卒業”して行ってしまう。実際、タダで登れる滝がいっぱいあるのに、有料のアイスキャンディーに来る人は、初心者だけである。

GCHでは、クライミングそのものは無料だ。なので、日帰りで訪れたクライマーにとっては、岩場使用は無料。

ただし、そんな人は、まずいない。訪れるクライマーは基本的に世界中から、岩場だけを目的にしてやってくる。

ギアの貸し出しは、岩根もある。が冬季限定。

岩根では、単独で出かけても、パートナーがいるわけではない。したがって、一人で行けない。

■ まとめ

世界中からクライマーを呼び込むためには、

 ・クライミングそのものは無料

 ・一人で来ても、すぐにパートナーが見つかる環境が必要

 ・運営者自身がクライマーで、岩場の案内役が努められなければならない

 ・初心者講習は常時開催できる体制が必要

 ・ギア貸し出しが必要


核心は、どちらの施設とも、パートナーがいないから登れない、ということで、登れないところにクライマーが来るはずはなく、パートナーを連れてきている人限定になると、一気に市場サイズは小さくなるのである。

日本国内でさえ、パートナー問題が大きいのであるから。

クライマーの家 貧しくても豊かな暮らし

■ 元気な人たちが集まるところ

昨日は、山梨ワイン学講座に出てきた。

山梨はエピキュリアンな地方都市である。食に対する情熱とこだわりがハンパではない。

この講座は、山梨の叡智が集まる講座・・・といえば、大げさだが、知恵と知識が集まって、何かビッグなこと、革新的なことが生まれる可能性がある・・・ゆりかごのような場所だ。

インキュベーション・・・ゆりかごは何でもよく、たまたまワイン学ということになっているかもしれない。

もちろん、ワインを学ぶのは楽しい。

私も大阪では、普通のOLだったので、エノテカでワイン、パン、チーズを買うような、ちょっと生意気な生活をしていたし、大阪中央区は、パン屋激戦区で、ブーランジェリータケウチやコムシノワが競合店として、ひしめく中にいた。

ので、山梨に来てパンもワインもコーヒーもレベルダウンしてガッカリ。

したのだが、単純に庶民に手が届かないだけで、生産者のレベルは、突き抜けているのだった・・・。

それを知って、かなりビックリ仰天。

今回も、清里ミルクプラントのチーズが、醸造家と言っていいのだろうか?約1名の技術者に味わいが任されていることが分かってビックリ。しかも、美味しい。

■ 貧しくても豊かなアメリカの暮らし

私はアメリカに若いころ2年いたことがある。 お金は使わなかった。というのは、食住と労働を交換にしたのだ。

必要なものはレインボーストアというスリフトショップ(ボロ市)に出かけて、ボランティアをすると、1時間で5ドル相当の商品引換券をくれたので、それでコップだのナベだの、必要なものはゲットした。

時給5ドルというわけだが、当時のアメリカの最低時給は10ドル程度。だから、見方によっては搾取されている。

が、値付けもボランティア自身が行うわけで、欲しいものに自分で値を付けていたのだから・・・(笑)、このナベ12ドルと思っても、5ドルの値札でいいって話なのだった。

食住と労働の交換・・・も、時給に換算すると、2.5ドルとかになってしまう。これでは搾取だ。

しかし、実質は、家族の一員として、役割を果たしつつ暮らすので、お小遣いがもらえる下宿さんや書生さんってところ。

いわゆる市場経済には載らない。

■ 消費か収入か

しかし、私は、このやり方で、在学中に2年休学し、その2年を過ごして帰って来たら、TOEICは925点だった。初回でだ。

目的の語学力は、こうして無料で得られた。

これだけの語学力を得るために、一般的には、何百万円ものお金を掛ける。1年300万円と言われている。

同じ学力を得るのに、

 ・多額の費用をかけることもできる (=消費)

 ・ほぼ無料に近い出費でやることもできる (=価値の交換


帰国した時は、日本での生活を再スタートさせるのに5万円しかなかった。

が、これはアメリカで稼いだ収入なので、5万円の最終利益、とも言える(笑)。

物事は見方次第なのだ。

■ お金がないことが不幸なのではなく、生活の基本ニーズが満たされないことが問題

結局のところ、お金の有無が幸・不幸を左右するのではないらしい。

むしろ、お金を介在せずに、基本ニーズ(衣食住)を満たせるとしたら、それ以上楽なことはない。

例えば、お金を払って電気ガスを使うならば、必要なコストを賄うだけのお金を稼ぐ手段がないと、寒さに震えなくてはならない。

が、身近に薪が拾えるなら、例え自分の労働を使ったとしても・・・寒さという基本ニーズは満たされる。

現代では、何をするにもお金がかかる仕組みを巧妙に作り上げられてしまっているが、得をするのは、税金をもらう側だけである。

貨幣経済の話では、貨幣を媒介すると、何が問題って、税金がかかるのだから(笑)。

■ クライマーの家

さて、前置きが長くなってしまったが、私が作り上げたいクライマーの家は、

 クライミングをライフスタイルとしている人たちが生活コストを安く上げるために集まる家

的なものである。

アメリカには、日本のようなワンルームマンションは存在しない。だから、みなシェアして住んでいる。20代も、40代も、60代も、80代もだ。私が住んでいた家の最古老は85歳のジムだった。
ジムのおかげで、若い方は日中家にいなくても、荷物が受け取れるのだし、ジムはジムで独居老人にならずに済む。

日本では、もっとも安いワンルームマンションだって、3万円はかかるだろう。山梨の最低賃金は759円。 160時間働いても、12万円にしかならない。

一方、3万円しか出せなくても、3人集まれば、9万円。3万円では16平米のワンルームにしか住めなくても、9万円の家は豪邸である。

同じことで、一人12万円しか収入がなくても、3人家族で36万円の収入なら普通に暮らせる。

■ コストの折半

こうしたことは、クライマーの世界では、実際、普通に行われていて、城ケ崎に行くのに、一人で行けば4000円かかる。4人で行けば、一人1000円で済む。

量的メリットが出るのだ。ビジネスでは当然の話。

したがって、同じアクティビティを志向する者同士は、集まれば、集まるほど、コスト的には、量的メリットを受け取ることができる。

■ 空家対策

山梨県に限らず、日本の不動産市場は今後、空室が増えて行くだろう。

人口が激減しているのだから、必要となる家が少なくなるのは当然の流れだ。

人口の減少は今後のトレンドであり、大勢で見たとき、日本の不動産価格が高くなるということは、今後考えにくい。

これは、マイナスではない。

兎小屋と揶揄された狭い家が、今後は、2戸いちで売られたりして、どんどん広くなるのである。

空で放置していたら生み出す価値はゼロ。

たとえ、無料であっても、誰かが使えば、それは何らかの価値を創造している。

大事なことは、

 価値の創造

であって、

 現金収入の創造

ではない。もちろん、生きて行くのに現金収入は必要だ。だからといって、必要以上に大きな現金収入がある必要もない。

 足るを知る、

というのは、ヨガの教えである。いつから、必要以上の収入を得ることが、人生の至上目的になったのだろうか?

健康で、美味しく食べれて、頭の上に屋根があり、温かい布団で寝れたら、人間は、あとのことは万事OKなのだ。

幸福は貨幣の多寡によらない。

それは山やだったら誰でも知っていることだ。


2016/12/16

あったらいいな♪ クライマーの家

■ こんなのあったらいいな! クライマーの家

グリーンクライマーズホーム(GCH)へ出かけた。行く前から、GCHそのものに興味があった。同時にクライミングも、楽しく、楽しかったおかげで、上達して帰ってきた。

GCHは、クライミングに専念できるライフスタイルが可能となる施設。たとえば、日本では、

 ・湯治宿 = 湯治に専念できる生活が可能

で、すでに実績があるビジネスモデルだ。1)宿泊、2)食事に加え、

 3)アクティビティ 

この場合は、湯治・・・がついている。

最近では、

 ・ヨガのリトリート = 合宿型のヨガ集中トレーニング、宿泊食事はついてくる
 ・トレランの大会  = 同じく宿泊型、食事、滞在先は、トレラン出場のついで

などがある。海外では

 ・アートレジデント =芸術家のために、宿泊住まいを提供し、芸術家は制作に専念できる

も有名だ。

要するに、一般的な観光が魅力を失い、人を呼び集めるのに

 個性ある(人気ある)アクティビティを必要としている

のだ。

■ クライミング王国 山梨

日本でクライミングを中心とした生活をしようと思ったら、山梨がベストチョイスである。

・長野と比べ、雪に閉ざされることがなく、オールシーズン登れる。
・東京と比べ、生活コスト(土地、交通費)が安い。
・伊豆だと、冬のゲレンデ八ヶ岳が遠い
・山梨は、長野と比べて、雪が積もらず、生活コストが安い
・山梨なら、アイスクライミングと岩が両立できる(世界でもまれ)

・山梨は晴天率が全国No2
・長野と比較し、土地や施設が非常に安い (150万円で老朽化した戸建てが買える)

・クライミングジムが多数ある (人口80万人しかいないのに、5件もある)
・東京に近接している
・世界的に有名な富士山がある


とまぁ、デメリットは、ほとんどない。群馬や谷川へは遠いが、穂高方面へ出かけても、2時間半でさわんどについてしまう。

■ 考えられるデメリット

・生活に車が必ず必要
・訪問者にとって電車でアクセスできず、不便
・地元の不理解

■ 背景

・全国でクライミングジム総数、うなぎのぼり
・日本ではインバウンド(外国人観光客)増加中
・山梨はクライミング王国
・一例として、クライミング界のノーベル賞(ピオレドール賞)を受賞したような、つよつよクライマーが5人も住んでいる土地柄である(北杜市)
・有名クライマーもワールドツアーで来ている 例:昇仙峡、太刀岡山、瑞牆、甲斐駒
・わざわざクライミングのために引っ越してくる人も多い

・ラオスに出かけたら、グリーンクライマーズホームでは、世界中のクライマー(ヨーロッパ、アメリカ、シンガポール、台湾、韓国)が集まっていた 
・ラオス人はクライミングしないが、集まってくる人は世界中から。


⇒世界中からクライマーが集まる長期滞在型ゲストハウス&シェアハウス(クライミング中心の生活をするための家)はどうだろうか?

■ 期待できる成果

・国際交流 
・インバウンド観光収入(欧州系 北米系、台湾、シンガポール、韓国)
・山梨が日本のクライミングの首都化
・若者の貧困対策(シェアハウス)
・クライマーへの恩恵 クライミングに集中できる環境(岩場へのアクセス)
・ここへ来れば、常にパートナーが存在する
・世界中のクライマーが集まる=世界の岩場情報の情報交換
・情報発信基地とできる可能性がある

■ 空室対策 (悪天候でクライミングできない日の対策)

・複合施設化(簡易カフェ、英会話教室、ヨガ教室、ジム併設、マッサージ併設)

■ 資金調達

・クラウドファンディング

■ スモールスタート

・少人数のクライマーが集まりシェアハウス →生活コスト削減
・宿泊施設のアウトソーシング(ゲストハウス)?
・食事提供のアウトソーシング(近所の飲食店やコンビニ)?
・アクティビティ(クライミング)だけを提供する?
・登山ツアー提供?
・ハイキングツアー提供?

■ 参考: グリーンクライマーズホーム(GCH)の施設概要

・宿泊: ドーミトリー大部屋 簡易ベッド 男女混合 約600円/泊
・もしくはバンガロー(カップル向け)
・食事棟: 一食約400円 朝、昼、夜、バー併設
・シャワー・トイレ: 共同
・立地: 市街地から12km 
・岩場までのアクセス: ゼロ分
・滞在費: 10日間の滞在で、235ドル 旅費含まず
・旅費込みで約10万円 (これくらいが先進国の人でも出せる限界では?)
・GCHでも、洞窟ツアーなどがあったが、利用者は余りいなかった。あくまでクライミングをするための施設であり、食事や設備の豪勢さなどは謳っていない。

そもそも、湯治客やスキー客、ヨガ学習者、芸術家にとって、食住は、あくまでもその活動をするためのコストであり、食住に必要以上の豪華さを求めるのは異なる方向性であると思われる。

■ アウトソーシングの可能性

ちなみに、甲府市内のゲストハウスでは、宿泊客がいても、アクティビティ(甲府でやること)が不足しているという現状があります。

魅力がまず先にあり、その後に出来たニーズを満たすと言うのが、王道ではないかと思うので、そもそも魅力がないところに、施設を準備しても仕方がない。

山梨がクライミング王国である、ということが、成否を決める要素であると思われる。

2016/12/15

Live While you are alive!

■ 山が私に微笑んでいる

人が人として生きることの喜びは、振り返って、素晴らしいと感じることができる思い出を、いかに多く持つことができるか?だと思う。

山を始めて7年目になった。

山の世界は、これまで、本当に私に多くの素晴らしい思い出を与えてくれた。

多くは、山の先輩との出会いがそうだ。

吉田さんとの出会いは、そう長くない。正直、一瞬で終ってしまった。でも、吉田さんが残してくれたことは大きい。

でも、なんで吉田さんは良くしてくれたんだろう・・・

私は山の初心者である。クライミング力も、大したことがない。女性で、しかも中高年と言われる年齢で山を始めた。

要するに、登山者として魅力的な所はどこもない。

私を気にとめてくれた人たちは、どこを気に入ってくれたのだろう・・・。

吉田さんは、記録を持つ偉大なクライマーだったし、一緒に登ってくれている人達の中には、伝説とさえ言われている人もいる。山の初心者の私には、身に余る、もったいない人たちだ。

最近、こう言われた。

 熱く真摯に山に向かってるのは理解できる。応援します。

■ 情熱を生きる

要するに、私は自分の情熱を生きているのだ。能力の有無ではなく。

能力の有無を見たら、私なんて、山やの端くれにも満たない・・・。

吉田さんは情熱を生きた人だ。山やの先輩たちは、みな多かれ少なかれ、情熱を生きた人たちだ。

だから、今、山への情熱を生きている私を応援してくれるわけだ。

情熱の対象は、山に限定されないということを最近理解した。

 アートを生きている人ともつながれる

 ヨガを生きている人ともつながれる

 経営を生きている人ともつながれる

すべての情熱を基にした生き方には、リスクがある。だから、生きること自体が冒険だ。

情熱を生きると言うことは、冒険的な生き方をする、ということなのだ。

■ リミットを外す

情熱を生きるとき、人は、限界を越えて成長する。

山は、38歳で始めた。最初は、近所の茅ヶ岳程度の山でさえ、一人で行くと危ないと言われた。

なぜか?結局、ガイド登山をさせたい人たちがそうした”危ない”の大合唱で、個人が登山者として成長していくことを辞めさせ、自分の懐に利益を収めようとするのだった。

今では、読図5年で読図の必要な山を一人で歩く。

雪は厳冬期甲斐駒程度なら単独で行ける。

岩は3年で、岩には初心者を連れて行ける。

沢2年で、沢も初級の沢なら、一人歩き可能。泊まりの沢も問題ない。

アイスは4年目で、今年はシーズン2本目で小滝ピンクポイントできた。

フリーは1年で、ラオスで6Aをリードするまでになった。

トータル6年。

6年の経験で、今の私のところまで来る一般登山者は、おそらく10人に一人もいない。

始めから、安全な山しかしない、と決めていたら、絶対に、こんな展開にはならなかっただろう。

■ チャンスには前髪があっても後ろ髪はない

目の前にくるチャンスは何でも受け入れてきた。

リスクも受け入れた。

不利益には目をつぶった。

お金がかかって出稼ぎに行かなくてならなくても、登山の教えを乞いに、山岳総合センターのリーダー講習に出かけたし、アブナイと分かっているビレイヤーのビレイ(山岳会の仲間)も受け入れた。

ラオスがどんなところか?全く知らなくても、二つ返事で出かけた。

危ない橋を渡ったと思う。墜落して、頭は7針縫った。けど、翌日も登っていた。

だれも私のことをすごいクライマーとは言わない。実際すごいクライマーではない。でも、そんなこと、誰が問題にするのだろうか?

人生は楽しんだ者のものだ。This is your life. Who cares what you do?

情熱を生きよう!

自分の制限を外そう!

日々、与えられたものに感謝して、与えられていないもののことは忘れよう!


クライミングを生きた吉田さんの形見 情熱を生きよう!

- IT'S MY LIFE ( イッツ・マイ・ライフ ) -

It's my life
自分の為の人生だ
It's now or never
今しかないんだよ
I ain't gonna live forever
永遠の命なんてないんだから
I just want to live while I'm alive
今を精一杯生きる それだけなんだ

2016/12/12

Positive over negative

■ ポジティブパワー、パワーアップ中

さてと・・・、みなさんに、「パワーアップして帰ってきたね~」などと言っていただいているワタクシです。

まぁ、絶好調?ってわけでもありませんが、最近、ポジティブ思考の本質について、理解したことがあります。

■ 考え方次第は真実

どんな物事にも、2面性があります。意思が強い人は、頑固な人でありますし、心が優しい人は、優柔不断な八方美人でもあり得ます。

どのような物事であれ、人であれ、欠点がない、ということはありえません。

で、ネガティブサイクルに入っている人は、YesBut・・・になってしまっています。Butの後ろが真意である、というルールがあるので・・・

A: 自由だけど、お金がない
   きれいだけど、寒い
   
これを 反転すると、ポジティブになります。

B: お金がないけど、自由
   寒いけれど、きれい

つまり、フォーカスの違いなだけです。つまり、幸せな人というのは、Aではなく、Bで物事を表現しているだけで、受け取っている現実は同じなのです。

お金がない、寒い、を結論にするか、自由、キレイを結論にするか、だいぶ違います。

仕事は面白くないけど、安定している  → 安定している → 幸福な人
安定しているけれど、仕事は面白くない → 面白くない → 不幸な人

と、状況自体はまったく一緒です。が受け取る感情は、全然違います。

そこに気が付けるか?ということが、大事な分かれ目です。

■ 強みを生かし、弱みを克服する

例えば、ですが、”安定しているが面白くない”仕事をしていたとします。ということは、弱みは面白くない、ということなので、面白くする、ということが、安定の次に課題になります。安定と言う強みを生かして、どんなことができるでしょうか?

逆に、面白いけれど、安定していない仕事をしていたとします。次の課題は、安定させる、です。逆にするだけです、面白いと言う強みを生かして、安定していないという弱みを克服する。

どっちからスタートしても、辿り着く目的地は一緒です。

ただ道中が違う。道中、退屈だけれど安定している道を取るか、安定していないけれど面白い道を取るか?

そこは、個人の適性で選べばよいのだと思います。

すでに安定している職をもっていたら、退屈であるこということに注目せず、安定しているというメリットを最大限に生かして、次はどういう面白いことができるか?を考える。

逆に、面白く仕事していたら、どうやって安定させるか?考える。

面白くする=創造性の課題、だったり、安定させる=労働量をこなす課題、だったり、課題は色々です。

■ 強みを生かす

要するに、現在手に入っていることの強みを生かす、ということです。

どのような状況にだって、強みはあります。たとえば、失職した人には、有り余る時間という強みがあります。

田舎に住んでいるとすれば、自然環境という強みがあります。 

都会に住んでいるとすれば、文化資産という強みがあります。

強みが一つもない土地や、強みが一つもない人などいません。

与えられている強みを見つけ、それを強化する。

与えられていることそのものに注目することが、幸せな気分を作る大事な要素です。

■ 幸せには定義が必要

何をしたら幸せなのだろう?と自分に問うてはダメです。

   〇〇さえしていたら、自分は幸せ、と定義します。

小さいころ、私は絵本さえ読んでいれば幸せな子供でした。絵本を読むことによって、つらい現実から守られてもきたのです。

同じことを大人もしないといけないです。何さえできたら、幸せなのか、決めることです。

6年前、私は、山梨では山さえ行けたら幸せと決めたため、決めて以来、山に行けたらハッピーなため、他のことには目をつぶっています。

例えば、この6年間、化粧品やアクセサリー類は、一個も買っていません。ずーとノーメイク。

以前はシップスやザラで服を買っていましたが、今は買わないか、古着屋で300円で岩場で履くジーパンを見つけてきます。

■ 幸せ=気分に過ぎない

幸せ、とは、実際のところ、単なる気分のことです。

幸せとは、究極的には、単なる気分です。誰でも幸せな気持ちになることがあると思いますが、それは良く考えると、ほんの些細なきっかけで得ることができる、”気持ち”、つまり、”気分”です。科学的には脳内の反応です。

幸せの気分の反対・・・つまり鬱ですが・・・は、なぜ起きるのか?

鬱は最新の知見では、脳内のホルモンバランスの変化らしいです。要するに、肉体的な健康と同じことで、脳がホルモンを分泌する機能の衰えです。

要は、パブロフの犬と同じこと。

つまり、トレーニングできます。

ですから、幸せを作り出すには、自分に幸せな気分をもたらすパブロフの犬と同様の条件反射を作っておくことです。

例えば、おいしいコーヒーを飲んだら幸せ~とか、適当です(笑)。何でもいいのです。

大事なことは、自己破滅的な快楽を幸せの条件反射にしてしまわないことです。たとえば、ギャンブル、酒、薬物などですね。

山でも、例えば、欲望が強すぎて、気象条件が悪いにも関わらず、何が何でも登頂したいなどとなると、それは自己破滅的になります。

クライミングも同じで、登れれば何でもいい、とスキル不足のビレイヤーを受け入れるとなると、自己破滅的になります。

環境が変わると、以前自分を幸せにしてくれた活動ができなくなります。

私の場合は、バレエができなくなりました。そうなると、自分を幸せにしてくれる別の活動を作り出さねばならないです。それが適応ということです。

今では、幸せ条件の塗り替えに成功し、山に行けば元気になる自分に作り替え、さらにクライミングに行けば元気になる自分が出来上がってきました。

何さえすれば自分が幸せ気分になるのか?自分で、先に定義してしまいます。それが幸せのコツです。

■ 子供のころにヒントがある

私は子供のころから、

TV嫌い    バイオレンスがキライだから。時間を喰われるのがキライだから。
新聞キライ  悲しいニュースばかりが多いから
クラシック好き 
本が好き  
一人が好き
散歩好き
図書館好き
木が好き
こたつキライ  動かなくなるから
コーヒーが好き
絵画が好き     

・・・ということがはっきりしている子供でした。

家族の皆がTVを見始めると、自室に戻って本を読み始めてしまうのです。特にお笑い番組・・・8時だよ全員集合!・・・は嫌いで、人の頭をバシバシ叩いていて、下品だと思っていました。面白いとは思えなかったのです。

新聞については、本当にネガティブなことを拡大視するのが新聞なので、同様でした。

友達とだらだらいるより、一人で本でも読んでいる方が好きでした。これは子供のころから、選択の結果であり、友達がキライと言うことではありませんでした。ただ一人が好きなのです。

要するに好き嫌いがはっきりしている=幸・不幸がはっきりしている ということです。

こういう風に”自分らしい自分”があるにもかかわらず、もし私が、毎日一時も一人になることができないような仕事についたら、不幸になるのは目に見えています。

小さいころから、流血映画が見れないのに、外科手術など直視できるはずがないでしょう・・・(実際、外科手術の術書の翻訳で、立会わなければならないことがあり、苦痛でした・・・)

クラシックが好きな人が、パチンコ店の騒音に耐えられるでしょうか?

私はヨガを教えていて幸せですが、それは、教えるということについては、全権が私にあるからです。つまり、一人で作戦を練ることができます。そこが私がヨガを教えていて幸せで入れる理由です。

クライミングも同じで、一人でする活動です。これがバスケットボールなどとなると、一人で動けないため、ストレスに感じるでしょう。

自分のタイプが分かっていれば、「なんで私ってこうなの?」と自分を変えようと自己嫌悪に陥らずに済みます。

「昔から一人が好きなんだよな~」と考えれば済むことだからです。

そう言う意味で、問題を必要以上に大きくしないためには、自分を知っている必要があります。

■ 問題は、そもそも存在しない

雪崩事故は、下に人間がいて初めて事故となります。誰もいない斜面が雪崩れても、ただの自然現象。

雨・風も同じで、自然界には、悪い天気も、良い天気もありません。ただ変化があるだけです。雨が降って悪い天気と思うのは、人間の一方的な思考です。

お百姓をしていれば、雨の日は種まきチャンスです。

したがって、物事というのは、良い出来事、悪い出来事があるわけではない。それはその出来事を見た側の主観です。

じゃ、主観なんだから、見方を変えれば、全部良い出来事。

■ 不足ではなく、良い面に着目する

現代は、なぜか、物事の悪い面、不足している面に着目し、不足を補って完璧に近づける様な教育を受けます。

例えば、どこかで死亡率が高いとします。すると、医療不足ということで、医師を送ろう、という話になります。これが欠点を見つけて、欠点をたたく、という思考法です。

しかし、歴史的にみると、そうした思考法でなされたことは、どれも対症療法で、他に問題が遷移するだけのことになります。医師が十分いるようになると、未病の人まで医者にかかるようになったりなど。

結局、人間はあえて問題を解決しようとしなくても、いいのかもしれません。

その最たるものは、自然保護やエコ活動などです。最善の策は、人間そのものがいなくなること(笑)。

そのような活動は、終わりがない戦いなので、不毛です。取り組む人を消耗させます。

やってもやっても、解決しないような活動には、最初から、取り組まないことです。あるいは、枠を設けて、どこそこまでできたらOKと決めてしまうことです。

物事には善悪はなく、ただ起こっているだけだということは真実です。良しあしを判断するのは人間です。

■ 単純な喜びほど強い

一方、物事がうまく行っているように感じられるときは、もともと持っている、

   純粋で原始的な喜び

につながることが多いです。

原始的な喜び・・・というのは、誰かに褒めてもらったから、とか、宝くじが当たったとか、そういうたぐいのものではなく、

お日様がさんさんと輝いて、気持ちがいいな 
風が頬を撫で気持ちが良い
スピードを上げて、滑ったり走ったり気持ちが良い
高いところに立てて全貌を見渡す
ただの水が美味しい
お腹が空いて、お食事が美味しい
生まれたての赤ちゃんを見て、頬がほころぶ
子猫が遊ぶ姿を見る
咲いている路傍の花を見る

などです。

単純な喜びほど、基本的なので、価値が揺るがない。そのような、揺るがない価値に立脚することが大事です。

たとえば、人に褒めてもらわないと幸せになれない人は、常に褒めてくれる人を必要とするため、幸・不幸が安定しません。

クライミングも、そのような、単純な喜びの一種ですが、人にもよります。

こうした単純な喜びは、大きな前進力となります。

喜びが蓄積すればするほど、さらに喜びが大きくなります

■ ミッションなきスキル

現代の人は、私も含めてスキルフルです。教育のレベルが上がったからです。

ところが、それを活用する場は、過去と比べて増えてはいないので、スキルが余っているけれども、そのスキルを使って何をしたら、良いのか分からない、という状況に陥りがちです。

何をしたらいいのか・・・分からないと、人から、すべきことを与えられることになります。

人にあれこれ指示されて事に対して、自分のスキルを活用するわけで、自分にその成果が残るわけではないので、じきに不公平な感じがしてきてしまうでしょう。

こうなったら、必要なのはミッションです。自分自身の使命を何でも良いので決めることで、自分のスキルは自分のミッションと言う、より高い目標のために使っていることになり、やらされ感が減ります。

私は、もともとプログラマーなので、ITは楽勝です。

HPなどを作ることも、その辺の人よりは楽勝ですが、このスキルは、クライミングの喜びを伝えるというミッションに使っています。

そのミッションに沿わないことは、たとえスキルがあってもやりません。たとえばガイド登山のようなことは、できますが、やりません。山の世界に貢献する活動とは思えないからです。




日本の特殊性

■ スポーツクライマー宣言?!

最近、理解したことがあります・・・

① 日本の岩場は世界一難しい

これは本当です。なぜなら、日本の岩場は、上手な人に合せてボルトが打ってあります。

5.13が登れる人にとって、5.11は易しいため、「これくらい要らないだろう」と、ボルト間隔が遠い。

5.11登れる人にとって、5.9は楽勝なため、「これくらい要らないだろう」と、ボルト間隔が遠い。

5.9が楽に登れる人にとって、5.7は楽勝なため、「これくらい要らないだろう」と、ボルト間隔が遠い。

つまり、”そのグレードがギリギリの人にとって”は、永遠にボルトが遠い状況が続くわけです。


したがって、私が取った作戦は正解でした。

作戦: 5.9が楽勝になってから、5.7に取り付く
     5.10Aが楽勝になってから、5.8に取り付く
     5.10bが登れるようになってから、5.9に取り付く

    ・・・・延々と続く・・・ 

まだ道半ばですが、日本のフリークライミングとボルト間隔事情は特殊なので、このようなことになっています。

このことはラオスに出かけて、分かりました。適切な感覚で打たれたボルトルートを体験したからです。

適切でないボルト間隔でボルトが打たれているルートで、クライミング力が十分でない場合にリードが怖いのは、当然で、メンタルが弱いわけではないのです。

例えば、十二ヶ岳の岩場のカンテルートは、5.7程度ですが、上部で7mほどもランナウトしています。5.7がギリギリの人・・・多くの山岳会の新人・・・にリードさせられないのは、道理です。一方で大抵の人が、一回で登れてしまうというのも、道理です。

TRでは楽勝で登れるのに、リードは怖いという現象は、危険認知力の結果でさえあるかもしれません。

怖いという感情は、危険を知らせるものなので、きちんと怖さを理解しておかないと、ただの無謀になってしまいます。

②フィロソフィーが成長を阻害している

クライミングを楽しむ、という意味では、いわゆるフィロソフィーが邪魔をしている、という側面があります。

オンサイトの重視は重要ですが・・・時と場合を使い分けなければ、自ら死を招く最悪の事態を招いたり、成長の鈍化を招きます。

こだわりは大事なことですが、何のためにクライミングをしているのか?それは楽しむためであり、怪我をしたり、死んでしまったりしては意味がないことを、改めて再認識しないことには、優先順位の混乱をもたらします。

死んでもよいレジャーなど、レジャーではありません。

登れるルートを登っているだけでは成長はできません。登れないルートに取り組むためには、トップロープはどのようなグレードに取り組むようになっても、必要なものです。

③ガラパゴス化が進んでいるかも?

日本では、スポーツ化つまり、安全性が高まり、大衆化して行っているフリークライミングは、世界と同じ歩調では進化していないようです。

つまり、クライミングの世界においても、他分野の例にもれず、ガラパゴス化が進んでいるかもしれません。

世代交代が遅れていることと、新しいものを嫌う風潮、新しい環境への適応力の不足、というのが原因のようです。

しかし、フィロソフィーも、現実の肉体の衰えには勝てませんので、時間の経過とともに、安全なボルト間隔でのスポーツルートにニーズが高まってきそうです。

④結果としてアルパインクライマーが最強

このように、一般的なクライミングビギナーには厳しい、日本の外岩環境。

結果として、日本では、ある程度上手になってからしか、外岩に行かないという風潮が蔓延していますが、外岩でのボルト間隔の遠さや課題の辛さ(おなじ5.9でも長さがないため、その分難しい・・・を考えると、致し方ありません。

短くても落ちたら危ないからです。いや、短いほうが落ちたら危ない。

厳しい環境を潜り抜けるためか、ランナウトには強くなると思います。というのは、この怖がりの私でさえ、今回ラオスのルートでは、クリップ一個飛ばしてしまったことがあるからです。

日本では、ウエストに来る前に、頭の上でクリップしているような私がですよ?クリップ忘れただけじゃなく、ま、イラナイかな・・・なんて、そのまま行ってしまいそうになったんです(笑)。

しかるに・・・このような厳しい環境で育ったならば、強くなるに決まっています。普通なら、選抜されて、とっくに死んでしまったり、怪我してしまったり、向いていないとあきらめたりする環境です。

残った人たちが、優秀であるのは否めない事実でしょう。事実、私がみたラオスでの外人さんクライマーは、よほどの上手な人を除き、ムーブ知らないのかなぁ~的な、全部正対でパワーで解決って感じの人たちでした。

山岳会だったら、ずっとトップロープしかさせてもらえないかもしれないムーブの稚拙さで、ガンガンリードしていました。

彼らがムーブのニーズに気が付くには、かなりの月日が必要でしょう・・・・フィジカルで解決するのが楽しいしスポーツ的だし・・・

一方、日本では、短くとも落ちれないので、クライミング力のゆとりはシビアです。5.9は、実質ムーブ不要で登れるグレードですが、それでもムーブがあると楽ですし、そのため、ムーブが板につかないと、クライマーとみなされないかも?

というので、日本は強いアルパインクライマーやフリークライマーを育てるのに、最適な環境かもしれません。鍛えたい人向け?

・・・が、趣味でフリーを楽しむ一般クライマーにまで、厳しい環境を押し付ける必要はないわけなので・・・


結論:

・背の低い人は、ちびっこ問題がない課題を登りましょう
・腕力に自信がない人は、前傾壁ではなく、スラブを登りましょう
・指力の自信がない人は、垂壁のカチ課題ではなく、前傾壁を頑張りましょう
・落ちても安全な前傾壁は、意外に怖がりな人向けです
・トラッドも、プロテクションは自前なので、意外に怖がりな人向けです







First time Jyogasaki 初の城ケ崎

■ フリークライミング発祥の地へ!

I have gone to Jyogasaki for the first time in my life!

初めて城ケ崎へ! ここは吉田さんのマーズがある場所・・・城ケ崎は日本ではフリークライミングの発祥の地とされています。

I wanted to go there because of Yoshida san... Yoshida san had a very famous route called Mars(5.14a).

He passed away shortly after I met him and did his belay... I was a student of his climbing school and I was a beginner of the trad climbing, crack.

So I wanted to get close to where a legendary climber had started his climbing history...

でも、上級者の岩場っぽくて…いけないでいましたが、初めて行く機会をもらってうれしかったです。

Jyogasaki is know as the first place where free climbing in Japan had done.

■ The long drive

So we headed off to the south, to Jyogasaki, where 170km south of Kofu. where we live. Took us 4 hours to get there, partly because I did not know the road well.  But that was OK since this time I had a nice company, a female climber friend Ali.

The long drive has gone while we're finding out we have so much in common.

I had just ice climbed a few days ago and now in the 170km south, it was soooo warm. The crag was only a short distance walk and it was by the Ocean! Wow!

ただ伊豆方面の岩場は、甲府からとても遠くて、運転が大変。相棒がいるといいです。ホントは四人がいいんだけど・・・。今回は二人。Jetプログラムで日本の学校で、英語を教えているアリちゃん。JETの人は、みな賢い人が多いと思う。クライミングは、才能もあるけど頭をよく使うと思う。

アリはクライミング外岩が初めて。いきなり、城ケ崎~!

I had Ali, a climbing mate and for her it was a first time crag! At JYOGASAKI!! Cool!

■ Onsight 

There is a route called "Beginner's crack 5,7" and I did onsight this one. So happy!

But since it was the first one in the morning, I must have been a bit nervous, so I did put my protection too tight so it is almost impossible to remove... and for the worst thing, it was a brand new No.1 camerot, K san has just brought!!

He could be sooo sad if we have to leave it... but thanks to his skillful hand,  it did get out... so glad.

We tried other "Baby crack 5.8" and "Sister crack 5.9" and we all enjoyed.

鉄板、ビギナーズクラックへ!結構悪くて、緊張しましたが、なんとかオンサイト!やっぱりクライミング力がゆとりがあると、登るは登れる。ので、クライミング力を上げることが、クライマー1年生には鉄則だ。

が、プロテクションが・・・ 1本目の1番をキツキツで100%閉じた状態で入れてしまい・・・ ダメですねぇ。

2年生及第点ギリギリ… プロテクションの技は磨かないとダメです・・・


■ Sushi and Onsen

On our way back, we went to Onsen(hot spring) and had some Sushi, only paid 810 yen for tummy full.

On our way back it was another 3 hours drive but was OK with a friend who sang with me while a long boring drive.

伊豆はあったかかったのですが、日陰はやっぱり寒いので、16時には終わりにして、あったまりに温泉へ!

海が見える温泉で良かったです。400円。

その後は、浜すしで、帰りの運転に備え・・・満腹になって810円。

帰りの運転は、3時間、アリとBGMを歌って、楽しく帰りました。



■ まとめ

ビギナーズクラック 5.7
ベビークラック 5.8
シスタークラック 5.9

はま寿司 810円
温泉 400円
駐車料金 500円

伊豆交通費 220円 帰りは200円有料道

170km ×2 =340km 10km/L  @120 yen  = about 4080yen so per person 2000Yen



シーズン初アイス


■一週早いシーズン初アイス

シーズン初アイスへ出かけました。

今年は、ベテラン青ちゃんと一緒に行けるので、一週間、他の人より早く登れた♪

というのは、凍りたてほやほやアイスは、リードするために、使える、しっかり凍った氷のラインの見極めが難しく、大抵の人は、このくらいの凍結なら、あきらめて帰っちゃうからです。

■ 上達中

しかも、一本目から、割りに良いムーブで登れた♪

フリー、頑張った甲斐があったなぁ♪

■ 元気すぎるベテラン

ベテランと行くと困ったのは、簡単だと1本で飽きちゃうことで、右のドラツーも、無理くり登った・・・

ガンガン 登るぞー!

っていうのが、ベテランと新人の違いで・・・(汗)

私、まだムーブが下手くそなので、ガンガン登ると、腕がパンプして、終わってしまい、そんなにガツガツすると、トータル本数が出なくなっちゃうんです・・・

なので、今日行ったベテランと行くときは、正直な所、あと一人誰か来ないかな~って、思っているんですが・・・平日なので、誰もいないんですよね(汗)

だってね、二人だと回転が速すぎて、腕が回復しないんですよ。

かと言ってビレイばっかりだと寒いし・・・

食べたり飲んだり、もしたいし・・・

二人だと写真も取れないし・・・

今回はたまたま偵察にきたお兄さんに取ってもらいました。

ホントは、アルパインクライマー男子と行けば良かったんだよなぁ・・・

登れるラインの見極め方とか、ベテランから盗む技術はいっぱいありそうなんですが・・・

私は、今ごろ、やっと、

「ムーブ、やっと様になってきたね」

って、レベル・・・なんで、”アイスの見極め”している余裕なし・・・(汗)

しかし、フリー頑張った甲斐がありました。

シーズン初にしては、結構ゆとりがあった。

■ アイゼンの調整

パンプは、足が使えておらず、バーチカル部分で一回。

パンプしたのは、完全に足ブラになったから、です。

足ブラになったのは、アイゼンの調整ミス。

こんなんで良く登ったね~と言ってもらって、慰めてもらいました。

ビレイ位置に注目 かなり避けます
ギアの調整が難しいのも、アイスの特徴。

小滝6本、相方7本やって、飽きてきて、大滝へ。


■ 大滝の方が良かった

というのは、大滝の方が凍結が悪いだろう・・と、最初から、あきらめていたから。

しかし、行って見たら、大滝の方が良かった。

おおー!となる青ちゃん。

急に元気になっちゃったのです・・・(^^;)

そんなに登りたかったのかぁ~ 

しかし、時間がない・・・今日は一本で終わり、ということでしたが、大滝登れました。

大滝も、見る目があるベテランでも、取れるラインは一本のみ。

■ ビレイ位置

しかも、かなり、気を付けてもアイスが落ちるので、ビレイヤーの立ち位置もかなり用心が必要です。

基本的に、フォールラインから、外してビレイしてください。当然ですけど・・・。

今回は、下の段の4級のところは二人で上がり、かなり左にそれて、ビレイポイントを作り、私は完全にハンギングで、トップをビレイ。

登ったのは、右のラインです。その真下には、決してビレイヤーは立たない。

リード1本、トップロープ1本して回収。 私はローワーダウン中に、ビレイヤーのクライムダウンのためのスクリューを打って、トップは最後は4級部分はクライムダウンで降りました。

もう4級はノーザイルで登れそう・・・ですが、念のためもあるし、クライムダウンは、まだやったことがない・・・ ベテランでも一応、クライムダウンは一部分だけビレイしました。

アバラコフギア、持っていたけど、ザックの中だったりした・・・ 全部ぶら下げておかないとダメですね。

まぁとりあえず、シーズン初アイスは、とっても楽しかったのでした。暗くなるまで遊びました。











2016/12/07

ラオスのクライミングのこと

■ ラオスってどんなとこ?


雑誌社に記事を寄稿しようとしていて、ブログにその記事掲載できず・・・というので、英語の記事ばかりになってしまい、スイマセン。

ラオスのクライミングのこと。


英語記事

そもそも、ラオスってどんなところ?という素朴な疑問・・・私も持っていました。

一応、7年ほど前に、仕事で、ラオス経済セミナーというセミナーに出て、安い労働力を追い求める企業に、次なるターゲット、経済発展してきたタイや中国、インドの代替え地として、目されていることは知っていました。

世界の最貧国・・・でも、ラオスはとっても、素朴で、日本も戦前はこうだったのかな~という、のんびりとして、穏やかな時間が流れていました。

のら牛さん、のらヤギさんが、舗装路を町でも歩いています。

こんな国に工場は似合わない・・・あくせく、ガツガツと働くなんて、似合わない・・・そんな感じです。

まぁ、タイもアクセク、ギラギラしているのは、都市部のみで、以前の仕事では、通訳と車を一台借り切って、工業地帯を主に企業めぐりをしましたから、郊外で、のどかに牛が草を食む光景は、タイもベトナムも、ラオスも、それはそれは、似ていました。

でも、ラオスの街にも、空港にも、バーガーキングも、マクドナルドもなく・・・いわゆるチェーン店は皆無。

そこがラオスを気に入った点です。山梨では、チェーン店がありがたがられますが、大阪人や東京人は、チェーン店なんて、よほど困った時だけしか使いません。

私は都会から来たので、チェーン店のないラオスが気に入りました。

とはいえ、仕事では、お腹をこわすわけにはいかないので、素性の分かったものを出してくれるマクドにお世話になったこともありますケド。

■ クライミング

ラオスのクライミングは、 

 石灰岩
 前傾壁
 スポートルート(ボルト間隔が近い)
 長い
 
です。 石灰岩特有の特徴は、Tufa です。Tufa、トゥファと発音しますが、これは鍾乳洞でよく見る突起です。大小さまざまにあり、上から突き出ていて、ノブとして使えたり、大きなものだと、寄りかかってレストに使えたりします。

そして、前傾壁・・・ しかも、ガバ!

基本的にグレードは、傾斜とホールドの大きさで決まるようで、人工壁と同じ決まり方です。ただし、人工壁はホールド一目瞭然ですが、自然壁なのでホールドは探さないといけません。

スポートの岩場なので、30mでぬんちゃく15個とか書いてあります。つまり2m置きにぬんちゃく?

ボルト間隔が近いので、リードも怖くありません。ランナウト、なんのこと?な感じです。

一方、ぬんちゃくを20本もぶら下げて登ることなど、日本ではめったにないですが・・・ぬんちゃくの重さがシビアになる総数です。

軽いぬんちゃくが欲しくなりました。

そして、長い!37mなんて課題がありますから、80mロープが必要になります。80mロープなんて、日本では必要なく、せいぜい60mですから、60mを持って行き、自分が80mが必要な課題を登りたくなったとき、スポットでレンタルするのが良いと思います。

■ ギア

ギアは、ハーネスから、ロープ、シューズ、チョークさえも揃っており、身一つでOKです。

が、誰でも使い慣れた道具がいいものなので、まぁ、普通の岩装備を一式持って行きましょう。

ロープはマイロープが60mでもOKです。 長い課題ばかりがあるわけではないですから。

■ パートナー

ラオスでは、クライミングは盛んなわけではなく、単純にここにドイツ人の開拓者が目を付けてくれたから、前傾壁が登れる、というのが、実際のところ。

開拓の余地は、膨大ですが・・・ラオス人がクライミングするかというと、しないだろうなぁ。

なので、このクライマーの家に泊まり込んでいるクライマーは、みな外国人

外国人クライマー同士、皆、パートナーを求める者同士なので、パートナーはすぐ見つかります。

一度、エリアに行って、同室のジュマ、ニュージーランド人が、3人で岩場にいたのです。
「ここで登るの~?」と声を掛けられ、「そうよ~」と返事をしたら、こちらも3人だったので、「6人で3本のロープが使えて都合がいいわ~」と言われたのに、私の相方が無視して、先へ行ってしまい・・・ジュマが悲しそうな眼をしたことが・・・。

話を聞いていない相方さんなのでした・・・、コミュニケーション力は、必要です。

せっかく、3本垂らして効率よく登れるし、ジュマより、相方の方が登れるので、みなハッピーなところだったのに・・・。

クライミングの世界では、どうも、一番登れる人は、多少、愛他精神を求められるようです。

■ 人気者

そう言う意味で、人気者だったのが、シンガポールからきたチェン。 初対面で目が会い、にっこりとし合って、自己紹介に入りました。

東洋人の女性は少ないので、向こうも、あ!アジアの人だ!みたいな感じ。

シンガポール人は、アジア人の中の西洋人で、中身は西洋人のまんまです。

チェンは、頑張れば 8A(5.13)まで登れるそうで、ベテラン。お願いすれば、どんな課題でも登ってくれる。

誰もがチェンと組みたがるので、パートナーに事欠くことはないのでした。

私も、ビギナーズルーフはチェンにぬんちゃくを垂らしてもらって、イヴォン(フランスセユーズ出身の初心者君)と登りました。

私はビレイヤーとしては安心人材と目されていたので、初心者を任されることが、ままありました。

自分が登るときは、「パトリック、ビレイをお願いできないかしら」と言って、もっと信頼できそうな人にお願いしました。

パトリックはアラスカの人で、口数の少ない、おとなしい感じの人でしたが、一目で慣れていると分かったので。

指名があるとうれしいし、ホントにクライミングも5.11くらいまで登って上手で、パトリックやジュマとは、アルパインアイスの話でも盛り上がりました。アルパイン系の人は少数派。

仲良しが自然にできて、トニーとリアとは、登れるグレードが似ていたので、一緒に登りました。

■ 国際社会

国際社会と言っても、かなりヨーロッパに偏った国際社会でした。フランス、ドイツ、オーストリア。

私は仕事で、日本からソフトの開発で、エンジニアを20名ほど連れて行き、また現地で雇用した、初級のエンジニア20名ほどの総勢40名ほどのエンジニアを束ねて、仕事を割り振ると言う仕事をしたことがあるのですが、現地エンジニアは、インド人が多く、非常に優秀な印象でした。

日本から連れて行った人たちは、高卒くらいの人が多かったせいもあるのですが、いちいち指示がないと何を求められているか、ワカラナイ。

それと近しい感じを感じたのが、今回。ヨーロッパの人たちの中でも、クライミングをしたり、世界の放浪の旅、バックパッキングの旅に出かけるような人たちは、大学生、つまり、学歴の高い人が多いのかもしれません。クライマーは、みな、聡明な人が多そうでした。

なので、そう言う意味でも、色々と文化論、花盛り。ネパールに行ってきてから、ラオスに来ていた人や、台湾や韓国の岩場情報に詳しい人もいた。

各国のジム情報、たとえば、シンガポールに行くなら、オンサイトと言うジムが良いそうです・・・などなど・・・ お国の情報を教えてくれるので、とっても参考になった。

次の目的地は、こうしたところで情報収集して決めれば、また行った先で、別の出会いがあって、楽しく延々と世界を回りまわることができるでしょう。

実は、かくいうワタクシも、ラオスに行く、2日前に行った、湯河原幕岩で、外国人の男女に出会い、「実はラオスに行くのよ」と言ったら、なんと、その二人はグリーンクライマーズホームに行ったことがあり、「湯河原幕岩より簡単だよ」なんて教えてくれたのでした。

クライマーの世間は狭いです。

■ もっていくといいもの

 行動食スナック類  現地で買っも大して安くはない 買い物に行く交通費が1000円
 蚊取り線香ケース  現地で売っていない

逆に要らないもの・・・

 虫除け   現地の物の方が強力
 SIMカード 現地で売っている

あったらいいのは、ハンモック。のんびりできます。

■ 食事&宿泊

食事と宿泊費は別々です。 宿泊費は日本円で600円程度。60000Kipです。

食事も一食当たり、300円程度。大体一日予算が2000円程度でしょうか?10日いて235ドル支払いました。

その他、町に遊びに行く費用や、マッサージの費用、お土産代、空港間の交通費、空港での飲食費、などなどかかります。

格安航空券のスクートで出かけたので、飛行機代は35000円くらい。飛行機の乗り継ぎもスムーズで、東京に出張に行くより、楽チンなくらいでした。

まるまるで、9万円でおつりがきたくらいな出費でした。もちろん、お土産などは買っていないし、余計な贅沢は一切していませんが、きりつめもしていません。

なので、快適に楽しくクライミングして、10日で10万円というのがざくっとした印象

気候は温かく温暖で、一日雨が降りましたが、すぐに乾き、食べ物もおいしく、仲間もみな楽しい人たち。

グリーンクライマーズホームのホームページに書いていあることを信頼して、まず、間違いはありません。

必要なことはすべて記載されています。

大体、日本人は心配性で行く前にアレコレ詮索してしまうと思いますが、そうすると、旅の喜びの一部である、発見する喜びを失ってしまうので、あまり詳細な情報は、楽しみを削ぎます。

ホントに・・・。

どんなところかな~と楽しみにして行ってくる、というのがいい場所でした。

岩場としては初心者から5.13クライマーまでそろっています。年配の方には向かない岩場と思われます。

2016/12/06

The rest day in green climbers home

So, I talked about how to spend a climbing day in Green Climbers Home.

What would you do in a rest day?

■ Wifi is important!!!

The corner french cafe and the massage parlor
On a rest day, people often go to Inthira Hotel.  Since there is free wifi.

In the GCH, the radio for the mobile phone is only available in the nerd corner and camp2.

This is where to book Inthira Thakhek







So climbers want to send an email to the family and friends back home... some climbers are traveling around the world, like a world tour, so they had to contact to the family back home time to time when they can.

The wifi is very handy since you don't really need any SIM card if you have a wifi network.

SIM card is available in GCH and in the downtown.

In GCH, you pay a bit more but that is so insignificant, when SIM card itself is so cheap. You have to buy some data card to pay for the data download too.

Even with the SIM card, I can not send my emails as quickly as I do in Japan, and blog updates was soooooo slow so I prefered to do my email exchange all at once in the free wifi places.

In this entire trip, I was very comfortable to get a wifi, in any place. Narita airport had wifi, Dong Muang had wifi too. Even the River Hotel had wifi.

(Japan is so backwards considering the use of wifi. I know Starbucks let us use wifi.)

So on your rest day, No1 priority is A FREE WIFI!!

■ Free wifi in Thakhek

Free wifi is available at

 Inthira Hotel
 A corner French Lao Cafe
 The other Cafe on the other side of the street

We spend like 3 hours or so while having a lunch or have some tea time...

Everyone becomes so quiet since all of us are tapping our mobile tools and sending out our messages to the lines, to the facebook, to the blog, or just an emails... SNS is so widespread and we all use it.

■ Before & After

Before and After of those time, we visited

 Market
live crab
 Bank
 ATM
 Massage
 Mekong River

Everything is on the main street so the map is quit easy!

■ Market

I think I had more strong impression if I were a first time in Asian country... but I was already in Vietnam and Thai land on my business trip so the market was somewhat familiar to me... I get more excited when I visited a Victorian Market in Melbourne.

In the market, you can get anything you need, so it is worth visiting. There is a lot of fresh fruits and meat and fishes still alive, colorful eggs like blue and pink...  deep fried sweets, and things you need in life, soap, toothpastes, shoes...things like that.

I wanted to buy a Lao's traditional skirts woven by women but I could not find the one that seemed authentic... it looked like all machine made.

I think the fashion is so different from what we need in our home country, so I had nothing to buy, and that was same to Lea, a young girl from Austria, a developed country.

I brought Vietnamese traditional cloth once, when I traveled to Vietnam on business, but never wore the cloth again... it was sown for me but if I wear that in Japan, that will be so strange.

Anyway, the market is pretty interesting place to see.

By the market, there is a bank and you can exchange the money there.

I had bought some fruits in the market. Lea bought a toothpaste.  It is not that we don't have money to buy, it is more like there is nothing we wanted to buy.

■ Cooling drinks

Along the main street, we'd walk up to the Mekong River and we are soon so thirsty! It is so humid and hot under the sun and we tried to walk under the shade but that so scarce when the Sun is so high.

You don't want to walk in the mid day!
this is what I got snack for climbing

We found the drink booth so we got some smoothing drink like Maccha Latte or Water melon cooler..

■ Money

By the booth, we found ATM and Tony tried to get some money out and it took him a while to figure out how to use the machine.

It seems a large amount of money but Lao Kip has too many digits, so we all get confused.

In the downtown, you can use Thai bahts and Laos Kip, and USD.

The most important thing is

DO NOT HAVE TOO MUCH LAO KIP

since you can not exchange Lao kip to Thai bahts once you are out of the country.

■ Massage

The last activities is massage. There is a massage parlor in close by the Inthlar hotel and it is the same owner as the one in GCH.  You would pay extra but that is not as big as you pay to TukTuk to go to the town.

I do not like Thai Massage since it hurts... my leg had black finger print from the massage which was too strong.

I did not enjoy massage so much but I enjoyed foot massage.

The massage usually takes about 1 hour or so.

■ Transportation

So it is about the time to go back. You can pick up TukTuk around the Inthlar hotel anytime.

But if you have people to share the ride, that will be nicer since you can split the cost.

The one ride to downtown to GCH is about 100,000 Kip (400 THB, about 1000yen, 10USD) so what is most expensive is the ride.

Go back before it gets too dark, since the ride is 1.5 times more when dark.

When you get back GCH, it will be already almost a dinner time.













2016/12/05

Crag in Saku (too bad no ice)

no Ice yet
■ Suddenly...

We have gone to ice climbing for the first time in the season but the ice fall was not ready yet so we headed to the crag nearby.

To my surprise, I was suddenly climbing better! 

Climbing is so unpredictable and when you get better you get better so suddenly, without being aware.

This is a little gift I was given... being better at climbing.

The climbing in Green Climbers Home was tremendous fun for me but the emotion was built on the most welcoming friendly community they've got there.

I was welcomed there and that was the feeling I needed most... Here in Japan, you are no climber unless you are so good at it like climbing over 5.12 or something... people do not accept other climbers unless you are so good at.

So the ones like me who started out climbing at the age that is kind of too old to start...like over 40, and the one having a hard time climbing 5.9... are sort of looked down... and that is sad.

You won't get better in such a environment that you are constantly put down...

So what made me a better climber was a community there, and it was very international and friendly.

■ Openness

I am a very open person. I can talk to people without making a wall.

I feel most comfortable  when I am in an adventurous feeling to find out who I am talking to and what kind of person he/she is, finding out what is their passion and dreams.

My dream is creating something like GCH in Japan where climbers come from all over the world to climb Japanese craggs.

I think the dream is dream, it is ok to dream... I really think Japanese craggs are the hardest of all the world and if there is such place like a GCH, the place should be in Ogawayama.

There is Kimpusansou already there to accomodate hikers but those are expensive and not at all international nor ecological.

Internationalism and Ecology is very much what I liked there in GCH.