登山から岩へ、ということで、最初に購入したのは、当然のごとく、ATCガイド。定番中の定番。
ところが、私はアイスクライミングのほうが岩よりも、クライミング歴のスタートが早い…のは、冬山からのステップアップで岩登りに進んだからですが… 一緒にアイスクライミングに行くことになった師匠は、私がATCガイドなのを一目見て、ルベルソ4のメリットを説いた。ルベルソ4のほうが、アイスで使う細い径のロープに対応しているのと、流れが良いため、繰り出しがスムーズなのです。
私は前の年に出かけた小滝アイスで、体重が重いクライマーを確保して、前に引かれて大変だった思い出があったのでした。トップロープでしたが、80kgくらいの人をビレイしたら、前に引かれて、凍った滝に激突。登っている人より、ビレイヤーの自分がアブナイ!私は体重が軽いのです…クライマーにしては。
師匠は、その時の人くらいは体重がありそうだった(汗)。そのため、ロープ径の話をされたときに、これは、「確保器を変えてくれないと、お互いにあぶないよ」という話らしい…と、ピン!と来て、すぐにルベルソ4を購入。やっぱり登る人は、ビレイの繰り出しが遅いとストレスですし、かといって墜落をキャッチした時に、ちゃんとキャッチできない可能性というのも除外しておきたい。
というわけで、速攻でルベルソ4を買ったため、師匠に好印象を残した、という思い出のルベルソ4。彼、嬉しそうにしてたんだよな~と思い出し中。
ところが、このルベルソ4、すぐ出番がなくなったんですよね。
その後、行った韓国で、すぐに DMMピボット、という新型の確保器が販売されており、これが使いやすい!すぐにゲット!
対応する径の幅が広く、セカンドの確保のときのローワーダウン(=ガイドモード)も、しやすい。もうこれ一つで何でもOKという確保器ってわけなんです。
今DMMピボットは、カモシカで20%オフでした。
2018/08/09
2016/12/12
シーズン初アイス
■一週早いシーズン初アイス
シーズン初アイスへ出かけました。
今年は、ベテラン青ちゃんと一緒に行けるので、一週間、他の人より早く登れた♪
というのは、凍りたてほやほやアイスは、リードするために、使える、しっかり凍った氷のラインの見極めが難しく、大抵の人は、このくらいの凍結なら、あきらめて帰っちゃうからです。
■ 上達中
しかも、一本目から、割りに良いムーブで登れた♪
フリー、頑張った甲斐があったなぁ♪
■ 元気すぎるベテラン
ベテランと行くと困ったのは、簡単だと1本で飽きちゃうことで、右のドラツーも、無理くり登った・・・
ガンガン 登るぞー!
っていうのが、ベテランと新人の違いで・・・(汗)
私、まだムーブが下手くそなので、ガンガン登ると、腕がパンプして、終わってしまい、そんなにガツガツすると、トータル本数が出なくなっちゃうんです・・・
なので、今日行ったベテランと行くときは、正直な所、あと一人誰か来ないかな~って、思っているんですが・・・平日なので、誰もいないんですよね(汗)
だってね、二人だと回転が速すぎて、腕が回復しないんですよ。
かと言ってビレイばっかりだと寒いし・・・
食べたり飲んだり、もしたいし・・・
二人だと写真も取れないし・・・
今回はたまたま偵察にきたお兄さんに取ってもらいました。
ホントは、アルパインクライマー男子と行けば良かったんだよなぁ・・・
登れるラインの見極め方とか、ベテランから盗む技術はいっぱいありそうなんですが・・・
私は、今ごろ、やっと、
「ムーブ、やっと様になってきたね」
って、レベル・・・なんで、”アイスの見極め”している余裕なし・・・(汗)
しかし、フリー頑張った甲斐がありました。
シーズン初にしては、結構ゆとりがあった。
■ アイゼンの調整
パンプは、足が使えておらず、バーチカル部分で一回。
パンプしたのは、完全に足ブラになったから、です。
足ブラになったのは、アイゼンの調整ミス。
こんなんで良く登ったね~と言ってもらって、慰めてもらいました。
ビレイ位置に注目 かなり避けます |
小滝6本、相方7本やって、飽きてきて、大滝へ。
■ 大滝の方が良かった
というのは、大滝の方が凍結が悪いだろう・・と、最初から、あきらめていたから。
しかし、行って見たら、大滝の方が良かった。
おおー!となる青ちゃん。
急に元気になっちゃったのです・・・(^^;)
そんなに登りたかったのかぁ~
しかし、時間がない・・・今日は一本で終わり、ということでしたが、大滝登れました。
大滝も、見る目があるベテランでも、取れるラインは一本のみ。
■ ビレイ位置
しかも、かなり、気を付けてもアイスが落ちるので、ビレイヤーの立ち位置もかなり用心が必要です。
基本的に、フォールラインから、外してビレイしてください。当然ですけど・・・。
今回は、下の段の4級のところは二人で上がり、かなり左にそれて、ビレイポイントを作り、私は完全にハンギングで、トップをビレイ。
登ったのは、右のラインです。その真下には、決してビレイヤーは立たない。
リード1本、トップロープ1本して回収。 私はローワーダウン中に、ビレイヤーのクライムダウンのためのスクリューを打って、トップは最後は4級部分はクライムダウンで降りました。
もう4級はノーザイルで登れそう・・・ですが、念のためもあるし、クライムダウンは、まだやったことがない・・・ ベテランでも一応、クライムダウンは一部分だけビレイしました。
アバラコフギア、持っていたけど、ザックの中だったりした・・・ 全部ぶら下げておかないとダメですね。
まぁとりあえず、シーズン初アイスは、とっても楽しかったのでした。暗くなるまで遊びました。
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