2023/05/25

【クライミングによる地域おこし】北方地域ユネスコエコパーク準拠点施設 整備計画

宮崎県延岡市 北方地域ユネスコエコパーク準拠点施設 整備計画

https://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/uploaded/attachment/14065.pdf

■ 情報ピックアップ

・来訪者数 1日20名

(2022 年 1 月 14 日~2023 年 1 月 13 日の 1 年間 =つまりコロナ禍中)

・お隣の高千穂町の滞在人口は年間を通して平日・休日ともに 8,000 人

・5割以上がハイキング、1割以上の方がクライミング(岩登り)を目的に来訪

■ まだ遠見の見物感ありのローカル自治体

一般的に言ってのことだが、地方の自治体は、自分たちが、地域の資産…この場合の岩場や山だが…をどのように使ってほしいのか、決める主権が自分たちにあるのだ、ということは、ほとんど自覚してない…。

つまり、人間に例えると、物心つく前の、幼稚園の時代にいるような感じなんですよね…

その結果、京都や大阪ではないが、地域にとって好まざる事態…ゴミポイ捨てだの、観光客が多すぎて地元民がバスに乗れない、だの、岩場の場合だと、死亡事故、などなど…そうした、え?!違うんですけど!っていう事態が起こって初めて、

 こんなの、頼んでない!

となる。本来はローカルが、主体的に、

”自分たちの山(岩場)は、このような使い方をしてください、あるいは、このようなタイプの人に公開します”

というビジョンを出していかなくてはならないのだが、いかんせん、日本人は、ビジョンがなくても、他の人が敷いたレールの上を走ればオッケーだった時期が長く、「どんな町になりたいですか?」と言われても、「って言われても…」と言葉に窮すのがオチなのである。

例えば、このようなビジョンを打ち出している岩場もある。


■ 公共の岩場であるという自覚

何もルールが存在しなかった時代を経て、大衆化の時代に向かいつつあるクライミングだが、その先行事例は、当然だが、欧米に既にある。

例えば、スコーミッシュやジョシュアは、クライマーなら誰でも一度は訪れることをあこがれる、あこがれの地だ。

参考:

https://i-love-banff.com/sub/squamish%E6%BB%9E%E5%9C%A8%E8%A8%98%EF%BD%9C%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%90%E3%83%A0%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

それは、みな、まっとうな社会人ではあるが、

 ひとときのバム生活

を仮想体験するために来ているのである。一生、サラリーマンの生活に縛られ、しがらみにからめとられた一般社会人クライマーにとって、バムクライマーというのは、

  自由の象徴、あこがれ

なのである。

その伝統はフリークライミングの伝統であり、似ているところでは、ワーキングホリデーにいそしむオーストラリアやニュージーランドでの若者の姿がある。違いは、若くない人も多分に交じっていることだ。

ただの安い旅行というわけではない…。そこらへんは、近年はやりの定年退職者の車中泊グループとは峻別されたい。

海外からのクライマーは、車がないので、その理想と現実の折り合いのところで、バックパッカーみたいな、あまりサービス過剰ではない宿泊施設に滞在するということになる。

■日本の旅館は日本人の幸せの具現化

昔の人は、上げ膳・据え膳、それに布団の上げ下ろしも自分ではしたくないのが、休暇のスタイル。つまり、高級旅館が、日本人の幸せの形だったが、現代のアウトドアブームの中心を担っている若い世代では、そういうことすら煩わしさに入り、できれば電源オフできて、自然の中にたっぷり放り込まれるような、ある意味、文明に背を向けたようなのが好まれている。

が…、ほんとのほんとに背を向けることは、もはやだれにもできない訳で…例えば、病院やレスキュー体制の整備など、まさかの備えは必要…

というところの落ち着きどころ…文明と自由な生活の折り合いの良い点を複数の解で見出せるのが、海外の岩場で有名な町、ってことになっている。

ヨセミテにも、実は一泊300ドルのキャビンがあり、10ドルで泊まれるキャンプ4に泊まる人とは客層は全く違う。私はヨセミテでは、エコなゲストハウス、ヨセミテバグズに泊まった。

岩場を持つ自治体の人が、自分たちの山(岩場)ってこんな風なんだよ!と価値観を前面に出していい、ということが、今一つ分かっていないことがうかがえるレポートだった。

でも、地域住民に聞いて回るというのは正解だと思う。地域は住民のものなのだから。

ただまだ受身的で具体的なイメージがつかないでいるということだ。海外の岩場を視察に行ったらいいのではないかと思う。

これでなし崩し的に客だけが来てしまえば、

 え?!こんなはずでは…

と思ったこととは違う可能性もある。

バラ色だけを夢見たければ、バラしか呼び寄せない土づくりが必要なんだが‥‥もちろん、これはバムを追い出せという意味ではない。

バムの中にも、社会性のある人はたくさんいるし、むしろ、お金出せば何をやってもいい、と思っているような人は、大金を旅行に使ってしまうような人たちの中にむしろいる。

■  ここにしかない恐怖体験?


もっぱら、日本の岩場が、海外に向けてオープンになるために必要なのは、

 40年経過したボルトの更新

である。通常、10年とか15年で更新になるところを、さぼりにさぼって40年っていうのが日本の現状なのである。

その解消に使えるのではないか?というのが、不動産の小口証券化、という仕組みだ。マンションなどが対象だが、岩場の再生にも国交省との交渉次第で使えると思う。

ボルトが40年ものとは知らない海外クライマーは、行政が集客を始めれば、知らずに、のこのこやってくるだろう…(クライマーの集客は簡単で、誰もがみるクライミングのサイトがある)

一般的にものすごくクライミングは海外では普及しているので、そのつもりで来てしまうと?

当然だが、事故が増えるだろう。

しかし、そうなるとボルトの脱落などで、事故が起こった場合の責任問題ともなりかねないのが現状の日本の岩場。

宣伝していなくても、毎年誰か落ちているのを必死に隠蔽している、というのが現状なのだから…。

クライマーの自己責任、の掛け声のもとに、設置者責任は放棄してきた歴史が積みあがってしまっており、義務を履行しないままに権利を叫ぶことが普通になってしまっている。

それは、一般社会の通念とはかけ離れた感覚なので、今までのようにクライマー同士しか知らないのならば、それで何となく押し通せてしまったが、エコパークとして整備するのであれば、そうした無理はもはや押し通せない。

これは、地元にとって、メリットか?デメリットか?

もちろん、それは地元がどういう人を歓迎し、どういう人を歓迎しないか…によるが、普通に見れば、メリットであろう。

なんせ山や岩場って、ここ以外にはないもの、なのだから。そうした大きな資産を使わずに、埋もれさせてきたことが、製造業から、内需主導のサービス業への転換に乗り遅れた大きな理由の一つである。

言っておきますが、日本はとっくの昔に内需経済の国なんですよ?

公共の岩場で、わざと危険が増大するように登る…例:ノーマットで登る…などという自己顕示欲のクライマーをどう処するか?そういったことも、実は地元が決めればいいのである。(例:ノーマットクライマーお断り、マルチならノーヘルクライマーお断り、敗退ロープなしクライマーお断り)

海外のクライマーのゲストハウスには

 ”いやな客は断る権利が運営者にはあります”

って張り紙がありましたよ。

結局そういうことなのです。人間社会で生きるからには、相手があってこその自分。好き勝手してよい、っていうのが自由だと思っている人はただの子供、ということなのです。

自由の本当の意味はそういう意味ではないのですから…

日の影がビショップみたいに、ボルダリングのメッカとなって栄えれば、ほんとに楽しい未来が待っていることと思います。 

それには、ローカル自治体の主体性が必要だし、ローカル自治体がリスクを回避する程度には、クライミングを理解する必要がある、ということは言えます。





2023/05/24

【トップクライマー】青木達哉さんの鹿島槍北壁

【北アルプス 鹿島槍ヶ岳2889m】冬のアルパインクライミング 鹿島槍ヶ岳北壁中央ルンゼ 厳冬期2023年2月17日

青木達哉さんの記録です。

甲府にいる頃、私より登攀できない若い男性クライマーに一緒に鹿島槍北壁に、と言われて、"はぁ?おとといおいで"って思ったことがあったよなぁ…

私は自分が管理できる、鹿島槍鎌尾根とかなら、ロープ合わせや足合わせの意味で行ってもいいんですが、いきなり北壁って…。普通の無雪期の壁が登れていないのに北壁???って感じです。

男性の皆さんは、大体、行きたいルートのレベルが、
 
   初めての一歩

が高すぎます。

小さい一歩を積み上げていくということをしないから、死んでいるとしか思えないのですが。

それは、そのルートに必要になる体力度とか、登攀の困難度とか、あるいは必要な判断力がどのような内容なのか?ということが、伝わっていないからだと思うんですよね。

これをみても、人工壁のスポーツクライミングで5.12が登れるとか、無雪期のショートでしか登っていない仲間とロープが組める、とかが、核心じゃないですよねぇ??

核心=山の経験を共有して判断をそろえる

  リスク= 天候、早出、生活技術、雪上でのロープのリスク判断(凍って滑るとか)、落石、アイゼンワーク、下山の安全性確保、体力 
  
九州でも、そもそも実力を客観視できていない事態…

 例:根子岳が登れるアルパインクライマーになりたい!→ 足元が崩れる山のリスクはヘッジできない

 例:3級しか登れないのに2段のボルダーをノーマットで登る!→ 2段がフリーソロで登れるためには3段を落ちても登っている必要があるがどうやってそこへ達するつもり?!

…とか、そんな人ばっかりでした。バカは休み休み言えって感じ。

昔の山岳会の在り方…つまり、行くルートのリスクを先輩にダメ出ししてもらえる…CMCは毎週ミーティングがあるそうですよ…に含まれることができなかった場合(昨今は、会といっても名ばかりで、相互助け合いや監視体制はなく、技術も教えられず、ただお荷物なだけです…)、男性は、基本的に、

 過信

に傾くと思われました。過信した人は過信と全く分かっていない。事例は白亜スラブです。

しかも、もっと悪いのは、過信に傾いた人をヒーロー扱いする傾向です。

ちっともすごくない記録をすごい!と言っていたりします…(汗)。周囲の人も、ばかは休み休み言え!って感じ。

事例はこっちの若い人の会の記録です。フリーで登ったみたいにエイドの記録が書いてある。

いくら私が過剰適応したよいこで、相手に寄り添う人でも、さすがに ばかじゃないの?とわかりますよ…

もう、表現としては世紀末的状況、というのが正しい表現なのではないか?と…



2023/05/22

【運の開き方】パソコンセットアップ中

■ PC関係の仕事

若い頃、大学(仕事)ではLinuxだし、パソコンのハードの方は全然興味ないのに、プログラマーになりたい!と言っていたら、回ってきた仕事が、セットアップ。

当時は、ウィンドウズ95搭載のデスクトップマシンに、メーラーとロータス1.2.3みたいなファームウエアを40台、50台とインストールするだけの暇-な仕事が、時給1500円くらいだったので、学生の頃、論文書きで疲れた体を癒やす、癒し系バイトだった。
 

エンジニアになったら、会社から一台パソコン渡されて後は勝手にしてね、って感じである。ロボットの開発部では、それが当然なので、そーゆーもんだと思っていた。(山岳総合センターでは懸垂下降はできて当然みたいな感じかね?)

ところが、次に行った携帯の開発部では、セットアップから何もできない人が多数だった。なんせIPアドレスって何ですか?って人が入ってくる時代だったのだ。(僕、懸垂初めてなんです、って人がセカンドでルートについてきてしまうって感じかね?)

今から考えると、私がプロマネに抜擢されるのは、上から見たら、放置プレイでOKな人=優秀な人、に任せようというわけだろう。(私にBMCトラッドフェス来ませんか?という人のような感じかね?)

わたしの母も同じ論理で、わたしに無理難題を持ちかけたのであろう… 親の自分がなんとかするべき、兄弟の学費を肩代わりさせようとか。(福岡クライミングの世直しを期待されるみたいな感じですかね?)

クライミングで起こったことも同じであろう…。

本人の実感よりは、上から眺めていると、すごくうまくやっているということはあるのだろう。

…いうわけで、やっている当時は、暇な学生バイトでしかなく、学生なのにスーツ来てこいとか意味不明なことを言われる、めんどくさいセットアップバイトだったし、別に、なんの学習にもならなかったのだが…つまり、プログラミングの仕事とは何も関係なかったが…、

 神様はこうして準備なされるのだ…

と思った。

セットアップの仕事みたいなの(クライミングなら、ロープワーク講習会かね?)を、俺かんけーねーと断っていると

運の女神様

がやって来ませんね(笑)

■ 再演

しかし…、クライミングバージョンにおいては

  18歳大学生男子

と同じ基準で、はい、この次はこのルートを登ってね!と昔のアルパインの基準(=現代ではボルトがボロくなって命がけ)を要求されたら、

 47歳女子では、死に至るのがオチ

だと、

  バカでも気がつくであろう。

開発部で、プロマネやるのとは大違いなわけである。

■ 受け取れない癖

…んでもって、開発部でも、ヘッドハンティングされたが。

その時も、受けれなかった。

これは、何による病なのか?そこんとこが今研究中。

長い長い暗いトンネルを最近抜けつつある…

 最近、長い長い暗いトンネルを抜けつつある…

今朝は、盛大にカラスが喧嘩している声で目を覚まさせられた。カラスの世界もいろいろあるんだろう。

二重拘束になっていた理由を色々と考えたら、やはり 18歳山岳部男子の体力前提で、私は色々と裁かれていたからだということがわかった。

そのことは詳細は別途書くことにしよう。

最近良かったことは、内なるつながりを回復中。内なる繋がりが断たたれことが最も、大きな混乱を招いた。

統合する自己は

・トレード(仕事)

・クライミング

・瞑想的活動

の3つかなぁ。

希死念慮=殺されかけた恐怖の別の形での表出、かもしれません。

2023/05/20

【FIXE社シリーズ ボルト知識】FixeHardware Bolting Series

5回シリーズのボルトに関する動画を発見した。数年前にFIXE社からボルトを購入しようとして検索したときには見つからなかったのに…。

YouTubeには10年前から置かれているらしい… 検索が非力だったってことだろうか?

これは、日本語訳があればいいのではないかと思ったりしたが、10年前からある動画なら、現在は、すでに陳腐化している可能性もあるよなぁ…

【FIXE社シリーズ】V1: Bolting Considerations for Rock Climbing

信用取引とはちみつ療法

■ 信用取引の勉強進まず

信用取引自体をまだ、「それって、投機的な取引方法だよねぇ‥」と思っている私がいるんだよなぁ… テクニカル分析は、随分勉強を重ねたが、結局、身についていないんだよな(笑)

移動平均線系のグランビル程度しかわかっていないから、テクニカル分析の海には浸かっているとは言えないのに… それは、先入観に囚われているからだろう…やっぱり。

驚いたことに、今では楽天証券が、利用者向けセミナーで、いかにも真面目そうな人に信用取引を教えている…。 https://www.youtube.com/watch?v=3wGoN_bNJ58

貸株は2%で、借りるほうはレバレッジ2倍、ロスカットは証拠金の10%ということなので、信用取引は、ある意味、富の再分配。年取って株式保有数がたくさんある人は、2%で貸せばノーリスクで2%入る。株を持っていないがまだ相場に興味があるような若い人は、リスクをとって信用取引で、富を築くことができる。

■ 肩こり ⇔ 本当の私

肩こりに思い余って、マッサージに行ったら、ものすごく凝っていたらしく、お姉さんが同情してくれ、めちゃ思い切りもんでくれた。

ほんと肩こりは小学生からで、背中に苦労という地球儀を背負っているみたいだ。 

この肩こりがなくなったら、本当の私になれそうな気がするんだよなぁ。

そもそも、私はシリアス系人材、ではないのである。

頭が良くなってしまったのは、幼少期にうっかり読書にハマったためだ。ほんと、勉強しなくても成績が良かったことは、私にとって悲劇の始まりで、母はお受験虐待(幼稚園から私はお受験しています)を始めるし、学校では先生の評価の駒に使われるし、ホント、人に利用されるという素質が、底からスタートしたと言っていい。

勉強しなくても別に勉強ができたが、それは、クライミングでも似ている。普通にするだろうこと… アルパイン系の本を読むとか…普通の人はしないらしいんだよなぁ。

『岳人備忘録』とか読んでいたら起こり得ないことが起こっている。

■ 体が弱い人にハチミツ療法

桑島先生の動画で学習したはちみつ療法だが、果糖はすぐエネルギーになり、エネルギー不足が根本原因だからということなんだが、まだ今ひとつ理論を理解できていない。

プロテインを飲まなくていいですよ、というのも、納得できていない。実際、筋肉痩せてしまったからなぁ… B群は確実にないと気分が悪化して何もできなくなるし。

とは言え、手をこまねいているわけにも行かないので、1kgのハンガリー製アカシアはちみつを購入。1本終わるまではやってみるつもり。2980円でできる健康療法なら、やすいものではないだろうか?

ハチミツ療法には筋トレが付随するので、今日から筋トレ。

■ リハビリに出たら、ふらふらと楽しそうに歩いている幼稚園の女の子がいた

んだが、ちょっとした石がきをへつったり、スキップしたり、踊りながら歩いている。

子供の頃、学校から帰るのは一人が好きだった。好き勝手に、歩けるからだ。

しかし、あのこの場合歩いているのが、福岡のまちなか…危なっかしい…福岡は車の運転が超荒いのであった。

しかし、あの子を見て、あれは、私の幼い頃の姿だろうと思った(笑)。一度、溝の脇の石垣をへつっていて、落ちたことがあるよなぁ(笑) 沢のへつりで、同じだ-と思った。

今年こそ沢登り行きたいものだ。

私はもともと、リスク認知が、甘々人種なんではないだろうか? 自覚があるから、リスク認知しているが。

クライミングでもそうだが、リスクリスクと言っている割には、一番危険な目にあっているのが私なのである。

白亜スラブでも反省したのは私一人であって、相方はむしろ自信を付けた。

大体殺されそうになっているのも私で、福岡山の会で私をビレイしたオジさんクライマーとか、あなたが危険、そのものの人なのに、私が危険にさらされている。メタボの阿弥陀北陵のおじさんも同じだ。

私を危険に晒した人は、全く反省も何もしない。そして、それが、自己正当化されている。話の流れから当然だみたいになっている。

人を一人殺しかけたということなのに、反省しないでいいのは、自分の間違いを公で指摘されたから、ということであるんだが、公に指摘しないなら、プライベートに指摘しても直さなかったから、それだけの年数…40年、改めないでそのスタイルでやっている、ってことなんじゃないだろうか… 支点ビレイも同じである。

結局奥村さんの講習とか呼んでもこなったしなぁ。

運転していると、アイコンタクトをしないドライバーが、たまにいる。おれはこの道を行くんだ、と決めたら、まわりが避けてくれることを期待しているというわけで、そんな感じだなぁと思う。コミュニケーション力がないのは、仕方がないが、

だからといって、

 間違っていることをしたら、間違っていること自体を直さないと何も良くならない

という事実は変わらない。

■ パソコンが死んだふり

信用取引を開始するには、PCにMarketSpeed2をインストールする必要があるんだが、やったら、パソコンが仮死状態になった。

死んだぶりがあまりにリアルだったので、Dellでニューマシンを購入することになった…

即納品を頼んだから、もう来たけど…ほんとびっくりしたなぁ。

突然バイオスが立ち上がるようになり、バッテリーが充電しないというので、再度交換かとガックリしきたら、もうこの機種のバッテリーは販売されていなかった。アマゾンでは売っているらしいが。

しかし、夜には普通に使えるようになった。色々ソフトを削除したからなぁ…

 パソコンって突然、死にますよね。それで疲れてマッサージに行ったんだった。

2023/05/19

Mt.Mukabaki On Trad New Route

Mt. Mukabaki

Route Name : Hideji

5.11d 6P 175m

Each pitch has its own unique moves.
At least 4 alpine draws are necessary.
Z4 or Master Cam is recommended for C0.75 or lower.

Details:
1st pitch: 5.11a 20m

B2 C0.2-3
This routes shares pitch with Yabu's Heartland.
Balancing and interesting from the hang.

2nd pitch  5.11d 40m

B12 Astronaut C0.2-0.4+C2

A patient pinch face and pumping legs.

3rd pitch 5.11c 30m

B5 C0.2-0.75+C0.5+C3

A ragged face to a hard hang over followed by and traverse.

4th pitch 5.11c 25m

B5 C0.1-0.75

Common pitch with Yabu's Heartland.

Various pitches with slabs, faces and cracks.

5th pitch 5.11a 30m

Astronaut C0.2-3+0.5

A concave corner after a simple staircase is tense.

6th pitch 5.10c 30m

B1 Astronauts C0.2+C0.3+C0.75-2
 

A long fall is intimidating.

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Other route of Mt.Mukabaki 

Untranslated, but Young Yamanoi has climbed this mountain with aid climbing.

https://allnevery.blogspot.com/2021/12/blog-post_27.html



【クライミング指導法】昭和のスポ根からの脱却

 こちらは、バレエの教授法の愛先生のポッドキャスト

https://youtu.be/xupGFajouLw

題して、スポ根からの脱却。

私が思うには、昨今の若い男性クライマーは、スポ根とは真反対のようである。

まず、血のにじむ努力して頑張る、ということはダサくて流行っていないような気がする。

■  

1)新人時代にまわりにサポートしてくれる人がいない

2)クライミングすることが自分を守ること

 ・失敗したら怒られる

 ・賞が取れなかったら怒られる

 ・泣いたら怒られる

 ・怪我をしているとバレたら自己責任と言われ、無能の烙印を押される

=PTSD

ということで、ダンサーには、自虐系トラウマを持つ人が多いそうですが、これってまんま、クライミングでは?

バレエは大人のレッスンに行けば、誰もコンクールで優勝!とか言っていません(笑)。

ジムでは、なんか知らないけど、しっかり競争社会を形作っていますが、そんなのに大人が参加しても…

■ 教師が加害者

バレエでは、まぁ大体先生が加害者ですね(笑)

というのも、先生がそういう風に育ったから…

  スポ根=成功体験=教え子にもスポ根

という流れで、次なるスポ根が作られる。

クライミングでも同じで、指導する側が加害者。

しかし、指導する側が前提にしている、

   18歳男子

という体力がすでに前提でなくなり、

   小川山レイバックは、入門ではなく、上級…という扱い(笑)

■ え?!上級?!

えーじゃ、小川山レイバックが1回目から、マントル以外は、登れていた私って結構上手だったって意味なんじゃないの?

昇仙峡のワイドも2度目でRPだし… ジャムジャム84の3p目核心だって、2度めには登ったんだけど…

というので、なんか… 色々、考えるよなぁ。

誰かが、四角い私を 丸い穴に当てはめようとしていただけだよなぁ?

 



【改革プラン】新人教育漫画(案)

■(案) 

研修医なな子 →  新人クライマー ケン

で転用してみた。


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K大学医学部附属病院
ここでは春になると大学卒業したての研修医たちが、いかにも気負った様子でうろつきます。
「あ、山田先生」
「お、こりゃ石橋先生」
(お互いに先生と呼び合っているのは間違いなく研修医)
「あ、先生たち、ここ片付けてね」
「はいっ」
でも、まだ、ほとんど役にはたちましぇん。
シーン:先生っ!血圧が70に下がっていますっ わかったっ
「あ、先生たちー」「となりの患者さんの点滴見てやってねー(見るだけでいいから)」
「はい」
そして何の期待もされていましぇん
さて、医者の世界は完全な師弟制度。
「内田先生は、鈴木先生と山川先生をお願いします」
「…はい(ーー;)」
研修医は、まず最初人ベテラン指導医に振り分けられて、1から10まで習います。
研修医は、まだ役には立たないが、何をしでかすか分からないので、目は話せない
指導医にとってはうっとーしこったが
自分たちもそーやって育ったわけで…
 
ーーーーーーーークライマーバージョンーーーーーーーー
山梨県三つ峠山 
ここでは春になると、ロッククライミングに入門したての新人クライマーたちが、真新しいギアをじゃらじゃらと不必要にぶら下げ、いかにも気負った様子で先輩クライマーの後をついて歩いています。
 
「あ、山田さん!」
「お、こりゃ石橋さん!△△に入ったの?」 (←60代の人:最近の新人クライマーは、新人って言っても幅広い)
「山田さんは、○○会ですか、張り切りましたねぇ」 (ヘルメットに名前と会名が書いてある)
 
(ピカピカのギアをじゃらじゃら腰に下げて、アークテ○クスのウエアを着ているのは間違いなく新人さん。ベテラン山やは服にお金をかけない。ワークマンが定番)
 
「あ、君たち、ロープはループじゃなくて、振分けでまとめてね」(ループにするのは縦走用です)
「はいっ」
 
でも、まだ、ほとんど役にはたちましぇん。
 
シーン:あっ、リーダーっ!末端にストッパーノットが結ばれていませんっ わかったっ
 
「あ、新人さんたちー」「パートナーのハーネス、チェックしてやってねー(見るだけでいいから)」
「はいっ」
そして何の期待もされていましぇん。
 
さて、山岳会の世界は、完全な年功序列制度。
 
「内田は、鈴木と山川を頼んだぞ」
「…はい(ーー;)」
 
新人は、まず最初、先輩クライマーに振り分けられて、1から10まで習います。
新人は、まだ役には立たないが、何をしでかすか分からないので、目は離せない
先輩山やにとってはうっとーしーこったが
自分たちもそーやって育ったわけで…
ーーーーーーーーー

2023/05/18

【クライミング心理学】見捨てられ不安 = 登れるもんなら登って見ろ

 益田先生のライブが昨日は秀逸だったんだよなぁ… 

テーマは、”見捨てられ不安”、について。

インスボンなどで、パートナーが、明らかに心理劇を演じていて、私に”捨てる捨てる”と繰り返すので、なんかなーなことが度々合った。

振り返り。

■ ラオスで急成長… 日本では成長できない

一回目のラオスの後、2度めのラオスは、いきなりクライミングが急成長した。 

というのは、なぜか? ラオスのクライミングは、日本のど根性系クライミングとは話が違うから。

私は

 外岩で成長したい

と思っており、それが可能なのがラオスで、日本の岩場だと、全く不可能。というのは、日本の岩場は、

 多くの人に登ってもらいたい

という発想では作られておらず

 おれの課題、登れるもんなら登ってみろ

と基本的に、挑戦&挑発モードで、人格に例えるなら、ジャイアンみたいな課題づくりが基本なんですよね。

クライミング業界に詳しくなり、なるほど、エイドクライミングがスタートで思考停止しているから、そういうボルトの配置になったんだね、と分かるようになったが。

で、ラオスで開花した私のクライミング。

■ アンハッピーな師匠

ところが、相方はアンハッピーだったんですよね、私がクライミングで上達したことが。

日本の岩場では、身長が物を言うわけで、そういう岩場では、男性はすべからく152cmの女性に対して優位に立てる。

だからじゃないかと勝手に憶測しているんだが、都合の良いパートナーがほしいんだろうと。

捨てる捨てると連呼され、うんざりモードになってしまった… 

相方は、どうも、見捨てられ不安パニックになっていたようです。

60代の男性でも、未だに見捨てられ不安が払拭できないというのは、たぶん、精神科にかかるくらいな出来事だと思うのですが…。本人は自覚がないようで、私が悪いと思っているみたいでしたが、後輩が楽しくラオスで登った程度のことで、見捨てられ不安パニックになるのは変。

そういう人の心はこうなっていたのか…というので、とっても参考になった。

■ 母

思えば、私の母は見捨てられ不安パニック型だったかも…。

というのは、母は、ASD受動型みたいだったんですよね…。なので、私は、たくましく育ちましたが、親が自閉症だと、子供は補填するような性格を、生育過程で身につけると思いますが、それは、その子の本当の自己ではない。

昨日、通りで、スキップしながらふらふら歩いてる幼稚園の女の子がいましたが、あらー私みたいな子がいる、と思いました。私も、いつも登下校は一人が好きな子供でした。かと言って、寂しいわけでなく、踊ったり、歌ったりして、一人でいるのが基本楽で好きみたいな…

私も小さい頃は、ちゃぶ台で踊っていたそうです(笑)

すでに幼年期に人生の荒波が降りかかり、ちゃぶ台で踊っている場合じゃない!となりましたが、ちゃぶ台で踊る子供が、親を慰め、支える子供になるわけですから、ギャップ大きいですよねぇ?

ということで、大人になってピンチが去ったら、踊って歌い、遅れを取り戻したいわけです、私のインチャは。

そんなところに、おれを見捨てないで、みたいな見捨てられパニックの人が来たら、はぁ?ってなることが分かるでしょう…

こっちはやっと、謳って踊って、楽しいー!みたいになっているところで、えーん!と泣かれたら…

アクセルか?ブレーキか?で言えば、ブレーキでしょう…。

しかし、そういうことも、付き合ってみなければ、分からないわけで。

■ 基本 みんなで楽しく登るのが好き

私は、1対1だけでのぼり、他の人はいれない、みたいなのは、あんまり好きではなく、そこらに、ただいただけの人とも登って問題ないタイプです。

公園に行って知らない子とも遊ぶタイプでした。あんまり人を怖いと思っていない。

それで何度か痛い目に合っていますが、あんまり懲りていない。

子供の頃は、アフリカの難民問題など見て、日本に連れてきてあげたらいいのに・・・と思ったりしていました。

日本的な、家族だけは大切にするけど、公共のマナーなしみたいなのって余り好きでない。

家族って言うより、気の合う仲間を大事にします。

【本当にしたいこと】体力核心

 ■ ホメオパシーのレメディ適用書

 昨日は、レメディの処方相談を受けた。豊菌グルトの掲載をされていたブログに相談に乗ります、という記載があったので、ピンと来て、相談。
ちょっと前にも適用書を出してくれる人を探したけど、見つからなかったんですよね… 今回は、スムーズに繋がれた。

あんまり構えなくていい先生で、素直に話せたような気がする。

■ 海外バムについて

で、驚いたのが、なんにも制約がなかったとしたら、何をしたいか?という質問に自分が
 

 海外クライミングバムをしたい
 

と答えたこと。そうだったのか、私って感じだなぁ。

ただバムって言っても、あちこちに車で放浪して回るのは、私には合っておらず、一箇所に定点で登るのが合っているんだよなぁ…。

というのは、若い頃、カリフォルニアには住んでおり、レイクタホにデイビッドの父親がハウスボートを持っていたので、出かけたりしたんだが、アメリカって大きな国なんですよね。運転だけでクタクタ系です(笑)。

もともと、子供の頃から体力がない系なので、海外に行くにも同じところにずっと泊まっているってタイプの滞在法でした。だから、山が好きなんだと思うんだけど。

登山ってテント泊縦走でも、店じまい早いですよね、4時で今日は終わり、で。

■ 必要なのは用心棒

クライミングの定点旅行の大問題は、クライミングに行く先がアメリカやヨーロッパの先進国で価格が高いことです。


無料で泊まれるカウチサーフという仕組みもあり、私はホストはこなしており、ゲストを受け入れ経験は楽勝で貯まるが、不公平なのが女性の立場。自分がゲストになって女性一人で見知らぬ人の家に泊まるのは、さすがの私でもリスクが大きい…ので、一人で行くなら、そこはお金で解決せざるをえない。


一緒に働きながら海外放浪をやってくれる男性クライマーがいれば、やはり用心棒として便利なんだよなぁ。

しかし、英語も話せず、私に連れて行ってもらいたい、と思っている人だと、用心棒どころか、ただのお荷物だし…。

というので、相方は悩ましいものなんである。女性の同じような人がいたら最強なんだがな。

スコーミッシュは今年は足の回復が間に合いそうにないかもしれない。今円安だが、円高局面になるのかなぁ…少し待ったら。

どうしたもんだか。

ラオスは行きたいと思っているが、その後はスペインの友達のところに行こうかなぁ…。

どちらにしても、体力という資産を大幅に失っていると思われる今。体力戻ってこないかなぁ…

 はちみつ栄養療法、がんばります。