2020/10/09

誤解を受けることと無理強いされること

私がクライミングで、特に少し前まで登っていた人との間で起きたことで嫌だったことは、

TR派だと誤解を受けて非難されること



すでに無理しているのに、もっと頑張れと、無理強いされて心がすり減ること&体を壊す方向に無理強いされること

の2点でした。

先日、私が連れて行ったアメリカ人クライマーは佐世保勤務の軍人さんで、33歳でごっついパワーの人です。その人、愛のエリアの5.9夢中歩行はオンサイトできなかったんですよ? しかも、デシマルが始まる前の2ピン目で退却。

私は念のため、彼が岩慣れできるように、別の5.9トップロープを張ってあげ、さらに5.10Aも登らせてあげたのに…。

私の日向神一本目は、この課題で、1ピン目はるか遠くです。降りて来たら、クライマーに、「これが遠いって文句あるなら、この岩場に来るな!って意味だよ」と言われました。男性です。

私は152cmなんで、同じスタンスに立っても届くところ違います。マスターとぬんがけリードはエライ差です。しかも、一回リードで落とされて、頭縫っています。血みどろの岩場になって救急車です。身をもって安全とは何か?学び中です。

■ 何を登るべきか分からない は真実だが…先に教えたらいいだけ

クライミングで、新人さんや、その岩場に詳しくない人は、何を登るべき段階か?分からないというのは真実です。

なので、これを登ったらどうお?というのは親切です。

私も大堂海岸で、スーパークラックはやっておいてよかったと思っています…。これは、なんで俺が…という感じで、しぶしぶ、後輩思いの先輩が登ってくれ、私は疑似リードで取りついた課題ですが… でも、自分で選んで登った5.8のほうが印象に残っているというか…。

登って楽しかったというか、何が課題か見えたというか… フィンガークラックは大堂海岸では辛い…。長いハンドのスーパークラックのほうが私向きと分かりました…。

ので登っておいてよかったですが、だったら、最初に来れは前に登って快適だったハンドだから、登れるところまで登ったら?と言ってくれたら、自分の意志で取りついたかもしれません。

■ ギリギリにトライしている気持ちは同じですよ、当然でしょ

ラオス行ったとき、13を目指しているヒロさんは、私が6Aでテンションして、スイマセンと言ったら、俺らも同じよ、と言いました。

体の性能は人それぞれですが、性能の限界にチャレンジしているときに感じている感情は同じです。ですから、ギリギリにチャレンジしているときのグレードは違っても、みな同じです。

私のギリギリが5.10Aで来ることは、クリップする余裕がなくて、ノークリップで抜けてしまう、ということからも分かると思います。大体の10Aではそんなことはありませんが、一本そんな課題があって、それは米澤さんの10Aだったので、多分10Aじゃないです…cとかだと思う… (あー、ホントあれは落ちなくて良かった…)

というので頑張っていない子呼ばわりされると、大変、腹が立ちます。

…しかも、その頑張っていない子呼ばわり、そもそも、そう呼ばわってくる人が、共感力低い、つまり、相手の身に立てない、という欠点のためなのですから…。

日本の岩場は、基本クライミングのエリートが作ったもので、エリートでないと楽しめないようにできていると、あの北山真さんも著書の中で述べています。

ので、私はすでに頑張って、心がすり減っただけでなく、右膝は、もう生贄に差し出した的な様相です…頑張りすぎ、です。

クライミングではまるでお荷物みたいな扱いを受け、なんだか頑張りを理解してもらえなかったので、納得がいかなかったです。

今、水泳で、他の人からみたら、ホントに初めてですか?と言われるくらい上手に泳げるので、クライミング、別に下手くそでないんじゃないかと、先日の米国人クライマーと比較しても思いました。

ただパワーがないだけなのです。私は握力17Kgなんですよ?握力65kgの人がクリップ飛ばすガバでクリップしたいのは当然かも?

2020/10/04

久しぶりの日向神

■ 国際クライミング

昨日は、佐世保のドン君を、日向神にデビューさせてあげる、という日でした。

ただオンサイトグレードが5.8だというので、それでは日向神は最初から、お呼びでない…ほかの岩場で練習してから…です。日向神が初心者からベテランまでの岩場とは言え、5.8の人は、まだ来れない… 私が、十二ヶ岳の岩場に通っていたようなレベル感です。

というので、まずは道ばたで、と思ったのですが、混んでいたので。サンセットへ。

リードはさせられないと思ったので、私が5.9を再登、それをトップロープで登ってもらいました。これは問題なく登れたようです。回収しながら登ってもらいました。そうしないと、練習にならないでしょう。

次は、隣の10Aをリードで、2度テンション。

その間、隣にいた北九州組が楽しい会話の仲間になってくれました。最後5.10cの課題で、4回墜落したんですが、新品のロープだったので悪かったなぁ。

看板エリアの愛のエリアは、夢中歩行5.9が一番易しい…これをオンサイト出来る、というのが日向神の最低条件ですので…、何度もそれを登る意義を教えたうえで、エリアに連れて行ったのですが、どうも5.9だと聞いた途端に弱気になるらしく、先入観が強くて、まったく、ただの4級の2ピン目でテンション…していたので、すぐ降りてもらいました。

彼には、グレードを教えないで登ってもらうのが良いと思いました。グレードを知ると登れなくなるタイプの人みたいです。意欲が低いというか、まだフリークライミングと言える段階にいないみたいです。

オンサイトを価値あるものと俺は考えないと堂々と主張され、今日の私の奉仕活動が無駄になったみたいでちょっとがっかりしてしまいました… 

今回の人は、誰か登った人のついでのロープで登りたいという感じの人なのかな~、と思います。グループに混ぜてあげる段階で十分みたい。

帰りに同じように初心者レベルの治郎さんに紹介してあげようとゲストハウスに連れて行きましたが、あえなく、留守。奥さんがフィリピン人の予定ですが、ドン君もフィリピンの方です。アメリカ育ちなので完全にアメリカ人ですが。

クライミング力は今から、でしたが、男子なので、すぐ上手になると思われ、どうしたもんかと思っています。

2020/10/02

ビレイゾーン色分け

こんな風に色分けされています。最初から、ここに立て!と指示されているのが良いところですね… 自分は落とさないから、壁から離れていてもいい、と主張する人が減るでしょう。



2020/10/01

次世代クライマー像

ラオスで見た、次世代のクライマー像とは?

1)グリーンなライフスタイル
地球がなければクライミングもできない
石油を使わず、体力を使う
 事例:トゥクトゥクシェア、自転車、携帯使用しない

2)ミニマリスト
クライミングを中心としたシンプルな生活設計
持たない暮らし ギアと少量の着替えのみ
シンプルな食生活 節制、地の食材を食べる ビールとコーヒーが例外でボルト基金
 
3)クライミングという共通言語でつながる仲間
年齢や性差ではなく、共通項でつながれば、世界は楽しくなる。
クライミング自体が国際言語である

4)多様性
女性も!子供も!老人も!若者も!もちろん障碍者も!外国人も!

5)高いITリテラシー
ITリテラシーの高さが現代クライマー
多くのことをITで乗り越える、例えばパートナー探し。
ワールドトラベル

6)自然愛とローテク
一方で自然のままの状態をこよなく愛す
  事例としては携帯が入らない岩場
ローテクがあるから、ハイテクの在り難さが生きる

7)もっともっと、ではなく、これだけで十分しあわせ を目指す

贅沢三昧を求める生活、せわしなく観光地を写真に収めるだけの旅、石油を大量消費するライフスタイル、そうしたものの反省によって立つのが現代クライマー

プラスチックホールドも、プラではなく、ウッドホールドができている時代です‥ 
本当の岩場だったら、なおのことエコです。

プレゼンシング 岩場の収益化モデルとしてのグリーンクライマーズホーム&理想としてのグリーン&ダイバースクライマー

 ■ 都会から田舎への自己変革

2度目の転勤(山梨転勤)で起こった最大の自己変革は…

 ・都会生活 → 地方都市生活
 ・地下鉄電車通勤 → 車通勤
 ・インドア派 → アウトドア派
 ・多忙(心を亡くす=思考停止) → 思索&瞑想
 ・流される → 自ら律する
 ・消費生活 → 創造生活
 ・リスクを避ける生活 → リスクと向き合う生活
の以上でした。

■ クライミング本格化という自己変容

以後、

 一般登山→本格的登山→クライミング→海外登攀…

と脱皮を重ね、プレゼンシングは

 ラオスのグリーンクライマーズホーム

です。向かうべき未来が見えた~!

   欲しい未来            今
エコ&ミニマリスト     ⇔    環境破壊&モノに埋もれて窒息・停滞
クライミング(共通項)でつながる ⇔ 損得勘定でつながる
多様性       ⇔        単一カルチャー

このステキなGCHの在り方を日本に伝える、をミッションにしています。

一言で言えば、 グリーン&ミニマリスト&インクルーシブ・クライマー

対立は、非エコ&エクスクルーシブクライマー。

■ シェアしたい未来

これを多くの人と 共有したいわけですが…
 
 A)海外に日本の若者が行かない 
 B)なら、海外の人に来てもらったらいいのでは?

というのでB)の戦略を立案し、それが

  クライマーのゲストハウス構想

です…しかし、問題が…

 1)海外からクライマーがわざわざ来るほどの価値ある岩場がない?
 2)ボルトが時代遅れで危険すぎて、クライマーにおススメしづらい?

   → かといって、リボルト進まない = 資金難
   → クライミング文化の遅れ =鶏が先か?卵が先か?

うーん…というので、とん挫中。ならば!というので、

 対策1)すでにいる外人さんに日本のクライミングを伝える
 対策2)その外人さんの意見を日本に伝える

■ 穴の開いた桶活動の成果…

1)インスボン  → 国際性
2)韓国アイス  → 国際性
3)登山総合ハンドブック 思わぬグッドラック → 国際性
4)天空の茶屋敷  → グローカル
5)クラッグドットコム → 国際性、インクルーシブ
6)自然農 → エコ
7)台湾 龍洞  → 別のスタイルの理想像 追加情報  
8)子供体験クライミング → インクルーシブ
9)観光ガイド活動  → 多様性 
10)地域活性化 → グローカル
11)空き家活用 → 打ち手
12)再建築不可不動産 → 打ち手
13)ヴィーガン化  → 質素、多様性、インクルーシブ
14)ヨガ  → 質素 

穴の開いた桶活動のほうが8割で、主たる活動のほうが2割の達成というのは、残念ではありますが、私の力の及ぶことではないので、良しとしましょう…。

■ クライミングの成果を計っても仕方ないこと

私個人のクライミングの成果を計っても、私の場合、それがOKR(ObjectiveKeyResult)でないので、意味がない…

ので、OKRを定める必要がありますが…

 O=外国人クライマーと日本で登る、海外で外国人と登る、それぞれをサポートする

 KR= 2018年、ドイツ人夫妻、台湾から来たドイツの彼、スイス人医師、最後はリアルクライマー 

です。足を脱臼してしまったので、去年の実績で、4件。1年で4件の成果は悪くないかもしれません。私を尋ねてくる外国人クライマーはいます。

本当は、日本からラオスに一緒に行ってくれるクライマーがいるといいのですが、私が一緒に行ってしまうと、そのクライマーに、つきっきりのタダ働き通訳、となってしまう恐れがあり、なかなか、私の気持ちが妥協点を見いだせない、というのが問題なのかな(笑)。

日本のクライマーが海外で交流しながら登るのに必要なのは、語学力ではなく、度胸のほうです。

2020/09/30

男の子の行動原理

・やりたいからやる

・飽きるまで辞めない

・命の危険ぎりぎりまでやるのがカッコイイと思っている

これは男性ではなくて、”男の子”ですからね、大人になっても同じ行動原理だったら、

 単純に子供っぽい

 世間の試練を受けていない、

のどちらかということです。



2020年8・9月のまとめ

■ブイブイ派vsエンジョイ派

海外のクライマーサイトにいると、自己紹介の仕方で、大体の事情が見えてきます。

今日もヨーロッパでも登ったし、タイでも登り今、ベイエリアにいて、NYから越してきてすぐ、というクライマーが5.7から一緒に組んでくれる人、みたいな募集を出していて、だよね~、と思いました。ブイブイ言わせたい人とそうでない人、は分かれます。

ラオスで一緒だった女性でNZのフィリッパの投稿は、12登るぜ!みたいなのでした(笑)。

■ 上達が遅くてやる気が出ない先生たち

水泳のインストラクターで若い男性の先生でも、生徒が上達すると教えがいを感じるみたいです。月曜に行ったクラスでは、先生がすごく上達を喜んでくれました。

以前、バレエで、新米先生のミハルちゃんの集中攻撃を食らって、突然上達したことを思い出しました…私は年齢的に比較的若かったので、周囲の方より有利だったのです…。しかし、だとしても、28歳に18歳バレリーナだった自分と同じことをさせようとするミハルちゃんは無謀だなーとは思っていました。

クライミングでも同じことが起こり、いくら向上心が強くても、48歳に28歳男子と同じことはさせられないですよ…そのメソッドは特定の人向けなんで。したら壊れます。実際、しかもすでに壊れているし…。それを分かっていないで、やっちまいそうな会には入りたくないですね。

■すでに通った道

2016年当時のクライマーとして1年目で初心者時代、初回のラオスに行く直前を振り返って、指が曲がり、要するに体が変形してしまうほど、ピラで頑張って、たったの6級なんだよなぁ(笑)。

このすでに得たデータ…を検証して、たとえ一生6級でも、指が変形したり、肉体的な故障をしたり、命がけになって恐怖ストレスで固まるほどは、クライミングしたくないなーと、いう、まぁ選手ではないクライマーとしては、当然の結論になりました。


https://allnevery.blogspot.com/2016/10/blog-post_97.html?fbclid=IwAR3GuFMLeaK1axFKUPH_KOsmze-yl_k_z6Abxsy0L4xy3xur9BZarwC73rM

2016年当時から頑張っているのに、頑張っていないというそしりを受けているようで、そんなの気にするべきでない。頑張っているか頑張っていないか?は当人しか評価できない。

私が頑張っていない!と非難してくる人の意見を真に受けて、怪我をしても、その人は責任を負ってくれるのでしょうか?負ってくれないですね??

https://allnevery.blogspot.com/2016/09/blog-post_83.html?fbclid=IwAR0d97o8feT0Vj5Iboq568u7YXqq6-3VK7306nZutfJggpl69DfkTf37n7s

他人からよく思われたい程度のことのために、自分の体の一部とか、精神、あるいは、大事な命など、ゆずるべきでないものを譲りたくもないし…。

■ 組むべきでないパートナー=パートナーを大事にできない人、むしろ重荷になる人

怪我をしたのに、家に帰してもらえなかった岸良…は、本来譲るべきでないものを譲らさせられる羽目になりました…。

一人でいるより一緒にいるほうが致命的になるなら、良いパートナーと言えない…。クライミング仲間は、相互扶助だからです。

大人がスポーツをする目的は、

 名誉

ではなく、個人的な

 健康

であったり、精神的な充足であり、個人で好きに定義したらよいと思いますが、

 怪我するほどに頑張れ

は受け入れられないな~。アシュタンガヨガでは、非常に怪我が多く、それを受け入れるよう先生たちからも、くどくど言われますが、違う!と結局は思いました。

■ スポーツはド根性を美化する世界

戦後の巨人の星、みたいな根性で頑張ることを美徳とするのは、それを美徳としたい人だけのものです。

実際は、運動としては頑張るだけの作戦は、科学的には非効率で、特に大人は10時間を一日よりも、毎日1時間を10日のほうが効果があります。

■ 旧初心者の定義を現代初心者に当てはめてはいけない

大体は旧初心者である18歳男子大学生の能力レベルを、バックグランドも背景もバラバラである、現代初心者に当てはめることが、問題となっている現代のクライミング。

岩場もその思想で作られており、その思想に適合しない人ははじかれるという非常に排他的な構造になっています。

そのような現状は、世界的に見れば、遅れ、と認識されるべきところであり、起きていることは、

既得権者の不勉強という怠惰

です。








2020/09/29

リハビリの水泳

ここ1カ月ほどリハビリで水泳に通っています。

”登って治す”、という作戦は、私にはないと確信中。

去年の今頃、右ひざを脱臼したのですが、それはまだ痛いのです…安静時に特に痛いです。クライミングは膝に不安な要素が取り除けないので、ちょっとしたくないというのが実際のところ。それで水泳と思っています。

水泳を始め、上達が早いので、周囲の人に驚かれています… クライミングで数々の人格否定されるようなセリフを言われ、怒りを表現すべき時に怒りを表現しなかったことが、相手の邪慢を招いたな~と自覚が生まれています。例えば、「(中学のころテニス部でキャプテンをしていたなんて)信じられないなー」とか。カムスタックしたり、ロープが足りなくて登れなくなったルートに、自信を与えてしまう…とか。私のロープでなぜかリードしているとか…。

・ビレイミスで落とされた経験があり(自分のコントロール範疇外)、頭を7針も縫った人

・完治に2年以上かかると言われている膝の脱臼などをした体で、落ちるクライミングができない(をしない)

のは、普通のことのようです。

水泳ではそのようなリスクを背負わずに、筋力アップ&体力アップにいそしむことができるわけなので…。2月にも水泳はしていたのですが、コロナで閉鎖になってしまったんですよね。

考えてみれば、福岡に来て外岩へ行くための経済的ハードルが上がった今、やるべきことは外岩じゃないのかもしれませんが…。ジムにも色々と行ってみたのですが、あまり成果が上がらなかったのですよね。こちらのジムはボルダー寄りでリードよりではない気がします。今一番行きたいのはKoWallかもしれません(笑)。

というわけで水泳のまとめ。

8月20日、22日、24日、27日、28日 (5回)
9月1、2、4、8、10、11、15、21、23、26、28 (10回) 

約一か月たっているので、半月で一回行っているので、一日起きの計算…本人の意識としては、もっと頻度が少ないです。週3回行ければ御の字。

アイスクライミングで上達した時も、週に2~3回。クライミングジムも同じで週に2-3回でした。バレエに行っていたころは運動強度が低いため、4-5回。ヨガも同じくらい必要でした。

私の体は強度が高い山に月に13回行くと喘息などで、やりすぎサインを表示し始めます。福岡はやりすぎになるような強度が強い山はないです。

■ 水泳上達の記録

‥‥冬… 週1レベルでスイミングスクールへ


8月27日 塩素にやられてぐったり 

8月29日  教えるのが上手な人ほど初級クラスを担当するそう 

9月1日  ボディイメージ ローリング 戦士のポーズ2番

9月11日 水泳褒められた・・・突然上達 

9月15日   水泳 550m(距離) 初級者で一時間500m、だそうです。 ということで、私はどうも距離を目安に泳いだら良いらしい

9月後半 けのび上達 バタフライ、なんとなくできる、平、なんとなくできる

9月28日 700m泳ぐ プルのコツを掴む、ドルフィンキックで頭の位置変える

9月いっぱいで、4泳法なんとなく全体的にできるようになり、完全初級者は脱出し、大体様になってきた模様… 勝因は、息継ぎの自主練とローリングを意識した2ビートの自主練習。ただレッスンも受けたほうが多少の無理を頑張るので、良いようです。


ルートの記述に必要な要素とは?

1)入門用か、初級用か、中上級者用か?

2)人気の有無(=ボルト信頼度、ボルト新旧)

3)ホールドの分かりやすさ

4)ムーブの要・不要

5)ボルト本数

6)壁の傾斜、長さ

7)持久力の要不要

8)精神力の要不要

9)好感度

10)リードについて  ※初心者で取りついて良いか、ダメかなど

11)終了点の種類

12)下降とロープ長

13)ビレイ位置

小川山物語の解説がGoodな件の考察

 

これが、小川山物語の解説。

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貴重なフェース入門のスタンダードとして、常に順番待ちになるほど人気がある。

ホールドが途切れなく続き、単純に登って行けばいいように見えるが、なるべく基本に忠実に、腕の負担が少ないムーブで登りたい。


壁の傾斜が一様にきつくて長いため、中間部を過ぎたあたりから、じわじわと疲れ、精神的にもきつくなってくる。

初級者にとって学ぶべき要素が多い好ルートだが、この前にもっと短いルートでのリードの練習をしておきたい。

下降 50メートルロープなら、左上のテラスにローワーダウンまたは懸垂下降できる。同じテラスでビレイすれば、トップロープも可。

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■考察

1)貴重なフェース入門 → フェース入門がないということがうかがえる

2)のスタンダード → 定番なら、誰もが通る道

3)として、常に順番待ちになるほど人気がある。→ 人気ルートならボルトは強度テストされていそう

4)ホールドが途切れなく続き、→ 安心感アリ

5)単純に登って行けばいいように見えるが、なるべく基本に忠実に、腕の負担が少ないムーブで登りたい。 → ムーブを使たほうが良いと分かる

6)壁の傾斜が一様にきつくて長いため、→ 易しくて長いんだ~と分かる

7)中間部を過ぎたあたりから、じわじわと疲れ、→ 持久力が必要らしい

8)精神的にもきつくなってくる。→ 精神力も必要らしい

9)初級者にとって学ぶべき要素が多い好ルートだが→ 登りたくなる

10)この前にもっと短いルートでのリードの練習をしておきたい。→ 安全配慮 初めの1本で取りついていい訳じゃない

11)下降 50メートルロープなら、左上のテラスにローワーダウンまたは懸垂下降できる。→ 50m以上必要らしいと分かる

12)同じテラスでビレイすれば、トップロープも可。→テラスに上がらないとトップロープ出来ないということですね

ということで、この文章は無駄がなく、本当に的を得ている。

■ 要素の取りだし

1)入門用か、初級用か、中上級者用か?

2)人気の有無(=ボルト信頼度)

3)ホールドの分かりやすさ

4)ムーブの要・不要

5)持久度

6)壁の傾斜、長さ

7)持久力

8)精神力

9)好感度

10)リードについて

11)下降とロープ長

12)ビレイ位置


2020/09/28

小川山物語の思い出

■小川山物語の思い出

私の山岳会が連れて行ってくれた最初の一本目が小川山物語5.9でした…。会で一番登れる先輩がリードしてくれたんですが…その先輩、もともと5.13まで近づいた人ですが、小川山物語は、1本目がとても遠いので、プリクリップして登ったんですよね… それがとても参考になったのでした。

やはり、登れる強いクライマーが率先して、安全意識の高いクライミングをしてくれるということが大事なことですね。そういう姿を見ていれば、後輩は、そうか…と思うものなのです。私は、スタイルと安全重視のクライマーになったのは、やはり初期からこういうクライミングに接してきたからなのだ、と感謝。

私自身はもちろん初心者なのでトップロープだったのですが、途中で疲れちゃって、あと2mくらいのところでギブアップ…

その後、その先輩がローワーダウンの時に、コールが隣の人と声が似ていて、隣の人がローダーダウンを行ったのか?と思い、握るタイミングが少し遅れて、ロープが流れ、慌てて握って、手にロープバーンを作ったのでした。流れ出したロープは握れなくなることが予見できる経験で、以後ビレイグローブ必携でした。片手でローダーダウンするとか、私の辞書にはありえないです…

私は最初から、そんなにマズイ登りではなく、もう一人の先輩が私のクライミングを見て、「あとは側体が身につけば…」と漏らしたので、その日以降、ずっと側体をテーマにジムに通うことになりました…

その2年後、すっかり5.9はオンサイトできるようになってからも、小川山物語はリードしていません… なぜか?というと一緒に行ったクライマーが、最初にプリクリップしないとアブナイ課題だとは分からないみたいだったからです。

小川山では、こんな感じで安全管理に関わる”あれやこれや”という要素がたくさん入っている…そういう意味で学ぶことが多いルート、だと思います。

そういえば、この初回の小川山でたまたま隣にいたパーティは若い男子の集団で、ロープを終了点に上げるだけに、3人も選手交代… リードできる先輩がいないと大変なんだな~と分かったのでした…でも、アップアップのほうが楽しそうでしたけど…。そういう登りでは、ほとんど各駅停車でテンションするか、ぶら下がっているので、ボルトの品質、かなり重要です…

私の会のように、先輩でリードできる人+トップロープの初心者、だとボルト品質が必要なのは、アンカーだけです。