■ クライミングの事故を減らすには? 二人で判断しましょう
緑山岳会のすっぽ抜け事故ですが、ビレイヤーの人的ミス、という結論になっていますが、
本来ビレーはビレーヤー 一人で行うものではない
という指摘をもらいました。スバラシイ!!
リード者も判断ミスとしなければ事故は少なくなりません。
■ コントローラー タイプ
コーチングでは、リーダーシップの類型を4タイプに分けています。
コントローラータイプ : 「いいから、俺の言う通りやれ」
プロモーター タイプ : 「一緒にK2登ろうぜ!」
サポーター タイプ : 「みんなと一緒なら頑張れるよね!!」
アナライザー タイプ : 「今の自分には何が必要か、足元を見ろ!」
で、たぶん今まで、リーダーと言えば、コントローラータイプがイメージされてきたのではないかと思います。
■ ”俺の言うとおりヤレ”は、リスク集中
私が思うには、「俺の言うとおりヤレ」タイプは、責任を取れないところまで、「俺の言うとおり・・・」となってしまうリスクがあります。
このリスクを回避するには、「〇〇さん、責任取ってくれますね」 がいいのかも?
以前、ある山で核心部に着きました。私は、偵察隊で先に出ていて、「これは今のメンバーでは無理だ」と思いました。
それで、「リーダーが降りてきて!リーダーが見ないと、話にならない!」とリーダーに叫びました。
そこは、ガレの底巻きで、ロープが必要な懸垂が数ピッチ続き、降りても登り返しが今のメンバーの体力では無理ということが一目瞭然で分かったからです。
でも、リーダーは下りてこようとせず、技術の無いメンバーを降ろそうとしていました。
そのメンバーは懸垂下降の手順から教えないといけない人なので、下りてしまえば、今度はまたンぼり返しが大変になり、時間がさらに無くなって状況が悪化してしまいます。
この時のリーダーは、人望に厚い人でしたが、メンバーたちは頼りがいのあるリーダー過ぎて、基本的に判断を放棄していました。
いわゆる”強いリーダー”は、メンバーの思考停止を強いてしまう、招いてしまう、というリスクがあります。
■ パートナーシップ
上記は、複数のメンバーのグループでの話です。 一人のリーダーにメンバーが複数。
一方、私が好む人間関係の様式は、グループより、パートナーシップです。
1対1のほうが、私にとっては、より関係が築きやすいです。
これは、私が親密性という強みを持つからだと思います。今までの友人関係を見ても、個対個での関係構築が主体で、あまりグループでの関係構築は好みではありません。
・・・という状況を見ると、私には、クライミングという活動は、合っているかもしれないです。
■ ブランド志向?
私は権威主義者とはかなり相性が悪く、”レッテル”、つまり、”資格”や”所属団体””学歴”等を振りかざす人が苦手です。
同じ理由で、ブランドバッグや高級外車の人も苦手で、そこから読み取らなければならない、”おれを尊重して”というメッセージを読み取り損ねてしまいます(笑)。
理由は、ブランドに興味がないから、読み取れないんですよね・・・。なんとか大学って言われても・・・知らない。
ただ、ロゴに関係なく、実力を見る目はあるようで・・・それは、最上志向という資質から出るもののようですが、実力がある人のことはすぐに分かってしまいます。
困るのは、どうも資格やブランドを持っている人と真の実力者が相反する関係にあるようだ・・・という現実があることのほうで・・・あまり周辺情報が多いと、逆に警戒してしまうのですが・・・。
私はレッテルに警戒するあまり、経験を示す、山岳会のブランドには、甘かった点があるかもしれません。
昨今、山岳会のブランドは関係なくなっているような感じのようです。
本来ビレーはビレーヤー 一人で行うものではない
という指摘をもらいました。スバラシイ!!
リード者も判断ミスとしなければ事故は少なくなりません。
■ コントローラー タイプ
コーチングでは、リーダーシップの類型を4タイプに分けています。
コントローラータイプ : 「いいから、俺の言う通りやれ」
プロモーター タイプ : 「一緒にK2登ろうぜ!」
サポーター タイプ : 「みんなと一緒なら頑張れるよね!!」
アナライザー タイプ : 「今の自分には何が必要か、足元を見ろ!」
で、たぶん今まで、リーダーと言えば、コントローラータイプがイメージされてきたのではないかと思います。
■ ”俺の言うとおりヤレ”は、リスク集中
私が思うには、「俺の言うとおりヤレ」タイプは、責任を取れないところまで、「俺の言うとおり・・・」となってしまうリスクがあります。
このリスクを回避するには、「〇〇さん、責任取ってくれますね」 がいいのかも?
以前、ある山で核心部に着きました。私は、偵察隊で先に出ていて、「これは今のメンバーでは無理だ」と思いました。
それで、「リーダーが降りてきて!リーダーが見ないと、話にならない!」とリーダーに叫びました。
そこは、ガレの底巻きで、ロープが必要な懸垂が数ピッチ続き、降りても登り返しが今のメンバーの体力では無理ということが一目瞭然で分かったからです。
でも、リーダーは下りてこようとせず、技術の無いメンバーを降ろそうとしていました。
そのメンバーは懸垂下降の手順から教えないといけない人なので、下りてしまえば、今度はまたンぼり返しが大変になり、時間がさらに無くなって状況が悪化してしまいます。
この時のリーダーは、人望に厚い人でしたが、メンバーたちは頼りがいのあるリーダー過ぎて、基本的に判断を放棄していました。
いわゆる”強いリーダー”は、メンバーの思考停止を強いてしまう、招いてしまう、というリスクがあります。
■ パートナーシップ
上記は、複数のメンバーのグループでの話です。 一人のリーダーにメンバーが複数。
一方、私が好む人間関係の様式は、グループより、パートナーシップです。
1対1のほうが、私にとっては、より関係が築きやすいです。
これは、私が親密性という強みを持つからだと思います。今までの友人関係を見ても、個対個での関係構築が主体で、あまりグループでの関係構築は好みではありません。
・・・という状況を見ると、私には、クライミングという活動は、合っているかもしれないです。
■ ブランド志向?
私は権威主義者とはかなり相性が悪く、”レッテル”、つまり、”資格”や”所属団体””学歴”等を振りかざす人が苦手です。
同じ理由で、ブランドバッグや高級外車の人も苦手で、そこから読み取らなければならない、”おれを尊重して”というメッセージを読み取り損ねてしまいます(笑)。
理由は、ブランドに興味がないから、読み取れないんですよね・・・。なんとか大学って言われても・・・知らない。
ただ、ロゴに関係なく、実力を見る目はあるようで・・・それは、最上志向という資質から出るもののようですが、実力がある人のことはすぐに分かってしまいます。
困るのは、どうも資格やブランドを持っている人と真の実力者が相反する関係にあるようだ・・・という現実があることのほうで・・・あまり周辺情報が多いと、逆に警戒してしまうのですが・・・。
私はレッテルに警戒するあまり、経験を示す、山岳会のブランドには、甘かった点があるかもしれません。
昨今、山岳会のブランドは関係なくなっているような感じのようです。
昔の本には、様々な老舗山岳会の名前が出たルートが出ていますが、それらのルートは先人の偉業であって、現代の所属者の実力とはまた別個のものなのでしょう。
腐っても鯛とは行かず、昔千里も今一里が正しい認識のようです。
腐っても鯛とは行かず、昔千里も今一里が正しい認識のようです。