2016/05/02

越沢バットレス 楽しいクライミング

■楽しいクライミング♪

昨日は越沢バットレスに行ってきた。とっても楽しいクライミングだった♪

大体、クライミングそのものが楽しいことなので、仲間が普通にしてくれていれば、つまり、浮気したいと言い出したり、嫁は大変だとか、子供が多くて困るとか、すぐ愚痴を垂れるような人でなければ、特段の努力を必要とせず、山は楽しい。(それにしても、山で相手を不快な目に合わせる人は、なぜわざわざ楽しむ為にきた山が楽しくなくするようなことをするのだろう?)

越沢は、すでに4回目で、なじみがあるところ・・・帰りは高架下の居酒屋?ラーメン屋で一杯飲んで帰ることになっている(笑)。

今回は、後輩のO島くん、先輩のIW田さんと3人で引き合わせ役。二人は初顔合わせ。仲良くなれそうな二人でよかった。

■ 満車 核心は駐車かなー

朝、鳩ノ巣駐車場に着くと、なんと満車。1台のゆとりもない・・・。しかたがないので対岸に渡り、路駐する。

眼下のはとのす山荘の駐車場はガラガラで、有料でもいいから停めさせてくれたらいいのにな~と思う・・・

林道へ移動しようとしたが、橋の幅が狭く、車が中古車とはいえ買ったばかりの車だったので断念し、元のところへ停める。

結局歩いて、岩場へ。林道へ出ると結構車が停めてあったが、古里のほうから入れる道路が広そうだった。

■ 新人トレの時期

岩場へ出ると、すでに先客多数。まぁ今は新人の岩トレシーズンだから仕方ないノダ。今日も実は、似たような意味合いで、ここへきているのだし。

O島君は、岩場でのマルチピッチはまったく初めて。私は経験者と思って、既にアイスのルートに連れて行ってしまった(汗)のだったが、仕方ない。初心者は、何が分からないのか分からない状態なのであるから・・・その状態の時は分かっていないことも分からないので、分かりませんも言えなかったりもするので、大急ぎで、技術書を2冊貸した。

『最新アルパインクライミング』『生と死の分岐点』だ。この2冊が初心者には絶対に必要な本だと思う。

■ 定番ルート

岩場で、右フェイスを行こうかということになるが、ワンピッチ登ってみたら、先行者が詰まっていたので、一度懸垂で降りて、お宮のハングをトップロープで登る。初心者O島君のビレイを下で見守りつつ、IW田さんリード。ビレイを確認する。

3人登って降りると早くも12時、ランチタイム。買って行ったセール品のインスタントラーメンが激マズだった・・・。なんと”減塩”と書いてあった(汗)。でも、仕方ないので、それを食べる。

今日はクラミングシューズが片方いなくて、靴を借りたり・・・と、なんだかなぁ・・・。

その後、右フェイスへもう一度出かけ、2Pで懸垂で降りる。ロープ径が違うため、ロープ連結に気を使う。今回は、ダブルフィッシャーマンにした。上でクライマーカップルに出会う。

ここの懸垂は、完全に空中懸垂だし、ノットが引っかかって降りれないということがあると大変困るので、コツを分かっているのが大事だ。

さらに移動して、第二スラブルートへ。ここは初めての時感動したところだ。最後に左ルートを登って、おしまい。

定番ルートを結局、7ピッチ登ったことになった。

岩場では、また隣の人が知り合いだったりした。神奈川のほうの会の人だった。山の世界は狭いなぁ。

私は今回はクライミングにゆとりが出来ていた。あと少し精進すれば、もしかしたら、リードする可能性が見えてきたかもしれないなぁ。

IW田さんは、ゆとりのぼり、O島君は、足ぶるぶるの場合もあったが、ちゃんと登り切って、「楽しかった~」と言っていたし、怖そうにしていなかった。

越沢バットレスは結構高度感があるので、フリーの岩場とは全く違う。段々があるから登れると思うが、そう思っても外傾していたりして、つかえるスタンスは少なかったりもする。ホールドは豊富なんだが。

本チャンへの一歩が踏み出せた岩だった。

■データ

場所: 越沢バットレス 9:00集合、10:30登り出し 16:00終了 18:00~居酒屋
メンバー: 3名 (熟達者、中級者、初心者)

■ 関連情報

バットレス情報

・はとのす山荘HP

鍾乳洞 は行って見てもいいかもしれない

・体験の森は快適な所なのかもしれない

奥多摩は林業が盛んらしい http://www.tomin-no-mori.jp/forestry.php