春のもどり雪は、5.7だが、久しぶりに行ったら、楽勝というほどではないが、楽になっていた。驚いた。
2014年にクライミングデビューし、その時初めてで連れて行ってくれたルートだ。十二ヶ岳の岩場でマルチピッチのシステムを確認した後、すぐ行った。
当時、5.7をリードするのは、かなりギリギリだった。ゆとりは5%くらいしかなかった。楽しいかと言われると微妙・・・楽しいか楽しくないかもワカラナイくらいギリギリ感。
2015年はそこは全く触っておらず、他の課題を触っていた。2年ぶりに訪れてみると、ゆとりがアップしていた。20%くらいゆとりがあった。なんだか、ゆとりのおかげで楽しかった。
その隣で、5.10Aのスラブを触った。TRでも1回目は核心部はAゼロが必要だった。2度目はフリーで抜けれた。ゆとりは2%っぽい。
その後、5.9のクラックをカチ持ちできるスラブのアウトオブバランス(5.9)へ行ったら、TRで一撃できた。考えないで行っているので、ちょっと怖いと思い、もう一度行って、今度は考えながら登ったら、最後のところで落ちてしまった。ゆとりは5%だ。
これはリードしたら精神的圧迫があるかもしれない・・・つまり楽しくないかもしれない?
■ 頑張っている度
人の実力は色々なので、ギリギリ度=頑張り度・・・ 5%のゆとりでリードした初年度はすごいなぁ。
今、5.9で5%のゆとりのところをリードするのはいいのだろうか?もう少し、ムーブに対する定着度が上がればいいのか?
定着させるには何度もやるしかない。 もしかして、もっと何回も、アウトオブバランスをやってムーブ安定させ、20%のゆとりを確信してからリードしたらよかったのか?
うーん、悩み中・・・
多分、私には ”楽しく登るには、20%のゆとりが必要”なのだろう。
これは5.10dです。ゆとりゼロどころか、マイナス |