2023/03/15

精神疾患はなぜ生まれるのか? どうして精神科の病気になってしまうのか? 

■精神疾患はなぜ生まれるのか? どうして精神科の病気になってしまうのか? #早稲田メンタルクリニック #精神科医 #益田裕介

 

■ 益田先生の動画は役に立ちますね!

私が愛読?愛聴しているのは、廣瀬ドクターと益田ドクターのYouTubeですが、おふたりとも精神科医です。

私のメンタル、かなりやばかったですよねぇ?いや~ホント、大変だったわー。

しかし、最近は栄養療法で改善してきました。かなり調子が良いときもあります。この快適さを、みんなに教えて上げたいです。

ドクター系のYoutuberは最近増えているようです。福岡のドクターも最近発見中です。

■ 鬱の原因は、不運

ほんとにそうだなぁという経験が、この5年間かも?

・超怖い山岳会に連続5つ出会う

・自分のパートナーも、ミイラ取りがミイラ

・ボルトが超ボロいことをが知識普及していない

 自分の基準が厳しすぎる、つまり、誰にでもある欠点を見てしまう癖があるため、あれも嫌これも嫌と言い続けているのではないか?

という懸念がありましたが、その症状ではなく、

  本当に、クライミング界が劣化している、

ということだと最終的に結論しました。

多分、他のまともクライマーも同じ結論にたどり着くせいで、それで海外で登るか、身内だけで登る、ようになってしまうんでしょうねぇ…(遠い目)。


アドレナリン → 十分なケアをするライフスタイルへ

■ 交感神経を無理してアクセルを吹かす、というライフスタイルを辞める
 

私は、OL時代から、コーヒーが好き、で朝はスタバで勉強しつつコーヒーを飲んでいました。

熱いお風呂が好き、寒い山が好き、と交感神経を亢進させ、アドレナリン分泌する活動のほうが好きで、クライミングもそうです。興奮系。

それはなぜなのか? 

■ 働かざるもの食うべからず?

自分を駆り立て、追い込むような、もっともっとの思想、頑張らなくてはならない、頑張っていないと許されない、という勤勉の論理、働かざるもの食うべからず的な思考がありました。

それは間違っていると自覚があり、わざと自分に甘くしようと考えているときもありましたが、いわゆる現代社会で、ご褒美とされているものは、実は全然、肉体的には優しくない。

本当に自分に優しくする、ということは、そういう嗜癖をもたらすものを辞めることです。

■ 間違った自分の愛し方を辞める

コーヒーとお菓子で自分を元気づける、というのは、間違った自分の愛し方、なのです。

コーヒーと甘いお菓子、あるいは、チョコやケーキ、というのは、肉体的には、飴ではなく、ムチ、です。

■ 本当の意味で自分を愛すライフスタイルを確立する

50歳になり、このアキレス腱断裂をきっかけに、ライフスタイルの変更をせよ、という意味だと考えるようになりました。

交感神経を吹かすより、

 副交感神経を働かせるほうが大事だ

と思うようになりました。そういえば、ヨガでも、自律訓練法が好きで、よくやっていました。 

今日から毎日自律訓練法だな。

■ 体力の50%でできる運動が良い運動

交感神経を刺激したいというのは、適度な運動が足りていない、のかもしれません。

適度な、というのは、一般的に体力の50%でできる運動のことです。

つまり、人それぞれです。私の場合は山を歩くのが丁度良かったようです。持久系運動で脂肪を燃焼する。

グリーンシーズンではなく、冬季です。私が寒いのが好きなのは、同じく、気分がパリッとするからで、熱いのはかなり嫌いというか、もう人間じゃない、みたいになります。暑さには、超弱いです。夏は沢ですね(笑)。

■ PCを制限する

PCを使う時間を制限する、というのは、交感神経人間には、重要な課題かもしれません。

PCのブルーライトの刺激が、交感神経を優位にさせるので、夜の使用は引かえたほうがいいですね。

■ クライマー族のアドレナリンジャンキー

アドレナリンジャンキーとクライマーは称される事が多く、実際、本当に中毒症状になっている人もいます。何もかもを犠牲にして、クライミングしている人。

しかし、中毒、つまり、依存=嗜癖には、

 もともと満たされていない願望

があるような気がします。

それは、大抵の場合、

  危ないことをしている俺を見て!

というのだということは、とってもわかりやすいけど…。

私の場合は、そういうショーオフするようなのは発現しませんでした。

私は集中、ゾーンに入れて楽しい、みたいな感じでした。たぶん、今まで私がやってきた運動の中でもっともエクストリームなのがクライミング。

しかも、アルパインの場合、マルチピッチなどでは、ロープワークなどの知的な面で、かなり適性があったんですよね。

他のみんなは、肉体に適性があっても、知性の面で適性がない人が多かったように思います。特にフリークライミングに進むと、肉体だけの人が増えるような気がします。

私はゾーンに入ることが目的なので、みんなと登っている理由が違う。前の師匠の青木さんはゾーンタイプにショーオフタイプから発展したようでした。かっこよく登ることが生きがい、から、ゾーンに入ることが生きがい、に変化ってことです。

私自身のアイスクライミングの動画を見たら、バッチリ師匠の登りとそっくりで、こんな簡単な氷にそこまでかっこつけなくてもいいよ、と声をかけたくなるような感じでした(笑)。

あんまり簡単な氷ではムーブで登る必要はないのに、バッチリフラッギング中でした(笑)。

■ ゾーン

さて、ゾーンですが…

ヨガでも難しいアーサナをやろうとすると、ゾーンに入れる。

ゾーンに入るニーズが生まれたのは、自分が教え始めて、ゾーンに入れなくなったからでした。これは教える側は、集中ではなく、マルチタスクということです。

それで、より難しいアーサナを教わる…ゾーンに入る…ために、アシュタンガに行ったんですが… 難しいアーサナ代表のアシュタンガヨガでは、膝関節と胸椎の面から継続はちょっとやめたほうがいいということはわかったのですが、倒立の会などに出てみて、ゾーン(集中状態)が日常に取り込めたら、それで、別にいいのかも?と思いました。

そもそも、ゾーンに入るためのクライミングだったからです。

ゾーン=集中状態、瞑想状態、夢中状態。

■ B6欠乏だと集中できない

私の血液検査は、B50を取り続けている今でも、B6欠乏なのですが…。この『栄養ビタミンん療法』M.レッサーの書籍(https://amzn.to/3JahXY8)によると、

・低血糖が併発
・頭痛、めまい、興奮性、集中できない、無気力
・頭皮、眉、鼻の周り、耳の後ろにウロコ
・腕と足 ひきつり
・手、口、舌、乾燥
・朝食べたくない
・不眠

耳の後ろが切れて、浸出液が出てしまうのが長年の悩みで、ピアスもそれでやめたのですが、B6で改善するなら、やってみようかな。

この書籍の症例で、夢を見る=至適量とわかりました。実際、一昨日、20時にB6と亜鉛を取り、11時頃就寝したら、明晰夢を見ました。ほんとにその通りになりますね。

■ 時代遅れ感…

それにしても、日本の栄養学の時代遅れ感は、九州クライミングの時代遅れ感どころではないです。

折々で皮膚科に行って耳の後ろのことは相談していたのに、私のOL時代は、誰も栄養を指摘しなかったとは…。この本、

 1994年の本

なんですけど(汗)。

 今2023年ですよねぇ?

30年も原因が分からず、悩んで来ました。偉い損した!

分子整合栄養学は、生化学的根拠がある栄養学です。伝統的な栄養学、現在日本に広まっている栄養学との違いは、至適量、です。

例えば、ビタミンB1でいえば、脚気にならない最低量でいい、と考えるか?そもそも体が快適に動ける量を取ろうと考えるか?です。前者の考えでは、食べ物は、餌、みたいな感じです。

しかし、現代では家畜飼料はビタミン・ミネラルが考えて与えられているので、果糖ブドウ糖液糖まみれの現代食は、家畜の餌より品質が低いかもしれません。

■ 日本人は大損している!

最近、アイハーブのビタミンB50が541円で購入できることを指摘したと思いますが…。

私は皮膚が弱いので、若い頃からチョコラBBはかならず疲れたら取るようにしていましたが…。なんで今ほどの感動がなかったのだろう?

含有量が少なすぎるためです。しかも高い。1200円くらいします。


 
B6は、処方箋の薬剤としても、販売されていますが、一錠30mgしか含有されていない…

これでは、全く効きようがありませんね… レッサー博士の症例では、400mgがその女性には至適量だったのですから。

このように、現代の再診の栄養学は、

 個体差

を認めるものです。私は、アキレス腱をやって、ナイアシンフラッシュが500mgで出ていたものが、でなくなりました。なので、ナイアシン需要が上がったと思い、×2に増やしていますが、それでも出ません。

B6の至適量は、夢を見るまで、です。なので、私は1錠で充足のようです。

■ 分子栄養学に出会うためにクライミングをすることになったのか?

最近思うことは、もしかして、分子栄養学に出会うために、クライミングをすることになったのか?ということです。

クライミングは、私の体力50%を超え、120%で行うときが多く、初期の頃から特に、人工のリード壁では、無理がとても多かったのです。

基本的な基礎体力の底上げが必要だと思って、様々な運動種目を頑張ったのですが…

どれも、基本的に消耗するばかりで、体力底上げにはつながらなかった。

そこが問題でした…。ラオスや台湾で登る分には、全く問題がないのですが、私はそのままエンジョイクライミングをしたいのに、周囲がそれを許さない雰囲気がありました。

日本の大部分の人は未だに、

 巨人の星

の価値観で生きているのです。私は巨人の星を憧れたことはないのに。

というので、ヨレヨレの体になりながら、それでも登る、という価値観が日本のクライミング界では主流ですが、そうではなく、体をいたわって、十分上質の栄養を入れて、最大限のケアをして体を大事に扱う、というのが、新しい時代の流れと思います。

指のアイシングもそうですし、自律訓練法もそうです。

食事と十分な睡眠は、人権です。なければ、メンタルを病んでしまいます。


2023/03/13

糖質コントロールと耐糖能

■ 糖質制限

糖質制限を最近はしていますが、運動量が減った中でどう糖質をコントロールしていくか?は、とても微妙な問題です。

運動(労働)しない=糖質過剰=太る

となるため。この時、タンパク質まで取らないようになると、異化が亢進して、筋肉量が減ってしまうので、筋肉を減らさない程度、体重1kgあたり1g程度のタンパク質は必要です。

糖質は取りすぎると脂質になって蓄えられてしまいます。 

私は異化が亢進して、胃酸の出も悪くなり、胃酸のためにタンパク質を摂取し始めたところでしたが、糖質を制限しすぎたためか、耐糖能が下がってしまったみたいです。

耐糖能を取り戻すため、少しづつ糖質を戻していこうかなというところです。

■糖質制限で耐糖能が悪化する理由!糖尿病体質へ突入?糖質制限の隠されたリスクを科学的に解説します【栄養チャンネル信長】

 

 

■  アキレス腱断裂後のしこりとハリ


はどうやっても残るみたいですね。
 

私は、リハビリ歩行していると、装具にとっきがついていて、それが足首にあたって痛いと思っていたら、それは突起などではなく、単なる傷の痛み、みたいでした。アキレス腱って、何かがあたって痛いみたいな感じの痛みを出すみたいです。

痛みの方はロキソニンを昨日から辞めているので、痛みは我慢する方向です。

一方、ストレッチ痛というか、拘縮を予防するための痛みは別物みたいです。いわゆるストレッチ痛と同じ系のがありますが、アキレス腱は伸びず、ふくらはぎの筋の伸びですので、左のふくらはぎを柔らかくする、という方向で、マッサージしています。

区別ができるようになりました。

あとは、一本松葉杖も可能になりました。

2023/03/11

認知症のおばあちゃんから学んだクライミングのこと

■ 認知症のおばあちゃんのこと

アメリカにいる時、84歳のアルツハイマーのメイおばあちゃんのお世話をアルバイトでしていました。メイは、パワー型というか、すごく怒りっぽいタイプだったから、大変でした。

今回入院では、野本さんというおばあちゃんが、骨折して入院していることをすぐわからなくなり、ナースコールを夜中に10回くらいすることになるので大変だった。このおばあちゃんは、謙虚ですが自己責任派で、手術が怖い、なんで手術しないといけないのかわかりたい、と言って看護婦さんと喧嘩しました。聞いていたら、看護婦さん、無理に道理を通さなくてもいいのに…ホントね、ホントね、と言って、共感したり、同情したりしていたらいいのに…と思いました。どうせすぐ忘れるのです。道理を理解させても。

後から入ってきた竹本さんは、大きなわがままな子供になってしまっており、看護婦さんがうんざりするのも当然だなーとなっていました。ただ、ご飯をたべるところから、いやいや、なのですが、これは子供の試し行動と同じでした。

それで、結局、看護婦さんは竹本さんをスルーすることに決めたみたいでした。私がナースコールで呼んでも、私に移動を進めるくらいで、竹本さんのケアをしない。野本さんへの対応とは全く違いました…それで驚いた。

私は野本さんも竹本さんも区別せず、ケアしないといけないと考えるタイプなんですよね…

世間は違う。
 

私がそう考えるのは、正義感のようなものです…。

嫌なやつには嫌な対応でお返ししていい、とは思わないで、これまで生きてきたからなぁ…。

例えばクライミングでは、明らかに相手が悪い場合にも、それを世間にばらすとその人の立場が相当悪くなると思ったので、身を引いたりしました。コンパニオンという言葉での誤解があったときです。

私のこの正義感のためか、逆に、この人なら差別して来ない、と思われたり、この人なら話を聞いてくれる、と思われたりします。結果、世間の標準値から、見放された人が寄ってくる。これは、小学生の頃からです。

特に男子は気の毒だなと思われたのだ、ということに気が付かないみたいです。いつもバイキン扱いされていた男の子がいて、学校のプリントを持っていって上げたりしましたが、後から成績で張り合われて驚いたことがありました…というのは、私はダントツ気味に成績が良かったからです。

話を戻すと…  認知症の竹本さんがTVの音が聞こえないと言って大騒ぎしたので、私のヘッドホンを上げたのですが、看護婦さんは二人、いらない、と断ってきて、3人めで受け取ってくれました。ヘッドホン付けたら静かになった。その後、手を握りに行ったら、何度も何度も私の手をさすっていて、私が手を握りに行ったのが嬉しいみたいでした。

野本さんのほうは、苦しそうだったので、松葉杖で近づいて、「野本さん、どうします?ナースコールします?」と聞いたら、「ここが痛いとよ…ぐるっと回して」と言ってきたので、「ごめんね、私も松葉杖なの」と言ったら、なんと…「ごめん」と。その後、静かになりました。

■ナース=わがまま放題していい人

ナース=わがまま放題していい人みたいな感じなんだろうなぁ…。ナースは大変だ。ナースは認知症の人のお母さん役です。振り回して振り回して、本人が納得するまで振り回される。それでもナースは頑張っていてエライ!と思いました。

私がクライミングで陥ったのは、このナースの立場です。 

あれもして、これもして、と白亜スラブに付き合ってあげるだけでも大変なのに、沢に二人で行くとか、クライミング業界を何とかする役割とか…まで期待され… 

私は43歳でクライミングを始めているんですよ?そんな人が初心者にトップロープを張ってあげる、それだけで、十分な能力だと思いませんか(汗)? 

そんなの、どんな救世主ができるっていうんです??? 期待のしすぎ、ってやつでしょ?

ガイドだって8000円もらっているのに、無料で命まで掛けさせられてしまっては…

私は、入院病棟で、なんというか、アイドル役というか、若いというだけでおばあちゃんたちは嬉しいみたいで、手を繋いだり、横に座って、お話を聞いたりしました。そういう人がナースの助けになるので、若くて怪我している人は、結構、こういう高齢者病棟では戦力です。看護婦さんにだいぶ感謝されました…。しかし、私は看護婦さんのほうに、ホント、同情してしまうのです。私が最もなりたくない立場はナースの立場です。あれもやって、これもやって、と要求された挙げ句に感謝もされない、というわけです。

もしかすると、男性の一部は、母親と妻を、このナースのような立場の人、俺の面倒を見るだけの人と勘違いしているのでは? 

クライミングパートナーは、互いに、50:50 ですよ? 

そう考えているとしか思えないのは、なんで肉離れしている足で2日も連れ回されたりとか、膝脱臼して痛い、って言っているのに、ワイドクラック登るのを嫌って言っただけで、関係が終わりとか、そうなる原理が、そういう前提じゃないと理解できないからです。

すごく大人しくて我慢強いおばあちゃんの歳谷さんは、ずっとカーテンを閉めて引きこもりだったのですが、遠慮されているんだろうと思っていました。私が西島さんという、私が妹に似ているらしいおばあちゃんと、おしゃべりしていると、ベッドから出てきて、話に加わろうとしていたので、これはおしゃべりが嫌いってわけじゃないんだなーと思ったので、もう一人若い方がいるときに、真ん中に入れて、おしゃべりしたら、とっても嬉しそうだった。

なんか、若さって、若いだけで眩しい!みたいな感じかもしれません、若い人に囲まれるだけで嬉しい!みたいな?

■ 祖母も母も安泰だな…

この入院中、私が思い出したのは、祖母のことで、母への心配は浮かびませんでした。

母を介護しなくてはならないという呪縛は、もう溶けている、と思いました。

一般に人は老後が怖いのだと思うのです。介護で、迷惑モノ扱いされ、誰からも愛されないことが、一番怖いがために、老後の蓄えをたくさん貯めようとしているのではないでしょうか?

しかし、高額医療を経験してみて、その恐怖は

 事実無痕なのだ、

と分かりました。日本に生きている限り、どのような所得であっても、きちんとした医療が受けられます。

祖母が亡くなった時一人だったので、ちょっと気の毒だったと思っていました。

しかし、入院しているとお友達ができるので、心配いらず、祖母も人と接点があって楽しく入院生活をしただろうということを確信しました。

■ 認知症

しかし…認知症だけは、本人が不幸なのです。人の暖かさが全く受け取れない。

サプリで予防しましょう。


 

ワクチン後遺症 → 人工膝関節?

■ワクチン後遺症?

山やにも他人事ではない人工膝関節。膝は山やの生命線。

入院中は、不思議な話を聞いた。整形外科、入院病棟では、挨拶代わりが、どういう怪我をどういう経緯でしたのか?ですが…

《事例1》
「お姉さんはどうされたのですか?」
「私は膝の人工関節です」
「へぇ。大変でしたね、どういう経緯で?」
「それが、ワクチン4回めを打ったら、突然痛くなったんです」
「え?!膝が?」
「そう、それしか考えられないんですよねぇ…」
「先生はなんて?」
「そんなの聞いたことがないって言うんですけどねぇ…」

《事例2》
「佐藤さんは、手はどうしたの?」
「それがね、7ミリ骨が長くてそれが痛いんで、骨切りしたの」
「え?!でも74年間、痛くなかったんですよね?」
「そう、それが痛くなったのよ」
「へぇ~なんで突然…?」
「そうよねぇ。ワクチン3回めを打ったら痛くなったのよ」

え”ー?!みたいな事例を2つも聞いてびっくり仰天した。

整形外科もワクチン後遺症?で賑わうとは…。もちろん、思い違いの可能性もあるんですが、高齢の方、ワクチン打ってから、調子悪い人多いみたいです。

なんかなー。 

やっぱり、新型のワクチンって後遺症の事例が十分溜まってから、ソフトウェアだってバグだしが十分終わってからのほうがいいのと同じでいいですね。

私は話を聞けば聞くほど、2023年の5月が来ても、打ちたい気持ちはなくなりました。

これまでPCR検査で一度も陽性になったことないし! 

こちらは、ワクチン接種の有害事象リストです。

https://ikenori.com/soudan/archives/42313

こんなの氷山の一角に過ぎないことがわかりますね。

ペプチド、コラーゲン1型、リポソーマルVC 来ました☆

 ■ アマゾンプライムが翌日配送で助かる

健康なときは、アマゾンプライムなんて、配達の人に悪い、と思って使っていなかったんですが、怪我をしていると、ホント、助かりますね!

アマゾン、使いまくりです。

■ ペプチド

ペプチドで吸収しないと、せっかく食べたプロテインが吸収されないので、ペプチド入りのプロテイン買いました。

ペプチド100%のタイプもありますが、すごくお味がまずいのだそうです。それで、ペコちゃんのプロテインが終わりそうなので、妥協して、これ。

胃の消化剤(エンザイム)を飲まないときはこれにします。

市販の製品は、体に悪い人工甘味料のスクラロースが必ずと言っていいほど配合されています。ので、スクラロースが入った美味しい製品は、

 一時しのぎ、

に使いましょう。何年も常用するのは、スクラロースの害が心配です。

■ コラーゲン1型

コラーゲンが摂取しても、消化で分解されて、摂取の意味がないというのは、

 古い常識

です。コラーゲン摂取はかなり意味があります。

(栄養チャンネル信長より引用)

私は、赤ちゃんの頃から、皮膚(体の最終生産物)に問題を抱えている子供でした。他に人間の最終生産物としては、髪の毛、爪、生理などの生殖系、です。どれもつやつやか?と言われると、違うような気がします。つまり、タンパク質が体の隅々まで行き渡っているか?というと?行き渡っていない。

小学生のある時、爪に縦の線が入り始めましたが、それは乾燥とタンパク不足だと思います。

40年くらいその状態で過ごしているので、今更、栄養改善で爪がきちんと生えてくるか?というと違うかもしれませんが…

頑張ってはみます。

■ リポソーマルビタミンC

ビタミンCは、水溶性なので、吸収の仕方が気をつけないと、摂取してもすぐ体外に排泄されてしまいます。

3g摂っていますが、出ていっていたら悲しいので、吸収を考えると、食後が良いです。空腹時に摂ると60~45%と吸収率が下がってしまいます。

その点、 リポソーマル型のビタミンCは、脂溶性ですので、食事に混ぜても、単体でも吸収率が高いです。

高価なのが弱点なので、外傷時などの特別なときに。私は今日からこれです。

アキレス腱って初期が核心っぽいんですよね。今回は、RICEもしたし、処置(手術)も早かったので、だいぶ前回の肉離れで、受傷したのに、2日も医者にかかれず、冷却も、挙上もできなかったのとはだいぶ違います。

RICEが治りの速さを決めます。私は前回は2ヶ月も完全ベッドレストでした。

■ ザムストAT-1

これは、大変良いです!

シーネから脱却するときに、病院で紹介してもらうと良いのではないかと思いました。

シーネは切る洋服を選びますが、これは、足首のママのサイズ感なので、ワイドパンツではなくても、普通のズボンでも履けます。

■ リハビリのアドバイス

ーーーーーーー

1) 仰向けの状態で負荷をかけずに、患側の足首を底屈背屈運動

(シッカリと可動域ギリギリまで動かす=余計な負荷をかけない筋トレ)

 一週間、しっかりした後

2)椅子に座った状態で、大腿部+下腿部の重量を掛けた負荷による、同じく底屈背屈運動。これも目安は一週間。

3)立位にて体重全体を掛けながらの足首の底屈背屈運動

全ての行程における、底屈背屈運動に関しては、底屈=アキレス腱並びに腓腹筋のトレーニング、背屈上記のストレッチングの効果です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

というアドバイスをもらいました。まだ術後11日めですが、すでに立位で立ってリハビリしています。なんとかなりそう。

■ アキレス腱断裂関係 YouTube

今から、再断裂のリスク軽減が核心。

https://www.youtube.com/watch?v=6cdAlf5uBWg

 この人はアスリートなのに、装具になるのは2週間後で、私の1週間後からの装具より、遅いです。

https://www.youtube.com/watch?v=VhvWXbINhpE

http://jossm.or.jp/series/flie/009.pdf 

痛みがあるのに、リハビリしてはいけない。左右差を取る。8~10週目に、アーチトレーニングをする。

https://www.youtube.com/watch?v=XzOvKfuH4sw&t=230s


2023/03/10

装具でのリハビリ開始

■ 今日は、リハビリで近所の整形外科の初診でした

この整形外科、”こんな病院はNG”とYoutubeで警告されている整形外科の筆頭のようで(笑)、以前、肉離れで受診したときは、完全ベッドレストを言い渡され、リハビリも、スポーツ復帰を目指したものではなく、一般の歩行レベルだった…ので、回復にトータル3年もかかってしまいました。

完治が遅れた理由は、肉離れの回復が不十分な状態(アスリートレベルの筋力に達していない一般歩行レベル)で、クライミングに行ったら、右の膝を亜脱臼してしまったからです。ただ、ボルダーから降りただけで…。

これは、だいぶあとになってから起きたことなので、私がまだびっこを引いていた韓国行きで、ワイドクラックを登らせようとした人が、どんなに私に理不尽を強いていたか?分かるというものでしょう…。

なんで、みんな私が無理だ!と言っていることを無理強いするの?

そんな急性期はとっくに過ぎたと思って再開したクライミングですら、亜脱臼です…(汗)。

私は、ほとんどの人が思うより、

  自分には厳しい方

なのです。厳しくするように無理強いされなくても。なんせ、アキレス腱切れた足で自力歩行して病院に行ったくらいなので。

亜脱臼はクセになることが知られており、それは避けたかったので、一度脱臼した後は、登っても大丈夫だと自分が感じられるまで、クライミング自粛したら、なんと

 3年

もかかった…(汗)。その間、水泳したり、なんだりで忙しくしていました。テニスは、体を取り戻す一環で行ったのですが…。

取り戻す前に再度壊してしまいました…マジやばいですね。

そのあまり適切とはいえなかった肉離れを見てくれた整形外科の先生は、腰椎を手術されたそうです。先生も、最新の整形外科に触れたところだったみたいで、私の紹介状にあるリハビリを手伝ってくれることになりました。

ここ行くのやめようと思っていたんだけど、私のような患者が来て、現代的な術後リハビリを経験するのは、とっても意味あることだろうと思う。 じゃないと、いつまでたっても時代遅れのリハビリだよねぇ…

まさに九州のクライミング、私が、40年くらいあなた達、遅れていますよ?と指摘しない限り気が付かないみたいな…

一方、私の手術した南川整形外科は、かなり前のめりな医院で、リハビリは術後翌日から。

私は、今日から、装具でのリハビリに移ったのですが、前述の医院では、温水浴とレーザー照射という…効果あるのかな~?な器械によるリハビリだけでした。

が、それでも、明日からほぼ毎日、リハビリの予約が入りました。

■ 自己発見した良いリハビリ

1)お風呂の中に座って、体操座りをする。そこで、かかとを胸に少しつづ引き寄せる。

2)同じ体制で、断裂した足のほうに体重を掛けてみる。水中が無難。

3)つかまり立ちして、片足体重から、断裂した足の方に少し重心を移す。

4)3を腰を揺らして繰り返す。

3)4)はビタミンDの合成のため、日向で(笑)。ノーフリーブで。今日はすっかり暖かくて良い天気だったのでやりやすかったです。

しかし、お風呂に入ると、えっ?!ってくらい垢が出ます。一週間分の垢ってすごい。

■ ワイドパンツ、お風呂椅子、キャスター付き椅子、筋トレグッズ

足が装具やシーネで巨大化しているので、ワイドパンツがないと着替えも大変です。ちょうど去年、藍染のワイドパンツを買ったところだったので、良かった。あとは、BePresentのホットヨガ用のパンツ。入院中はこれで過ごしました。裾にスリットが入っているので…。もう一本ほしいと思ってネットで探しましたが、もう販売されていないようです。残念。

あとはお風呂の椅子の高さが40cmはないと大変です。クライマーだから片足スクワットは得意だけど、低ければ低いほど、大変です。

そして、キャスター付き椅子。これがないと、手があかないので、料理も何もできません。

松葉杖をついていると、両手は必ずふさがっているので。家の中では、身の回りのものはキャスターに入れて運ぶのがいいです。 

後は筋トレグッズですね…。自分には縁がないもの、ムキムキ筋トレ男用、と思っていましたが、閑念して購入しました。

女性やお年寄りにこそ、筋トレ。

南川整形外科は、大変おすすめできる良い入院先だと思うので、こちらにリンクを貼っておきます。

http://www.minamikawa-hp.com/

 



2023/03/09

【斎藤一人】※3月中に必ず知って下さい!個人の自由だから止めないけど…。墓石の色に秘められた恐ろしい法則を伝えます。実は墓石をこの色で造ると病人...

胃や小腸での吸収力が下がっている状態の人におすすめのペプチド

 ■ 栄養障害 …食べると苦しい

最近、肉がもたれる、とか、野菜料理を食べるとスッキリして気持ちが良い、という人は、

  ペプシノーゲンIの分泌量低下

を疑ったほうがいいです。私はヴィーガンに大きく舵取りするきっかけは、

   野菜だけの食事を取ってみたら、スッキリして気持ちが良かった

という体の声を聞いて食べた結果です。

食べても、消化吸収ができない=栄養障害、です。緩慢な死です。

私の場合は、本来60~70あるべきペプシノーゲンIが、34でした。10ヶ月の栄養改善で、毎食、肉を食べるよう努力をしても、45です。ちなみに、ペプシノーゲン自体もタンパク質でできています。

■ タンパク質 → ペプチド → アミノ酸

アミノ酸を摂取して体調が良い場合、

 タンパク質の摂取不足

が疑われます。私は山梨時代から、クライミングジムで登りこむとぐったりしてしまい、体力的な限界を感じてしましたが、女性の中では体力はあるほうです。5段階評価で行けば、けっして3ではないです。でも、アスリートレベルには至らない。5ではないです。4。

そういう人は、お肉を食べても、消化液が出ていないので、そのまま排泄されてしまい、せっかくタンパク質を食べても、肉体に取り込めません。

これは生まれつきの胃腸の弱さなので、克服する方法はありません。

しかし、タンパク質を、ペプチドの形で取り込めば、 消化のプロセスを経ず、ペプチドとして小腸から吸収できます。

https://www.youtube.com/watch?v=U0cb1-EurnU

https://www.youtube.com/playlist?list=PLhOfJl28AP4A7XY4guj-UwUhU0av2fhf_

この分野のプロテインには、ゴールドジムのホエイペプチドが出ています。

美味しくないようだったので、味との兼ね合いを取って、プロテインにペプチドが添加された、ストロベリー味を購入してみました。

https://amzn.to/3T3tGfC

本来はバルクアップ用ですが、基本的にここにプロテインなんて…という常識の誤解があると思います。

女性や弱い人にこそ、必要なのが、タンパク質です。


B1、B2、ナイアシン、葉酸、鉄 を取ってみて体調が改善するか?

■ ナイアシン500mgで著効

私はナイアシンに著効したので、長年の不眠は軽度のペラグラだったことが、この記事からわかります。

ナイアシンは別名B3です。

現在は、Siboの改善が先なので、キレート鉄は取っていませんが、鉄を摂るのも、必要な気がします。 

上記の栄養素を満たすために、最初におすすめのサプリメントは、ビタミンB50です。

https://jp.iherb.com/pr/21st-century-b-50-complex-prolonged-release-60-tablets/13420?rcode=CGU9335

アイハーブで、たったの529円、で購入できます。これ一本で、すべてのB群は取れますが、ナイアシンは50mgだけしか入っていませんので、こちらを一本買ってみて、飲んでみるのがおすすめです。

https://jp.iherb.com/pr/21st-century-prolonged-release-niacinamide-500-mg-110-tablets/43722?rcode=CGU9335

たったの441円です。 

マルチビタミン・ミネラルのSpecial Twoは、すべての栄養素が入っているので、血液検査がなくても、何かが足りていないと分かる人にはおすすめ。

https://jp.iherb.com/pr/now-foods-special-two-multi-vitamin-120-veg-capsules/39669?rcode=CGU9335

ビタミンA~Dまで一通り入っていました。240粒のボトルを買えば、一ヶ月1000円いかず、クロムやセレンなどの微小なミネラルも取れます。 ビタミンCは追加が必要なようでした。栄養の大切さを実感した人にはいいかもです。血液検査なしにニーズを実感するのが難しいかもしれませんが…。

鉄については複雑なので後述します。

■ こちらの記事で引用した藤川医師の投稿まとめ 

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・海外では鉄不足の人が少ない


・厚生労働省の日本人の鉄摂取量は、60年以上前の1950年から、約6分の1に減少

・欧米では、鉄分を多く含む肉を日本人の3倍ほど食べる

・1800年代後半から1900年代前半にかけて、糖質精製技術の普及により、全米ではビタミン不足、ミネラル不足が深刻化

・鉄欠乏性貧血の増加や、トウモロコシを主食とする米国南部ではペラグラ(重度のナイアシン欠乏症)増加。

・ ペラグラは統合失調症と症状が似ている

600mgのナイアシン投与に反応するか否かで診断

1942年、米国保険局は、「全米に流通するすべての小麦粉にビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、鉄を添加することを義務付ける」


・一方、日本ではそのような対策は全く行われていません。日本で消費される小麦粉の90%以上は輸入されていますが、その小麦には鉄は入っていません。
 

・「ほうれん草やプルーン、ヒジキを食べて鉄を摂ろう」などといわれていますが、ほうれん草やプルーン、ヒジキに含まれる非ヘム鉄は、肉や魚に含まれるヘム鉄の10分の1と著しく低い

・ほうれん草だけで必要な鉄を摂取するためには、毎日バケツ4杯以上の量を食べなくてはならない計算になる。

・また、非ヘム鉄は、腸管から吸収される際に、野菜などに含まれる食物繊維や、玄米に含まれるフィチン酸、コーヒーやお茶に含まれるタンニンなどの作用で、吸収が阻害されます。

・一方、肉や魚に含まれるヘム鉄は、鉄イオンがポルフィリン環というものに囲まれているため、食物繊維やタンニンなどからの吸収阻害を受けにくく、また胃壁や腸管を荒らしにくいという特徴があります。さらに、ヘムオキシゲナーゼという酵素が吸収量を調節してくれますので、鉄の過剰摂取にもなりにくい。

・したがって、食品に含まれる鉄を意識するなら、断然ヘム鉄。

・ただし、サプリメントのヘム鉄は非効率ですので、キレート鉄。
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2023/02/28

日本に健全な市民クライミングを!

しばらく、

 日本に健全な市民クライミングをもたらす、

というミッションを設定して活動していました。ここ5年ですね…

しかし、そもそも、日本のクライマー業界は、

 わざと命知らずをやって見せることがかっこいい、

みたいな部分が払拭できず、なんだか、一般の人であっても楽しんで岩に登るという価値観自体がむしろ否定されているようなんですよね。それは、

 グレード至上主義

が、スポーツクライミング(コンペクライミング)から、フリークライミングの世界に流出してきているからのように思われました。

■グレード以外のクライミングの価値

先日は、北海道の下川町の移住体験にお金を使いました。未来への投資として行きました。田舎に行くのに、クライミングできないところに行っても仕方ないからです。

クライミングクラブがあり、九州での失敗体験を活かして、予め、クライマーの人とズームで話してから、行きました。

昨今、クライミングジムすらクライマーじゃない人に運営されており、例えば、”吉田和正”と言っても、わからない人が多数になってきてしまいました…。フリークライミング、アルパインクライミング、スポーツクライミングの切り分けが一般の人はできないので、好きなクライマーは誰?という質問もほとんど意味をなさなくなっています。現在、クライマーで有名な女性は、単純にコンペクライマーで、外で登っていない人ばかりです。理由は、コンペの優勝情報は頻繁にニュースになるため、ひと目に付く機会が多く、外の岩で登っても、ニュース記事になることは、殆どないためです。野口あきよさんとか、コンペの方ですよ。

谷口ケイさんは、アルパインクライマーです。お二人がやっているクライミングは、天と地ほども異なります。

ほとんどの人が、若手のクライマー、”小峰っち”とか、”門田ギハード”とか、言ってもわからないでしょう? クライマーのネットワークは小さく、そういうのにつながっていれば、名前は頻繁に見聞きすることになりますが、そうでない一般の人は、クライマーの本来のヒーロー、ヒロインがわからないです。活動がロクスノに乗ることがないので。

九州の偉大なクライマー小山田大さんの活動記録が、ロクスノに乗ったのっていつ?みたいな感じだし、北海道の吉田さんの亡くなる前の活動ですらそうでした。フリークライミングでの記録というのは、世界最難以外は、ほとんど記録にならないので、頻繁に出せるクライマーがいるわけがないんですよね。

で、クライミングジムに行っている人は、一般市民クライマーですので、記録とかは関係ないし、興味もありません。みんな自分のジムで強い人の名前しか興味ないんですよね…内輪の競争で終止して、誰が誰に勝った、負けた、とか、誰が誰と結婚した、みたいな感じです。どっちかというと、高校生、大学のコンパみたいな雰囲気です。出会いのための山岳会というのもあるほどです。

私は、中高年でクライミングを始めたので、クライミングに、

 競争 および 恋愛

を持ち込む気持ちはまったくなく、個人的な人格成長、より良い思い出づくりのために、活動している感じです。ご縁、つながり、を大事にしています。

■見晴岩

名寄(見晴岩)は、故・吉田和正さんの課題がたくさんあるので、吉田さんゆかりの地です。ジムのガッツウォールも吉田さんのゆかりのジムで、吉田日記を見せてもらいました。嬉しかったです。

私はクライミングで、誰がすごいか競争する輪には入りたくないんですよねぇ… 入りたいと思っても入れないだろうし。 グレード至上主義っていうふうに師匠は表現していました。

グレードを追いかけると、技術に厚みがなくなる。ある5.12が登れても、ある5.8で落ちるとか。そういうのが嫌で、ずっとオンサイトグレードの底上げを私は目指してきたのですが、そういう態度はなんか否定されるみたいで、それじゃダメだ、という感じでグレード追求を強要されているようで嫌だったなぁ…

そうでないクライミングができるなら、またクライミングも楽しくなるかもしれないが。

年齢的問題ではなくても、国際的に見ても、日本では

 成人が楽しむ趣味としての市民クライミング

の定着が遅れています。海外のクライミングに行って、誰が誰に勝った、で競争している人などいません。

グレードは、

  自分が登るとき、安全に課題を選ぶための目安、

でしかないです。ですので、5.9と書いておきながら、実は、5.10c、とか、基本的には、間違っていることだ、という認識がされています。

日本の、達成感だけ、競争だけのフリークライミング文化も、世界の流れに結局は合流することになるのが歴史のこれまでの流れですので、そのような流れを先取りをすることのほうがジム運営上は大事だと思います。

《クライミンググレード以外の価値と代表的な映画》 
1)人との絆 例:メンター
2)地域愛 例:笠置ロック
3)特定の山との因縁 例:メルー
4)ひたむきな努力: 例:ドーンウォール
5)生と死の意味 例:フリーソロ
6)クライミング史の進化 例:剣点の記
7)チャレンジ? 例:アイガー北壁
8)未知への冒険  例:7イヤーズインチベット
9)無駄な死を避ける 例:八甲田山
10)登るとは?という永遠の問いを問い続けること 例:クレイジーフォーマウンテン

■ 日本国内クライミングでは時期尚早

私が出した結論は、 市民クライミングの普及というのは、日本では時期尚早なんだろう、ということです。

というのは、クライマーは自己変革を拒んでいるのではないかと思うからです。

それよりも、海外に行って、日本だけが遅れているという自覚を深める、というのが日本のクライミング界にとっては必要な段階のような気がします。

海外に行けば、日本の岩場がいかに遅れているか?すごくよくわかります。 

日本もゆくゆくはそうなっていくでしょう…

クライミング後発国の、中国よりも、日本がクライミング後進国に陥っていることなどを目の当たりにすると、ちょっとがっかりすると思います…