2018/03/24

日向神

 連れて行ってもらったのに、記録をまとめていませんでした。反省。

初の日向神です。

夢中歩行 5.9 最初にヌンチャクをかけてもらって、オンサイト。そのあと、マスターでオンサイト。

■ グレーディング感

土地が変わるとグレーディング感が変わるのだそうです…

一般に、都会から離れると、グレーディングは辛くなるそうです(笑)

”辛い”、というのは、同じ5.10Aでも、難しくなるということ。

グレーディングというのは、そもそも、自分のスキルに適した課題を登るための目安として使うモノなのですが、”辛い・甘い”があると、思わぬ痛い目に(笑)?!

5.9だと思って取り付いたら、すっごい難しかった… などという羽目に陥ることもある。

というのが、土地が変わるリスク…

実際、私も、ラオスに行く前に、石灰岩の奥多摩の岩場いったんですが、5.8が怖くてリードできなかったんですよね…

岩の質も磨かれて、鏡のようにピカピカだったという… ラオスでは、今年は初の6Bオンサイトだったのになぁ… 岩場は不思議です。

今回は、真ん中にあるルートがきちんとマスターで、登れてよかった♪

■ 5.10b は、難しい

その後、近所の「狸のモモ子」や「本命チョコ」へ行ったのだが、なかなか厳しい…。

こ、これは…ワンランク上のムーブの切れ、的なものが必要と理解・・・。

なんだか、ムーブ的に、5級の壁を越えた先にありそうです。(5級はボルダリンググレードの5級、今、そこで詰まっているので…)

ボルダリング5級は、急にそこから難しくなる、というグレードです。 

■ 5級って?どんなスキル?

以前、ピラニアに通っていたころ、5級は、パワーで登る男子も、これ以上はパワーを頼りにできない、というグレードのように思いました。

9級とか8級とか、誰でも初日で登れるグレード。それでも、女性だとかぶりは、結構、正対しか知らない時期だと、ええ~?!となります。が、男子はたいてい平気。腕力で、さしたる努力もなく登れる。

ので、7~6級くらいも、同様に押し切る人もいます。クライミングはパワーだ!とおもうんですよね…そのころは。

女性だと、7-6級でも、ムーブを使わないと全課題制覇は、ないかも?背の高さにもよりますが…指力もないしね。 私は、このグレードをほぼ網羅的に登れるようになり、ムーブも分解して、2通りくらいは登れるようになったあたりで、5級は、登れる課題と、まったくダメ課題とに分かれる感じでした。

これは、以前、属していた山岳会の女性の先輩が、久しぶりにジムで会って、登っていたグレードと同じだったので、自転車に乗れるようになった系の、ひと段落したスキル、のようでした。

これより上に行かないと、まぁクライマーと呼ぶにはおこがましいだろうな。入門者時代が終わって、初級者クラスになったという段階で、まだまだ先がありそうです。

■ 一番多い人口

デシマルグレードだと、私は、5.9はオンサイトでき、5.10bRP、最近初めてオンサイト、というレベル。

5.9~5.10Aというグレードが、アメリカのクライミング雑誌、Climbingによると、クライマー人口の中で、最も多いグレードでした。

取り立ててトレーニングに血眼にならずに、楽しんで登る、というタイプのファンクライマーは、おおよそ、このぐらいのグレードに落ち着くのではないか?と思います。

ラオスでは、大体6Aは登れたので、一般的なファンクライマー人口の、ど真ん中?くらいに位置している実力ではないか?と。

■ さらなる精進が…

というわけで、なんとか平均値まで来たので、これから先は、またまた更なる精進が必要な時期に突入です…

去年、2017年は、ジムは全くクライミングできなかったのですが…、遠征で楽しんで、登れた。

■ 遠征

遠征は、カンフル剤ですね~ほんとに。遠征だと、毎日その期間は登るので、とっても上達します☆

クライミングは何といっても、二日目が良く登れますから・・・

遠征ばかりで、やりくりしたい・・・・というのが本音…でも、ジムにも行かないと、ここより上に行くのは、なかなか身体能力を上げる意味で難しいだろうなぁ。

身体能力って、毎日取り組むことで上がること、だからです。

■ おまけ

気候面では最高のコンディションだった♪

夢広がる景色を見て、帰ってきました。

楽しみながら、取り組むことが大事。

この日はプチ国際交流もできてよかった♪