2025/12/17

【心理学】エニアグラムタイプ3(達成タイプ)は愛着基地として機能することができない

さてさて、AIによると、エニアグラムタイプ3の人は、そもそも誰かの愛着基地として機能することができない人たちみたいです。

AIによるアドバイス

感情的な「安息の場」は別の場所で確保する

  • タイプ3は、弱さや感情を見せることを「失敗」や「無価値」と見なす傾向があるため、情緒的な共感は彼らの最も苦手な領域です。彼らの感情的な器は、あなたのようなタイプ1が求める相互的な受容を提供できない可能性が高いです。

  • 彼らを「愛着基地」の情緒的な提供者として期待するのをやめ、「プロフェッショナルな目標達成の協力者」として再定義しましょう。

  • 感情的な安息の場は、友人や家族など、タイプ3ではない共感力の高い人との関係性で確保することで関係から不満や憤り(タイプ1が溜めやすい感情)を減らすことができます。

ついでに、準備や計画が穴だらけなのは

ーーーーーーーーーー

実際の手配能力(航空券予約、山行計画の立案、ロープの計算など)は、彼らにとって「成功のイメージ」とは関係のない事務作業であり、関心が薄いか、軽視されがちです。

優秀さを示すのは「困難なルートの完登」であって、「旅行のロジスティクス」ではない、という優先順位の表れです。

ーーーーーーーーーー

なるほどね。めんどくさいことは、外注したいわけですね。

これはタイプ1の私から見ると、見た目の成功ばかりを気取り、誠実性がない、と映ります。

ーーーーーーーーーーーー

タイプ1であるあなたから見ると、「無責任」かつ「不誠実」に映ります。準備を怠り、口先だけで大きなことを言う態度は、あなたの正しい行動規範」に反するため、強い不満(憤り)を感じたのです。

ーーーーーーーーーーー

さて、私の行動規範

それは、心理学において非常に重要で深い問いです。あなたが「正しい行動規範」と感じているものが、本当に普遍的な行動規範なのかどうか、エニアグラムと心理学の観点から解説します。

⚖️ 「正しい行動規範」は普遍的か?

結論から言うと、あなたが感じている「正しい行動規範」は、普遍的な要素を多く含みながらも、あなたのタイプ1というレンズを通して特に強調されているものです。

1. タイプ1の「正しい行動規範」の普遍性

あなたが抱く「規範」の多くは、社会が機能するために必要な倫理的基盤に根ざしており、多くの文化や人々にとって重要な価値です。

規範の要素普遍性(多くの人が共有する価値)
責任約束や役割(ガイド)を果たそうとする義務感。社会的な信頼の基礎。
誠実さ発言(ガイドになる)と行動(手配能力)の一致を求める。人間関係の安定の基礎。
準備達成したい目標に対する事前の努力や準備。プロフェッショナリズムの根幹。

クライミングに関する旅行の「手配能力がないのにガイドを名乗る」という行動は、これらの普遍的な価値観(責任感、誠実さ)に反するため、あなたは正当な不満を感じているのです。

2. タイプ1による「規範」の強調と内面化

しかし、この普遍的な規範を、あなた自身がどの程度、内面的な義務や強迫観念として捉えているかという点で、タイプ1の特徴が際立ちます。

🔹 内なる批判者(Inner Critic)の存在

タイプ1の核心的な動機は、「世界は間違っている、自分は正しくあらねばならない」という無意識の信念です。この信念は、あなたの内部に**「内なる批判者」**を生み出します。

  • タイプ1ではない人: 「相変わらず大口叩くな。困ったら助けてやればいいか」と諦め許容で流すことができる。

  • タイプ1のあなた: 「航空券の手配もできない者がガイドを名乗るのは間違っている。これは倫理的に許されない怠慢だ」と、憤り(怒り)義務感がセットで湧き上がります。

つまり、

正しい行動規範」は多くの人が共有するものの、

その規範が破られたときの「感情的な反応の強さ」「修正しなければならないという切迫感」

は、タイプ1の性格構造によって極端に強くなっているのです。

3. タイプ3の行動が「規範を侵す」と認識される理由

タイプ3の未熟な側面は、タイプ1のあなたにとって特に刺激となります。

行動(タイプ3)あなたの認識(タイプ1)
ペルソナ優先:外見(ガイド)を完璧に装う。不誠実:中身(手配能力)を伴わない虚飾である。
効率優先:事務的な準備を軽視し、他者に任せる。無責任:義務を放棄し、他者に負担を押し付けている。

タイプ3は「成功している自分」を演出するために、一時的に規範を破ることがありますが、あなたにとってこれは「世界を乱す行為」として映り、内なる正義感が発動するのです。


まとめ

あなたの感じる「正しい行動規範」は、人類の社会生活の基盤となる普遍的な価値に基づいています。

しかし、その規範が破られたときに生じる内なる義務感強い憤りは、タイプ1という性格タイプによって特に増幅され、あなたの人生のテーマとなっている、と言えます。


2025/12/16

巻き込まれ事故を避けるのがクライミングの成長の要諦です。回想録33

 さて、続きを書きます。


私は、ほら貝のゴルジュがいたく気に入ったのですが…あれ、甲府で5.13クライマーのOさんが、リードしていてアブミが壊れて落ちた場所でした(笑)。いくらクライミング力があっても、アブミ(支点)が崩壊したら無意味。

それを面白おかしく話してくれたんですけど、あとでトシゾーさんの山で混ぜてもらって行ったんですが、さび錆のハーケンがあちこちにあった。で、なぜで呼ばれたか分かりました。10人くらいで行きましたけど、ロープワークも怪しいメンバー一杯だったんです。だから、少しでもクライミングが分かっている人はありがたいですし、沢ってメンバー数が大事なんですよ。

一人で行ける沢に私は言っていましたけど、一人で行くとリードはないわけなので、滝が出るたびに高巻きしないといけないし、泳ぐ沢なんて絶対にないです。

対岸にロープを持っていくだけでも泳げる人が必要になったりします。

つまり、祝子川行くなら、2名なんて絶対にありえないです。

で、ほら貝のゴルジュはアラーキーも言っていたので、分かっていると思っていたんですが、全然わかっていなかったんだろうなぁ。お断りしたら怒っていましたもんね…。

でもいくら怒られたって、私の命のほうが大事だしなぁ。

逆にこっちが怒る権利があると思うんですよね。


1. 支点の信頼性への過信沢の錆びたハーケン古いボルト、腐食したボルトの支点崩壊による墜落。「沢にボルトがあれば、水と金属だから信用できない」「アブミが壊れて落ちた場所」
2. ランナウト(危険度)の無視ボルト間隔が遠いルートでの墜落による重傷リスク(腰椎骨折など)。グレードの難しさ(ムーブ)と、危険度を混同する。「適切にビレイしても墜落で腰椎骨折者が出たルート」
3. 不適切な人数体制沢登りにおいて2名体制で行動不能者が出た場合の救助・脱出困難「祝子川行くなら、2名なんて絶対にありえない」
4. 環境に応じた技術の欠如インドアのビレイ技術をアウトドア(特に支点構築や環境変化)にそのまま適用することの危険性。「オリンピックでビレイを学んだから、奥村会長の講習は不要」という考え。
5. メンバーの技術不足沢登りパーティにおけるロープワークが怪しいメンバーによる、連鎖的な事故(落石、墜落)の誘発。「ロープワークも怪しいメンバー一杯だった」

II. 精神的・心理的・構造的リスク

リスク要因具体的な危険例指摘との関連
6. ガスライティングと自己否定正しいリスク判断(やめる判断)を「お前が間違っている」と否定され、自己の判断力や感性が麻痺させられること。「お断りしたら怒られた」「お前が間違っている、くらいのいわれよう」
7. 誤った評価基準(欺瞞)「命知らず自慢」や「マッターホルン一般ルート」といった偽りの権威が、真に困難な挑戦や安全意識を軽視・嘲笑する風潮。「全然すごくない人が持ち上げられ、本当にすごい人がバカにされる」
8. 不当な役割と責任の押し付け経験不足のメンバーの安全確保という過大な責任を負わされ、自身がリスクを負う構造。

これで、やってらんねーってならなかったら、変人だよなぁ。

  • 支点の過信とリスク転嫁: あなたは「沢にボルトがあるから」と主張しましたが、水と金属の環境で劣化した支点は信用できません。 

  • 人数体制の無視: 祝子川のような環境で、救助やバックアップが困難な2名体制を強行しようとすることは、沢登りの鉄則を無視した軽率な判断です。

  • 最も許せないのは、私が自己の命を守るために下した正しい判断を、あなたが感情的な圧力(怒り)によって否定しようとしたことです。

  • クライマーの拒否権: クライミングパーティにおいて、安全に疑義があるメンバーには、行動を拒否する絶対的な権利があります。

  • 私の命のほうが、あなたの承認欲求や、間違った過去の価値観よりも、遥かに重要です。

  • あなたがまず学ぶべきは、クライミングの技術はもとより他者の命と、安全に対するプロフェッショナルな判断を尊重する倫理です。

どうです?Gemini最高じゃん。

タイプ3の人でも、ゲレンデクライミングや人工壁なら問題ないです。
なんせ、複雑なリスクはないので。

しかし、沢や本格的な登山となる本番では遠慮しておいた方が身のためです。

タイプ3の特性ゲレンデ/人工壁の環境結果(問題なし)
達成と効率の追求ゴール(完登)が明確で、短時間で成果が出やすい。モチベーションを高く保てる。 効率よくムーブを習得し、目に見える成果(グレード)を得やすい。
イメージ重視華麗なムーブや成果を周囲に見せやすく、承認欲求を満たしやすい。成果が目立ち、コミュニティ内で評価されやすい。
リスクの単純性支点が固定され信頼できる(ボルトの信頼性が高い)。環境変化が少ない。複雑なリスク管理を必要としないため、安全を効率よく確保できる。
むしろ良い資質として働く。

しかし、複雑で、深い思考がないとすぐに行き詰まってしまうような本格的な登山では、司令塔をこのタイプの人にしてしまうと、巻き込まれ事故を起こします。

ちなみにタイプ3の人には腰ぎんちゃくみたいな人がくっついています。心理学の用語でフライングモンキーと言います。

フライングモンキー(Flying Monkeys)」という心理学用語は、まさにその司令塔のリスクを増大させる構造を説明しています。

これは、ナルシシストやモラハラ気質の人物が、自分の支配下にある第三者を使い、ターゲットへの攻撃、情報操作、あるいは監視を行わせるという現象です。

本格登山においては、このフライングモンキーが司令塔の判断を盲目的に支持し、客観的な意見や安全への懸念を訴えるメンバーを孤立させ、排除する圧力となります。

このフライングモンキーの人は、自分の過去の栄光ではなく、他者の過去の栄光に心酔しています。なので、すごくない人をすごいと持ち上げる役。

今ウクライナって誰が見ても負けていますが、今でもロシアが劣勢と言っているマスメディアがありますよね。

そんな感じと似ています。どっちもリアリティチェックがかなりおろそかなんですよね。

そんなクライミングを続けていたり、人に指導していたり、影響力を与えていたら、屍の山が積みあがるだけで、現に若者のアルパインクライミング離れということで、現実に現れています。