2020/12/30

2020のクライミング活動のまとめ

■2020年の毎月のトピックス

1月 リボルト講習会
2月 大堂海岸&岸良
3月 杉野ショック
4月 特になし コロナ自粛 激化
5月 小山田さんの自粛期間の投稿に感銘を受ける
6月 中津神護寺に護摩焚きで八面へ
7月 自分の価値観の深堀り&内省
8月 井上さんと中津へ
9月 石田登山塾石田さんよりアドバイス来る
10月 米国人クライマードンを日向神に案内
11月 子供体験クライミング&八面ツアー
12月 鈴木さん到来。二子山町おこしクライミングで勇気をもらう

でした。転機というか潮目が変わったのは、8月ですね。

実は8月は本当は出稼ぎに行きたいと思っていたのが、岩場の用事を優先したために行けなくなったのでした…。あれは良くなかった…。


現代クライマーのためのクライミング指導法

現代クライマーのためのクライミング指導法ということを、ずっと考えています。
1)為末大学が参考になりそう
2)アルパインクライミングの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
3)インドアのスポーツクライミングの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
4)ボルダーからフリークライマーになるのは難しい。
5)障害は、命知らず自慢、ビレイ、ロープワーク、外岩の危険
6)障害は、そのグレードを登るクライマーのために打たれていないボルト
7)障害は、時代遅れな知識

2020/12/29

クライマーのスコトーマ

■指導者のスコトーマ(盲点)

私はクライミングパートナーが、何もかもを分かっている、とは期待していないので、組んだ人とは、互いを理解し合うために登っていると理解していますが…。私はクライミング歴が浅いので、大体組む人は、自分より経験が長い方です。

前提として、盲点は誰にでもある。しかし、一般的には、経験の長さで、盲点は、カバーできる確率が多くなります。一般的には、というのは、ところがそうはならない場合もあります。思考停止している場合ですね。

以下、私が気が付いた(経験の偏り)×(スコトーマ)の存在です。

1)女性と登る経験がないクライマー
女性を男性のミニチュアと思っている

2)若い人と登る経験がないクライマー
これくらい知っていて当然と思っている

3)会で登る経験がないクライマー
助け合いができない

4)能力が高いクライマー
他の人の能力が限界に来ても理解できない

5)年を取ったクライマー
相手を思いやることができない

6)経験が浅いクライマー
考え深さで、経験の浅さをカバーしないといけないのが分からない

7)会でしか登っていないクライマー
自分が自立していないことに気が付いていない

8)男性初心者
年配の人の言うことを聞いていればすべて大丈夫だと思っている

と言う感じかなぁ…。私が相手のスコトーマをカバーできないと感じられる場合は、パートナーシップは断ってきました。

 例: 女性でイケイケの人…

男性クライマーが世の中は多いので、男女の体力差をあまり理解していないなーと思われる場合、その女性は、男性の論理構造の中に自分を当てはめて登っており、絶対怪我をする論理構造の上にいるので、パートナー候補としては断ってきました。私がどんなに良いビレイをしても、本人が怪我や大事故に結びつく因を持っているので、縁が揃えば、事故になってしまうから…。

ヒマラヤキャンプにも参加した30代の女性で、かなりトレーニングを積んだはずの方がいましたが…宝剣で遭難。彼女は、山ヤだったら、誰にも理解できそうな因を持っていました。

アルパインクライマーの谷口ケイさんも大雪山で遭難しています。が、因と縁と言うことを考えると、因に縁が揃ったなぁと思ったのは、前者です。谷口さんは、杉野保さんと同じく、なぜ、こんなところで?ということでした…。むしろ、魔が差した、に近い感じですかね。もちろん、クライミングや登山と言う危険をそもそも含んだ行為をしている人は、すべて因を持っているとは言えるのですが、それを言うなら、人は生まれたら必ず死ぬので、因はそのままなのです。ただ縁を引き寄せそうな人とそうでない人がいます。

登攀やクライミングで死にそうな因がある、というのは、

1)計算されていないリスクを好む傾向がある、
2)プライドなどの非論理的な面で譲れない傾向がある
3)リスクを積み上げることに快楽を覚える傾向がある

と言うことかなぁと思います。ギャンブルと同じで、論理に根差した行動原則を守れば、そこまで危険と言うことはないので。

もちろん、論理は情熱でバックアップされていないといけないのではありますが…。その情熱が論理を凌駕する場合、時にリスクに盲目になってしまうことがある、ということなのかもしれません。

あるいは、傲慢の罪もあるかもしれません。これくらい平気という傲慢さのことです。

多くのケースでは、それは、気のゆるみとか、慢心、と表現されていると思いますが、慢心とはリラックスのことなので、そうそういつでも気を張っていたら、山自体の愉しみを楽しみそこないますし…

緩急のバランスが、どのような活動でも大事かなと思ったりします。

2020/12/28

体幹は遅筋的【為末大学】

現代クライマーのためのクライミング指導法(案)

 現代クライマーのためのクライミング指導法ということを、ずっと考えています。

1)為末大学が参考になりそう
2)アルパインの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
3)インドアスポーツクライミングの教え方で、フリークライマーを作るのは難しい。
4)ボルダーからフリークライマーになるのは難しい
5)本人系の障害: 命知らず自慢、ビレイ、ロープワーク、外岩の危険無知
6)環境系障害:そのグレードを登るクライマーのために打たれていないボルト
7)その他障害:ビレイ、時代遅れな知識、年功制度 例:ブーリン、棒フレンズ、肩がらみ

■ アルパインの教え方になくフリーにある

アルパイン=100%落ちてはいけない、
フリー=1ピン目掛けたら落ちてもいい

■インドアになくて、フリーにある 
インドア=気温が適切 緊密なボルト
フリー= 外的リスク、暑さ、寒さ、動物、日射 ランナウト

■ボルダーになくて フリーにある
ボルトリスク

■ 障害
・本人系、岩場系、周囲の人材系

自分の価値観を譲らない強さを持つ必要性

■ 頼りない者同士であっても、協力して正解を紡いでいくのが一番

だな、と改まって振り返って反省しています。頼りなくても、自分は自分の正解をみつけることができると信頼する、ということですね。つまり、ベテランなどの外部に正解を求めたり、頼ることはできないということですね。

以前、23歳男子の後輩ができました。

当時私がいた山岳会では、たしなみ程度しかアイスクライミングをしないので、そんな練習量じゃ足りない!と鉱泉アイスキャンディーフェスにパートナーゲットに出かけたら、若い男子が私のテントを訪ねてきてくれたのです。まぁ、フェスレベルの人(今日初めて登る)と比べたら、私は断トツ登れたので…。頼りにしてきてくれたんですね。

彼はアイスは初心者でしたが、若い人は見たものをコピーする能力に優れているので、アイス40年の青ちゃんとのクライミングに混ぜてあげたら、あっという間にムーブを身につけました。

が、ロープワークを覚えないと。外アイスで時間がかかるロープワークを教えるのでは、寒すぎる。季節のいい時期に岩で、となるので、他の先輩に出動してもらったりして、岩講習を彼のためにセットアップしたり、色々と急がしかったです…。
 
たぶん、アイスをしたいのだけなのに、なんでロープワークを覚えないといけないのか?初心者の彼の立場からは分からない。

ロープワークなどは、本人がやる気にならないと、なかなか、身にもつかないわけです。本もいっぱい貸し出したりしましたが、読む時間がなかったんでしょうかねぇ…

結局、私が山梨を出るときに、彼を託した先輩曰く、「ああいう子はだめだよ」ということだったのです…。残念。

理由を考えると、その先輩も私も雑草系で、粗削りで、未習得のことはいっぱいあるだろうと想像して自覚がある中でも、独学で、やりくりして何とか自分自身を成長させてきた、ということを考えると…? まぁ、そう結論するだろうな、となります。自発性というエンジンに欠ける。

年配の人の言うことを真に受けすぎというか…素直な良い子はクライミングにはイラナイというか。

とはいえ、自発性があり、自立していこう、という独学派は抜けも多い、です。

私もそうかもしれぬという思いがあるので、いつも自信をもって教えているわけではありません。

私がやったことをそのまま他の人がやると(例:三つ峠2度目からリード)、途中で死ぬかもしれませんし、同じ失敗を繰り返す必要はないと思うし、指導ができるほどの視点には、まだ立っていないので、という部分もあります。

自己責任が身についている人でないと、教えづらいというか、教えたことがすべて正解と解釈する人だとダメなのです、クライミングは。クライミングというか、安全管理は、ですかね?登るほう、ムーブなどは、ほっといても誰でも上達するので。

というので、私も独学者の域を出ないので、自信がない。ので、来てくれた若い人は、大体、年配のベテランと言われる人たちに託してきました。経験の厚みが、抜けをカバーするものと思われたし、今まで生き残っている事実がとりあえず安全管理能力を示すからです。

■ メリットよりデメリットが多いかもしれません

しかし、抜けなく学べるというメリットは少なく、逆に間違ったことを覚えてしまうリスクのほうが高いかもしれないと、ここ最近は思います。

害悪も一緒にハンドダウンされてしまうのです。ベテランの悪いところを身につけたりとか、肝心の学ばないといけないところを教わらなかったり…とかするのです。

例えば‥‥

1)教わるべきことを教わらなない事例 登っていい氷と登ってはいけない氷の見極め
2)悪いところを身に着けてしまう事例 ビレイ

などです。

ベテランは、登っていい氷と悪い氷の見極めが的確なので、登って崩壊する氷には登らないですが、若い人は登ってしまい、案の定、氷が崩壊して骨折していました…。

岩に置き換えるとボルトや支点ですね…。

危険を排除して、登攀すべき対象を見出す、ということは、どういう課題ならベテランが登攀対象として採用するか?という観察からしか導き出せない。

【具体例】

今回は、私は日向神に一緒に本州からのベテランクライマーに行ってもらって、その支点作成や登りのスタイルの採用を見て、ずいぶんと行動指針を作るのに役立ちました。

今までは山梨で一緒に登っていた先輩と登っていましたが、彼もこんなヘンテコな支点は見たことがないので、どうしたらいいものか、お互いに分からなかったのです…。山梨は外クライミング先進国なので。九州クライマーは、これが普通だと思っているので参考になりませんし…。

ビレイも課題で、ベテランというのは、昔はフリーを練習するインドアジムなんてなかったわけなので、もれなく全員がアルパインクライマーです。つまり、アルパインクライマーと言うのは、決して落ちない。落ちない登りしかしないのです。ということは、アルパインのクライマーに育てられたビレイヤーは、要するにキャッチの経験がないということです。

これは年配のクライマーのみならず、若くても、師弟制度で登り、人工壁に行かずに外岩クライミングしかしない人は、ベテランの操り人形のごとく登っていたりします。そういう人は、ビレイ経験が形骸化するほか、思考停止の害をも受けます。

私の育てていたO君は、師匠の青ちゃんとアイスでダラリンビレイを身に着けてしまいました…。アイスではだれも落ちないからです。本当に、私はがっくりと言うか、この1年は何だったのか…という思いになってしまいました…(涙)

あるいは命知らずクライミングの価値観がハンドダウンされてしまいます。例えば、湯川では、アイスは脆く、上部はミックスで短く、つまり、落ちたら危険な課題ということです。(テクニカルで楽しいとは言えますが)

とはいえ、歩いてトップロープ支点の立木にたどり着けるので、大概の人はトップロープで登ります。命の危険を冒してまでリードする価値があると思うか?ないと思うか?は、本人の価値観次第です。リードしないと気合が入らない人はやったらいいですし、したくない人は別に必要自体がないです。

ところが、リードしろと強いられて本当に嫌でした。その時は、大勢の人の前で大喧嘩して、そのようなクライミングは否定しました。

そういう、ある種の強さ…がないと、ハイハイ、と言ってリードでとりつき、ミックスで落ちて、ダラリンビレイで下の氷にたたきつけられても、自業自得、というのがクライミングの掟というか、そもそも、人生の掟、なのです。

とくに湯川は距離が短いのでビレイはシビアなのですから…。

師匠の青ちゃんとは数えきれない喧嘩をしました…。 その一つ一つは、私にとって周囲からの評価は価値がないにも関わらず、彼にとってはある、というのが問題のようでした。その敬意の内容が、命知らずさの度合いに基づいているということだと、今振り返るとアリアリと感じられるのです…。ただ、当時から私の価値観は、
 
 リスクは度胸で登って乗り越えるのではなく、
 リスクはスキルアップで克服する

という方なので、全く合わなかったのです。
  
 合わない価値観の時に譲らない強さを身に着けるのは、この世界で身を守る大事なこと

だと思われるので、

 素直なよゐこに欠ける資質はそこかなぁと…。


2020/12/24

命題: ボルトの状態が判断できないなら、登るべきか、登らざるべきか、自分で判断しなさい

命題: ボルトの状態が判断できないなら、登るべきか、登らざるべきか、自分で判断しなさい

A) ボルトの状態が判断できない × 登る
→ 落ちない登りしか許されない課題 もしくはバクチ登り

B)ボルトの状態が判断できない × 登らない
→ 当然          → 現代の若者がロープしない理由


C)ボルトの状態が判断できる × 悪い ×登る
→ 死んでも自己責任    → ほぼほぼ 古い岩場の状態 さらに条件分けしてスタイルで安全性を変えて登る

D)ボルトの状態が判断できる × 良い ×登る
→ 安全

E)ボルトの状態が判断できる × 悪い × 登らない
→ 当然  
        → 現代の若者がロープしない理由

F)ボルトの状態が判断できる × 良い × 登らない
→ なんで? ま、いいけど…

と言うことになるよなぁ。

反社会的でなければ何をしてもいい

先輩たちが示してくれた山 を考えています…。

1)川上村 女山
初めての山岳会の先輩が示してくれた山は、マイナーな里山の雪稜。ずーっとラッセル。山を見つけるところから勝負。いかに地図を熟読して、駐車可能な林道をみつけ、余り歩かずに取り付けるか?が勝負。危険はないけど、雪と孤独はいっぱいある。体力はいっぱい必要。体力維持と山カン維持の山。


2)太刀岡左岩稜
易しい、半アルパイン半トラッド半フリーで、ボルトもあり、整備された5.6~5.9くらいの岩稜登攀。落ちたら大変ですが、このグレードならまず落ちない。2段を登り、ガイド資格がある若者のクライマーが、これが好きと言うのですから、意味することは重い。これが登れたら、登山ガイドはどこでも可能。


3)阿弥陀中央稜 体力測定の山
最初の師匠の鈴木さんの山。南稜を毎年登っていたそうですが、年を取り、グレードダウンして中央稜。なかなか良い尾根です。ゲレンデのアイスとか鈴木さんは、南沢小滝や大滝は決して行かない。混んでいる=危険、です。実際その通りでアイスの一番の危険は、上から人やアックスが降ってくることです。教え方は最初からリードでした。

4)インスボン
青ちゃんの山。とにかく30回も行っているんですから大好きなんでしょうねぇ…。私は一回行けば十分。私的には韓国はむしろアイスゲレンデが楽しいような気がする。教え方や考え方が合わず、全然リードさせてくれないのでストレスを溜めました。男子と行くとリードの取り合いになって、喧嘩別れするそうです(笑)。男子とじゃなくても同じかい!リーダー固定制度の山。


5)ラオス
新保さんの山。フリーで初めて楽しくなった。石灰岩という新境地が開けた。石灰岩よりも、世界のクライミング文化が好きになっただけなのかも?

行く以外、何もすることがないくらい手軽。行くだけで80%は、こっちのもの!みたいなところなので…。つまり登らなくても、何もしなくても、行くだけが価値があるので、みんなにも行ってほしい。日本でもこんな岩場が一つくらいあってもいいのに、と思う。

なんというか、西成区が岩場にあるみたいな(笑)? 昼間から飲んでるおじさんのクライマーバージョンが常駐中みたいな?(飲んでクライミングをする人がいるというわけではありません) 毎日遊んで許される場?

■考察

現代の社会状況下で定年した人は、基本、やりたいことをお預けにして、我慢して定年退職を迎えてきた世代です。その心理的ニーズは、”もうしたいようにしたいんだよ”、でしょう。

その、 ”もうしたいようにしたい”(不満) が 

1)不倫であるとき → 山岳会がセクハラの場になる

2)自分の山であるとき → 体力低下や力量低下に見合った後輩(多くは女性であることが多い)を探すようになる。一軍クラスの山は、その人が本当に望んだ山と言うよりも、世間に対する自己証明であることが多いのが男性の山屋としてのピーク期だからです。

3)リードだけ&特定の山だけ楽しみたい → 付き合ってくれる人(初心者であることが多い)をとっかえひっかえする

4)自由にしたい → バム?ラオスみたいな岩場?

5)人間的成長 → 岳連などの役職や後輩の育成

6)栄誉に浸る → 名誉職に安定

7)知りたい → 世界放浪?

となると思います。

”したいようにしたい”のが人間の本来なのですから、それでいいと思うのですが、問題になるのは、”したいようにしたい”の中身が反社会的な時です。

例えば、不倫など。セクハラや、例えばお妾さん、浮気などは、男の甲斐性というのは、いつの時代の話ですかと言うことなので、現在は犯罪です。

私が寛容に感じるのは、バム生活者の方で、経済的負担をどこにも掛けていないのですから、岩場に住んでいるみたいな状態でも、いいじゃないかと思います。若者も、いつでもビレイヤーがいるというなら、気楽に岩場に出かけて行けますし。物質的な豪奢をあきらめて、毎日クライミングという生活を選ぶ選択肢があっても、別に良いではないか?とすら思いますね。

故・吉田和正さんを擁護するわけではありませんが。

指導者に求めるものとステージ

 先生を選ぶ基準

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ステージ1 偶然
ステージ2 スタジオ内 レッスン内容×先生
ステージ3 知名度
ステージ4 自分が求めていることを与えてくれるかどうか?
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2020/12/22

韓国の若いアイスクライマーの装備


チェストハーネス。これを見て、

  怖がり~

と思わないで、

  よりリスクテイキングなクライミングしているんだな~

と思いました。

2020/12/21

終了点とプロテクション

■ 終了点とプロテクション

一般化すると、4つのケースが考えられます。

1)プロテクションも悪く、終了点も悪い
=ギリギリボーイズの方限定。一般クライマーは登らない

2)プロテクションが悪く、終了点は良い
=トップロープ課題

     ---------以上、アルパインクライミングーーーーーーーーー

3)プロテクションは良いが、終了点は悪い   → TRADクライミング
=リードして懸垂で降りる

4)プロテクションは良く、終了点も良い    → フリークライミング
=普通のあるべき姿