こんなお知らせが来ました…
山田 正彦 8月4日 16:42 ·
日本経済新聞の7月31日の夕刊一面トップの記事です。
さすがに大企業の立場に立つ日経新聞としては朝刊には憚れたのでしょう。
オリンピックの選手村の食事は前回のリオ大会でも金網の狭い飼育舎での卵は使用せず、ロンドン大会では放し飼いを要件としていました。
日本は恥ずかしい。
EUでは、1960年代には家畜の劣悪な飼育管理を改善させるための基本原則を定めて、既に各国がその制度化を終えています。
日本は逆に、一昨年豚コレラなどの感染症を防ぐために放牧を禁止すると、とんでもない規制策を打ち出して大騒ぎになったことがあります。
さすがに農水省も世界の流れには抗することができず、オリンピックの前にアニマルウェルフェアを始めようとしたが、沙汰止みになってしまいました。
吉川元農水大臣が養鶏業者からアニマルウェルフェアを強制しないことで500万円受け取った罪で刑事訴追されたことは私達の記憶に新しいニュースです。
報道されませんが、韓国、米国など複数の国ではオーガニックの食材を自国から調達しているとも聞こえてきます。
ネオニコチノイドやラウンドアップなど世界各国が禁止規制してるのに 日本だけが野放し、残留農薬基準も今では世界で最も緩いのが我が国です。
それでいて、菅自民党政権は食料品の輸出で強い農業を実現すると。
お茶やイチゴなどの果物も残留農薬基準をオーバーしているとして次々に返品がされているのが現状です。
今日は 栃木県の 今は亡き 稲葉光圀さんの 日本稲作研究所に 原村監督と田井弁護士と一緒に行ってきました 。
実は種子法違憲確認訴訟で裁判所が法廷で 10月15日 タネはは誰のもの映画の縮尺販を観て頂くことになり
栃木県は 種子法廃止後、種子の原種の 価格が3倍になったので 新しい事実も 取材することにしたのです。
そこで稲葉さんの奥さん 稲葉ゆみこさんから オリンピックの選手の食材について 思いがけないことを聞かれました。
「オリンピックに有機栽培の お米が必要なので GAP の認証を取ってくれと言われ、 認証手続きを終えて待っていたのに 何の連絡もありませんでした」と。
GAPの認証があるからと言って 有機栽培のものでもないのです。
各国から オリンピック選手村の食材に非難が集中したの 頷ける気がいたしました。