私はセットは全く興味ないですが、ピラニアにいたころ、難しくて登れなかった5級を1週間悩んで、室井さんにできないのですが…と言いに行ったら、あっさり、こっちのホールド使っていいよ、って話になり、えええ?????と、おったまげた経験から、
絶対値である外岩作法
と
ムーブ習得の場であるインドアジム作法
は、大きく異なるらしい…と開眼。
九州では行く先行く先、男性のマスターベーションみたいな課題でうんざり感があり、5級以上の入門グレードは、ほとんど手抜きの課題設定でお金払った分の学ぶところがないよ…と感じています。
その感じ方があっていたような気がする、今日この頃…。なぜなら多久高校の壁が私には快適だからですが。
今回の特集をまとめました。インドアクライミングジム対策を考える予定です。
■ 東秀樹さん他 19人からのまとめ
・初級ルート = フィジカル的に難しいルートの設定を少なくする
保持力が必要なルートはすぐやる気をなくす恐れがある
ムーブを工夫すれば登れるルートを作る
・中級ルート :トリッキー、ファニー、インタレスティング、フィジカル、ストレニュアス
大事なこと:全体に調和がとれていること、メッセージ性のある内容
■ 興味の高い課題とは?
1)見た目が印象的
2)変化に富んだ内容
3)他人が登っている姿をみて登りたくなる
■メジャーvsマイナー
メジャー:厳しめホールドでも、バランスのいい配置でスムーズな登りができるライン
マイナー:持ちやすいホールドでも一手一手動きを止めながら登るライン
■難易度について
ジムグレードは、外岩と比べて、ボルダリングは難し目、リードは易し目。
■外岩vsプラスチック
外岩 = 与えられた形状を生かすラインを設定
ルートセット = ゼロから意味ある内容を設定=人工ホールドだからこそできるルート
■ ほかの方から、気になったコメントまとめ
木村伸介さん コンペグレード、外岩グレード、ジムグレード
柴田晃一さん リーチ感を出さない
若宮京介さん 体が立体的に動く 関節や体に無理な力がかからない ガバでも落ちる
水口つかささん 使わないホールドがあったり、ショートカットできない
小西大介さん 各ムーブはできるけどつなげるとできない 通いたくなる課題
柴田将基さん それぞれにあったムーブで登れるような課題 高度が上がるにつれて難しく
藤原祐樹さん、低グレードはそのグレードを登る人が成長できるような課題 最近はジムによってグレード感が違い過ぎる
笠原大輔さん 最初はよく分からなくてもトライを重ねて理解を深めることでたどり着ける
佐藤優哉 登りやすい3級 ど真ん中 限りなく二級に近い3級
■ まとめ
私が感じていた感じ方は、まぁ全然間違っていなかったですね~(遠い目)。
リーチさえあれば取れる課題で、ホールドをどんどん悪くするだけの課題作り…それじゃ面白くもなんともないわなー。 まぁ、男性の標準身長と標準フィジカルにマッチしていて、パワーを出し切って一発瞬間芸で登れる俺を実感したいという向きには合っていると思います…
色々と勉強になった。クライミング界で元気なのは、プラスチック業界ですよね。まぁ、外岩はお金にならないが、プラスチックはお金になるんだから仕方ないですが。
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