2018/11/28

実力がつく以前の初見リード

■ 実力がつく前に

しばらく前だが、初見リードを2度して、かなり大きなストレス反応が出た。

自分を知る経験になった。回復するまで時間がかかり、とても疲れた。

1回目は三倉での初見クラックのリードだ。入門クラック5.9.

2度目は、油山川でのクラック5.10bだ。三倉は2グレード辛いと言われているので同じくらいのグレードではないか?と思う。

どちらかというと2度目が堪えているような?

どちらのリードも得るものがなかったとは言えない。が、ムーブが確立する前のクラックリードは、危険だと理解した。

クライミングを辞めてしまうきっかけにもなりかねない。また、ヨガのほうにも全くいい影響が出ない。ヨガですら、疎ましく感じるようになってしまうからだ。

何が起こるか?というと、引きこもり現象だ。体は冷え、食べ物はおいしくなく、物事は心に響かなくなる。ホルモンのリズムが異常になり、不正出血が起きる。

体がストレスに負けたサインだ。

■ 元気になってきたきっかけは?

温泉にも行ったが、効き目イマイチ。おいしいものも作って食べてみたが、それもイマイチ。

結局のところ、小林カツ代さんの本を読んで、心が動かされた、というのが、最も効果があったかもしれない。

■ ココから学んだこと。

・上達を急がない
・グレードを信用せず、きちんとトップロープでムーブを作ってから取り付く
・TR→疑似リード→リード でグレードを上げる前にきちんとピラミッドを作る
・体と心をいたわる方法を知る

小川山レイバックは、最初から1テンくらいで登れたけど、カサブランカは最初登った時は、TRで3回落ちていた…今年は少し進捗して、疑似リードでカムセットしたが、たぶん、上手にセットできた感じがした。落ちなかったし。

千里の道も一歩から。急いではならぬ。