2018/11/23

油山川 2度目

今日は2度目の油山川の岩場だった。

クラックをやりたいなと思って、行ったんだが、ふーむ。朝、一番で取りつく気になれなかった…。なんか、後輩のあかりちゃん、開口一言で、「ランナウトしていますよね」。

するどい!そうなんです!が、実はここは、ボルトは念のためで、カムでプロテクションを取ることになっているから、っていうことなんですね。ここのクラックは。初心者のカムは抜けることがあるので。

しかし、5.10bでハンドなのですが、やっぱり、もっとむずかしいだろうなぁと。

サブフェイスは、ほかのルートには取りついていなかったので、今日は、ほかのから取り掛かることに。

各自ロープをもって、裏から岩場の上部へ回る。とフィックスが張ってありました。ありがたや!ないとロープセットしていて落ちることがありますからね~ その場合はスタカットの確保技術が必要です。

私はアイスでクライミングを始めたので、トップロープを張るのは、歩いて裏から回ることが多く、その時の経験が生きました。

まずは、立木に支点構築し、私を折り返しビレイで確保してもらい、ローワーダウンで、終了点へ1本目のロープをかける。

そのあとクライムアップして、支点へ戻り、今度は同じ立木から、ギアを回収して、懸垂下降。あかりちゃんは2番目の下降者。トップの私が立木+スリング+環付きビナで終了点を作り、懸垂下降。その次にあかりちゃんが懸垂下降。懸垂では、途中停止は足に巻いて止まる方法と、下から引っ張って止まる方法。

で、2ライン取れたので、あとは万々登りました。次々登れて楽しかった~

バンバンと言っても、ただのトップロープで得るものがないと困るので、疑似リードしてもらいました。

最初に黄色ロープを張ったラインは、5.9と書いてあったのですが、出だしが核心…そもそも、1ピン目にヌンチャクを掛けるのが核心でした。ガバに手が届けば、掛けれるんだけど、私とアカリちゃんの身長では、そのガバ届かないから、1ピン目以前が核心。2ピン目は、テラスに立てれば取れるのですが、3ピン目が遠く、2ピン目で落ちるとテラスに激突で、トップロープなので、出るロープも多いので、落ちれない。

ここは難しかったので、カムエイドをしてみようと思って、出してきたのですが、0.75が効くところまでの一歩が遠く、スタンスが見当たらず、ヌンチャクにスリングの簡易アブミにして立ってみましたが、それも空中にぶら下がっているスリングに立ちこみなので、かなり大変でした… カムが取れたら、まぁなんとか上まで行けました。届けば、ガバだから、腕だけで登れて、5.9だけど、届かない人にはまったく5.9とは言えない系の課題だった(汗) しかも、カムエイドも無力でした。

あかりちゃんはあかりちゃんで、自分が気に入ったラインを言ってもらいましたが、易しいスタートから1ピン目遠い。まぁ、でも足で立てるから仕方ないかなぁ。初心者のリード向きじゃないと理解。凹角はなんとなかったけど、そこから抜け出るマントリングがカチ。マントリングワンムーブが難しく、マントルが課題でした。これも5.9には思えないなー。私も行ってみましたが。

なんとなく、兜岩とかの短い課題を思い出した。短いけど怖いみたいな課題です。

その後、もっと易しくないと楽しめないと思い、5.8に行くと快適みたいでした。

短い課題は、2-3本をまとめて登ってもらいました。時間短縮にもなるし。

最後は回収は私が行き、終了点は隣のを使って立木から残置ビナへ…これはこれで、トラバースのクライミング技術がいるかね?な感じでした。

二人ともお腹いっぱい登って、楽しく帰宅。あっという間に暗くなるので、暗くならないうちに…

というのは、この岩場沢沿いで、ブッシュが濃いので、薄暗くなると、帰れなくなりそうです。

16時終了で17時には解散みたいな感じでした☆

次回はもう一回あの5.10bのクラックをして、どう感じるかやってみたいです。

まとめ
凧揚げコーナー(8m、5.9、ボルト3本)TR
三角柱(8m、5.9、ボルト3本)
モンキーフェイス(8m、5.10a、ボルト3本)
左のコーナー(5m、5.8、ボルト2本)
ベビーフェイス(5m、5.9、ボルト2本)