■ コールはシンプルに!
コールは、まずは余計なことを出来るだけ言わない、というのが重要かと思います。
例: リードクライマー: 「ビレイ解除」
セカンドクライマー: 「了解」
リードクライマー: 待つ
セカンドクライマー:「ビレイ解除」
これでは長い。一つ余分。、
リードクライマー: 「ビレイ解除」
リードクライマー: 待つ
セカンドクライマー:「ビレイ解除」
で十分です。
次は、
セカンドクライマー: 「ロープ一杯」
リードクライマー:「登っていいよ」
セカンドクライマー:「登ります」
コールは、実は 二つだけ、で成り立ちます。 英語にしてみると単純なんですよね。
ビレイ解除は英語ではビレイオフです。登っていいよは、ビレイしたよって意味ですから、ビレイオンです。
例: リードクライマー: 「ビレイオフ!」 ビレイオフしてくださいの意
セカンドクライマー:「ビレイオフ!」 ビレイオフしましたの意
セカンドクライマー: 「ビレイオン!」 ビレイしてくださいの意
リードクライマー:「ビレイオン!」 ビレイしましたの意
セカンドクライマー:「クライミング!」
ということは ONとOFFの2種類しかコールはイラナイんです。
だから、笛だけでも意思疎通が可能です。
ON = オッケーと言う感じで ピッピー!
OFF= ノーと言う感じで ピー!
ダメダメ~と言いたい時は、警戒音でピー!とし、そうそう!と言いたい時はピッピーです。
でも、これ、同じ笛でやっているパーティがいると、隣の笛と紛らわしいんですよね・・・