2015/08/01

コール

■ コールはシンプルに!

コールは、まずは余計なことを出来るだけ言わない、というのが重要かと思います。

例: リードクライマー: 「ビレイ解除」
   セカンドクライマー: 「了解」
   リードクライマー: 待つ
   セカンドクライマー:「ビレイ解除」

これでは長い。一つ余分。、

   リードクライマー: 「ビレイ解除」
   リードクライマー: 待つ
   セカンドクライマー:「ビレイ解除」

で十分です。

次は、

   セカンドクライマー: 「ロープ一杯」
   リードクライマー:「登っていいよ」
   セカンドクライマー:「登ります」

コールは、実は 二つだけ、で成り立ちます。 英語にしてみると単純なんですよね。

ビレイ解除は英語ではビレイオフです。登っていいよは、ビレイしたよって意味ですから、ビレイオンです。

例: リードクライマー: 「ビレイオフ!」 ビレイオフしてくださいの意
   セカンドクライマー:「ビレイオフ!」 ビレイオフしましたの意


   セカンドクライマー: 「ビレイオン!」 ビレイしてくださいの意
   リードクライマー:「ビレイオン!」   ビレイしましたの意

   セカンドクライマー:「クライミング!」

ということは ONとOFFの2種類しかコールはイラナイんです。

だから、笛だけでも意思疎通が可能です。

 ON = オッケーと言う感じで ピッピー!
 OFF= ノーと言う感じで ピー!

ダメダメ~と言いたい時は、警戒音でピー!とし、そうそう!と言いたい時はピッピーです。

でも、これ、同じ笛でやっているパーティがいると、隣の笛と紛らわしいんですよね・・・