2020/09/04

自己証明のための山

前項からの続き…

そういう中で、白亜スラブは実力を証明するために行きたかった山だったろう…。
 
本州で登った場所を言っても、九州の人は、分からない…九州のルート名を言わないといけない。そのために行きたかったんではないか?と思えた。

それで白亜スラブは私はフォローでエイドも交えて頑張ることになったが…。リードクライマーにもあまり良い内容ではなく、反省が必要そうだったが、まぁ登れた。

その後、色々考えてみたが、ショートでもクラックでロープがスタックしてもあまり反省しなかったり、懸垂ではロープジャムしたまま部分遣いで降りてしまったり、下降点を間違えたり、色々と事故の予備軍的な点が思い起こせた…。屋根岩2峰のときや摩利支天の時は、懸垂でロープ長が足りなかったこともあった。

その後、私がリードで取りつきたい黒髪山に誘ってみたが、私のためにフォローをしようとは考えてくれないようだった。
というので、私は大体、マルチでは後輩をしてくれる人に不足しており、自分がフリーで登れないところを付き合いでフォローしてやっている…というので、私から感じるところでは、弟の遊びに付き合っているような感じだ。実際の年齢も下だし。

余談になるが、これは師匠だった青ちゃんと登っていた時も同じで、弟、という感覚になるのは、相手のほうが要求を我慢できない、からだ。

アイス初年度の新人クライマーのかっちゃんや私には、醤油樽の滝が新人のリード先としては関東では定番だが、青ちゃんは自分が面白くないので行きたがらない。

自分を相手のために曲げることがなかなかできないのだ。インスボンも同じで、自分が行きたいところを行きたいのであって、相手がリードを学ばないといけないということは考えられない。

というか、一緒に登っている相沢大滝55mでいいでしょ、と考えてしまうのだ。トップロープで余裕で登っていたら、登れるでしょう、と。つまり、リードの喜びを全く理解していない。

結局のところ、クライマーとしての私は、どこかに置いてきぼりになり、私は人の山に付き合うばかりで満たされない。

ので、若い男子が一緒に登りに来てくれるわけだ。”気の毒だな~僕がビレイしてあげますよ~”と言う訳で。ところがそのビレイが…。人工壁では私を引っ張り落として、隣の人が気の毒がって変わってくれたし、岩では落ちたのにロープテンションゼロで救急車に乗る羽目に。

では、というので、安心人材を交えたクライミングを、というので、師匠とのクライミングに連れていくと、大体、喧嘩別れである。

勝っちゃんはやめておけ…とか、なんだかんだと言われるのである。

結局のところ… 私は、一体…?ということになる。

クライミング業界には、”ドレイヤー”という言葉がある。クライミング業界には、日本的な譲り合いの精神は存在しないかの如くだ。

一つビレイしてもらったら一つビレイお返し…自分の行きたいところに今回行ったら、次回は相手の…そういうのがない。

のですっかり、心の資金は、貸出超過になっている…。

続き…

■ ドラマその2

前項からの続き…

その会は、現在一番九州で強い会だろう… 男性メンバー特にヨセミテでビッグウォールをしたいメンバーが欲しいのだろうと思われた…。

ヨセミテかぁ。夫と一緒に行ったけど、当時はクライマーでない。今はクライマーだけど、ヨセミテには魅力を感じていない。私はヨセミテでリンヒルを気取るくらいなら、カナダのアイスパークでアイス三昧したいのだ。同じお金を使うなら…。あとはスコーミッシュ…、どっちも北米で遠すぎ、オフシーズンでない限り行く気にならない…。それに団体様で行く海外なんて…。個人で行かないと海外は楽しくない。

というので気乗り自体がしない。たとえ入っても、ごまめに甘んじさせられ、その上通訳扱いされそうだし。そりゃ、男性は、どんどん成長していってほしいけど…。

マスターズルーフと三倉でご一緒して、やはり仕切っているベテランが技術的に古いのが一点、体力や技術が男性18歳の初心者を前提にしてあるのが一点で入りづらい。

私が頑張っても、自分の危険が増すばかりで、一緒に行動すると私のほうが山に喰われるリスクが高まるだけなのではないかと思えた。私に何が起こっているのか…危険なことが起こっているのだが…それは男性には検知できないことのようだった…。

■ 社会人を教える経験が必要

師匠らを見て分かるが、男女が入り混じった会で長年新人から両方の性を見ていないと、自分が昔山岳会で教わったことを相手に繰り返してしまうのだ…。特に大学山岳部の人の頭の中は、18歳男子=新人が、”これくらいできるだろう”…という想定の起点になっている。

それは世間的にみると、戦争に出してもOKくらいの強靭な肉体を意味している。一方、現代のクライマーは男女とも大人で始める。だから、うんと低いところからのスタートだが…それが分かるには、

 大人で構成される社会人山岳会で、30代や50代の新人を育てた経験

が必要なのだ…。というので、この会は私にはむしろ一緒にいるとこちらが危険だった…

それがなかなか分かってもらえなかったと思う…。というので、先輩は何かを察したのか、いつもクライミングに誘ってくれる時は、2名だった。

白亜スラブや祝子川の誘いが来たときは意外だった…

クライミングよもやま話 クロステオテ沢

■クロステオテ沢のこと…

クロステオテ沢は、このところ2年ほど一緒に登っていた前の会の先輩が、九州に来てすぐのころ、『登山大系』を手掛かりに、”九州での課題にしたら、どうか?”と考えたところだった。つまり、フリー化が完了していないところ。

その頃は、九州で一旗揚げる、というのが彼のテーマだったよう…それも致し方ない。一緒に登る相手や仲間を見つけるのに、男性社会の中では必要なプロトコル…通過儀礼なんだなーと思った。

私は女性だから、そんなプロトコルは必要ない。男性社会は、私は当然ながら詳しくは知らないが、弟がいたから、なんとなくは分かる。それも強い弟が…。

というので、隣の祝子川に行くついでに偵察くらいなら手伝うよ、と言っていた。私は読図は得意だし、偵察類は…どこからロープを出すか…という判断が主だが…大体、大丈夫だ。相手も女性がいると早々、無理なことはできないものだし…。

■ 入れない会

偶然だが、私がこちらではどこに所属しようかと会を調べていたときに、ある会の人と会う約束を取り付けたら、その日にちょうど相方も…ということがあった。同じ人だった。それで、その会にすんなり入会…?となればよかったのだが…

電話越しで『うん、女性の方?うーん…そこそこ登る』と苦しそうに答えている相方…どうも相方の女性はちゃんと登れるのか?と聞いているようだ…。ははーん…お荷物しょい込みたくない系だなぁと思った。血の気の多い男子の会だ。

となると、女性の私は引率のお母さんのようになってしまうな…。会に属してそれは避けたい。十分、自分の練習にならないからだ…。

クライミングではショートに行く限り、グレードはほとんど関係なく誰でも楽しめるものだし…。

とは言え、クライミングにいのちを掛けている人とだけ登っていたい…という会があったとしても、まぁ悪くないんじゃないだろうか??

前の会にいた2段の先輩など、なんで私と登ってくれるんだろう~?と思ったりしていた…。2段と5級ですからね(笑)。

余談だが、この先輩と一昨年小川山で一緒にボルダーをしたとき、4級の難しいスラブが登れ、先輩が目を丸くして喜んでくれたのが嬉しかった…。成長したねぇ…ってこと。

こんな小さな子がリードする時代です

ボルト間隔にも、ご注目ください。

戦地に赴く軍人さんが登るようなものではなくなっている…

ということが分かるのではないでしょうか?

このような子供でも、5.11c/dに登っています。

このような時代に、ランナウト(意味するところ落ちればグランドフォールという意味であり、ただピンが遠いという意味ではありません)

で難度をあげる手法がいかに陳腐化して、小さく感じられるか…

みたところ、この子供は、身長130~40ではないでしょうか…

やはり、ピンは、2~3m間隔よりは離れられないということです。この感覚はラオスでの登攀と同じです。

2020/09/03

雷雲と満天の星空…朝飯前の山

■ 朝飯前の山

今日は朝焼けの一大ショーはなかった。4時は晴天で満点の星空だったのに、5時はガスガス。ので、朝寝して6:39出発。1300から1500なら小一時間の山だなと適当でした。

なぜか、登山口に、”山頂まで6時間”とあり、ばかな…と思う。登山者のレベル低下というより、まやかしや脅しが慣行中のようだ。

案の上、7時には山頂についてしまい、下山入れて1時間程度でした。

山には小さい秋は来ていない。来ているのは台風の方。

甲府の頃は、裏山がこれくらいのサイズだった。毎日登れましたが、問題はすぐ飽きちゃうことでした。

飽きないで済む山をしたいものですが、なかなか難しいタスクのようです。

今日は、沢の偵察でもと…考えていましたが、再考中。長い林道を自転車ではなく、歩きでは行くのは気が進まない。沢は自転車でも入れる沢のようで驚きましたが。

昨日は夕日の大パノラマショーと明るい月夜からの満天の星空で、けっこう満足しました。






2020/09/02

不惑クラブがゴールなのかも?

こちらにロイターの今日の記事が回ってきたのですが…


----以下引用----

1948年設立の「不惑倶楽部」は、40歳以上がフルコンタクトで真剣勝負する約150あるクラブチームの1つだ。この日の最年長は、元気な86歳の永山隆一さん。ポジションはフォワードのロックだ。

興味がない人には合法的な蛮行

「とにかく互いにぶつかり合う。私は一滴も飲めないが、その後の飲み会が非常に楽しい」と、永山さんは言う。現役プレーヤーとしては最年長だが、部員には90代が3人いる。

「あのときどうだった、と互いに言いながら。試合の後にプレーについて怒るようなことはない」

今でも医療に携わる永山さんは、「不惑倶楽部に入ってから肋骨は何回も折ったし、鎖骨も骨折した」と、何でもないように肩をすくめる。

「試合を控えて、不整脈があるなと思って病院でみてもらったこともある。それでもプレーできる。というより、やらないと気が済まない

「変な話だが、グラウンドで死んでもいい

ーーーーーーーーー

■ 要約

1)年齢を気にせず、若い時と同じ無茶を真剣にする
2)それで怪我をしても文句なし
3)それで死んでもいい
4)なぜならやらないと気が済まないから
5)合法的に蛮行したい
6)楽しみは、プレー後の語らい

正しい方向…つまり女とか、飲酒とか、暴飲暴食とか、ではなく…に向けるには… 男性同士で楽しく語らってもらうのがいいと思います…じゃないと、男性は弱い生き物なので、すぐかっこつけて、喧嘩をおっぱじめ、俺が一番だーとドラミングを始めてしまいます…そうなるのは、女性の眼を意識するからなので、男性同士でやってもらって、女性は除外してもらっているのがいいと思います。

少なくとも私は価値観合わないので…

私の価値観は、むしろこれです…

Lynn: I just don’t see the reason to risk my life for a game or sport, for something that’s not necessary.

リン・ヒルのコメント
必要のないもの…例えばゲームとか、スポーツとかのためになぜ命を掛けないといけないのか、理由が分からないだけよ。

2020/08/27

フリーで適正ボルトを知るための4級アイスのリードへの進み方

■ プロテクションを打つとすると

アイスはプロテクションを自ら打ちます。一方、岩ではプリセットされています。プリセットされた岩に慣れてしまった人に、そうでないクライミングを教える場、としての体験アイスを考えてみたいと思います。

■ リードするのに必要な最低レベル

アイスもフリーが登れる人と登れない人では、だいぶ進歩具合が違います…一番お勧めなのは、

・フリーで5.11がインドアジムで登れる
・赤岳レベルの雪山が個人で貫徹できる

という前提を作ってからアイスへ進むことです。体験レベルであれば、これらの条件は解除するしかありませんが…。

■4級はどんなレベルか?

4級のアイスクライミングというのは、今日この日、全く初めてアイスクライミングをした人でも、トップロープならノーテンションで登れるという難易度です。

ですので、もしアイスでクライマーになりたい人がいた場合は、安全管理の面からも、4級がトップロープで登れない人は、ジムへ戻り、赤岳レベルの雪山と併用でトレーニングをしばらく続けた方が良いと思います。アイスで一番事故が多いのは2級、つまり歩くところだからです。ムーブ的にもかなり違います。

誰でも登れるはずというのが4級ですので、4級で落ちるようであれば、まだアイスへ進む準備自体が十分できているとは言えない。つまり、外岩の5.9みたいなものです。(一般にフリーへ進む前提条件は、5.9トップロープでノーテンション完登です)

■ 余力がいる=リードで覚えることは多い

トップロープならノーテン登れるという状態は、クライミングムーブだけを見た時、そのクライマーにとってリードへ進む、余力は十分、ということです。

つまり、リードするのは、他に覚えることがいっぱいある、ので余力が必要、その余力は、ノーテンかどうかで、見極める、ギリギリ具合で見極めるという意味です。

覚えることの中身は…書くと長くなりますので端折りますが、一言にまとめると

 アイスのリード負担は、ほとんどプロテクション

です。ので、

プロテクションの数が多いほうが負担は重く、
プロテクションが少なく登るほうが負担は軽く、

つまり、

 少ないプロテクション=少々手を抜いている

ということです。

■ 駆け引きの中身

自分がどの程度手を抜いて許されるクライマーか?

というのは、

自分が決めます。

この点が、かなり、自己責任具合が発露されるもの…

  氷との駆け引きでもあり、自分の弱さとの闘い

でもあります。弱いと手抜き工事をして、うっかり落ちたときに、最後のピンが、遠~かったりしたら…いや~考えたくないですね。

ただアイススクリューは、見た目よりは頑丈です!脆弱なのは、氷のほうです…。

つまり、氷の質の見極めが、安全にはとても大きな要素になります。気温も関係します。一日の中で、いつリードしているか?というのも重要な要素になりますし…

さらに、どこをリードするか?というライン取りから、リードはスタートです。

■トップロープの時に、このリスク計算に思い至らないのが問題

トップロープで遊んでいるときに、このようなことを考えておけるかどうか?というのが問題です。

たいていの人は、考えておかない…。

ので、いざリードとなった時に、せっかくの経験が積みあがっていないということになります… ので、一度でいいので、初心者時代にリードのまねごとをした方がいいです。その後のトップロープ時代が無駄にならないようにするためです。

■ 岩との駆け引きを理解するためのアイスリードだとしたら

岩場の開拓者のために、適性ボルト間隔を理解するため、打ちながら登るというのは、どういうことか?を理解するためのリードであれば、高難度をリードする必要はないのですから、例えばすでに岩で高難度を登っているクライマーであれば、しばらくTRをすれば、登攀自体はあっという間に身につきます。

で、アイススクリューを打ちながら登ってもらう…その場合は疑似リードでもいいのかもしれません。そうすれば、駆け引きの内容が非常によく頭に入るのではないでしょうか?

早めに打たないとロングフォールになるな…と思いつつも、適切な打てるアイスがなく、やむなくランナウト…下で待っているビレイヤーが青くなっている…ごめんね‥ビレイヤー…という心理的駆け引きも、見えてくるのではないでしょうか?

2018 2月28日の記録

今回のクライミングツアーのまとめ

今年のラオスから帰ってきました。

ささっとまとめ。

■ラオス

























1/31 LCCのピーチで関空へ行く予定が、乗務員がそろわないという理由で、まさかの欠航。空港に行ってチェックイン後に分かる。なんと次の便は9時間後。それじゃ国際便に間に合わないので、急遽、踵を返して、博多駅まで。新幹線に切り替え、一番早い新幹線にとび乗る。1万5千円くらいかかる。早々にお金のありがたみを感じる。なんとか夕方遅い便だったタイドンムアンまでの国際線に間に合う。ピーチは払い戻しの電話が関空にいるときにかかってくる。

この日はドンムアン泊。到着が遅いため、関空で、同じ飛行機を待っている大学生の男子グループと顔見知りになっておく。これはタクシーを捕まえる間くらい、味方になってもらうため。男子グループは大学生で5人で来ていた。アイスの写真を見せたら、岩根に行きたいそうだった。クライミングは人気がある。

飛行機に乗ったら、隣の席の人が日本の女性で、一人旅。しかも、発想が同じで、この日は遅い到着のため、空港近くのゲストハウスに予約しており、同じ宿だった。この時点で大学生男子らのことは忘れ、二人でタクシー代割り勘で、ゲストハウスへ。300バーツくらいだった。近いが、歩くと高架をくぐるのが大変なので、タクシーがベター。タイは、なんでもタクシーで楽。タクシーが安い国は楽だ。ただ、ぼられることはあるので、要注意。

ゲストハウスはきれいで申し分なく、また使ってもいいなという感じ。女性専用ドーミトリー。私は男女混合でも平気なタイプではあるが、女性用があれば女性用を犯罪面から選ぶ。

2/1 いよいよラオスへ行く日。朝、無料送迎で空港へ。昨日の同行者のお姉さんが、のんびりしていて、私のフライトに間に合うか、ちょっとハラハラする。お姉さんは行先の案内を聞き出そうとしていたが、マイナーな場所で行き方が判明しないようだった。

国内線のノックエアで、ナコンパノムへ。案の定1時間くらい遅れる。ナコンパノム空港から、バスターミナルへ行こうとすると、でっかいザックの西洋人男女がいたので、聞くと、やっぱりグリーンクライマーズホームだそうだったので、タクシーを一緒に乗る。ドイツ人カップル。バスターミナルへ着くと、もう次のバスが出るところだった。そそくさとバスに乗る。ドイツ人はなぜかモタモタしていた。私はスムーズだったのに。

ここからは、国境越えで時間がかかる…。距離としてはそうないが、審査で乗ったり下りたりが激しいので。去年の経験もあり、エアコン聞きすぎで羽織るものを用意。

バスで友好橋を渡り、懐かしいターケークのバスターミナルでは、車がまちかまえておりい、GCHへ。ドイツ人がラオスキップで払いたがるので、建て替えてもらう。実はタイバーツでも払えるのだけど、ドイツ人に合わせる。あとで彼女にラオスキップを返す用事ができてしまい、ちょっと面倒が増える。ターケークは、キップもバーツも使える。

GCHへは16時ごろ到着で、今から登っても1本だなぁということで、パーティメリーへ行ってみる。いろいろエリアを歩いて、日本人ヒロさんを探す。基本的に見知らぬ人なので、どんな人かなぁという感じ。今日は、一緒には登れない。

皆がいる、どっかぶりのハングルートに彼を発見したら、どーんと落ちていた。そのヒロさんを見て、韓国人?まるで、私の旦那さんみたいな、小泉元首相みたいな爆発頭のクライマーが上裸になり、同じ個所を完登。なんか競い合ってる?

後はヒロさんに挨拶をし、周囲にいた関西の山岳会のメンバーに紹介を受ける。会のメンバーは、口数少なく、私と仲良くなってくれたのは、石川さんという方だった。部屋もドームで隣で、夜はヨガを教えたりして、近所にいた長身のイギリス人ゲーリーも交え、楽しかった。

2/2 実質、初日。ヒロさんらに登ってもらう。去年と同じく、ビーガン〇〇から…5.8ってことです。どんどんステップアップし、6Aをテンションかけかけでも登るまで。ビレイに徹してくれて、先輩のありがたみを感じる。そう、今日頑張っておかないと、明日からは自立だ。この日は8本で、だいぶ登らせてもらった。手皮がやばい。

石川さんに手のクリームなどを見せてもらう。来年は手の皮膚再生クリーム持参だ。彼らは全員帰国で、さみしい。

2/3 スイス人のイケメン オスカーと朝ヨガ。エリコさんを待つ。現地の人道支援をしている方。去年あって意気投合。昼頃到着。一泊するそう。クライミングよりも、キャッチアップ。

2/4 結局、ビレイを習得するのは、まだ心の準備ができていないそうなので、クライミングを辞め、街へ。鍋を食べる。寒かったので。ラオスは意外に寒く、ダウンパンツがありがたい。みなにうらやましがられる。

2/5 7Aを登れるオスカーが6、7人をまとめ連れて行ってくれる。ドイツ人女性のコニーをビレイヤーにしてみるが、コニーは全く初心者でオスカーが監視役してくれる。トップロープで、コニーのビレイ習得のために落ちてみる。イギリス人ベテランのスーが来てくれ、6Bをリード、私はビレイ。どうするか聞かれたので、ヌンチャクは残してロープを引き抜き、リード。そう、できそうな気がしたんだよな。私はすごく楽しいが、コニーが登るための5cに、誰もロープをかけてあげていないので、コニーのためにリードする。と、スーをビレイする人がいなくなり、スーは動き続けていないと寒いらしく、スーはエリア移動。コニーは、2本くらいしか登れなかったのでは…私は、結構登って満足の日。

2/6 タイ人とカナダ人のご夫婦で、赤ちゃんがいるデイビッドが一緒に登ろうと声をかけてくれたのでコニーと一緒に参加。登っていると、コロラドのベテラン、ヘンリーが、ビレイヤーを求めて探しに来てくれた。私が5cをリードして、それをコニーがトップロープし、ヘンリーが回収という流れになる。コニーは5cは難しいみたいで、登れなかったようだが、そのころは私は別の6Bをトップロープしているか、デイビッドのビレイをしていて、見ていない。うまいこと登れる人が先にリードして、登れない人はトップロープ、で回っている。コニーの先輩役でリードさせてあげる。4から。

2/7 ヘンリーと朝から、二人で登る。行きたいところへ、代わりばんこでビレイ路線。しかし、ヘンリーの話が長く、登れて1日5本で、もっと登りたい。体重差ありすぎ。80kg。後ろにビレイを取る。

2/8 この日は私の登りたいところへ行く。なかなか登りだめする。ヘンリーは、体が悪く、膝が悪いので、かぶりは無理そうなのに、かぶりをやりたがる。この日は、私の希望で、垂壁やケーブマンへ。

2/9 5日も連続して登ったので、いい加減、レスト日。ちょうど日本の相方の誕生日なので。自転車を借りて街を往復、15km。みんなに、それはレスト日ではないと言われる。国道で自転車に乗っている女性は珍しいらしく、現地の人の注目を浴びる。市場で、買い物。あまり買いたいものはなく、フルーツ程度。インスラーホテルのWi-Fiで、ネットで日本の家族に生きていることをやっと報告できた。ここ以外は報告できない。

2/10 ほぼ最終日。ヘンリー爺さんと登る。マルチに行き、ルーファイミス。回復しているうちに時間切れ。日中暑く、涼しいエリアへ。ヘンリーは、タイへも行きたいそうで、新保ガイドとパートナーとして合いそうだと思う。二人ともベテランで、ギアが古く、技術も古い。ヘンリーはダブルブーリンでアンザイレンの人。

2/11 GCHのミスで宿泊の予約がないというので、昼まで登り、午後は、ターケークに移動。インスラーホテルに泊まる。初インスラー。きれいだったけど、バスタブなし。明日の朝が早い。余ったラオスキップなどを使い果たす。デイビッドと夕食。

2/12 朝6時にチェックアウト。チェックアウトでパスポートを返してもらい損ね、それにバスターミナルで気が付き、1本バスに乗り遅れる。大枚はたいて連れて帰ってもらう。次のバスは1時間半後なので、かなりやばい。昼の飛行機だが、ノックエアはいつも遅れるので、遅れるほうに掛けてみる。結局、タイ側でトゥクトゥクを飛ばし、間に合う。おじさん、去年と同じ人だった。チップを少し弾む。

空港で、超過荷物の重さをカードで払おうとしたら払えない。どのカードもダメで、両替もなく、現金もない。ので、無理やり手荷物に重さを移動して、手持ちの900バーツで払い終える。結局、安くついた。

ドンムアンについたら、することなし。余ったバーツを消費しようと思い、空港内のレストランを探すと、ちょうど、西洋人の巨体の男性がレストランに入ったので、相席させてもらう…紳士でパースの人だった。私が来たのがうれしかったらしく、乗り継ぎまで10時間あると知ると、空港直結のホテルのショートステイを勧めてくれ、ホテルまでエスコートしてくれる。1700バーツは高いのだが、せっかくの好意なので受ける。結局、バスタブがなくて残念。ラオスやタイでは、バスタブに入れないのが悲しい… 乾燥していて、なんとなく、現地の人のような、爪の間が黒っぽいような、そんな皮膚で、クリームを塗っても意味なし。なんとなく清潔感に欠ける。

夜00:30のフライトへ。21時ごろ移動。深夜便。帰りは、成田早朝着で、誰の同行も必要ないので、ひたすら寝て、次の行程に備える。

2/13 成田着。温泉に入りたい一心。成田から、なんとか安くという発想で、1200円のバスで丸の内まで。朝なので渋滞を嫌い、電車を避け、バスで。丸の内でバス停を降りたら、目の前が、そば屋さんで、そばを食べる。たぬき290円。

久しぶりの丸の内。むかしはPCを持って、スーツで闊歩していたのに、今は、バッパー風情。東京駅へ歩いていたら、新幹線の格安チケット屋があったので、疲れているし、明日はアイスだし、というので、新幹線で長野へ。12時半ごろ、長野着。早い。早速、回転ずしへ連れて行ってもらい、源泉かけ流しの温泉に入り、1時間くらいかけて、体の垢を落とす。ほんとに垢落とし。日本の温泉は本当にいいなぁ…。すっかりきれいになり、日本人のお肌に戻ってご機嫌。

夜は、酢ごぼうなどの家庭料理でもてなしてもらう。お土産がないので心苦しいが、ここは、韓国アイスから帰ってから、山梨でおごる予定…。タイやラオスでは、日本の人の心に響きそうなものがあまり見当たらないのだ。自分にすら、お土産がないくらい。去年もアメくらいしか買わなかった。実は免税店で、お土産にウイスキーを、と思ったのだが、電話したら、免税店のほうが高いと言われてしまったのだ。

2/14 湯川アイスへ。なんだかじゃんじゃん登れる。ラオスの3Dと湯川白髪エリアは似ている。ほめられて、うれしい。近くにいた山岳会の人が写真を撮ってくれる。相方と私の登りをほめてもらう。みじかめに終わり、温泉で締める。

相方が私の嫌いなところをリードしては、と提案。でも、今回はスクリューも、フィフィも自分のを用意していないので、リードは…。私のリード課題は南沢大滝だと彼は知っているのに…。湯川は下地が危ない。初心者のリードには向いていないと思う。ビレイはダラリン以外ありえないからだ。

その後、明日のバスの予約。予約なくても乗れるが一応。ネットにつながらない環境と繋がる環境の利便性の差が大きい。

夜中の4時に少し喧嘩する。というのは、初日のホテルのラマダホテルまでの行き方が分からないらしいのだ。深夜着だし、タクシーで、というと気に入らない様子の相方。

2/15 成田へ。夕方遅い便なので、昼間からうどん屋で一杯やる。1500円。相方、バスに乗る前にスモーキングエリアを見つけられず、不機嫌に。が、実はバスの乗り場のすぐ前にあった。私はスタバで一息。一息付けられるカフェに入らないとなると、都会では行き場が選択肢が狭くなる。荷物もあまり日本では気にしなくても、目に入るところにあれば大丈夫。もちろん、金目のものが見えているとかは論外。我々のは小汚いザック。

深夜23時、仁川。相方、疲れている。空港wifiで、仁寺洞、ラマダを出して、写真に収め、タクシーの運ちゃんに見せる。Wi-Fiがいろいろなことの核心になっている。空港のタクシーはシステム化されており、英語・韓国語の人もおり、安心。チェーンのホテルは同じ名前のが、たくさんあるため、運転手に名前だけ告げても、連れて行ってもらえるとは限らない。海外出張で、以前タイにいったとき、ラマ14世とラマ16世が分からない人が運転手で、まったく違うところに連れていかれた…そういうこともあるので、住所を見せる。案の定、うんちゃん場所を知らなかったが、やっぱりグーグルマップで解決。

ホテルは一般的なビジネスホテルで、予約者が本人でないので、予約がないと最初言われたり、カード番号を要求されたり、スムーズでない。しかも、やっと部屋に入ったら、お湯が出ない。ストレスフルな一日。お部屋はくたびれたビジネスホテルだった。が、格安。

2/16 アイス初日。河原のアイスへ。朝暗いうちにホテル前でピックアップ。お腹もすいているので高速のパーキングで朝ごはん。いろいろ新鮮。アイスは楽勝で登る。
この日はリードはない。中国の人と、あと一人若い男性のクライマー君と、合計5人で登り、ランチは韓国のラーメンで楽しい。滝見学の人がチョコをくれる。

2/17 韓国アイスのハイライト。すごいところへ行く。120mのゲレンデ。でも、120mをリードするには、事前の申請がいるそうだった。今年から。それで、60mエリイアで。相方は当然リード。中国人の彼のビレイをしたら、大感激してくれた。彼のビレイパーカを着たら、ダウン3枚重ね。

韓国のアイスは寝ていて楽だった。ビレイが、地面スタート(笑)。だからダラリンなのは当然というか、最初から地面に10mくらい接地しているのだ。

この日、翌日の宿をどうするか?で、相方ともめる。前に一緒に来たときは、協力して乗り越えたのに。

宿なしは不安なので、私はゲストハウスで2泊抑える。相方もそこでいいというので、個室を抑える。1泊のみ。きれいなゲストハウスだった。ここでスウェーデン人アイスクライマーと友達になり、ドライツーリングの壁を教えてもらう。ビレイヤーがいなくて行けない。ウイドンのアイスはこの日はしまっていたそうだ。ウイドンの人工アイスも行きたいがビレイヤーがいなくては意味なし。

2/18 予定がない日。韓国の友人に地下鉄出口で待ち合わせてもらい、お茶しながら、街歩き。おしゃれなエリア。女性が行きたいところを一緒に行ってもらう。観光しても良かったが、名所にそう興味がないので…行きたいところを研究して、次回、夫と来ようと思う。

相方は体が調子がよくないらしく、銭湯に行くそう。それぞれで過ごす。

2/19 アックス購入の必要を感じ、チョンノオングの登山道具屋へショッピング。相方もそこにいる。ランチを一緒にして、帰りは、それぞれの宿へ。相方は温泉泊が気に入ったようだ。私は、明日の早朝便に備え、空港内のスパに宿泊予定。だが、空港に着くと、なんと改装中…で、予定外に空港ビバークになってしまった。あったまって帰る予定だったのに。

2/20 成田への帰国日。日本人は温泉に入らないと休まらないので、相方には悪いが、石和に帰してもらう。石和には泊まれる岩盤浴があり、成田からのバス停から徒歩10分。これくらいなら、重いザックも平気だ。一晩ゆっくり過ごす。レディースデーで1550円で泊れ、岩盤浴して、あったまる。

2/21 もっとゆっくりしたかったが、相方の都合で、早朝の電車で茅野へ。茅野から美濃戸口へ。美濃戸口では、角谷ガイドに会う。靴と携帯を忘れ、友人から連絡してもらう。時間があまる。考えたら、この日にテント泊すればよかった。が、疲れていて歩く気になれず。またお風呂を貰う。お風呂とティラミス。

2/22 鉱泉泊。テント泊でも夕食が食べられるそうだった。歩きは、夜と朝を抜いているため、力が出ず、快晴の山をのんびり歩く。かかとの皮がずりむけ、やばい。テント泊で来たので、小屋に入るのは悪いので、アイスキャンディーを登る若い人とお話しして過ごす。ジョーゴ沢を案内したりする。懐かしいジョウゴ沢。フリーソロして怒られたんだっけ。

ステーキの夕飯で、一緒になった男性二人と楽しく9時まで。9時就寝。意外に寝れた。鉱泉はこの日は比較的暖かかった。前に2月なのに雨が降った時より楽勝。だがテント内は朝は、凍っていましたが。テントポールのつなぎ目が凍っていて、たたみづらい。

2/23 下山日だが、時間が余っているので、南沢から、小滝、大滝、美濃戸口の滝を偵察して、11:20のバス。茅野で立ち食いソバし、13:30頃、勝沼で友人に会う。17:00 国母でピックアップしてもらい、城ケ崎へ。すてきな保養所。お風呂が温泉で感動した。

2/24 城ケ崎、一日目。リード練習させてくれる、ありがたい友人たち。 カメノテ。
おいしい鍋と拾ってきた貝と、オリンピックのカーリング。

2/25 ファミリーで去年の続きのリード。朝一リードで体が硬いが、なんとか。どっかぶりはビビってリードできず。でも、5.9ならリードして満足。

城ケ崎は難しく、アイスとラオスでの自信はすぐに玉砕。門脇南に移動し、友人たちに会って、久しぶりの再会を喜ぶ。新しい人も来てくれて、来年への期待が膨らむ。

夜、夜行バスで富士宮から大阪へ。ラーメンを一緒に食べてくれる人がいて感謝。バス停近所のホテルがコーヒー無料で出してくれ、ロビーに座らせてくれて快適に待てた。

2/26 早朝、大阪着。事故だそうで、梅田で降りる。地元だとこういう判断が早く済みラク。おいしいコーヒーが飲みたくなり、行きつけのモーニングの店へ。モーニング380円。 ランチはアラ煮定食。地元の商店街で電子レンジを買って、自分で運んで腕がさらにパンプする。夜は暇で、ちょっと地元民が多いタイ料理の店へ。タイのビールで乾杯。一人だとお酒を飲まない… 

2/27 15時に池田に約束があり、それまでは、いろいろと家を掃除。池田に行ってカレーを食べ、楽しい人たちといろいろな話をする。女子登山の夢を広げる。楽しく飲んで午前様になり、梅田からタクシーを使ってしまう。梅田から歩けるが、1時間だしなぁ。

2/28 早朝便で関空へ。5:15に難波。徒歩で。LCCピーチは遠い。しかも、ザックを宅配便にする予定だったのに忘れてしまう。2200円とられ、送ったほうが安かった。7時のフライトで、9時半には福岡に帰ってきてしまう。あっけない。

福岡は、雨模様で、振り出しそうで降らない…と思っていたら、夕方から尋常ではない雨降り。春一番だ。

まとめを書くのに忙しい。送っておいた荷物を受け取るのが最優先だった。お風呂に入って、リラックスし、そのお湯でお洗濯。今回は、少ない荷物で生きることが大事だと思った。

モンチュラ大活躍。アイスの人はモンチュラを着るべし。

登れてもリードが下手なクライマーにならないように…

■対応力

リードクライマーはリードできるだけで成功と考え勝ちだ。だが、ちゃんとしたロープ配分を考えて登っていないと?

・ロープドラッグがひどくなって登れなくなったり、
・カムがスタックして、ロープを噛んで、セカンドをあげられなくなったり、
・岩の隙間にロープが挟まってロープをひどく傷めたりする
・下手をしたらロープが切れてしまう

ショートでも、ロープがスタックしてしまったら?ローワーダウンすらできないですよ?ロープが出ないんだから…

あるいは、マルチのセカンドで、ロープアップがされなかったら?

自己確保で登る方法を教わっていない、フリーショートしかしないクライマーだったら、もうそこで登れなくなるかもしれませんね…
つまり、リードクライマーの失態のしりぬぐいは、セカンドがすることになるわけです。
これが、先輩がお尻についてきてもらう必要がある理由です。
   良い先輩=尻を歩いてくれる先輩
それをしてもらっていないリードクライマーは、登れてもリードが下手くそです。

登れたか登れないかだけでなく、いかに登れたか?が、安全上はとても大事なのです。

2020/08/26

”技術”と”強力”

■”技術”と”強力”

昨日気が付いたこと… ”技術”や”強力な”という、内容があいまいな言葉…で、山ヤさんは互いに競争したり、牽制しあったりしているようです…

例えば、支点ビレイ。

他により良い方法があるときに使ったら、それは、”技術”、ではなく、”サボり” です…
しかし、ハーネスがない…という状況では、支点ビレイと肩がらみで比較したら、支点ビレイになるかもしれません。

しかし、それはビレイヤーが決めることではなく、クライマーに選ばせるべきだと思います…。何しろ、命がかかるのはビレイヤーじゃなくて、クライマーだからです。

言葉として、”強力な”…も同じで、絶対的価値ではなく、相対的なものです。同じように、”経験値”、もそうです。

本当のすごい山ヤさんたちが、これらを因数分解して経験の中身、技術の中身、必要な体力の中身を語る能力が欠けている&自分の能力を提示するのに忙しく、説明する努力を欠いているので、そのスキに付け込むのが…おそらくペテランオジサンです。ベテランじゃなく、ペテランです。

おそらく、山を理解できない一般市民の勘違いによる尊敬を期待したペテラン山ヤのオジサンが、本当のベテランと似たようなことを言って、誤解による尊敬を得ようとしている…

ニセモノペテランは、技術を見せびらかすために、必要のない時に支点ビレイをするので、区別できます。


2020/08/20

体重別ビレイ法

■ 体重別ビレイ法

Slack=出す、です。出さなくていいって書いてあります。
小さい人=ミニマムスラック 引かれるままに動く
6.8 kg以上重たい人=ミニマムスラック+小さいジャンプ
9.1Kg以上重たい人=少々出してもいい+絶対ジャンプ

私が人工壁で落ちるの怖いのは当然で、重たいビレイヤーにぱっつんビレイされると、壁にぶつかることになるから。
大体クライミングの大会でビレイヤーとして抜擢されることが多いのは体の小さい男性です…。 クライマーより軽いほうがビレイは確実に安全です。

やっぱりパートナーは、大体プラマイ5キロ以内の体重差の人が安心です…
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A common misconception is that more slack equals a softer catch. Yet in that scenario the climber usually free falls until the rope comes tight, then abruptly stops at the end of the rope.
Here are some guidelines to giving a softer catch: If you are lighter than your climber, focus on having minimal slack, and be prepared to be pulled up into the wall. Don’t resist! Even being 50 pounds lighter is not enough to pull against the catch. If you are a comparable weight to your climber (+/- 15 pounds) be prepared with minimal slack and “go with” or give a slight jump when the rope comes taut. This will help decelerate your climber slowly, instead of abruptly stopping the person. If you are heavier than your climber (>20 pounds) you should introduce slightly more slack and you MUST jump when the rope comes taut. Slightly more slack gives you the time necessary to react and jump at the appropriate moment when you feel the tug on your belay loop from your rope tightening. If the timing of your jump is off, the catch will not be as soft as it could be.
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