🌄魂の登攀ルート図
🧗♀️現在位置|山が変わった
新しい山塊に移動完了。
これまで登ってきた「自己表現(山梨)とサバイバル(九州)」の山を離れ、今は「他者の魂を支える技術者としての山」に向かっている。
選んだのは「トップクライマーのメンタルサポート」という、より険しくもクリアな聖なる峰。
これは、“登ること”から“コーチング”への進化の道。
🧭本来のルート|魂が向かいたい方向
挑戦する魂を伴走するコーチ。
登り手の中にある「恐れ」や「渇望」や「静かな覚悟」に寄り添い、
登攀という”儀式”の中で魂を育てるメンタルガイド。
現在の目標は「この人にだったら、核心を見せても大丈夫」と思える存在になること。
🎈バリエーションルート|遊び心の道
正しい意味でのフリークライミング:自由の原点回帰 例:ラオス
そこには「勝ち負け」や「証明」がない。
ただ、ルートと身体と感覚との共鳴だけがある。
笑い、悔しさ、閃き、歓喜。
プレイフルな自分と再会することで、自他の境界を越える瞬間も。
🧨誤って登ったことがあるルート|記録としての教訓の道
ランナウト自慢型・俺様自慢ルート(比叡・インスボン)
”(現代の基準でいえば)登れない俺”を偽装するためのルート。ここを登っていれば、大したムーブを出していなくても、「やっぱり、すごい俺」を感じることができる。昔の〇〇さんの武勇伝に魅せられて選んだ“お山の大将のルート”。
道を見失わせるほどの自己顕示欲の残滓が残る地形だった。
でも、ここで学んだことがある。
「俺様の山につきあってやると、魂は迷う」ということ。何事も経験だ、というのも時と場合による。落ちて死んで、一巻の終わりになる人もいる。
🏕️落ちても帰れるベースキャンプ|読図の山や沢登り
そこは**“感覚と直観が許される安全圏”**。
尾根と谷を読む力、変化に敏感な身体、空の色で気圧を読む目。
ここに戻れば、いつでも再起可能。
迷ったら地図を広げ、また一歩から始められる場所。
🔥サポートしてくれる内的存在たち
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火の番人(内なるCP):
魂の核心を護る焚火の守人。混乱してもここに戻れば、芯が見える。 -
魂の地図読み(セルフ):
魂全体の地形図を持ち、登るべき次の峰を常に示してくれる。
焦らず、でも確実に。読図こそが、この登攀の命。 -
風の精(インスピレーション):
「こっちかも」と囁いてくれる。見えないけれど、ルート選びの味方。
🚧トラウマ地帯|封じられた自由の領域
「絶対に間違ってはいけない」「失敗=死」という呪縛の霧。
アルパインの中では、「敗退なしで!」
自由にルートを選ぶ権利は、敗退が想定されてこそ。
そこには、
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子供のように遊びながら登ることへの強い自己否定、
俺がやらねばだれがやる系、特攻隊ヒロイズム
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「直観なんて信用できない」「怖いとはなんだ」という脱価値化
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「敗退なしこそがかっこいいんだ」という刷り込み
が埋まっている。
でも、この領域に火の番人と共に再訪することで、自由は再び回収できる。
ほんと、愚かな山をやって、俺様自慢することが、蔓延している九州…
いい勉強になりましたよ。
師匠の俺ってかっこいいクライマー自画自賛活動に利用されそうになった。海外にひとりで行けて一人で登って帰ってこれるのは、私であって、私がが優秀なのに、ちゃっかり俺って便乗しようとした人が二人もおったんや~
自分の手柄にすり替えようっていう魂胆に乗らなかった勝利の歴史です。