2025/01/09

【追加】終了してから人気が急上昇している記事

総括すると、

 日本クライミング界のレベル低下の実態を語る

記事が人気なようです。

オリンピックで選手が勝っても、一般クライマーのレベルは、40代スタートのおばちゃんクライマーが、「単独初見でフリーソロ」で登れるルート(例:阿弥陀北稜)で、大学山岳部が遭難で死んでいたり、ベテランと称した人が仲間を凍傷に陥れているような現状ですからね…

「体力」ではなく、「知性」つまり「判断力」の問題。

先生の言う通りではなく、「自分の判断」で登りましょう。

セーフクライミングに必要なのは、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ではなく、

  自分の頭」で「きちんと考えること」

です。そうしないと、25+35すら分からずに、60mロープでピッチをつないでしまいます。こうした行動の元凶は、そもそも

     自分で考えていないこと、

です。

この事例だけでなく、

・オリンピックのビレイを学んだから、外のビレイもできる

とか、

・動くものに道標つけて、これで良し、

とか、

すべて「自分の頭」で「考えていない」から起きる。

他者評価と自己評価

 オールドクライマーvsニュークライマー

デイドリーム VS コブラクラック

だれも、落ちたら死ぬかもイチかバチかをやりたいとは思っていない

立木の強度

ビレイを教える

たぐり落ちのキャッチ

ニュースにしていいレベル感とは?

現代クライマー=お粗末系です

大衆化

明日なき暴走

九州クライミング4年の総括

九州のアルパインルート

クライマーの身長別プロテクションの考察

ベストセレクション集

クライマーなら当然考えていること


【ChatGPT】軒先貸して母屋取られる がアクセス問題の本質だった…

■ 最大の問題はクライマー自身の在り方

クライミングによる地域おこしの最大の障害はクライマーであるとはっきり自覚しました。

「軒先貸して母屋取られる」

レジェンドクライマーの故・吉田和正さんが、よく言っていた言葉でした。

  クライマーのありよう 

を非常によく言い表していると思います。

それを辞めないといけないんですよ…

クライマーは。

■ アクセス問題の本質 は、 軒先貸して母屋取られる (善意があだになる)です

「軒先貸して母屋取られる」の意味を異なる言葉で表現すると、以下のような表現が考えられます。

  1. ちょっとした親切が裏目に出る
  2. 助けたことで全部奪われる
  3. 小さな譲歩が大きな損失に繋がる
  4. 手を貸したらすべて奪われる
  5. ほんの気持ちが大きな代償を生む
  6. 与えたものがすべて持ち去られる
  7. 親切が裏切りに変わる
  8. 少しの協力が全てを奪われる結果になる
  9. 与えたものに対してすべてを取られる
  10. 手伝いが裏切りに変わる瞬間

どれも、善意が思わぬ結果を招く状況を表現しています。

 「登っていいですか?」「いいよ」 → 親切にする

 うんこ置き去り & 迷惑駐車   → 迷惑 を落される

親切にしたら奪われる、って悲しいことです。

なぜクライマーが、相手に”悪いことしたな”って、共感できないのか?分からない…(汗)

■ 「山の声」 ChatGPT作

ある日、若いロッククライマーが山のふもとの小さな集落にたどり着いた。

彼は山に挑戦することを夢見て、ここがその始まりだと思っていた。集落の人々は、静かな生活を送っており、山を恐れながらも、山は生活の場だった。

クライマーは、村の広場に座っていたおじいさんに声をかけた。「すみません、この山の岩に登ってもいいですか?」おじいさんは、少しの間、彼をじっと見つめた。

山に対する敬意を感じたのだろうか、おじいさんは穏やかな声で答えた。「もちろん、登っていいよ。ただし、岩を大切にしてくれ。」

その言葉に心を動かされたクライマーは、快く承諾し、山に足を踏み入れた。

しかし、彼が山を登り始めると、次第に他の登山者が増え、地域に大きな変化が訪れることになった。

最初はほんの数人のクライマーだったが、次第にその数は増え、山の周辺の道路に駐車する車が溢れ始めた。集落の狭い道に駐車された車は、住民の生活に支障をきたし、交通が混乱し始めた。無断で停められた車のせいで、村人たちは日常の仕事に困難を感じるようになった。

そして、ある日、山の頂上近くで見つかったのは、クライマーが放置したひどい痕跡だった。登山者たちは山に登る際、トイレがないことを理由に自然の中で用を足していたが、その後、排泄物と共に無造作に放置されたトイレットペーパーが散乱していた。さらに、いくつかの場所で、使い捨ての紙が燃やされ、煙が立ち上っていた。

その結果、山の一部が小さな火事に見舞われた。火はすぐに制御されなかったため、山の一角で炎が広がり、村人たちの元に連絡が来た。おじいさんは心を痛めながらも、山を守ろうと必死に消火活動に参加したが、その日の夜、火事は再び再燃し、山に住む動植物たちにも被害が出てしまった。

そして、最も衝撃的な出来事が訪れた。それは、登山者の中で一人が不注意によって崖から転落し、命を落としてしまうという悲劇だった。事故を防ぐための措置が十分に取られていなかったため、無理なクライミングや危険な場所での行動が命を奪うことになった。

村人たちは次第に、山の美しさが壊れていくのを見守りながら、心の中で疑念を抱くようになった。おじいさんは言った。「あの時、登ってもいいよと言ってしまったことが、こんなにも多くの人々に迷惑をかけてしまったとは…。」

山は、どこかで「ありがとう」と言ったかもしれない。だが、同時にその静かな声は悲しみを帯びていた。「あなたたちが来ることを許したはずだった。でも、それがどうしてこんなにも傷つけることになるのだろう?」

村人たちは、山を守るために、改めて「自然との共生」を考え直すことを決意した。登山者が来ても良いが、その心には、山に対する敬意と責任を持たなければならない。山は人々に開かれているべきだが、自然と調和しながら共に生きる方法を学ばなければならないことを、痛切に感じたのであった。

それから、村は登山者に対して、山に登る際のルールを強化し、地元の人々と協力して山の環境を守るための活動を始めた。

山が再び静けさを取り戻すために、そして悲劇が繰り返されないように、村は努力を続けることを誓った。

■ 詩:

軒先を貸して母屋を取られた、あの日  byChatGPT


雨をしのぐ場所が欲しいと  

あなたは穏やかな声で頼んだ  

その言葉は柔らかく、温かく  

初夏の風のようだった  


「ここでいいのなら」と差し出した  

小さな軒先  

古びた柱とひさしの影  

それだけのはずだったのに  


あなたは少しずつ中へと入り込む  

足を踏み入れ、声を響かせ  

まるでそこが最初から  

自分の家だったかのように  

自分のものにしてしまう

そこをどけと、

20年飼った私の愛犬を追い払う


私は気づいていたけれど  

ときおり見せる弱さに同情して、強く拒むことができなかった  

「一晩だけ」「少しの間だけ」  

そんな言葉に紛れて広がる影  


気づけば母屋はあなたのもの  

私の居場所はいつしか消え  

愛犬とともに

冷たい風が背中を押して  

外の闇へと追いやられる  

軒先を貸したのは私だった  

あなたを受け入れたのも私だった  

けれど、それでも問いかけてしまう  

「なぜここが、すべて奪われたのか?」  


以上、ちょっと手直ししましたが、良い出来だと思います。

これが私がクライミングで感じている心中です。

ちょっと親切にしたら、人生丸ごと奪われそう、みたいな感じです。

2025/01/08

【技術情報】グリグリとカラビナについて

 https://youtube.com/shorts/oSkBk-3g3Ew?si=rzn8cHoEIO9Kkiju

【クライミング心理学】ナルシストは、「向社会性」が低い

人に求められる人にある 向社会性とは メンタリスト DaiGo 切り抜き

■ 禁止を守る力が弱い人が多い?

これは、私が一緒に登っていた人たちだけに限定的にそうなのかもしれませんが・・・

(やってはだめと禁止されていること)vs(自分の欲)

が対立することは、人が生きていたら、よくあることだと思いますが・・・その禁止に対しての抑止力・・・が非常に弱い、欲に対して非常に抵抗が少ない、という人たちだなぁと感じる事件が、何度かありました・・・。

そして、それを他の人も同じだと感じているようでした。

代表的なのは、残置のビナを「ねぇねぇ、持って帰ろうよ、みんなで山分けしようよ」って奴。

これは、山梨で登っていたころ第一発目に起ったことだったので、呆れるやら、嘆くやら…。

一緒にいた別の男性も、呆れて、「もう~〇〇さんったら!」というヤレヤレ感でした。男性同士の中でもそんな感じです。

しかし、そういう人でも、弱みを人に見せたり、相手をほめちぎったり、子分には優しいとか、純粋なところがあったりで、大体は、もう!と思いつつも付き合っていくということになると思いますが…。

反社会性、というのは、ナルシシズムの発露とは、また別の、非常に顕著な性格傾向ではないか?と思います。

私の経験では、一度でも、そのような所作や発言が見えた人は、回避するほうが良いです。

その人がクライミングをする目的…動機…ということですが… ナルシシズムの充足、つまり賞賛のゲットであることが99%の理由なのです。

 自分ができるだけ楽に賞賛を得れる

というのが、ナルシストにとっては、おそらく生きやすい社会になる、ということです。

■ 「トップロープ掛けるだけガイド」がはびこった理由?

誰かにトップロープをかけてやるというのは、一般の男性クライマーが5.12は一撃できる現代では、一番簡単にできる「恩着せ」です。

だから、クライミングガイドは、楽勝の仕事です。そのために、クライマー男子のあこがれの的になっているのではないでしょうか…?

しかし、私みたいなおばちゃんクライマーですら、初心者には、ナインにトップロープ掛けてあげますからね…

「トップロープをかけるだけガイド」だと早晩、存在価値がなくなり、淘汰されて行かざるをえません。

■ アルパインクライミングが廃れた意外な理由?

昔は、5.9を登れたら賞賛を得れたのに、フリークライミングの時代へ入ったら、5.9では賞賛は得られない、できて当然のこと、とされている、というのが、もしかしたら、アルパインクライミングが廃れた理由かもしれません。

寒い雪山での宿泊や、壁でのつらいビレイ時間を耐えて、それで、そんなに褒められない…となると、やーめた!となるのではないでしょうかね?

■ 成れの果て

そうやって、どんどん安きに流れた結果、天気の良いときに、岩場でクライミングするだけ…というのが、一般的なアルパイン…伝統的な山岳会の行きつく場、だったような気がします。

最低限…ということで、厳冬期赤岳がロープなしで登れる技術力…アイゼン歩行ですが…を死守、ということになってしまっているってことです。

■ (成れの果て)はニアイコール (一般登山者が努力してたどり着ける地点)

ちなみに厳冬期赤岳が晴天時にこなせるだけのアイゼン歩行術は、雪山を何十回か歩いていれば習得できます。

これは、慣れの問題ですので、回数の問題です。もちろん若ければ早く慣れますので、若いほうが慣れに必要な回数は少ないと思いますが…。

無雪期の砂浜でいくらアイゼン履いても、積雪期の感覚とは異なると思いますが…。当然ですが、雪のことは、雪の上で学ばないと学べないのではないでしょうかね?

もちろん、岩トレは岩の上をアイゼンで歩くので、雪や寒冷は必要ないかもしれません。

私も生まれて初めての岩登りは、西湖の岩場で、アイゼンを履いてのマルチピッチでした。

(二度目からリードしています。こう書いておかないと、私だけ特別扱いされていると勝手に思って羨ましい人の溜飲が収まらないみたいなんですよね…)

というので、結局、誰でもできるところ…、努力さえすれば誰でも到達できるところ…が

 赤岳 & 5.9

…というのが、白日の元のさらされてしまった…ので、賞賛を得られない。

そして、そのことが面白くない。

だから、まだ、赤岳&5.9で、「すごい、すごい」と言ってくれる人を探す…という本末転倒なことになっているのではないですかね? アルパインの世界は…

「昔、俺は山岳会ですごかったんだぞーという人たち」が、「5.9でも褒めてくれる下手くそ探しに躍起」になっていることが、私がモテた理由だったような気がしますネ(笑)。

でも、誰でも、年を取れば、登れなくなりますから… 

それよりも、自分が得た知識や経験を多くの人と分かち合おうという気持ちを持つことで社会から、「賞賛」が得られるとすれば、ナルシストは、賞賛欲しさに頑張れる人たちです。

要するに、社会にとって良いことをした人を 「賞賛」 すればいいのです。

つまり、グレード以外の価値、ピオレドール賞受賞以外の価値、を見つけてあげて、褒めてあげる。

例えば、「レスキュー」とか、「遭対協」とか、そういう活動の功労者賞を作って褒めてあげる。

そういう活動が彼らの反社会性を、向社会性に転換するのに大事です。 

本来は、褒めてもらうことを原動力にせず、山を愛していれば、他人からの評価なんてどうでもいいはずなのですが、その内発的動機が弱い人たちなのです…

なので、褒め力をうまいこと活用ましょう☆

一種のナルシスト向けライフハックです。

(そしてクライマー界は、ナルシストが9割なのです…)

闘う科学者からみたウクライナをめぐる世界(安斎育郎)

2025/01/07

【Safeクライミング】バレエの指導者資格 を転用

■ Safeクライミング資格を

バレエでも、トップダンサーによる技術指導ではなくて、安全な指導が求められています。

私は、19歳からバレエをスタートして、38歳で山梨に移住した時点で、山梨には大人を指導できる適切な指導者がおらず、子供向けの指導を受け入れる以外なく、続けられなくなり辞めました。最後はコンクール指導の先生に、13歳とかと一緒に習っていました…(汗)

同じことで、クライミングも、新人にクライミングを指導するのに、5.12が5本オンサイト出来る、という能力以外にもっと別の知識がいるのではないでしょうかね??

そもそも、新人クライマーには、5.12ではなくて、「良質の5.9」が必要ですし。

良質なクライミング指導者資格の創出を切に願います。

■試案  クライミング安全指導者資格 カリキュラム試案

1)解剖学

まずは基本的な『人間の身体の構造』を学んでいきしょう。運動器の解剖を中心に、運動を理解する上で欠かせない呼吸器系、循環器系の解剖や機能についてもお話しします。人間が生きる上で欠かせない『呼吸』や『心臓のはたらき』についてもこの機会に深く学びましょう。人体の不思議に触れることは、その仕組みの中で実現されるクライミングにも大きな影響を与えることでしょう。


2)動作分析&運動学

『身体の構造』を学んだ後は”どのように身体をコントロールするべきか”、また”正しい身体の使い方”について学んでいきます。ここでは実際に身体も動かしながら、各部位における安全な身体の動かし方や痛め方を学んでいきます。またその先にクライミングの正しい動作があることもぜひ実感していただけたらと思います。『正対』とは何か、『側体』とは何か。そういった具体的な部分についても学びを深めていきましょう。


3)栄養学

成長期の子ども達にとって指導者からの言葉は勇気や希望にもなると同時に、呪いにもなります。なぜ『成長期』と呼ばれているか、その言葉の意味を理解すれば『痩せなさい』というような食事を疎かにさせるような言葉がけはしないでしょう。家族との食事、友人達との食事、日々の生活の中で食が与えてくれる豊かな時間はかけがえのない時間です。その食事という生きる上でとても大切な行為、そして人生の多くの時間を費やすその時間が苦しいものになるのはとても悲しいことです。しかも子どもの時期から食べることに罪悪感を覚えさせてしまうことはとても非情なことと言えます。

そしてまだSNSやYouTubeなどで多く目にする数字に惑わされないためには正しい知識が必要です。クライマーに必要なのは細い身体、軽い身体ではなく、より良く動ける身体です。どのようなクライミングをしたいか?が重要であって、見た目や体重の競争をしているわけではありません。

栄養学を学ぶことで、正しく適切な判断を、クライマーたちに向けて行うことが出来るよう指導者のスキルアップを行ってきます。


4)婦人科学・高齢者科学

女性ならではの婦人科的なトラブル、いろいろな悩みがあることと思います。クライミングを含めて高強度なスポーツを行う女性の中で問題になっているのが無月経です。原因は様々ですが、特に低体重と関連したエネルギー不足による無月経はアスリートの間でも深刻な問題になっています。

また、月経前症候群(PMS)に悩まされる女性も多いことと思います。そんな症状とどう付き合っていくのか、また最近スポーツの世界でもようやく浸透し始めた低容量ピルのお話なども伺っていきます。

岩場へ通うクライマーへ安心してもらえるアドバイスが出来るよう学んでいきましょう。

5)心理学

これを読んでくださっているあなたは過去にクライミングの上達とは関係のない注意(体型や人格の否定)などを受けたことがありますか?またはそのような注意をしてしまった経験はありますか?心、メンタルはパフォーマンスにおいて最も重要なもの。指導現場においては指導者自身の心のあり方も大切ですし、受け持つ生徒さんたちのメンタルをどのように健康に保つかを学ぶことは、特に現代に生きるプロフェッショナルの指導者に求められる必要なスキルです。

本指導者資格では、1)メンタルヘルス、2)ハラスメント、3)コーチング、4)発達心理学、5)教育心理学と、心理学を初めて学ぶ方でも実践に活かして頂ける科目について学んでいきます。

6)エクササイズサイエンス

クライミングは冒険を起源にしますが、アスリート同様に高負荷の運動であると考えます。本資格ではパーソナルトレーナーの資格にも準拠した『運動と身体に起こる反応』について踏み込んだ内容を学んでいきます。

そして原理原則である基本的なトレーニング理論を学ぶことでクライミングに取り組んでいく新人クライマーの課題の選び方やトレーニング方法にも光明を見出すことが出来るでしょう。​

さらに生体力学ではクライミングのパフォーマンスにも影響を与えている物理法則についても学んでいきます。

なぜそのように動けるのか、また安全に動くにはどのように身体を動かせば良いのか、またそもそも『クライミング』とはなんなのか、というクライミングの根源に関わることも学ぶことが出来ます。

7)整形外科学

整形外科医の先生からさらに細かい身体の障害、各年齢で気をつけるべきポイントについて学んでいきます。生涯スポーツであるクライミングは、岩場の現場では様々な年齢、身体的状況のあるクライマーがいらっしゃいます。

クライマーの身体の違和感を可能な限り早く見つけ、大きな怪我を未然に防ぐこともまたプロフェッショナルな指導者に必要なスキルです。

8)安全講習

ベーシック講座ではパフォーマンスの向上はもちろん、怪我の予防にもつながる『姿勢』と『人間の身体の可動域』などについて、さらに怪我の初期対応について学び、プロフェッショナル講座では『人工呼吸』や『AED』の使い方について学んでいきます。

岩場を運営していく上で、クライマーの安全を確保することも、今まで以上に求められるスキルです。普段の生活においても”まさか”の時に対応出来る一次救命の知識を持っていることは社会的にも大切なスキルと呼べます。

9)クライミング史

クライミングの指導者として欠かすことの出来ない教養の一つである『クライミングの歴史』を、〇〇先生よりレクチャーして頂きます。

課題が生まれた背景はもちろん、どのようにその課題が生まれ、世界に、そして日本にクライミングがもたらされたのか。先人のクライミングへの情熱と愛情を知ることは、それを受け継ぎ、育てるものとして必要な教養であると感じています。

10)ジムクライミング

セッターである、〇〇先生をお迎えし、クライミングに欠かすことの出来ないジムクライミングについての理解を深めていきます。

一つ目の講義は【拍子とリズム】をテーマに、基礎的なセット理論と課題に繋がる拍子とリズムへの理解を、二つ目の講義では【クライミングのリズム】をテーマに、ルートセットにおけるリズムの構造や取り方、各セッターや課題ごとのリズムの違いについて学んでいきます。

普段の岩場では、なんとなく岩に合わせている方も多いと思いますので、この講義で課題についての理解を一緒に深めていきましょう。

11)シューフィッティングの重要性

こちらの講義では○○横浜店にて店長を務められております○○先生をお迎えし、シューフィッターの視点からクライミングを安全に、そして健康的に登る上で欠かせない足とシューズの関係について学んでいきます。

合わないシューズを履いて登ることの危険性から、それぞれに合ったシューズの選び方、またシューズによって登れるラインの違いまで、実践に即役立つ内容であるだけでなく、クライマーの足の健康を守る知識を〇〇先生より学んでいきます。

各種メーカーの違いなどもクライミング用品店の方ならではの視点で解説もして頂けますので、より贅沢で内容の濃い講義となっております。

12)世界のクライミングとスタイル

クライミングの出発点となるイギリスからはじまり、アメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、と世界を代表するクライミングメッカでのクライミングの違い、また各岩場が目指す理想のクライマー像など、一つの岩場に偏らず、クライミングの歴史を辿りながら、広く世界のクライミングについて、実際にそれぞれの国のクライミングガイド資格を取得されています先生方に学んでいきます。

ガイドご自身が習ってこられたクライミングのルーツを知るとともに、これからどのようなクライミングを伝えていきたいか、自分のクライミング軸の確立にも繋がる貴重な講義です。

13)実践講習

身体のこと、クライミングのことを専門的に学び、実際の岩場でのクライミングや開拓の現場で、そのスキルを活かし活躍されている専任講師による実践講習です。

同じ言葉でも人が変われば伝える言葉や表現が変わります。

『安全』を学ぶことで頭でっかちになり、怖くて動けない身体を作るのではなく、ただの座学、知識の習得では終わらない、この安全指導者資格の大きなポイントとなる部分です。

そのキャリアはもちろん、身体の基礎を学んだ上でオリジナルの世界を作り出している各講師のアイデア、世界観にもご注目ください。

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以上、どうでしょうか? ただ登れるだけでガイド資格になってしまう・・・というほどのお粗末な資格ではないと思いますが、今のクライマー教育に欠如している知識があるような気がします。

【陰性転移】ヒヤリハットには2者がいる。加害者か?犠牲者か?

■ あなたはどちらの人に、自分を投影しますか?

クライミングのミス、ヒヤリハットには2者います。

 加害者側に投影する人が多いと → 加害者を擁護しようとする

 被害者側に投影する人が多いと → 被害者の味方になる

クライミング界は、なぜかナルシストの占有率が非常に高いので、ナルシストというのは、自己主張が攻撃的という特性を備えており、クライマー間での議論では、加害者保護に偏ります。

そうでなくても、日本では長いこと、男性の論理だけが偏って保護されてきました。

例えば、性強要が正当化されてきました。

何千、何万人もの女性や若い男性が、成人した立派な男性に性的に搾取されても、黙らされてきたのです。

お決まりのセリフ

 そんなことくらいで・・・

と言われて。

つまり、日本の男性の大多数は、自分を加害者側にかさねて、加害者に「むらむらして、ついやっちゃったんだよね・・・」と同情してきたから、性加害がいつまでも、

 やってはいけないこと

にならなかったんですよね・・・。ジャニーズ喜多川の件で分かったでしょう。

あれは、

 看過してよいこと

ではなく、

 れっきとした犯罪

だったんですよ・・・。

■ 致命的になりうるミスが看過されている

同じことで、クライミングで、

 ビレイが不十分な人を指摘しない

とか、

 適切なプロテクションなしで登らせる

とか、

 簡単なところではロープを出さなくていい

とか、

 25+35も計算できないでルートに行く

とか、

 祝子川、2名で行っておいで~ (死者が出る沢)

とか、

「頭悪くてすいません」

で終わりじゃなくて、

「再発防止」

しないと行けないんですよ。 再発防止までやって

 誠意ある行為

です。

おれらアホだから・・・あっはっは~ そんな俺らに付き合うお前がアホ!

って、逆ギレってやつですよ?

自分のアホさのほうを真剣に反省するときで、付き合ってあげた心の優しい人を責めるって、どういう人間性なんです??


https://youtu.be/MwSMyPaFmHE?si=lguzk9T7PMPh8wu3


一般の人にクライミングを説明する動画

 1)トポ

https://youtube.com/shorts/d_H0GgcBl3c?si=lry3UsvEZd8Hko40


2025/01/06

I’ve been gaslighted and it sucks!

 This is called gaslighting.


And this is exactly what was happening in Kyusyu climbing to me. 

They forced me to climb the climb I do not want to, or I judged that is very dangerous. 

They also recommended a route that I can be killed. 

Now I am gaining my voice back, thanks to my therapist!

【セルフカウンセリング】クライミングで殺されかけた自分を癒す

■ 南ユウタさんのこちらの動画を参考にして、セルフカウンセリングを作成しました。


https://youtu.be/Y6Ab-doGYV4?si=ohTYCvZAyeQLmtoA

■プロンプト

あなたは精神科医です。

1)クライアントの中核感情は怒りです。

「は?60mロープで、35m登った後に、25mをつなげて登っちゃったって?!お前は俺を殺す気か?! 」

2)制御感情は、”言っても分かってくれない”、”理解されない不安”、です。

3)防衛は、知性化です。どれだけ頭の悪い相手でも、優しくかみ砕いて、理解できる程度まで、何度も解説することを辞められないでいます。

の3点から、このクライエントに、防衛を起こさせない、適切なカウンセリングをしてください。

■ 補足

このブログの読者のために念押ししておくと、理解されない不安は、私の不安妄想や不安症の症状による、非現実ではなく、事実です。言葉として、「やっぱロープは60だね」と言質が取れています。クライマーたちが、頭が悪くて、誰の目にも明らかである危険を理解できない、40年前なら常識だったことが現代では全く分からなくなっているというのは、幻想ではなく、現実です。念のため。

私の妄想ではありません。私が大げさに騒ぎすぎる、というのでもありません。

しかし、このようなクライミング界にしたのは私ではなく、私が世直しをする責任があるのではありませんので、文部省登山研究所の方など、適切な方に適切な処理を全新人クライマーのクライミング理解力アップに向けて対処していただきたいです。

■ 回答

このクライアントに適切なカウンセリングを行うためには、以下のステップに基づいて進めます。中核感情(怒り)と制御感情(不安)を理解し、防衛(知性化)を誘発しない環境を提供することが鍵です。


1. 感情を受け止め、共感する

クライアントは強い怒りと不安を抱えています。そのため、まずは感情を否定せず、受け止めることが重要です。

例: 「今の状況で、すごく危険を感じられたんですね。それに対して、怒りが湧いてくるのも無理はないと思います。」

これにより、クライアントが感じている怒りと不安を共有し、安心感を提供します。


2. 解釈を試みない

クライアントの知性化という防衛機制を引き出さないよう、過度に論理的な説明や分析を避けます。代わりに、感情に焦点を当てて話を進めます。

例: 「その出来事がどれほど怖かったか、もう少し教えてもらえますか?」

このように、クライアントの体験や感情を掘り下げる質問をし、解説を求めるような状況を避けます。


3. 安全感を強調する

クライアントの不安にアプローチするために、今のセッションが「安全な空間」であることを示します。

例: 「ここでは、どんな感情も大丈夫です。安心して話してください。」

また、「過去の出来事はもうコントロールできないが、今後どうするかを一緒に考えましょう」と提案することで、制御感情への安心感を与えます。


4. 新しい視点を少しずつ提供する

知性化を起動させずに、別の視点を提案するには、シンプルかつ具体的な言葉を使います。

例: 「それは確かに怖い体験だったと思います。もし、似たような状況がまた起きたとしたら、どうしたら安全を確保できるか一緒に考えてみませんか?」

これにより、クライアント自身に問題解決のプロセスを任せることで、防衛機制を減少させます。


5. 振り返りと再確認

セッションの最後には、クライアントが話した内容を簡単にまとめて、安心感を強化します。

例: 「今日は、過去の危険な状況に対する怒りや不安について話していただきました。危険を感じたのは自然なことだと感じましたし、次のステップとしてどうすれば安全を確保できるかを一緒に考えてみる方向で良さそうですね。」


補足

クライアントが知性化を用いずとも、自分の感情や考えを表現できるよう、セッションのペースをゆっくりと保ちます。また、怒りが激しい場合は、深呼吸などのリラクゼーション技術を取り入れるのも効果的です。

以上のアプローチを通じて、クライアントが自分の感情に安心して向き合える場を提供します。

■ 気が付いたこと

・怒り が 不安とセット販売になっている

・感情を言う前に、なぜ危険か?説明しようとしてしまう

・クライミングパートナー自体が、安心して自分の感情に向き合える相手ではなかった

・安全=分離不安がない 安心=愛着 

・教訓: 安全ではない相手に、愛着を育成してはいけない。つまり、クライミングで分離不安がないとは、こちら側が、一挙手一足を見張っていなくても、相手はほぼクライミングにおいて正解とされている行動をとるという確認が取れている、ということだ。これが、ない人=無謀なクライマー、であり、無謀な行動をとると分かっている相手に、愛着を与えてはいけない。相手は何をするか?分からない子供と同じで、自分自身の安全も守ることができないのだから、パーティ全体の安全も守ることはできない。

これは、成長の一環ではない。相手を成長させるために、自分の命をなげうつバカはこの世にいない。

#白亜スラブ #セルフカウンセリング


2025/01/04

【動画】Are climbing gyms in Japan really that hard?


日本のジムってそんなに難しいですか?ですって。

いやジムじゃなくて、外岩課題が難しいんですよ、外岩登って。ですね

【クライミング心理学】”過度な批判”の事例

次のような批判は

 過度な批判

と言われる内容で、

 自己愛的虐待

として、主に

 ナルシシティックなクライマー

が、他者をコントロールするために用いる手段です。

■ 事例

 1. 「お疲れ!でもさ、なんであのホールドでマッチしたの?普通にクロスムーブでいけたんじゃない?効率悪すぎだよ。」  

2. 「え、グレード更新したの?でもそのグレード、コンディション良かったら普通に登れるやつじゃん。もっと難しいのトライしなきゃ意味ないよね。」  

3. 「あのリード登れたのはすごいけど…なんであそこでクリップしたの?あれ、下手すると落ちてたよ。考え甘いよね。」  

4. 「トップアウトおめでとう!でも足の置き方ダサくなかった?あんな登り方じゃ他のクライマーに笑われるよ。」  

5.「えっ、そのルート登れたんだ。でも…なんで完登までに6トライもかかったの?1トライで登れたはずでしょ。他の人はもっと早かったみたいだけど。」

■ たぐり落ち

1. 「クリップ遠かった?それ、自分の力量不足でしょ。普通はもっといい体勢でクリップできるよ。そういうのも考えられないならまだまだだね。」  


2. 「手繰り落ちのリスク?それを防ぐのがクライミングの基本でしょ。あそこでそんな危ないことするなんて、クライマーとしてのセンス疑うわ。」  


3. 「リスクが高いとか言い訳してるけど、あの場面なら普通にクリップできる人いくらでもいるよ。もっとちゃんと練習しなよ。」  


4. 「あんな遠いクリップに手を伸ばすなんて、計画性ゼロだよね。落ちてたらどうするつもりだったの?危機管理甘すぎでしょ。」  

5. 「そもそもあそこでクリップ遠いって感じるのが問題だよ。身体の使い方とか足の置き方が悪いんじゃない?自分で気づいてないのが一番怖いよね。」  

■ 完璧でなければ愛されないビリーフのクライマーバージョン

1. 「ミスをするたびに、自分がクライマー失格だと感じるんだ。完璧じゃないと誰も認めてくれない気がしてさ。」  


2. 「あのルートで落ちた時、みんなが失望した顔を想像しちゃうんだ。それが怖くて、いつも完璧を求めてしまう。」  


3. 「トップアウトしても、他の人がもっと速く登ったって聞くと、自分が不十分に思えてしまう。完璧じゃないと意味がないんだよ。」  


4. 「失敗するたびに、『自分はこんなもんなんだ』って思われるのが怖い。完璧にやらないと誰も僕を尊敬しない気がするんだ。」  


5. 「あのホールドで迷った瞬間、みんなに『ダメなやつ』だと思われたんじゃないかって気がして、恥ずかしかった。」  


6. 「他のクライマーより少しでも劣ると、自分には価値がないように感じてしまうんだ。だから常に完璧を求めてしまう。」  


7. 「登り終えた後に『ここが悪かった』とか『もっと良くできた』って考えてしまうんだ。完璧じゃないと達成感が湧かないんだよ。」  


8. 「練習でミスすると、コーチにも仲間にも見放される気がする。だから誰よりも完璧でありたい。」  


9. 「毎回、登るたびに『これで自分を証明しなきゃ』ってプレッシャーを感じる。完璧じゃなきゃ存在意義がないみたいなんだ。」  


10. 「たとえ完登しても、小さなミスがあると自分を責めてしまう。ミスひとつで、愛される資格がなくなる気がして。」  

■ 感情を抑圧し、怒りを表現できないクライマーの事例

  1. 「別に悔しくないよ。うまくいかなかっただけだし、まあ仕方ないよね。」(本当は悔しいが感情を押し殺している)

  2. 「ミスはあったけど、それも含めて自分だから。怒るほどのことじゃないよ。」(怒りを否定している)

  3. 「みんな失敗することあるし、自分だけじゃないから気にしてない。」(怒りを他者との比較で無効化しようとしている)

  4. 「なんで失敗したか考える方が大事だし、怒っても意味ないから。」(論理的に感情を封じ込める)

  5. 「あのホールド滑ったのも自分の技術不足だから、誰も責められないよ。」(怒りの対象を探さないようにする)

  6. 「いや、怒ってないよ。ただ、どうしたら次は失敗しないか考えてただけ。」(怒りを分析と偽装する)

  7. 「あそこで諦めたのは自分の判断だし、怒る資格もないよね。」(自己責任を強調して怒りを抑える)

  8. 「ミスはミス。感情的になるより次どうするかを考えた方がいいでしょ。」(理性を優先するフリで感情を押し込む)

  9. 「正直、失敗しても別に何も感じないんだよね。それより効率的にやる方が好きだから。」(感情そのものを拒否する態度)

  10. 「自分のせいで負けたけど、怒っても変わらないから。それに、怒るのってみっともないじゃん。」(怒りの表現を恥ずかしいと感じる)

■ 過度な期待に応えようとするクライマーの事例
  1. 「このルート、みんなに『君なら登れる』って言われたから、絶対に完登しないとがっかりされそうで怖い。」

  2. 「あの岩場を登ったら地元のみんなに認めてもらえるって思うと、何としても成功させなきゃって思うんだ。」

  3. 「友達に『このルートはお前のためにあるようなもんだ』って言われたから、トライしないわけにはいかないよね。」

  4. 「先輩が『君なら簡単だろ』って言ったから、そうじゃなかったら失望されそうでプレッシャーがすごい。」

  5. 「一緒に来た仲間が、僕がこの岩を登るのを楽しみにしてるから、絶対に成功させないといけないと思う。」

  6. 「このプロジェクト、ずっと周りに期待されてたから、登れなかったら自分が恥ずかしいだけじゃなく、迷惑をかけそうで怖い。」

  7. 「他のクライマーが『このグレードなら余裕でしょ』って言った時、登らなかったら弱いと思われる気がして無理しちゃう。」

  8. 「岩場の地元の人たちに期待されてる感じがするから、完登して感謝の気持ちを示さなきゃって思うんだ。」

  9. 「家族が『そのルート、君なら簡単に登れるでしょ』って言ったから、期待に応えないといけないって思い込んじゃう。」

  10. 「登ったらみんなが喜ぶってわかってるから、少しくらい怖くても全力で挑まなきゃいけない気がする。」

■ 感想

これじゃー、

 クリップしてもダメな奴判定、しなくてもダメな奴判定で、結局のところ

 何をやってもダメな奴という判定をしてくる

って意味ですね(笑)。

まぁ、それがナルシストのナルシスト足るあり方ってことなので、そりゃそうか。

人に何を言われても、気にせず自分のスタイルを守って登りましょう。

命は一人一個しかありませんから。

初期のころはChatGPTはクライミング自体を分かっているのかなぁって返事しか返ってこなかったのですが、1年余りでだいぶ成長しました☆