All day, Every day
クライミングを通じリスク管理を学び、そこから、生きることのリスク管理を学ぶサイト
2024/11/20
【世界情勢】金融資本主義の終わり&軍需駆け込み消化戦のウクライナ
【クライミング心理学】ランナウト自慢=自己愛の傷つき
2024/11/18
【ヒマラヤ情報】テンジンヒラリートレイル&3パス お話会参加しました
■ ヒマラヤをガイドレスで
11年前の情報なので、今も有効なのか分からないが、テンジン・ヒラリートレイルをガイドレスで歩いたことがある男性の話を聞いてきました。
別名:エベレスト街道。
正直、みんなが私にヒマラヤを勧めるので、なんだかなぁ~となっていました。
だって、ヒマラヤって、男のロマン系ですよね?特に登山の文脈では…。やだなぁ、勝ち負けとか名誉欲とか、承認欲求の山…(汗)。
インドもそうで、私は不潔な国は苦手なんだよなぁ、暑い国はちょっとなぁ…って感じでした。
基本、寒いところ好き☆
でも、食わず嫌いせずに、ラオスに行ってみたら、良かったので、ヒマラヤも同じかもしれないなぁと思い、とりあえず話を聞きに。
■ 女性一人でも行ける
ヒマラヤは多くの人に、勧められてきたし、女性一人だけで言ってきました!という人にも、複数のレベルで逢った。別に、山ヤじゃない人も多数。
米澤先生のタサルツェは残念な山だったみたいで、なんだか、ヒマラヤに名誉の初登を求めるのは、かなり、時代錯誤、であると思われたし、他にヒマラヤの価値というか、登山的な意味で、どういうことが期待できるのか分からず、景色がきれいなだけなら、別に日本の山でいいのであったし、むしろ、空気が濃くて景色が良いのであるから、日本の山のほうが優位性がある。
誰かに何かを証明するために人生を生きる、ということほど、つまらない動機はないなと思っており、周りの人が薦めたから、とか、私”だって”行けるから、っていうのでは、まるで、自慢話を作りに行くような話だし、そんなしょぼい行動動機で動機づけられないんだよなぁ…いくら言われても…みたいな感じだった。
しかもガイドレスがダメとは! なら、しゃべりながら歩かされるわけで、そんな山に神はいない。
これまでの2009年から13年、14年に渡る登山活動は、登山者として自立するために学習し、足を鍛え、読図し、クライミングすらマスターしたわけで、その終着点がガイドで登る”高所遠足”とは…。嘆かわしいも、はなはだしい。バカにすんなよ、って訳であった。
そんな技術不要の山、お金持ちと目された日本人が、ただ、カモがネギをしょって行っているだけではないか?
と思えた。
しかし、今回の中尾さんは、上手に、ヒマラヤの良さや価値を表現していた。
■ 警戒音
人間は山が怖いかもしれないが、山(野生動物)のほうでも、人間が怖いんだよ。
日本の山でも同じだが、山に入ると、さっと
気配
が動く。その気配、つまり、気 を変えないように歩くのが、上級者。足音もしないし(猫足だから)、声も出さないし、上手になれば気配だって消せる。
この動画は、私が久住に行ったときのモノだが、しゃべりながら歩いているおばちゃん登山者がこのウサギに逢えると思います?
逢えるわけがないですよね。
2024/11/17
【他業界に学ぶ】林業パブリックコメント → クライミングパブリックコメント
■ 以下は林業のパブリックコメント
・経験年数だけが長い先輩から、技術指導と言えない教育を…
=経験年数の長い先輩から、ボルト1点で懸垂しなさい、と技術指導と言えない教育を…
・過去からの積み上げで科学的でない…
・逆に危険を含む内容…
そりゃ、若い奴が来なくなるのは当然でしょう…
・必要な教育訓練を行うことが、山岳会の責務‥‥と読み替えることができますよね。
そして、いくらコンペで勝手も、現場(山)のトレーニングになるわけないじゃありませんか?
2024/11/16
【スポーツ医学】クライマーにも遺伝子解析&栄養療法を
【クライミング心理学】クライマー界は自己愛の傷つきを抱えた人だらけなのでは…
2024/11/15
【新時代の潮流】新しいクライミングの形 報告会へ出よう!
■ 誰ですか、ワイドはゲテモノだよ…、とか言った人は?
これは北平さんという方のワイドクラックを登ってきたクライミングの報告会だ。
若いクライマーはぜひ出ましょう。
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北平友哉トークイベント
「世界最難ワイドクラック「Century Crack5.14b」とマニアックな居場所の守り方」
【イベント紹介】
今回は、日本のワイドクラック界隈を牽引するひとり、北平友哉さんをゲストスピーカーとしてお招きし、ディープな世界観を世界最難のワイドクラック「Century Crack5.14b」にトライした今年の遠征の様子を交えてお話いただきます。
2022年、初めてのCentury Crackは完登におよばず、今年の再挑戦に持ち越しされました。さて、その結果は?
また、一つのことに熱中し続けるモチベーションを維持するために、環境を整えることは不可欠ですが、世界中のワイドクラックを登りたいと語る北平さんの場合はどのようにそれを行っているのか?
北平さんの今の答えを聞きにぜひ会場にお越しください。
※ワイドクラッククライミング
手や足よりも幅の広いクラック(岩の割れ目や岩の隙間)を手足はもちろん体全体も使って登るクライミングスタイル。難易度が高く、界隈では「変態的」や「奮闘的」という言葉で形容されることも多い。じわじわとしか進まず、傷だらけでボロボロになるがそこが魅力となっている。
1回目2022年遠征の様子を映像でご覧いただけます。
「センチュリークラックへの道」
https://www.youtube.com/watch?time_continue=11...
【日時】 2024年12月11日(水曜日) 19:00ー20:30(開場18:30)
【会場】ウインクあいち 愛知産業労働センター 9階 904号室
http://www.winc-aichi.jp/access/ (名古屋駅から徒歩5分)
【定員】30名(要予約)
【参加費】1000円(税込)
※お支払いは会場で現金にてお支払いください(お釣りのないようにご用意いただけると助かります)
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こうした機会に新しいクライミングの在り方の話を聞くと、現・山岳会が持っていると思われる、古い常識がクライミングの進化を妨げている…のではないか?と思う。
クライミングに対しての感覚のズレ感を感じる。
山岳会での認知となんか違うな~と、フリークライミングを始めて以来ずっと違和感を感じている。
ワイドもそうだし、アイスクライミングもそうで、山岳会では、そんなのゲテモノだ、といつも言うんだが…アイスなんてこんな確実なクライミングないよ、ってくらい確実性が実際は高いものだよ?
クライミングの僻地の、九州では、カムを使うことすら、怖がって誰も使わない、という”常識”だった。
ところが、現実には、40年前のカットアンカーで、落ちる、というほうが、カムと同じくらいか、それ以上に危険で、非合理的な判断だと思う。
それにビレイも懐古調で、流して止めてあげるよ~とか、それっていつの時代のロープの話?って感じだった。
いくらなんでも、わざと流して止めなくていいですよ。雪上確保なら分からないでもないが、ボルトルートの岩場で?
古い常識で、エイドクライミングが、アルパインのロッククライミングだ!みたいなのもあったし…。
エイドをお断りして、なんだ怖がり!って否定されるのも、なんか違う気がした。
怖がり!と否定されているような具合なのに、クライマー界の最弱者である高齢スタートの女性クライマーである私にリード期待を寄せてきて、さらに違和感が募った。
その上、私が登りたいというルートには、誰もビレイを提供してはくれない、というわけだし…
なんか、とても、ちぐはぐな経験をしたような気がする。
なんか九州時代は、違和感ありまくりだったよなぁ。
クライミングジムも、親切の正反対で、攻撃的だったし…。
大阪では、男子は当然のように、弱者の私には親切だし、ジムでは当然のように、お客さんである私に喧嘩吹っ掛けてくるようなことはしないし…
これが、正常な姿であると思う。
平穏
です。
普通
です。 なので、普通でなかったのは、私ではなく、九州の古典的クライマーたちなのではないか?と思います。
何が原因だったのか?というと??
九州古典的クライマーが共通して持っているクライミング環境に対する劣等コンプレックス
だったのではないだろうか?
と思う。(未処理の恥の感覚)がある人が自動反応で、相手を攻撃してしまうということだったのでは?
自分より劣位だと思う人(例:私)が、自分が勝手に困難だと思い込んでいるトラッドや海外クライミングにいとも簡単に行くというと、自動的に嫉妬をしてしまったり、腹を立ててしまったり、相手を攻撃してしまったりするのではないだろうか?
女のくせに生意気だ → 家父長制の影響下にある人のセリフ
5.9しか登れないくせに海外に行くなど生意気だ → 旧型クライマーのセリフ
…というのが、私のこれまでの分析の結果だ。
私は別に嫉妬を受けるようなズルなことは何もしていない、と思う。
それどころか、自分の足で稼いできた成果で、自分が楽しむのを阻止されるなんて、たいがい迷惑をこうむった側だと思うんだけどなぁ…。
私が作ったクライマー連絡会も、私が作る前は、そもそも”なかった”んですからね…。
結局、九州では、本来、役割をしっかり担うべき人が担おうとせず、つまり、世代間交代がきちんと行われず、古い人がトップに座り続けるために、いつまでも古いクライミングの形に執着しすぎていることが、問題だったのではないか?と思う。
それは、ただ競争、ただスポ根、クライミングの多様な価値を認めず、排他的で、男性優位の特権主義に凝り固まり、楽しく皆で安全に登るというよりは、俺がどれほどかっこいいかを自己主張するために登る、みたいなことになっていたのでは?
嫉妬について:
https://youtu.be/gvp5e5x0yiU?si=bGKlWCgdQs3QzRpw
■ トップクライマーに対する理解
山梨では、トップクライマーが時折、クライミング遠征の報告会を開いてくれていました。
しかし、残念ながら、それに耳を傾ける若いクライマーがほとんどいなかった…そこそこ登る人はたくさんいましたが…
それは、九州と同様に、俺なんて…みたいなメンタリティを若い男性が取り込んでしまっていたからなのではないかと思います。
俺なんて…と思うのは、心理学的な自動反応、です。たとえ、そう思ったとしても、そのあとに、でも情報だけでも聞いておけば、いつか役に立つ日が来るかもしれない…と思うことにしたら、どうでしょう?
私は、アルパインクライミングのほうは初期に、花谷康弘さんが話してくれた報告会に話を聞きに行ったり、馬目さんの報告会に話を聞きに行ったりしています。どんなトレーニングをすればよいのか?とか、何が登れるようになったら、どういうルートが可能になるのか?とか、どういう技術がどういう場面で必要なのか?ということを知ることができます。
同じ難易度、同じ体力度でやらなくても、その人の今の体力に合った難度で、本格的な山行、というのは、作り出すことはできます。
例えば、同じ岩場に行くので、尾根を一つ読んで、尾根伝いに行けば読図の山となり、ただ登山道を辿るのは別の冒険を作ることができ、その分、学びも深いです。
私が推進したいのは、そのような
クリエイティビティがある山
です。
この北平さんのようなチャレンジを聞くことで、自分のクライミングにどんな要素を取り入れることができるか?そこにクリエイテイビティを発揮しましょう。
いつまでも、10年一日のようなことをしていては…。
日本全国Ⅳ級A1登りと、万年RPの波状攻撃で、分不相応な課題に取り付くフリークライミングを繰り返していても…
日本のクライミング界は楽しくならない。
10年一日どころか、日本国は他国と比べて後退しています。
2024/11/12
【追加】終了してから人気が急上昇している記事
総括すると、
日本クライミング界のレベル低下の実態を語る
記事が人気なようです。
オリンピックで選手が勝っても、一般クライマーのレベルは、40代スタートのおばちゃんクライマーが単独初見でフリーソロで登れるルート(例:阿弥陀北稜)で、大学山岳部が遭難で死んでいるいたり、ベテランと称した人が仲間を凍傷に陥れているような現状ですからね…
体力ではなく、知性の問題。
先生の言う通りではなく、自分の判断で登りましょう。
セーフクライミングに必要なのは、赤信号みんなで渡れば怖くない、ではなく、
自分の頭できちんと考えること
です。そうしないと、25+35すら分からずに、60mロープでピッチをつないでしまいます。こうした行動の元凶は、そもそも
自分で考えていないこと、
です。この事例だけでなく、
・オリンピックのビレイを学んだから、外のビレイもできる
とか
・動くものに道標つけて、これで良し、
とか、
すべて自分の頭で考えていないから起きる。
だれも、落ちたら死ぬかもイチかバチかをやりたいとは思っていない
【リスク管理】プロのリスク管理から学ぶ
ロープアクセスの会社に非常に良いチェックリストがありました。
以下、
https://www.ropeaccess.co.jp/%e6%8a%80%e8%a1%93%e6%83%85%e5%a0%b1/
より引用です。 太字当方。
■廃棄・保管ルールの順守 チェック
- 繊維製装備は製造から5年が経過していないか。経過したものは廃棄しているか。
- 高所(2m以上)から落とした金属製品は存在していないか。発生した場合破棄しているか。
- 湿った場所で保管されていないか(内部が湿ったバッグ、雨天後の車内平置き等)。
- ヘルメット・繊維製装備を極端な高温/低温下で保管していないか(直射日光が当たる窓際やトランク等)。
- 化学物質、刺激物、腐食性物質(酸等)と金属・繊維製装備の、社内および車内の保管場所は分別されているか。
- 装備に付着した泥などの汚れは適切に取り除かれているか。
- 線維性装備の洗浄・洗濯には中性洗剤を使用しているか。
- 摩耗、破損したメインロープ等やハーネス、ヘルメットは廃棄しているか
- ATC・グリグリ等(ビレイデバイス)は深さ1mm以上摩耗していないか。
- ロープガードの生地に破れはないか。クランプ・固定用のコードは機能しているか。
- プルージックコードに摩耗や損傷はないか。
- ナイフに錆びや欠けは無いか。
- ファーストエイドキットは各現場に応じた内容を網羅できているか。
- ヘッドライトの光量が暗くなっていないか。電池は満タンであるか。
- 無線機の通信に異常はないか。
- フットテープ、アブミ等に破れやほつれはないか。
- ハンガーやアンカー類に腐食、破損はないか。
- その他現場にて使用する機材(ポール、ハンマードリル等)に故障はないか。
■作業計画 チェック
- 作業の方法及び順序を明確に述べた手順書が示されているか。それが適当であるかどうかを確認するための作業前分析を行ったか。
- 作業従事者の人数は示されているか。作業従事者は救助・避難を含め、必要な訓練を受け、実行できるか。
- 使用するメインロープ及びライフラインの⾧さの種類及び強度は示されているか。
- メインロープ及びライフラインを緊結するためのそれぞれの支持物の位置、切断のおそれのある箇所及び切断防止措置は示されているか。
- 支持物に緊結する作業従事者の墜落による危険を防止するための措置は示されているか。
- 物体の落下による作業従事者の危険を防止するための措置は示されているか。
- 労働災害が発生した場合の応急の措置は示されているか。
- 上記ロープ切断以外に、危険を引き起こす原因の特定、事故が起きる可能性の判断、危険を最小限にするためのコントロール手段は明確にされているか。
- 作業に用いる用具の選定は、要求される技術や仕様の知識を持つ者が承認したか。
■フルハーネスは墜落制止用器具の規格に適合しているか。
- メインロープ及びライフラインの強度は19kN以上か。
- スリングの強度は15kN以上か。
- カラビナの強度は11.5kN以上か。
- 作業従事者は、ヘルメットを着用しているか。
- メインロープ、ライフライン、ハーネス、ヘルメット、カラビナ等は著しい損傷等異常がないか。
- 保護帽の規格 (飛来・落下物用、墜落時保護用)に適合している保護帽を着用しているか。
- 健康状態は良好か。
- 現場への入場方法および退場方法は安全なものであるか。
- 作業に危険を伴わない気象状況であるか。強風・大雨・大雪などではないか。
- 極度の暑さ、寒さに晒される危険のある現場での作業の場合、作業時間は適切に設定しているか。
- メインロープ及びライフラインは安全に昇降するため十分な⾧さか。
- メインロープ及びライフラインの末端にストッパーノットをつくっているか。
- メインロープ及びライフラインを支持物に緊結する作業に従事する労働者の墜落による危険を防止するための措置がとられているか。
- 作業計画が関係労働者に周知されているか。
- 作業指揮者は選任されているか。
- 作業従事者は、フルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育を修了しているか。
- 作業従事者は、ロープ高所作業に関する特別教育を修了しているか。
- ハーネス、カラビナ、スリング等使用機材は、使用するメインロープ、ライフラインに適合したものか。
- メインロープ及びライフラインの緊結場所は作業箇所の上方にある堅固な支持物を選定できているか。
- メインロープとライフラインはそれぞれ異なる支持物に外れないように確実に結束される計画であるか。
- 切断のおそれのある箇所の把握がなされ、回避できない場合は切断防止措置がなされる計画であるか。
- 作業道具は落下防止措置が取られているか。
- 作業従事者は、どんな体制にあっても迅速に救助されうる状態にあるか。
■エリア
- 作業エリア及びその上下部など、落石、落下物などの危険が予測されるエリアへの立ち入り禁止措置は行われているか。
- ハチの巣などの有害生物の有無は確認したか。
- 作業エリアの整理整頓はできているか。
- メインロープ及びライフラインは作業箇所の上方にある堅固な支持物に緊結しているか。
- メインロープ及びライフラインはそれぞれ異なる支持物に外れないように確実に緊結しているか。
- メインロープ及びライフラインはロープ高所作業に従事する労働者が安全に昇降するため十分な⾧さか。
- メインロープ又はライフラインが切断のおそれのある箇所に覆いを設ける等、切断を防止するための措置を講じているか。
- フルハーネスはメインロープにディッセンダーやアッセンダーを用いて確実に取り付けているか。
- 作業開始直前に上記5つの措置が取られているかを当該労働者と作業指揮者等による複数人で確認したか。
- 規格に適合したフルハーネスおよびヘルメットを使用しているか。
- フルハーネスはモバイルフォールアレスターを介してライフラインに取り付けているか(経過措置の場合を除く)。
- ライフラインを設置しているか(経過措置の場合を除く)。
- 作業計画通りに作業が行われているか。
- ハンドアッセンダーにカウズテイルが接続されているか。
- 二点確保のルールは守られているか。
- ピッチヘッドは腰より高い位置にあるか。
- ハンガーを使用する際は荷重許容方向に適合した種類のものを使用しているか。
- バックアップアンカーおよびライフラインに荷重がかかっていないか。
- シェアードアンカーは、2点のアンカー両方に荷重がかかっているか。
- 作業従事者の位置が上下関係になっていないか。
- 最初の支点に戻るまで自己確保をとった状態を保っているか。
- ディッセンダーはメインロープに取り付け後、運用開始前に動作確認を行っているか。
- ハチなどの有害生物はいないか。
- メインロープを作業個所の情報の異なる2つ以上の堅固な支持物に緊結しているか
- メインロープが切断の恐れがある個所とメインロープとの接触を避ける措置が講じられているか。(リビレイ、ディビエーション)
- リビレイに使用する支持物は堅固か。仮荷重テストを行って合格したか。
- 中間セットの構築方法は適切か。
■ロープの使用状況に関して
- 擦過箇所はないか。ロープに損傷はないか。
- ロープが絡んでいないか。
- ロープガードがズレてきていないか。
- ロープに必要以上の弛みがないか。
- ジョイントの二点ルールは守られているか。
- ノットは正しく結束されているか。
- 下降時は、制動側のロープを握っているか。
- 制動側のロープを離す場合は、ハードロックされているか。
- 下降スピードは1m/2秒以下であるか。
■スリング チェック
- スリングのノット、ヒッチの荷重方向は適切か。
- スリングを結束する際にノットは正しいか。
- スリングを結束する際に材質が違うもので結束していないか。
- カラビナ チェック
- カラビナ同士で接続していないか。
- 安全環は閉まっているか。
- カラビナに指を入れていないか
- 負傷者、体調不良者はいないか。
- 残置物はないか。
- 作業前の状態に復帰できているか。
- アンカー打設時は、埋戻しをしているか。
【分子栄養学】マイキンソーより、マイクロバイオミー
■ マイクロバイオミーにヒントを得て、必要な腸内細菌を特定してみた
慢性疲労 = ビタミンB群欠乏
鬱 = たんぱく質
多品目の食品アレルギー = ビタミンD
という結果で、大体、摂取するサプリが固定化してきました。日本人は消化力がそもそも強くないのです。便の量は欧米人の3倍だそうですから、栄養の面で、腸内細菌に助けてもらう率が高いのではないかと思います。
1)ビタミンC 1000㎎×3
を死守中。ストレスを感じたらすぐさまc。なぜなら、哺乳類=人体は、ビタミンCの合成能力を失いつつあるため。万人に必要なビタミン。
・糖質過剰を辞める
・たんぱく質不足を辞める
・グルテンフリーの実践 小麦を断つ
【世界情勢】日本とアメリカ、韓国…ローカルジムとトップクライマーコラボによる開拓
■ インスボンに行って分かったこと
それは、
・韓国では米国文化の浸透度が日本より高く
・韓国では、アメリカ社会に日本より近く、貧富の格差がより大きく
・韓国の政治は、完全トップダウンで、民主主義的ではないため、白雲山荘は一方的に閉鎖
で、韓国のほうが、権威主義社会&アメリカナイズされている、ことでした。
■ 比叡の方へ、インスボンのボルト配置は良いです。
https://iwatosawa.com/insubon/
海外のクライマーも多く訪れるインスボン。一方で国内クライマーの事故すら絶えない比叡。
どうしたもんだかね…。国内クライマーも韓国のほうが登りやすいのではないかな。経済的にも岩場的にも。
岩場は国策でボルト整備されていました。それでも、ヘリ飛んでいましたけど。
宮崎県は、アウトドアアドベンチャーツーリズムで動き出していないがお隣大分はすでに動いている。
個人的には、海外のお客の流入を狙うより、日本の地元の人々が楽しむための岩場が良いと思うんだが。
比叡は、というより、九州は全体的に権威主義的でした。
女性はそれをうまく回避するために、男性を立てる、というだけみたい。
日本の権威主義は、アメリカナイズではなく、封建主義。いまだ江戸時代。
■西先生の防衛費比較
ーーーーーー
米国防省の資料によれば、2000年度に日本が差し出した、駐日米軍負担金額は、群を抜いて世界一で、
50億ドル(当時の約5,000億強)。
一方、北朝鮮と戦争状態にある韓国は、駐韓米軍に国防の重要責任を背負ってもらっているにも関わらず、
日本の六分の一
なのにです。
日本に駐留している米兵の総数は
4万人。
つまり、単純計算で私たちは、国民の税金で、日本に駐留している米兵1人につき、
年間1,000万円以上
支給していることになります。
この状態を
「国辱」
と呼ばないのは、日本だけ…。日本の若者は、このような日本を誇りに思うのでしょうか。
私たちは、このまま
米国の犬
に成り下がったままでいいのでしょうか?
それに、これ以上に大きな問題があります。
それは、実際これだけの費用を払っても
アメリカが日本を守ってくれるのか?
守れるだけの力が残っているのか?
ということです。
ーーーーーーー
■ トランプは守ってくれない
アメリカファーストなんだから、守ってくれない。というか、アメリカこそ借金大国で、人ん家を守るなんて、そんな体力ありません状態だと思われ、
どうしたら、日本は自国を守ることができるか?を考えないといけない。
→ ローカル岩場は、どうしたら自分たちの岩場を守れるか?考えないといけない。
似ていますね。
グローカルという言葉がありますが、グローバルな視点を持って、未来を予想し、ローカルに活動しようという意味です。
日本の未来は欧州にあり、欧州で最も先を行っているのは、イギリス?スイス?おフランス?欧州はどこも景気が非常に悪いです。日本の地方と同じです。
日本の未来は欧州にある。としたら?
グローバルをローカルに持ってくる…ってことです。
つまり、スイスの在り方を日本に持ってくる。日本の岩場がある田舎では、ほとんど無料で楽しく岩に登れ、コストもほとんどかからないという生活が作れたら、日本人は、たとえ経済的には貧しくても、それなりに幸せに生きていけるのではないでしょうか?
ほとんどタダみたいなチョークにお金をかけさせようというのが
エスキモーに氷を売る商人アメリカ
のやり方なので、要するに水や空気にまで課金しかねない、アメリカの強欲魂。
クライマーにコンペクライミングを押し付けようというのは、ちょっと
アメリカ的発想
だったんでしょうねぇ… と、コンペクライミングを見て思うのでした。
戦わせて勝ったら、お金をあげようというのでは、闘牛の牛と同じ立場では?
■ ローカルクライマーの開拓
小山田さんのローカルクライマーを巻き込んだ、開拓の報告が上がっていたが…
そういう風に
地元の人がクライミングとともに生きれる社会づくり・地域づくり
が楽しくていいのではないかと思います。
グレードは上げるのではなく、下げる。下げないと誰でもは登れないです。まぁアメリカの前例を見ると、下げても5.2程度だと思いますが…。5Aと5Cでは大違いです。
日本は、グレードを上げることしか考えていなかった=競争しか考えてこなかった=登る喜びを多くの人と分かち合うことには無関心だった。
というわけでした…
今までの日本のクライミング界では、
開拓 = レジェンドクライマーの特権
みたいになっている。
特に、昔のアルパインの伝統ではそうなっていますね…。
古い皆さんは、開拓手法を若い人に伝えることを頑張ったらどうでしょうか?
https://www.fortunetakakura.com/