たぬき |
去年、瑞牆だけの専門的なトポが出たことで、一気にクライマー人口を増やした瑞牆山。
瑞牆山は、不思議な山で、一般登山者にも人気があり、大型バスで、わんさと登山者が押し寄せてもいる。日本百名山に指定されていることもあるが、山容に特徴があるということもある。
そう言う人たちは瑞牆がクライミングで有名な山とは、全く知らない。
クライマーはクライマーで一般登山で瑞牆に行くことはない。
両者が超ニアミスしていて、接点がないと言う、不思議な場所が瑞牆。
私は瑞牆は、この辺の森の様子がとても好きで、気に入っている。
■ お魚釣りにも
先日(6/26)カサメリ沢に久しぶりに行き、2年ぶりに狸5.10aにトライ。
が、やっぱり最後の一手が遠く、登れず、残念だった。上手になったね、と言われるフリー。でもやっぱり、リーチが遠いものは、遠いものらしい。スキル関係なし、な課題もあるということか。
その後、ワイドをしたくて、入口岩に行った。
以前5.9だと思ってトップロープで登った、ワイドの課題…”あげこまる”へ行った。
が、新しい百岩場では、5.10aになっていた。前は5.9だと思って取り組んだのだった…
なるほど、5.10Aだったら、初めての時に、途中までしか登れなくても、仕方があるまい、という感じ。あの時は、足のスタック技が勝手に出てきたが…
今回は、雨上がりの為、クラック内がぬめっていたらしく、相方が青くなり、怖がったので、カムエイドで、敗退してきてもらった。
あげこまる |
裏からトップロープ掛けれないか、偵察したが、途中までは4級程度でのぼれそう。しかし、その後が、支点がなく、危険でカムも残置になって、一度登ってしまうと降りれない典型的な場所だったので、結局、あげこまるは登れず。
結局、下りて、魚釣りに終始した。
…という一日になったカサメリ沢だった。
久しぶりのカサメリ沢は、とても気持ちが良かった。
しかも、岩魚は大物がいそうで、一度は尺ものもかかった。
サンショウウオ |
レーザーズエッジ 見るだけ |
植樹祭広場からのほうが景色が良い |
色がついているのは、保護色に同化しているため |
これが |
こうなった… |
岩魚酒はベースは辛口で |
この情報を広げてしまうと、もしかするとクライマーは、みな魚釣り師に化けてしまうかもしれないが… このブログの読者は今のところ、20数名程度なので大丈夫だろう…(笑)。
植樹祭広場のほうの岩場のアプローチは、釣り師の踏み跡と紛らわしく、釣り師を見るが…、カサメリ沢では通常クライマーしか見ない。
カサメリ沢で釣ったのは、我々だけではないか?と思う。
私は餌の虫取りで貢献した(笑)。
カサメリ沢は、先輩が連れて行ってくれた思い出の場所。良い思い出が一つ増えてうれしい♪