2024/09/03

【内省】何がたのしいんだっけ?

今朝は、早朝の目覚め。

■安眠について

夜寝る前にストレッチを充分しないと、寝ている間に休まらない。体があちこち凝っていて起きてしまう。ところが、寝る前は別に凝っているとか実感がない。

■クライミングジムのクライミングについて

クライミングジムでのクライミングは、普通に登れば、ただ楽しいだけだ。

が、ムーブを考えたり、取り組み、になってしまうと? 別に楽しくない。正直、言えば、外の岩登りのほうが10倍くらい楽しい…んだが。

外での岩登りに必要だと言われるから行く、ということになって、そこがやっぱり不満の種かなぁ…

行かないと強くならない、とか、うまくならない、と言われるんだが、強くなりたいとも、うまくなりたいとも思っていないのになぁ~という感じというか…。

いったい、それって誰の思い?みたいな?

ホントに、いったい、誰が強くなりたくて、いったい誰が上手くなりたいんだろうなぁ…?

それは私じゃないんじゃないだろうか?

たぶん、甲府時代は、私が登りたいのではなくて、私をビレイヤーにしたかった人が登りたかっただけなのではないだろうか?

私はただ楽しみたいのに?みたいな? なんか急かされ感あるよなぁ。

ただ楽しむ、急がずに楽しむ、ということが欠けているように思うんだよなぁ。

なんでなんだろ? 

■ 楽しいということについて

では楽しいとはどういうことか?

昨日はとても楽しかった。

ロージックという花屋さんで、フライングリースというのを頼んであったので、引き取ってくる用事があったんだが、その前にヒカルロースターに立ち寄って豆購入。

朝に飲むコーヒー豆のエチオピアが今深入り豆しかなく、浅煎りのおいしいのを買いたいと思っていたので、光るコーヒーというロースターさんに出かけた。そしたら、コーヒーの淹れ方を丁寧に教えてくれたり、いろいろロースター業界がコーヒー豆の価格が上がって大変だという話で盛り上がった。

コーヒー業界の話がとっても楽しく、一杯のコーヒーを楽しんだ。

その後、ロージックさんに行って、小一時間は、おしゃべりしていたと思うんだが… 

つまり、おしゃべりが楽しいのかなぁ?

でも、私は別におしゃべりなほうではない。何かを探求する会話は好きなんだが。 

ジムでは、クライミングの話題だったら、だいぶしゃべれると思うんだがな…。

ジムで登ってる人は外の岩は登らない人が多いから、共通の話題がないんだよなぁ。

■ 外ボルダーについて

ジムクライマーの定番入門クライミングは、外ボルダーらしいのだが、足首を、アキレス腱を切った者には、ランディングが再断裂が怖くていやだし、ビレイヤーなしで登れますよとか言われても、じゃ6級が充実しているボルダーって知っています?と聞いてみたら、

「いや、そういわれると難しいけど!」という答えで、

そうだろうと思った。

■ ボルダーの級について

ボルダーは、そもそも外岩でも1級からのスタートである。

外ボルダーの一級はアイスクライミングの4級と同じだ。そもそも初心者でもこれくらいなら登れるでしょう、というのがアイスの4級だが、外ボルダーの基準岩は、エイハブ船長1級で、基本的に、若い男子だったらこれくらい一日あれば登るでしょう、というのに1級が付いているのである。なので、若い男性で、1級が登れなかったら、俺は平均以下だ、という意味。

私はアイスクライミングは、本当の1回目以外は、4級は当然だが登れていた。2度目から小滝育ちだ。それまでの普通の登山の蓄積で、登れるグレードに4級ってつけてある。アイスでは6級に行くまではムーブは不要だ。

フリークライミングの5.12も、日本人の一般的な大学山岳部男子つまり、18~22歳くらいのいきのいい男性が頑張ったらぎりちょん登れるってのに、5.12がつけてあるので、それ以前のグレードしか登れていない男性は、俺も18歳から比べて衰えたなぁという感想になるはずだ。

大体は登攀能力が落ちると言っても、5.11までで、5.9が登れないようには早々ならない…ってことになっているのではないかと思う。

そもそも、最初から5.12まで行かなかった男性たちもいると思うが…、昔はアルパインをやる人は、5.9で自慢になったそうなので、その時代の人は、5.9で自慢で、クライミングシューズで拓かれたフリーのルートにも、登山靴で来てしまうが… 

逆に登山靴で拓かれたルートでも、今ではクライミングシューズで登るのが、慣例なんだが…そういう慣例に厳しい目を向けるような人種…ということになる。もう…、ずいぶん昔の価値観と言えそうだ。それで文句言うような人は、もうダイナソーレベルかもしれない。

■ 女性とグレード

こういう感じで、アイスクライミングではグレードは、ユニセックスだが、フリークライミングでは、グレードは男性を基準に作られている。ボルトも男性の標準身長をもとに打たれている。 

したがって、男性がギリギリ感が出てくる5.12以上のルートでは、大抵が適正ボルト。それ以外のルートでは、大体がボルトが遠く、適正ボルトとは言えない手抜きルート。手抜きのルートに、著作権を叫ばれてもなぁ。ってところだ。

男性の標準身長に満たない女性は、5.12以下の手抜きで作られたルートで怖い目に遭うことになっているので、その怖い目をグレードに加担すると、5.12を登っている男性が出さなくてもよいズク…根性…を出さないといけない。

その女性が出さないといけない根性の量は、そのグレードでは出さなくていい男性には、たぶん、一生分からない。

そういうことがないのがアイスで、結構、平等なクライミングであるなぁと思った。

女性にもっとも厳しいのは、たぶんボルダーだと思う。

■ フルートブーツについて

クライミングシューズで拓かれたか、登山靴で拓かれたか?みたいな違いがルートにあると言ったが、トップクライマーの人たちでも、氷と岩のマルチにフルートブーツを持っていくみたいな世界に代わっている。

アイスクライミングのコンペに分厚いダブルのブーツとモノポイントとはいえ、アイゼンで出たのは、私くらいだった… 

私もフルートブーツは購入したが、あれ、使っていないんだよなぁ。使いたい。

というので、こんな画像が回ってきたので、あーあ、これをやろうとして、途中停止ボタンが押されたんだった…と思い出している。