2021/01/30

ピーキング

■ピーキング

ピーキングは、クライミング業界ではかなり普通の概念です。

ピーキングにクライミング史で最初に立ち向かったのは、吉田和正さんなのかなぁ…。

スポーツクライミングのコンペを除き、クライミングには、”試合”、がありません。

しかし、ある課題を落としたい(登りたい、登れるようになりたい)ときには、

 その課題に寄り添う

必要があります。例えば、カチっぽい課題なら指力を、被っているなら体幹&減量、などなど… 回復力の大小というのもあるので、上級クライマーになれば、一日のトライ数を絞ったりします。

吉田さんは、アップのあと2,3回のトライで終わりで、私はビックリしたのでした…。私はまだ量を稼いでいるクライマーだからです。一緒に行くクライマーと、そういう量を稼ぎたい時期か、厳選した、いくつかの課題を登りたいだけか、というので、方針が合わない…ということが良く起こりますが、大体グレードを合わせていれば、ミスマッチは起こりにくいです。

易しいのをじゃんじゃん登りたい初級クラスのクライマーと、RP狙いの一本だけクライマーでは、一緒に登るのは難しくなります。

まぁ、吉田さんクラスになると支点が高いので、私のニーズも分かっていたなぁと思います。

中高生ではないクライマーであっても、良いパートナーとの出会いが命運を決めるということですね。


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