2018/06/17

見晴らし岩 

今日は岩、なかなか楽しかった。

前回鬼が鼻の岩場に行ったとき、帰りについでで立ち寄った見晴らし岩。ここは見るからに易しく思え、トポを見ても、軒並み5.7~5.9が多く、5.10b、5.10c、5.11a, 5.11bがひとつづつ。これは私向き~と、ときめいた。しかもペツルだし!

ところが…朝一で取りついた5.9、1ピン目からが取れず、上がれず…(汗)。これほんとに5.9なの?!というスタート…1ピン目では落ちたくない…というので、敗退し、ヌンチャク残置。右手スローパーの左足立ちこみでした。うーん。いいホールドが欲しい。

ルート情報
ルート4. (5.9、14m、ボルト4本)
 フレイクを利用して一段上がり、バンドを左上し穴状のホールドを取る。ここから右のクラックへ移る。
 そのままクラックを伝い、上部で左へ出てハング下の小テラスへ這い上がる。

ルート5. (5.10a、13m、ボルト5本)
 フェイス左に引かれたライン。見た感じよりも悪く、特にハンドホールドに乏しく手を焼く。全体に気を
 抜けない動作が連続するが、上半部のダイクを越える辺りが核心部。

レベルを下げて、ワイドクラック付近の5.8へ。まぁ、これは何とかMOS。ふむ~。のっけから調子が出ないんですが。

8. アンダーホールド(5.8、30m、ボルト9本 )                           主岩壁左端に引かれたライン。フェイスを3m登り、一旦、テラスに立つ。ここからワイドクラック   を登った後、緩傾斜のフェイスをたどり、外傾テラスに出る。ついで、ハング下をアンダーホールド   伝いに左上し、左端を乗り越える。ここが核心部。

5.10bとかいう課題も、これほんとに5.10bなのかなぁ、という難しさ…2ピン目から3ピン目のワンムーブが…。縦の甘いカチホールドをもって足を上げるのが上がらないです… ここは隣のルートに逃げてしまいました。

ルート3. (5.10b、30m、ボルト10本)
 岩壁の中間部分に帯状のオーバーハングが走り、これは登攀不能を思わせる。しかし、中央が段違いに
 なっているので、この部分に形成された凹角をフリーで抜けることが出来る。まっすぐ岩場の頂上まで抜
 けるラインは、爽快であり好ルートと言える。取り付きより下部ハングの右端を目がけて直上する。2本
 目のボルト前後のフェイス部分が技術的核心部となる。クラックを伝って凹角に入り、これを左に抜け  る。空中に浮いた感じがして、高度感が素晴らしい。一旦左のカンテに立った後、右の壁が被った凹角  を左上し、右のフェイスへ移る。後は傾斜が落ちて容易となる。

まとめ
ルート8 5.8 MOS
ルート4 5.9 敗退
ルート3 5.10A RP

■ TR

5.11Aのどっかぶりは壁を使ってステミングで登れば、5.10Aだそうだったので、それでトライ。岩を押して登れると楽。上のほうも微妙なスラブでした…

ルート7. (5.11a、14m、ボルト5本)
 オーバーハングの右端を越えるルート。ハング下テラスよりハングの右端目がけて登り、頭を押さえられ
 たところで、左へ身体を振り込んでハング上のホールドを取る。ボルトはハングの右側壁にあるので見落
 とさない様に。ガバを掴んでしまえば一気に身体を上げるが、それまでの体勢の保持が悪い。

■ まとめ

結局、易しいと思ったのに、結構苦戦したんでした(笑)。軒並みオンサイトする気で、今日は数を打つぜ!くらいな気持ちでいったのになー。

しかも、そんな調子だったので、あまり行動食を持って行っておらず、頑張ったため、おなかがペコペコに。パンとおにぎり1個では… というので、帰りのお蕎麦食べてかえりました…

岩は見た目ではないのかも…。というか、まだ岩を見る目が、ちゃんとは育っていないみたいです。

帰りは、近道で帰りました☆


おまけ。三瀬温泉 お蕎麦400円

後日談: この岩場は開拓者の意向でとてもグレードが厳しいことが後日判明