スタティック=伸びない=補助ロープ用
ダイナミック=伸びる =クライミング用
★スタティックをリードのクライミングに使用してはいけない
■ 使い方の種類
①シングル
・一本で使う
・スポーツクライミング
・もっとも一般的
・径は9.0mm~10.0mm
②ダブル(ハーフ)
・二本束ねて使う
・支点が分散する。
・マルチピッチやアルパインでよく使われる
・ロープ操作が煩雑になる
・径は8.0~9.0mm
③ツイン
・2本を1本として使う使い方
・アイスクライミングで使われる
・ダブルより軽量
・下降に便利
・径は7.4mm ~ 8mm (細い)
■ 用途にあったロープを購入しましょう
人工壁などのスポーツクライミング → シングルロープ 30m
フリークライミング(外岩) → シングルロープ 50m、または60m
アルパインクライミング → ダブル 50mまたは60m
ダブルを購入する場合は、ザイルパートナーと
色違い
同じ径
同じ長さ
になるように購入します。 一般にクライミング用品全般に言えることですが、何を購入すべきか理解できるようになったときが購入しどきです。
アルパインを目指す人は、50mのダブル1本は最低所有しているのが普通です。最近は60mを所有している人も増えてきているそうです。
■性能
・衝撃荷重 : 値が小さいものほど衝撃の吸収力に優れている=よく伸びる →リード向き
・伸び率: トップロープでの使用が多い場合はこの値が低いロープの方が扱いやすい
・外皮の厚さ: 厚いほうが耐久性が高い。通常は40%
・外皮のズレ: ラッペルがある場合はずれがゼロのもの。
・コーティング: 外岩で使用する場合は重要。
・しなやかさ: しなやかなほど操作性が高い。
(『クライミング用具大全』より抜粋要約)
■補助ロープとは?
・8㎜以下の細い径のもの。
・リードでは使わなくて、傾斜のないところで万が一に備えて使うもの
■ 新しいロープには新しいビレイデバイスを
新しいロープはより細く高性能=古いビレイデバイスとは合わない
・8㎜以下の細い径のもの。
・リードでは使わなくて、傾斜のないところで万が一に備えて使うもの
■ 新しいロープには新しいビレイデバイスを
新しいロープはより細く高性能=古いビレイデバイスとは合わない
http://column.kojitusanso.jp/ksguide/2010/08/post-20.html
http://www.youtube.com/watch?v=-bTbJczTYSE
■まとめ
アルパインを志す人は、最初にダブルのロープを一本買います。ザイルパートナー同士で一人一本持ち寄って、山行が成立します。