原文: イランが日本に抱いていた幻想が消滅した、ということなんだけど、まあいずれはこうなる。日本国内では、欧米人以外に四方八方喧嘩を売るスタイルが「素晴らしい外交」という設定になっており、学者がそれを批判しようものなら、軍事評論家と国際政治学者の方々に「馬鹿で闇落ちした親露派の老害」として罵倒され、「なめんなよ」と威嚇される、という仕組みなので、どうしようもない。
応用:アルパインクライマーが、アルパインに抱いていた幻想が消滅した、ということなんだけど、まぁ、いずれはこうなる。アルパインクライミング界では、「制動確保=流してとめる」や「脆いところを登るのがアルパインだ」が、「素晴らしい技術」「素晴らしい登攀」という設定になっており、現代の新人がそれに疑問をさしはさもうとしようものなら、ベテランを自称する人たちに「分かっていない新人」として罵倒され、「一ノ倉すら登れないおまえに言われる筋合いはないね」と威嚇される、と言う仕組みなので、どうしようもない。
これでは死に向かって突き進むことになり、それが分からないよほどの「バカ」か、よほどの「お人よし」以外は、アルパインなんてやらなくなってしまう。つまり、これがアルパインクライミングが廃れた元凶なのである。
死に向かう論理への同調圧力。