■ 一気に良くなった帯状疱疹
『がんが自然に治る生き方』を読んだ。なんとなく、元の自分に戻る感覚があった。
ホットタオルを患部に当てるのを辞めて、カイロを腰に貼ったら、なんかよく寝れて、ピリピリした神経痛も引いて、今朝は、すっかり良くなっている実感があった。帯状疱疹は枯れる系のものです。
ちなみに今回の帯状疱疹は、父とA木さんへの怒りの表出だと思います。
■ 枯らす…きっかけ トシゾーさんが来てくれたこと
感情は、執着するのではなく、枯らすことに意味があるんだが、枯れないのは、語らないからだろうと思う…。
去年の今頃、トップクライマーの佐藤ユースケさんと登っているトシゾーさんが、訪ねてきてくれた。話の中で、白亜スラブでのパートナーのA木さんのことを聞いてきたんだが、
「やっぱロープは60mだね!」のセリフをトシゾーさんが聞いて、”A木さんは考え方そのものがおかしい…”と、彼はすぐ気が付いた。
やっぱり…。だよねぇ~。なんかトシゾーさんの同意を得て腑に落ちた。
いくら弟かわゆしの私でも、こんな奴と登っていたら命はいくつあっても足りない…。
そのトシゾーさんの様子を見て、やっぱりこの返事で、彼のアホさがついに露呈していると私も思ったんだが、トシゾーさんが裏付けをくれたと思った。つまり心理カウンセラー役。
私が、”自分自身の心理カウンセラー”として、気が付けなかった、
小さな場面緘黙
に気が付いたんだよなぁ…
あの場面は、めちゃ怒るべきシーンであった・・・。が、最もひどい事態を想定していたので、とりあえず生きていたことに、ほっとしたのだった。
その怒りが、今頃表出したのが、今回の帯状疱疹である。抑圧がどれくらい強いか?を示すのだと思う。
■ あまりにアホすぎるので、指摘したら、相手に悪いという気持ち=場面緘黙
その場面緘黙の理由は、”あまりにアホさが明確なので指摘したら、失礼かも…”、という気持ち…だ。
なぜなら、そのピッチ、25mと35mで、持っている50mロープでつないだら、途中でロープが足りなくなることなど、登る前から分かっているからだ。
登山で、4時間かかる尾根に、9時出発するのと同じだ。いわゆる、”あのバカまたやったぜ遭難”。
そして、50mしかロープはないのに、現在いるところは?終了点まであと3m。
ということは?どういうことなのか?その時点でも、どうも考えなかったらしい…。
最初からトポ見て知っていたら、25+35mは60mなんだから、50mのロープで60mまであと3mの地点にいたら、セカンドの私がビレイポイントから上がってくれたんだと分かる…。つまり、セカンドの技術力で、リードのケツを拭いてくれたんだと分かる。それが分からないということは?
逆説的に言えば、彼は”トポすら見ないで来た”ってことだ。どんだけ~? え?10年登っている人に、そこから教えないといけないの?だ…。
どーりで、どうも考えている人が私だけっぽい感じだったんだよなぁ…。
■ さきゆきの見通しがない人のしりぬぐいをする人生を歩んでいる
どうも、私の人生は、このように考えていない人のしりぬぐいを、あとからしてやっているパターンになっている。
母の時も、母は見通しなしに子供を3人も生んでしまい、結局、下の二人の子供の”子育て”をしたのは、たぶん長女の私。
父はひと時の快楽に逃げて子供を3人も作ったにも関わらず、ボク知~らない!としたために、結局、落とし前を付けたのは、母とそれぞれの子供たち。私なんて、祖母と妹まで仕送りしてる。
■ 世間の善は役立たない
それでも、仏教は、親は生んでくれた恩があると、一般論的には言うんだが、どうも個別では違うらしくて、納得いかないと思ってスマナサーラ長老に直々に聞いたら、やっぱり、徳は私に落ちたんであって、親が、できた子供を自分の成績表として、”よくできました☆”と花丸ハンコをもらうものではない。
親がサボれば、子は賢く育つしか選択肢がないが、だから、サボった親の育て方が良かった、と言うわけではない。
同じことで、パートナーのA木さんがセカンドの私に助けられて登った白亜スラブは、彼の実力相応のルートではない。
この行為を特に悪いことと自覚していないことから判断すると、たぶん彼の今までの登攀履歴がほとんど全部そうだった、のだろう…。実力がかさ上げされているのだ。
それにも関わらず、リードしているから俺のルートだ!というのはおかしい… むしろ、彼のリードは、セカンドのおかげでリードに花を持たせてもらっている系だ。
教訓:リードしているからと言って、そのルートをきちんと消化して登れているとは限らない。高い倫理観を持って登っていないと、トンデモリードを、登れた判定してしまう。
私もちゃんとしたルートをマルチピッチでリードしているが、客観的に自分の力を評価している。
当方の記録:https://allnevery.blogspot.com/2019/01/hyugami-benzaiten-iwa-east-ridge.html
一方、彼のルート自慢は、だれか先輩や、後輩のセカンドでも、しりぬぐいができる人に、花を持たせてもらった、底上げの山だったわけだ。
■ 場面緘黙を治す
この場面緘黙…あまりに事実関係から、明らかになった事実がバカっぽいので、あきれて声もでない=黙る…が起きたのは2度目だ。
最初は山梨アルパインクラブの会長さん。
「なぜ〇〇さんには、ほかの男子と組ませないんですか?」@人工壁
「〇〇さんにけがしてほしくないから」
→ え?その答えって、今その男子と組んでる私はケガしてもいいってこと?
回答したご本人は自覚がないようだった(汗)。
その後、この会長さんが女性に恋をしているために、せっせとルートに連れ出しているということが分かったんが…。
他にも彼がその女性のぞっこんであることを示す会話があったんだが、それは省略する。地元では女性にお熱を上げるのは3人目みたいな感じで、周囲の人は周知のことらしかった。
私のように技術志向、スキルを追求型の人は、集中力がありすぎて、脇が甘くなり、そうしたことに気が付かないで、気が付いたら巻き込まれている、ということになっているかもしれない…(汗)。
■ 80代の水泳指導者がロールモデル
女性の世界の水泳はいいなぁ~と、最近ひしひしと実感中。
水泳の先生は、80代の丸林先生で、今度、編み物教えてくれるそうです。
この丸林先生みたいな人になりたいなと思っています。
さて、この場面緘黙をどう治そうか?
今習っている、上手な伝え返しで治せると思うのですが、このシーンを再現してくれることができるカウンセラーがいない。これはクライマーじゃないと内容の意味が分からないからだ。
シナリオライティングの技で治そうかなぁ…どうしたらいいかなぁ…。